プレミアにモウナチオが帰ってきた! ~マンチェスターU×チェルシー~

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<プレミアにモウナチオが帰ってきた! ~マンチェスターU×チェルシー~

"あの男"がロンドンに…プレミアに戻って来ました。

世界中のブルース達が「あの黄金期よ再び」という事で今季は開幕前から鼻息が荒いのも納得です。
2度目となるチェルシー就任で今度はいかなるチームを作ろうというのか-

きっと多くの人が注目している事でしょう。

そこで今日は先日のマンチェスターU×チェルシーのビッグマッチから
モウリーニョ就任によってチェルシーはどのように生まれ変わろうとしているのか?
そしてモウのせいですっかり脇役に追いやられてしまった感はありますが(^^;
こちらも「ネクスト・ファギー」の幕開けとして新監督モイーズがユナイテッドの第二章をいかにスタートさせていくのか?

勿論、我々日本のファンとしてはもう一つ、香川の立場はどうなっていくのかも気がかりですよね。

今回のマッチレビューではそこらへんに注目しながら試合を分析していきたいと思います。


<モウリーニョは三銃士がお嫌い…?>
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ユナイテッドは開幕戦に引き続き香川はベンチへ。

モイーズは開幕戦でスウォンジー相手に中盤でのポゼッション勝負には付き合わず、
ウェルベック、バレンシアらタフな選手を前線に並べて前プレを敢行。

後ろから丁寧につないでくると分かっているスウォンジーのビルドアップに圧力をかけ
手数をかけないショートカウンターから最後はVペルシーの決定力勝負で快勝しています。

そのあまりに「これぞプレミア!」な4-4-2と潔い程の脳筋サッカーから
「やべぇ・・・香川の居場所がねえぞ・・・コレ」と早々に日本のファンを不安にさせていましたが
この試合では布陣こそ4-2-3-1に戻したもののトップ下に置かれたのはルーニーで
その両脇を固めるもバレンシア、ウェルベックの強面コンビ。
第二節にして香川ファンには早くも絶望感が漂ってきました(笑)

(モイーズの香川の起用法については後ほど詳しく)


対するチェルシーはDルイスの怪我による欠場もありテリーとランパードがモウリーニョの元で再び地位を取り戻しつつあります。

反対に昨季までチームの絶対的な司令塔であったマタは開幕戦に続きベンチという驚き。

戦術的な問題なのかそれとも移籍を含めたナイーヴな事情なのか詳しくは分かりませんが
もしモウリーニョが純粋にマタをベンチに下げているのだとすれば理由として考えられるのは
オスカル、アザールとの比較で最も守備力が低い事ぐらいしか思い浮かばないのだが…。

このユナイテッド戦で見せたサッカーと併せて考えるともしかするとモウリーニョは
昨季までこのチームが見せていた2列目の「三銃士」によるパスワークがあまりお好みでは無いのかもしれない。

余計な手数をかけずにシンプルに縦へ速い攻めを望んでいるのだとすると、
マタのベンチも一応の納得だが・・・・個人的には勿体無い感しかない(笑)

(ベン○ル、アッ○グリ『よし、ウチが引き取ろう』)


加えてもう一つの驚きはトーレス、ルカク、デンバ・バというCFの手札がありながらモウリーニョはいずれも使わず、
シュールレの「0トップ」できた事だ。

これは手札にベンゼマ、イグアインがいながら結局最後まで理想のCFを見出せなかったマドリー時代を思い起こさせる。

この0トップ布陣が伝えているメッセージは要するにチェルシーに今ある手札には理想のCFが見出せないという結論だろう。
もしかするとその理想のピースはこの試合で赤いユニフォームを着ていたのかもしれないが。(爆)
(と思ったらエトーさんが来ただとー!?)


<プレミアらしさとの決別>

試合は開始早々から我慢比べの様相を呈する。

チェルシーは守備の際、4-4-2の3ラインを形勢するのだが
モウリーニョは前線のシュールレとオスカルにキャリックとクレバリーをマンマークするよう指示。

【モウリーニョのキャリック潰し】
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・・・そう、昨季マンUの独走を見ながら個人的にも「何故プレミアはキャリックにマンマークを付けないのか?」と疑問に思っていたのだが、
明らかに今やこのチームの攻撃タクトを握っているのはキャリックである。

キャリックを野放しにしておく事はマドリーで言えばアロンソを放置している事と同じだし、それがユーベならピルロになるだろう。

↑の画像は左上のタイム表示を見ても明らかなように前半4分のシーンからなのだが、
さすがはモウリーニョ、7年のプレミアブランクがあってもいきなり抑えるべきところはしっかりと抑えてきた。

(そもそもプレミアはユナイテッド相手に真っ向勝負し過ぎwww まあ、それがプレミアの魅力でもあるんだけどね…(^^;)

これでユナイテッドのビルドアップはヴィディッチとリオが担う事になり、これだけでその質をかなり落とす事に成功していたと言える。


ところが守備では成功していたチェルシーも攻撃では稚攻を繰り返してばかりになってしまった。

チェルシーの攻撃は基本的にラミレス、ランパードあたりから中盤は経由せずに縦1本のパスを裏に放り込んで1トップのシュールレを走らせるというもの。
ところがシュールレはそういうプレーを得意としていないし、そもそもデブライネと併せて新加入の2人がいきなりの0トップ戦術で機能するはずも無かった。

