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ピッチをチェス盤に変えたペップ ~ドルトムント×バイエルン~

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<ピッチをチェス盤に変えたペップ ~ドルトムント×バイエルン~

なんだか久しぶりに欧州サッカー関連の話題に帰ってきたような気がします(^^;
(本当はこっちの方が主流のブログだったんですがww)

日本代表が躍進したり、W杯の組み分けが決定している間にも欧州サッカーシーンは動き続けていました。
(本田ミランは今度こそ本当に信じていいんだな!?)

中でも個人的に衝撃的だったのは「ドイツ版クラシコ」における
現代最高峰のビルドアップとGプレスのせめぎ合いです。

その攻守にインテンシティの高い(2013流行語大賞)試合内容は
スペインの本家クラシコが低調な内容に終始した事と併せて考えると
いよいよ現代サッカーの先端を引っ張る役目がリーガの二強からブンデスの二強へと移行しつつあると確信させるに充分なものでした。


更にもう一点、この試合でペップが見せた都合3回に渡るシステム変更とポジションチェンジは
まるでピッチ上をチェス盤に選手をに見立てたような頭脳戦そのもので
これが机上の空論で終わらず実現出来てしまうところにちょっと采配の面でも一つ上のレベルへ突き抜けた感もあります。

そこで今日はこのドイツクラシコを検証していく事で
現代最高峰のサッカーとはどの領域で争われているかを皆さんに知っていただければ幸いです。


<ドルトムントのスカウト力>
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バイエルンのスタメンはシュバインシュタイガーとバロンドーラー(僕の中では勝手に確定ww)のリベリーが不在でも
「僕達、これだけのスタメンが組めちゃいます!」という嫌味の領域(笑)

これがバルサ時代だとちょっと怪我人が重なるとテージョとかクエンカとか出てきたのでまだ可愛げがあったのですが(爆)、だからペップに戦力充まで与えちゃダ~メだって!(僻み)


一方のドルトムントはDFラインに怪我人続出中。

フンメルスとスボティッチの両CB抜きでバイエルン戦とか不運にも程があるんですが、
正直初めて見た控えCBのフリードリヒ、ソクラテスは大きな穴を感じさせないプレーを披露していたのでビックリしました。

やっぱりこのへんはドルトムントのスカウト力の高さというか
限られた予算を無名だけれどもしっかり計算の立つ駒に投資しているんだなぁ…と改めて感心させられたものです。


<現代最高峰のビルドアップを巡る攻防>
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このドイツの二強が現在最高峰である所以はお互いがお互い勝つ為に「Gプレス」
(ボールを奪われた瞬間に襲いかかる極めて強度の高いプレッシング戦術)をもはやデフォルトとしながらも
その上で自分達の武器である伝家の宝刀カウンター(ドル)とバルサ直輸入ティキタカ=ポゼッション(バイエルン)にそれぞれ磨きをかけているからなんです。

そこから両チームのゲームプランを考えていくとまずバイエルンとしてはいくらポゼッションを武器としているからとドルトムント相手に不用意なボールロストは即失点に繋がるリスクが高い事は明白です。


【不用意なボールロスト=伝家の宝刀発動】
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局面は右から左へと攻めるバイエルンのビルドアップから。
CBのボアテングがボールを持ったところですね。

ドルトムントは前線のレバンド&ムヒタリアンを縦並びにして
バイエルンのビルドアップで中心的な役割を担う中央のアンカー(ラーム)をしっかりとケアしてきました。


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ボールを持っているボアテングからすると中央のラームへのコースは切られ、
更に外のSB(ラフィーニャ)へのコースもロイスに巧みに切られながらプレッシャーをかけられる苦しい局面となりました。

こうなると残ったコースはタテパス1本になりますが、
ドルトムントとしても、勿論これは誘い込んだ罠であり前線がパスコースの可能性を一つ一つ切っていく事で
後ろのDFが確信を持ってインターセプトを狙えるという見本のような守備が実践出来ています。


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ここで狙い通りインターセプト⇒伝家の宝刀カウンター発動!