マタを起用せず、オスカルの頭上をボールが飛んでいくチェルシーの攻撃に貫かれていたのは
「中盤でリスクを冒さない事」ただそれだけだった。

確かにモウリーニョの視点に立てば「引き分け上等」は偽らざる本音だろう。
まだ開幕第2節の段階でチームは定石通り守備から手をつけたものの、攻撃はノータッチで新加入選手も多い。
まだまだこれからが長いリーグ戦のレース展開を考えた時、オールドトラフォードでの勝ち点1狙いはむしろ定石通りか。

…そう、モウリーニョの選択はいつだって正しい。
だが、それ故にこのビッグカードは真っ向勝負が売りのプレミアらしい試合とは決別していく事になるのだが…。


<プレミアのトップ下に求められるものとは>

ユナイテッドはキャリックとクレバリーが抑えられビルドアップの質が大幅に低下中。
一方のチェルシーもシュールレ、デブライネの新加入組が機能せず、オスカルは頭上を越えていくボールを眺めるだけ。

となるとチェルシーの攻撃はアザールの個人技が頼みの綱になるのだが、
これもユナイテッドの右サイドに配置されたバレンシアの驚異的な運動量&守備力が抑え切っており、お互い詰め将棋のようになってくる。

・・・この膠着状態を打ち破るにはどこかで変化を加える必要があるのだが、
奇しくもモイーズ、モウリーニョが導き出した答えはピタリと合致するものだった。


まずモウリーニョだが、ラミレスとランパードのパスが無駄にユナイテッドボールになるだけの現状を見かねて
攻撃の際はオスカルをボランチの間に降ろして一時的に3センターの4-3-3になるよう修正。

【ボランチの間に降りてくるオスカル】
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これで中盤からのパス出しは多少マシになるのだが、相変わらず前のアザール、シュールレ、デブライネがユナイテッドの守備陣に消されていて、
本来中盤の底で一度散らしたボールをゴール前でオスカルが再びリターンを受ける狙いのはずがボールが一向に返ってこない。


今ひとつピリッとしないチェルシーを尻目にユナイテッドはキャリックとクレバリーが抑えられているならば…とルーニーが積極的に中盤の低い位置やサイドに顔を出して攻撃の起点として機能し始めた。

…そう、モイーズとモウリーニョが行った修正は「トップ下を動かして起点にする」という点で合致していたのだが、
結果に大きな違いが出たのはトップ下に置かれた駒の違いによるものだ。

それではルーニーの積極的な顔出しがユナイテッドの攻撃を潤滑にしていく様子を検証してみよう。

【これがプレミア最高峰のトップ下だ! (ルーニー)】
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局面は左から右に攻めるユナイテッドの攻撃。

ここでは左サイドに流れてボールを受けたルーニーがまず攻撃の起点になります。

(こういう時、ルーニーの代わりにCFの仕事が出来るウェルベックが左SHに入っている利点は大きい)


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ルーニーはドリブルでチェルシーのDFを2枚引きつけてからフリーになったクレバリーへパス。

(ドリブルで自分にマークを引きつける事によって味方からマーカーを剥がす)


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ルーニーによってマーカーから開放されたユナイテッドのボランチコンビ。

クレバリーからキャリックを経由して、得意のサイドチェンジ。


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ボールが右サイドへ展開されると、ルーニーは再びゴール前へ


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これでチェルシーの守備ブロックを深い位置まで押し込んでからバレンシアは再び顔を出したクレバリーへ。
(クレバリーは展開力ではキャリックに一歩譲るものの、こういう場面で必ず顔が出せる非常に気の利いたプレイヤーだ)

と同時にクレバリーが前を向いてボールを受けられるのを見てVペルシーが右へ流れてルーニーの間受け用のコースとスペースを空けている。


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狙い通りルーニーへ楔のタテパスを入れるとクレバリーはパス&ゴー!

ボールを受けるルーニーへは左からラミレスも寄せてきており、普通ならばここは簡単にクレバリーへ落とせばいい場面。


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はい出ました!神トラップ!

ところがルーニーはこの僅か30cm四方のボール一個分のスペースで何とターンしながらも
ファーストタッチでラミレスが足の出せない置き所へ完璧にコントロール!まさに0スペースでの間受け!


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左に流しながら反転するとそのままシュートまで持って行ってしまいました。

香川よ・・・これがユナイテッドで求められる間受けだ。


オスカルが動いても今ひとつ攻撃が機能しなかったチェルシーと
ルーニーが動く事で一気に攻撃が活性化したユナイテッドとの差がここにある。

それは勿論ルーニーの超人的な個の能力(香川・・・乙)も去ることながら、
ユナイテッドにはルーニーの後ろにタテパスが通せるキャリック&クレバリーが控えている事が大きい。

翻ってラミレスとランパードにキャリックのような展開力は求められないだろう。


<見たか!これがモウナチオだ!>

ルーニーが神出鬼没の動きを見せ始めた事で試合は次第にユナイテッドペースへ。
だが、こういう時にジタバタ慌てないのがモウリーニョたる所以なのか。

モウリーニョはここで機能しない攻撃に見切りをつけてモウナチオを発動。

そもそも7年前のチェルシー時代、何故モウリーニョがプレミアで無敵を誇ったかと言えば
この人こそがサイド攻撃全盛の時代に「サイド封鎖」を完成させた張本人だったからだ。

プレミアリーグのサッカーと言えばとにかくサイドをガーッ!と走って折り返し、あとは空中戦で男の勝負!がテンプレ戦術だが、
モウリーニョのチームはサイド攻撃で失点をしないチームなのである。

SBは無理に上がらせずAコール&イバノビッチで蓋をした上にWG(またはSH)のプレスバックとボランチの挟み込みでサイドのエリアを完全封鎖。

その上で、仮にクロスを上げられても中からの崩しに切り替えられても慌てる事が無い。

何故ならいずれの場面でもゴールエリア内で2ラインのブロックを形成し、
危険度が高いエリアから優先的に消していくという役割分担がハッキリしているのだ。

この試合でもそのモウナチオの真髄がいたるところから窺えたので見ていくとしよう。

【中央からの攻撃に中に絞った2ラインブロックで対応】
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まず中からの攻撃にはしっかりと4-4の2ラインを絞る事でシュートコースと裏へ抜け出るスペースを消し、
反対にサイドを空ける事で一旦攻撃を迂回させる。

その上でサイドから上がるクロスへの対応も原則的に2ラインブロックで完璧にシャットアウトしてしまう。

【サイドからの折り返しにも2ラインブロックで対応】
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例えばユナイテッドが左のエヴラからクロスを入れる場合、ゴール前で4-4のラインを形成するのだが
この時最も危険なエリア、言い換えれば統計的に最もゴールが生まれる青で囲ったエリアにはほとんどスペースが無い。

これを可能にしているのがクロスを上げられたサイドから見て逆のWG(ないしはSH)がしっかりゴール前に絞る事で
最終ラインの4枚をゴールエリアの半分ほどの長さに密集させている点だ。


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見たまえ!この美しい守備を…!

ゴールエリアの幅でしっかりと4-4のブロックが出来ているではないか。

ユナイテッドは一見チャンスのように見えてエヴラがクロスを上げる前の段階で無理ゲーになっているのがよく分かるかと思う。

ポイントはボールと逆サイドのアザールがしっかりと戻っているのでAコールをここまで絞らせる事が出来ているというところ。


モウリーニョが来る以前のプレミアではここまでしっかりとゴール前の守備を体系づけて築き上げたチームは皆無だった。

そしてそれは7年経った今でも充分アドバンテージとして機能するようである。

結局ユナイテッドはこの試合25本ものクロスを放つが味方に渡ったのはその内僅か4本で
いずれも競り合いながらの苦しいヘッドやシュートブロックに遭い、決定機と呼べるものはほとんど無かった。


<モウナチオの天敵=間受け>

そもそも現在のユナイテッドの持ち駒を考えるとやはりサイド突破を念頭に作られたチームでは無い事が分かる。

最後にゴール前で仕上げを担うVペルシー、ルーニーのコンビは確かにクロスに合わせるワンタッチストライカーとしても非凡な才を持っているが、その持ち味を最大限生かそうと思えばやはり中央を突くタテパスがメインになるだろう。

モウリーニョがライン形成を意識した守備ブロックを敷くのならば尚更「間受け」は有利に働くからだ。

現在のユナイテッドが…そして前任者ファギーが目指した攻撃の形がよく現れているシーンをここで検証してみよう。

【キャリック⇒ルーニー⇒Vペルシーの縦のライン】
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局面は左から右へ攻めるユナイテッドが今まさにキャリックからルーニーへ間受けのタテパスが入れられるところ。

(キャリックはこういう間受けの顔出しを常に見ているし、狙っている)


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チェルシーは一度押し込まれた状態でラインを形成しているのでVペルシーとウェルベックにDFラインを牽制されると
空いたバイタルエリアに入り込むルーニーがどうしても捕まえ切れなくなる。

(勿論、その為のウェルベック起用であり、ここも狙ってルーニーに間受けをさせている)


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ルーニー得意のフリックパスに反応しているのは勿論Vペルシーただ1人。


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あれだけ強固に見えたモウナチオをたったパス2本で崩し切っているのがお分かりだろうか。

これが現代のトレンド「間受け」の威力なのである。

(その意味でもやはりキャリックを抑えに来たモウリーニョのアプローチは正しい)


それでもモウリーニョは最終的にミケル、アスピリクエタを次々と投入し最後は↓の5-3-1-1で逃げ切った。

【チェルシー (試合終了時の布陣)】
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「ここまでやるか・・・」(^^;という布陣だが、もはやこれで試合の狙いは一つにチームが意識統一されるのは当然だ。
いざという時にこういう潔い采配が出来るのも彼の強みだろう。

モウリーニョは望み通りの「勝ち点1」を手にしてオールドトラフォードを去る事になる。


<モイーズは無能か?>
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スコアレスドロー。同じ勝ち点1でもしてやったりのモウリーニョと消化不良のモイーズと。

なんだか微妙に白黒ついてしまった感じで、特に香川を最後まで使わなかった事と合わせて日本では
「コイツ・・・あかんのとちゃうか?」という見方が一層高まったように感じる。

結局、両サイドにガチムチのサイドアタッカー置いて脳筋サッカーに逆戻りじゃないか・・・と。


だがちょっと待って欲しい。
それはエバートン時代のモイーズを知らないが故の短絡的な見方ではないのか?

モイーズは決してプレミアの権化でもなければ脳筋サッカーの信望者でも無い。
むしろ手持ちの駒に合わせて最も適したサッカーを選ぶオーソドックスなタイプの監督だ。

それはエバートン時代、チームの司令塔にグラベセン、アルテタがいた頃は彼らを中心としたグラウンダーのパスをメインに最後はケーヒルの二列目からの飛び出しと得点力を生かすチームが構築されていた事からも明らかだ。

一方、アルテタが去り代わりにフェライーニがチームの中心プレイヤーとして育った後期では
一転して長めのパスをフェライーニに当てるチームに生まれ変わっていた。

つまり、チームの現状にサッカーの方をアジャストしていったのである。

そうでなければ選手を「取られる側」のチームであるエバートンであれほど安定した成績での長期政権は築けなかったであろう。


翻って現在のユナイテッドではどうか?

開幕戦をウェルベック、バレンシアらの強靭なフィジカルでスウォンジーのパスサッカーを封じようという狙いは理に適っていたし、実際に結果も出ている。

このチェルシー戦で考えても右サイドに起用されたバレンシアの守備力はアザールを無効化し、
ウェルベックはルーニーがサイドに流れたり中盤に降りた時はCFとして、
反対にルーニーが前線に残った時は変わりに自陣まで帰って献身的に守備をこなす言わば「ルーニーの影武者」として機能していた。

何より・・・このチームで従来のプレミアサッカーを1年通して貫けば、
少なくともプレミアリーグを制する事が出来るのは過去の歴史が証明している。

決して日本の香川ファンの為に戦っている訳では無いモイーズが何を変える必要性を感じろと言うのか?


無論・・・「プレミアはそれでもいいが、CLで露呈した限界をどうするのか?」という反論は当然あろう。

だがあのファーガソンでさえ従来のサッカーに限界を感じ、
香川獲得の契機となったのは実際にCL決勝でバルサに完膚なきまでに叩かれた実体験の後だ。

CL本戦はおろか、プレミア優勝も未知の領域である今のモイーズに「プレミアのその先」まで見渡せというのはいささか無理な注文だろう。


加えて香川自身の問題もある。

それはザックJAPANですら左サイドの持ち場放棄が守備に多大な影響を与えているというのに、
果たしてこのチェルシー戦のような高いインテンシティが求められる世界トップクラスのゲームで香川を使ってよいものか…?という疑問だ。
(ちなみに昨季のレアル戦では何も出来ないまま途中交代)

そう考えていたらザックJAPANとモイーズのユナイテッドに面白い共通点を発見した。

例えばこのチェルシー戦におけるユナイテッドの前線を見てみると・・・

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ユナイテッドは両サイドに馬車馬(ウェルベック、バレンシア)を置いて文字通り馬のように走らせて、
真ん中にチート枠としてルーニーとVペルシーを置いている訳である。

前者を「量」、後者を「質」の駒と見て考えてもいいが、実際にはルーニーは「量」も兼ね備えたチート中のチートである。
(そりゃモウリーニョさんも欲しがりますわな・・・ww)


対するザックJAPANでは本田と香川がルーニーとVペルシーに相当するチート枠なので・・・

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まあ、こうなりますわな。

要するに現代サッカーでは「前線からの守備がチーム全体の守備力を決める」時代になっている事の証でもあり、
その意味でザックは決してトレンドから外れた事をやってきた訳では無かったんだな…と改めて思う次第。

(1トップを馬車馬・・・もとい前田から柿谷に代えたウルグアイ戦での4失点はやはりチーム全体の責任としてみるべきだろう)


<香川が超えるべき壁とは>
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話がだいぶ横道に逸れたので香川に戻そう。

香川は今後一体どのようにしてチームで定位置を確保していくべきなのか-

まずあくまで「トップ下」として勝負するのであれば、ルーニーがこの試合で見せたような縦横無尽の顔出しと
何より香川の最大の武器であるはずの「間受け」でも0スペースであれだけのプレーが求められるという事だ。

これはザックJAPANでも同じ壁にぶち当たっていて、あのチームでトップ下で出たければ
本田レベルの絶対的なキープ力が求められる。

そう考えるといずれのチームでも「トップ下」で競争に挑むのは相当に困難な道が待っていると考えた方が早いかもしれない。

ならばザックJAPANにいる時と同じようにとりあえずサイドで勝負してみるか…?

こちらの方はまだ可能性がありそうだ。
いずれにしてもそれは香川が昨年のCL決勝が世界中に示した基準、攻守の切り替え(インテンシィティ)があの試合に出ても恥ずかしくないレベルに達する事が最低条件となってくるのではないか。

確かに厳しい環境だが、香川自身の成長を考えればこれはむしろ歓迎すべき高い壁なのかもしれない。
(少なくとも本田が言うように「Jリーグにいては決して見える事のない壁」だ)


それにユナイテッドの今後を考えてみても香川の成長はチームにとって欠かせないものとなるだろう。

このチェルシー戦でも最後まであと一歩の決め手に欠けたのは、
極論すればキャリック×ルーニー×Vペルシーの縦ラインにウェルベックとバレンシアでは全く絡めなかったからだ。


だが、もしピッチに香川がいたら・・・?

この縦のラインにもう1枚加わって多重層の攻撃が描けたはずだ。


私は今のモイーズの判断に微塵も疑問は抱いていないが、
同時にこの先のユナイテッドの進化には香川の適合が絶対不可欠だと確信している。


<モウリーニョはドログバの夢を見る?>
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最後にモウリーニョチェルシーについての今後にも少し触れておこう。

この試合では見事なモウナチオを見せてくれた反面、
ドログバ、ロッベン、Dミリートらがいない攻撃は炭酸の抜けたコーラのようであった。

これは言い換えれば攻撃の際、最終目的地点がハッキリしない事を意味している。

そもそもモウリーニョはインテルでもRマドリーでも結局はっきりとした遅攻の形を構築出来ないままチームを去ってきたが、
やはり今回もカウンターと縦に早い展開がメインとなるなら、このままマタは構想外という事になるのだろうか?

モウリーニョ就任以降の新加入選手シュールレとエトー、そして開幕戦に続いて重宝されているレンタルバックのデブライネという顔ぶれを見ていく限り、モウリーニョが攻撃陣に求めているタレントもおぼろげながらに見えてこよう。

CFの顔ぶれもどれも「これじゃない…!」という事になれば、結局追い求めているのはドログバの幻影か?

いずれにせよ守備はもう間違いのないところまで持っていくだろうから
あとはモウナチオにマタ、オスカル、アザールの三銃士が組み合わさったサッカーをどうしても夢見てしまう自分がいるのだが-




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そうですよね〜(・_・;
やっぱり一年目として何よりも結果の欲しいモイーズは、目の前の試合を一試合一試合勝てる布陣を送り出そうとしてきますよね。
香川がユナイテッドをレベルアップさせる前に、香川自身が日々の練習の中でレベルアップする必要性を感じました。
とりあえず、なんらかの試合で香川に出場機会が与えられるのをじっくり待つことにしますf^_^;)

No title

漠然としか感じられなかったことを
丁寧に説明してもらえてよかった

記事とは少し逸れますが・・・

ワールドクラスの中で戦うためには、活かされることを待つのではなく
活かさざるを得ないと感じさせる、それほどの存在感が必要なのかなと思います。

それは香川に限ったことではありませんが、それほどシビアで
レベルの高い世界なのだなと思う今日この頃です。

香川にとって厳しい状況だと思いますが、これを乗り越えた時に
真のワールドクラスの道が拓けるのかなと・・・

頑張れ香川!

No title

飛○石を狙うドーラの如く

「すごい、欲しい!」とか

「素晴らしい、なんとしても手に入れてやる!」とか

そんなことを思いながらルーニーを見ていました(笑)


ところで疑問に思ったことがあり、バイタルでルーニーがボールを持ったときテリーがDFラインから外れて当たりに行った場面があったのですがラインは維持していました。(日本代表のディフェンスがこれくらいだったら……)

私はこの時「テリーがDFラインから外れたときは他の誰かがラインを統率する」という約束事が出来ているのではと思ったのですが、そういう取り決めをすることはあるのでしょうか?

あとエトーは二列目と合う選手でしょうか? (経験・実績は十分ですが……)

最後に、個人的にはランパードやテリーの扱いを考えながら複数年掛けてチームを構築するのではないかと見ています。(インテル・マドリーを経てこのままでいいとは思っていないでしょうから)

この記事見ると選手にはチートと馬車馬の2種類しかいないと勘違いしてしまいそうですw その他は何て言えばいいんでしょうか?(ガヤとか雑兵?)

それにしても今季のプレミア日本人選手は全員苦しみそうですね…(香川はシメオネ兄貴に闘魂注入してもらった方がよかったかもw)

なんだかチェルシーはエトーさんも加入したことですし昔のインテルっぽくなるんですかねー? 今季は失点数が相当少なくなりそうですが、2列目から後ろは顔ぶれ変わってませんし攻撃面はちょっと未知数な気もします…

No title

うーん。店長の言いたいこともわからない訳ではないですが・・・
1.では、何で交代の時までも香川を使わなかったのか。
  少なくとも、ギグス投入はよく意図がわからないですね。
  CFにもなりうるOMFなら、まさしく香川でしょう。
  逆に言うと、ここで香川を使わないあたりが、モイーズの
  勝ちにいかない姿勢を表していますよね。まぁ、考えられる
  のは、逆転を避ける意味で、ギグスの守備を頼ったの
  でしょうけど。ホームでの態度として、それでいいのか。

2.そもそも守備に関しては、最初から運動量のあるボランチを
  取っておけば、ある程度クリアできる問題ではないのか。
  むしろチェルシーの3列目からのロングパス封じには、ペルシや
  香川の前プレスが有効ではないのか。

3.結局サイドが封鎖される以上、間受けが出来る人数や、それに
  反応できる人数を増やして方が、点は取れたのではないか。
  別に、毎回香川が間受けする必要ないですしね。
  香川は裏抜けも出来ますしね。

4.組み立てなら、ルーニーと香川のどちらか、または双方が
  不規則に下がってくる方が相手にとっても守りにくいの
  ではないか。別に、ウェルベック役ならルーニーでも
  ある程度までなら出来ますよね。量も質もあるのですから。

5.きちんと戦術が整備され、選手がどんどん飛び出してくれば、
  そこまで鬼キープが要求されないのでは?仮に去年
  ドルトムントに香川が残っていれば、1stレグのレアル戦の様な
  呈を見せただろうか。

6.確かに、現時点でのモイーズにそこまで求めるのは酷なの
  かもしれないが、昨年優勝を取り戻したユナイテッドは、
  今年こそCLでの結果がある程度求められる。ビッグクラブの
  監督として、正直行ったことがないので、プレミア以外は
  しょうがないでは済まされないでしょう。
  だったら、他の監督を呼んだ方が良い。モイーズ以外にも良い
  監督はいっぱいいる。ならば、早目からモイーズ自身が色々
  トライしていくことが必要ではないのか。

懐かしの"モウナチオ"、堪能させてもらいました。カウンターはこれからじっくり時間をかけて熟成されていくでしょう。

マタを起用しなかったのはコンフェデ参加による合流の遅れ&プレシーズンに負傷したことによる調整不足が理由だと、モウ本人が仰っております。
実際、出場したヴィラ戦は微妙な出来でしたからねぇ…
放出だ何だと騒いでるアホはさておき、攻撃面では間違いなく必要なピースなので、重用されると思いますよ。ルイスも同様。
あわよくば、モウの下で守備面に磨きをかけていってほしいです。スタミナや献身性は既に抜群ですしね。

Re: マンチェスター香川さん

> そうですよね〜(・_・;
> やっぱり一年目として何よりも結果の欲しいモイーズは、目の前の試合を一試合一試合勝てる布陣を送り出そうとしてきますよね。
> 香川がユナイテッドをレベルアップさせる前に、香川自身が日々の練習の中でレベルアップする必要性を感じました。
> とりあえず、なんらかの試合で香川に出場機会が与えられるのをじっくり待つことにしますf^_^;)



とは言え、CLに加えて国内CUP戦も多いユナイテッドですから香川にも必ず出番は回ってくる訳で要はそこで結果を出せばチーム内の序列は確実に入れ替わるんですよね。

香川ならいずれ実力で掴めると期待したいものです。

Re: H.Sさん

> ワールドクラスの中で戦うためには、活かされることを待つのではなく
> 活かさざるを得ないと感じさせる、それほどの存在感が必要なのかなと思います。
>
> それは香川に限ったことではありませんが、それほどシビアで
> レベルの高い世界なのだなと思う今日この頃です。
>
> 香川にとって厳しい状況だと思いますが、これを乗り越えた時に
> 真のワールドクラスの道が拓けるのかなと・・・
>
> 頑張れ香川!



特にアタッカーはぐうの音も出せないほどの結果を出せば問答無用の世界ですからね(笑)

多分既にキャリック、ルーニーあたりは香川を使えば自分がより活きる事を察知していると思うので、これをいかに広げていくかですかね。

Re: わさび唐辛子さん

> 飛○石を狙うドーラの如く
>
> 「すごい、欲しい!」とか
>
> 「素晴らしい、なんとしても手に入れてやる!」とか
>
> そんなことを思いながらルーニーを見ていました(笑)
>
>
> ところで疑問に思ったことがあり、バイタルでルーニーがボールを持ったときテリーがDFラインから外れて当たりに行った場面があったのですがラインは維持していました。(日本代表のディフェンスがこれくらいだったら……)
>
> 私はこの時「テリーがDFラインから外れたときは他の誰かがラインを統率する」という約束事が出来ているのではと思ったのですが、そういう取り決めをすることはあるのでしょうか?
>
> あとエトーは二列目と合う選手でしょうか? (経験・実績は十分ですが……)
>
> 最後に、個人的にはランパードやテリーの扱いを考えながら複数年掛けてチームを構築するのではないかと見ています。(インテル・マドリーを経てこのままでいいとは思っていないでしょうから)




それ完全にモウリーニョ=ムスカ大佐でハマり役過ぎでは・・・ww

テリーの件ですが、テリーに限らずCBが前に出た場合は残りの3枚が中に絞ってラインを維持するのが基本です。
空いたサイドのスペースは2列目から誰か変わりに一列下がれば4枚のラインは維持されます。
モウリーニョはそのへんもしっかり煮詰めてくる監督なので、こういう守備の基本でミスがないチームになっていくと思いますよ。チェルシーは。

エトーに関しては案外、デブライネの代わりにサイドで使われる可能性もあるのでは…という気もしてます。
(インテル時代のように)

CFに入った場合も少なくともシュールレを裏に走らせるより有効だし、トーレスよりは決定力もあるかと思いますが…。
(^^;




Re: メヒーシャさん

> この記事見ると選手にはチートと馬車馬の2種類しかいないと勘違いしてしまいそうですw その他は何て言えばいいんでしょうか?(ガヤとか雑兵?)
>
> それにしても今季のプレミア日本人選手は全員苦しみそうですね…(香川はシメオネ兄貴に闘魂注入してもらった方がよかったかもw)
>
> なんだかチェルシーはエトーさんも加入したことですし昔のインテルっぽくなるんですかねー? 今季は失点数が相当少なくなりそうですが、2列目から後ろは顔ぶれ変わってませんし攻撃面はちょっと未知数な気もします…



馬車馬の他にはジーザス・ヘスススアレス氏を参考に「凡庸」とか「愚鈍」とかでいいんじゃないでしょうか?(爆)

チェルシーの攻撃陣に関してはマタとルーニーの処遇次第でだいぶ変わってきますねー。

Re: 名無しさん

まずはしっかり記事を読んでいただいた上での素晴らしいコメントありがとうございます。

せっかくですので、こちらもそれに応じられるよう一つ一つ順を追って答えさせていただきます。


ではまず1.ギグスの起用についてですが、これは後半33分の投入で、つまり試合が次の1点が入った瞬間に勝者が確定する時間帯での投入というのがポイントです。

0-0のままここまできてしまうと1点を奪うリターンを追いかける以上に1点を失った時のリスクが高すぎる時間帯でモウとモイーズの意図は半ば一致していたと思われます。

かと言ってユナイテッドは変にDFを投入して攻守のバランスを守備寄りに傾けてしまうと返って失敗してしまう可能性もあると。
・・・となればピッチ上に「最もプレーで間違いを冒さない選手」を投入するのは理に適っており、あの時間帯での香川投入だけは絶対にないと僕は見ていました。
(これが相手がストークやアストンビラというのであれば話は全く違いますし、香川投入の可能性もあったでしょう)

即ちギグス投入の意図は攻守のバランスを変えること無く、このまま試合を終わらせる事でビッグゲームではよく見られる類の定石だったと個人的には感じています。


2のボランチ補強に関しては恐らくモイーズ就任で最も出遅れたと思われる部分で、多分考えていた以上に上手くいっていないのではないでしょうか?
(ギリギリでフェライーニを取って来れるかどうか・・・?)



3については間受けの為の中央ルートを厚くすると代わりにチェルシーにサイド攻撃で自由を与えてしまうリスクがあるのでどっちを取るかという話になってきますかね。

実際にバレンシアの存在はチェルシーで唯一の脅威となる可能性があったアザールを打ち消してますから、ここを自由にさせてしまうとかなり厄介だったかもしれません。

それとモイーズはプレミアの定石通りサイド攻撃で点を取りに行っていた事は間違いないと思います。
そうでなければ25本ものクロスを上げる試合にはならなかったでしょう。
ここはチェルシーの守備力を褒めた方がいいかもしれませんが。



4.組み立てに関しては一度別記事でも触れた通り、僕も昨季のスパーズ戦で見せたルーニー&香川のW間受けとその流動性には大きな可能性を感じている1人です。

ですがこれもファギーが昨季途中で断念してプレミア優勝に舵を切ったので以前手つかずのままとなっている現状。モイーズが手をつけるには更に時間を必要とするのではないでしょうか。

仮に昨季ファギーが作り上げたチームが香川とルーニーを中心とする型で出来上がっていたとしたら、モイーズはそのまま引き継いでいた可能性が高いと思われます。



5.ユナイテッドがドルトムントのようなサッカーをするには明らかにチームの平均年齢が高過ぎるかと思われます。
香川1人の事を考えたらドルトムント型の採用は非常にプラスに働くでしょうが、チーム全体の持ち駒を考えた場合、必ずしもそこがベストとは言い切れないかと。




6.ユナイテッドを長年応援しているファンにとって今季は「27年間のファーガソン体制」の延長線上にあるのは当然ですが、やはり本当は昨季の段階でチームは一つのサイクルを終え、今年は「新体制1年目」と見るのがフェアな見方なのかもしれません。

現在のモイーズはちょうどファーガソンがスコットランドのアバディーンからユナイテッドの監督へ就任してきたばかりの頃と似ている部分があって、
つまり国際的には無名だけれどもそれぞれエバートンとアバディーンで実績は充分に積んできた叩き上げの監督という点で。

ファギーも最初のタイトルを取るまで3年の歳月を要しましたが、両者が決定的に違うのは就任した時点でのユナイテッドというクラブの格ですよね。

現在のクラブの格を考えてあくまで短期的にタイトルを取りに行くなら、それこそモウリーニョやアンチェなどの大物の召集が常識的かと思われますが、クラブは敢えてモイーズにバトンを託した。

これはファーガソン就任時と同じようにクラブが長期的な視野で「第二のサイクル」を回し始めた…と考えているのかなと思うところでもあり、又こういうところがこのクラブの伝統と強みを逆に感じさせるようでもあり。

Re: かくにさん

> 懐かしの"モウナチオ"、堪能させてもらいました。カウンターはこれからじっくり時間をかけて熟成されていくでしょう。
>
> マタを起用しなかったのはコンフェデ参加による合流の遅れ&プレシーズンに負傷したことによる調整不足が理由だと、モウ本人が仰っております。
> 実際、出場したヴィラ戦は微妙な出来でしたからねぇ…
> 放出だ何だと騒いでるアホはさておき、攻撃面では間違いなく必要なピースなので、重用されると思いますよ。ルイスも同様。
> あわよくば、モウの下で守備面に磨きをかけていってほしいです。スタミナや献身性は既に抜群ですしね。



そうですか、マタは使ってくれそうですか。
まーそりゃそうですよね(笑)あれだけの選手を使わない手は無いですから。

正直なところシュールレとかデブライネがあの出来なら、すぐにでもマタ使って欲しいってのが本音なんですが…。(^^;


僕もこの試合見ていてルーニー、ペルシ、香川が絡んだら面白いんだけどなと感じていました。
と同時に守備の不安も頭を過ぎりましたが(^-^;

てか店長さんはテレビでサッカー解説されたりしないのですか?
僕はNHKBSで見たのですが、解説者はチェルシーの前線からのプレスをただ誉めてるだけで、PA内での守備の解説は無いし、攻撃の形はユナイテッドが若干多く作っていたにも関わらずほぼスルーで僕から見てもなんだかなぁって感じでした。

ドルトムントのクロップ監督も以前はわかりやすいサッカー解説で愛されていたと聞きますし、ぜひ機会があればテレビでサッカー解説していただきたいです。

No title

遅ればせながら、録画の試合を観戦したあと拝読させて頂きました。
いや~固い試合でした。相変わらずルーニーの八面六臂っぷりには驚くばかりです。
 日本代表の馬車馬、チートのお話は我が意を得たり!という感じでした。Jリーガーを評価しないと批判の上がっているザックですが、本田、香川以外は皆小粒で一長一短、どんぐりの背比べに見えてるのかもしれませんし、他にどう組み合わせたってこれ以上の組み合わせは見つかりそうにありません。
 ただ、そんなことを考えていると、モウさんのチェルシーを見たときにフレキシビリティーっていうかこんな戦術的な柔軟性が日本代表にもあったらば、とか思ったりしています。ハイプレス、アンカーを置いて自陣に引いてハイボール一辺倒とか、状況に合わせて戦い方に柔軟性があると、本大会でも結果がついてきやすい気が。まぁ、クラブチーム的ですし、何より選手の戦術理解度に依拠する部分も大きいので難しいですが、逆に選手の質が劇的に変わらないことを思えば現実的な気もします。攻守に完璧な選手がいない代わりにスペシャリスト的な選手を作って上手に使うのもテクニックではないでしょうか?「代表のクラブチーム化」どうでしょう?

香川に関してはまだリーグ戦始まったばかりなのでそこまで焦っては居ないです
ただ、香川にはスタメン取って欲しいなぁと思ってます
マンUはボランチとCHの獲得に苦労してますねー
チアゴアルカンタラ、セスク、デ・ロッシ、モドリッチ、エジル、フェライニと拒否されてますが、どうしてスパーズやチェルシーと補強の差が出たんでしょうね……これもファギーとの違いなんですかね……


チェルシーは前線が飽和して来ましたね

ドログバを夢見るならルカクを使えば良いんじゃ……と思ったのですがどう思いますか?
ルカクならドログバに一番近いタイプの選手だと思うのですが……

ユナイテッドが押していましたね。
ルーニーは惚れ惚れするようなプレーをしていましたね。
香川のディフェンス力では、ビッグマッチでは出番はないでしょうね…

No title

非常に楽しく見させて頂き勉強になりました

今後も更新を待っています

Re: ヘブライさん

> 僕もこの試合見ていてルーニー、ペルシ、香川が絡んだら面白いんだけどなと感じていました。
> と同時に守備の不安も頭を過ぎりましたが(^-^;
>
> てか店長さんはテレビでサッカー解説されたりしないのですか?
> 僕はNHKBSで見たのですが、解説者はチェルシーの前線からのプレスをただ誉めてるだけで、PA内での守備の解説は無いし、攻撃の形はユナイテッドが若干多く作っていたにも関わらずほぼスルーで僕から見てもなんだかなぁって感じでした。
>
> ドルトムントのクロップ監督も以前はわかりやすいサッカー解説で愛されていたと聞きますし、ぜひ機会があればテレビでサッカー解説していただきたいです。



確かにNHK-BSの解説陣はぶっちゃけイマイチですww
このへんは有料放送であるスカパーに分があるのはしょうがないかもしれませんが。

ドイツW杯のクロップ解説は今でも語り草ですが、確かに凄い聞いてみたいです。
日本だと2010W杯のオシム解説が凄い良かったのでやはり名監督=名解説なんでしょうかねー。



Re: はいらいとさん

> 遅ればせながら、録画の試合を観戦したあと拝読させて頂きました。
> いや~固い試合でした。相変わらずルーニーの八面六臂っぷりには驚くばかりです。
>  日本代表の馬車馬、チートのお話は我が意を得たり!という感じでした。Jリーガーを評価しないと批判の上がっているザックですが、本田、香川以外は皆小粒で一長一短、どんぐりの背比べに見えてるのかもしれませんし、他にどう組み合わせたってこれ以上の組み合わせは見つかりそうにありません。
>  ただ、そんなことを考えていると、モウさんのチェルシーを見たときにフレキシビリティーっていうかこんな戦術的な柔軟性が日本代表にもあったらば、とか思ったりしています。ハイプレス、アンカーを置いて自陣に引いてハイボール一辺倒とか、状況に合わせて戦い方に柔軟性があると、本大会でも結果がついてきやすい気が。まぁ、クラブチーム的ですし、何より選手の戦術理解度に依拠する部分も大きいので難しいですが、逆に選手の質が劇的に変わらないことを思えば現実的な気もします。攻守に完璧な選手がいない代わりにスペシャリスト的な選手を作って上手に使うのもテクニックではないでしょうか?「代表のクラブチーム化」どうでしょう?




実際現在のザックJAPANは半分クラブチーム化しています。
就任後初のアジアCUP2011からベースとなるメンバーはほとんど変わっていません。

ただ、それでもクラブと代表戦とでは試合数と練習時間に大きな差がある事と
まだまだ日本の選手の戦術理解度が足りない部分もあってそこまでの柔軟性を得るには至っていませんが…

Re: みかしんさん

> 香川に関してはまだリーグ戦始まったばかりなのでそこまで焦っては居ないです
> ただ、香川にはスタメン取って欲しいなぁと思ってます
> マンUはボランチとCHの獲得に苦労してますねー
> チアゴアルカンタラ、セスク、デ・ロッシ、モドリッチ、エジル、フェライニと拒否されてますが、どうしてスパーズやチェルシーと補強の差が出たんでしょうね……これもファギーとの違いなんですかね……
>
>
> チェルシーは前線が飽和して来ましたね
>
> ドログバを夢見るならルカクを使えば良いんじゃ……と思ったのですがどう思いますか?
> ルカクならドログバに一番近いタイプの選手だと思うのですが……



僕もてっきりモウリーニョはルカクを使うかなーと思ってたら意外にもあまり評価していないようですね。
やはり勝手知ったるエトーの方がいいのかな~。


Re: onelove2pacさん

> ユナイテッドが押していましたね。
> ルーニーは惚れ惚れするようなプレーをしていましたね。
> 香川のディフェンス力では、ビッグマッチでは出番はないでしょうね…



今季ユナイテッドの「香川問題」は今後も日本ではずっと続いていくでしょうねー。
リバプール戦のベンチ外で何かが決定的になってしまったような気もします。

Re: 名無しさん

> 非常に楽しく見させて頂き勉強になりました
>
> 今後も更新を待っています



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