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バイエルンは攻撃時、後ろに残している枚数も少ないという事で
あっちゅう間に3対3の局面まで持ち込まれてしまうという訳です。


これこそ誰あろうペップ自身がバルサを発端として世界にポゼッション賛美の流れを生み出したが故に
そのカウンターカルチャーとして誕生したクロップ・ドルトムントのサッカーなんですね。

世界中のチームがポゼッションサッカーに舵を切れば、
一方でそのポゼッション自体をリスクにしてやろうという反動のようなサッカーが台頭してくる訳です。
彼らからするとわざわざポゼッションで黄色い蜜蜂の巣に入ってくる外敵など格好の餌食でしかないのかもしれませんね。

事実、ペップにとって初の対ドルトムントとなったスーパーCUPでは未完成のティキタカがカウンターの餌食となって完敗を喫しています。


・・・さて、前回の完敗を踏まえてペップはどう修正してくるのか?

不用意なポゼッションがリスクになるのは分かっていますが、
かと言ってそのポゼッションを捨ててしまうようではクロップの思う壺。

そこでペップはこの試合のビルドアップ時、面白い動きで布陣に変化を加えていきます。

【ペップの二段階式アンカーシステム】
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もはやポゼッションサッカーを志向する多くのチームでは
ビルドアップ時両SBを上げて中央のアンカーを最終ラインまで落とし擬似3バックを形成するのは半ば教科書化していますが、この試合のバイエルンはむしろアンカー(ラーム)の前にいるクロースハビマルティネスの動き方にその妙がありました。

まずクロースをそれまでラームがいた位置に下げる事で
中央のラインをラーム⇒クロースとテクニック的にも信頼がおける強固なものへ。

【2段階式ビルドアップ】
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バイエルンはビルドアップでCBがボールを持つと・・・


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まずラームが落ちて、その後に続いてクロースが落ちる事で


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ドルトムントの2トップによる前プレに数的優位を確保しながらも中央にラーム⇒クロースという強固なラインを敷く狙いです。

これでまずは先程のようなCBが焦ってタテパスを蹴らされてのカウンター被弾という
前回の負けパターンを排除していきます。

その上でビルドアップをラームがリードする事で安定感を確保するのですが
この形はクロップとしても織り込み済みです。


【ラーム主導のビルドアップに中絞りで対応するドルトムント】
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ドルトムントはラームがボールを持ち出す時はしっかりクロースへのコースを切りつつ、
全体も中絞りにしてバイエルンのポゼッションに対抗。

要するにバルサ時代のペップが陥った「バルサ対策」のテンプレートですね。

DFライン裏を目掛けた縦1本のパスやサイド突破からのクロスという攻撃ルートを半ば捨てていたバルサ時代のペップはここで一つの大きな行き詰まりを痛感していたはずですが(そして辞任)、
バルサと違いバイエルンの持ち駒には前線に「高さ」もあれば裏へ抜ける「速さ」もあり、
しかも両サイドにはロッベリーという凶悪な「突破力」まで兼ね備えているとなれば話は別です。

まずペップは前回(スーパーCUP)の反省を活かし、試合序盤は無理に中攻めを繰り出すのではなく
簡単にDFラインの裏を狙ったボールを意図的に増やしていました。

【序盤は無理なく裏へ蹴るバイエルン】
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ここで役に立つのがロッベンの「スピード」や「岡崎上位互換」ことミュラーの裏抜けセンス、
そしてマンジュキッチとハビマルの「高さ」です。

中盤でラームとクロースを二段階式で下げる一方でハビマルを一列上げていたのは
明らかに前線に「高さ」を増そうという狙いがあったからでしょう。

ドルトムントは中盤をコンパクトに保つ事が生命線なので
常にDFラインの位置取りは高く、上手くすると縦1本で裏を突ける可能性があります。

【高いDFラインの裏を1本のタテパスで裏取り】
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昨季までバイエルンを率いていたハインケスもクロップのチームと対戦数を重ねるにつれ
CL決勝戦のように序盤は敢えて彼らの守備の狙いを外す為にロングボールを多用していたのを思い出しますね。

どうやらペップも同じ結論に辿り着いたのでしょう。


更にペップの狙いは「裏」だけでなくバルサ時代は捨てていた「サイド」のスペースにも着目していました。

では実際の試合から現在、世界最高峰とも言えるドルトムントの前プレと
それをかいくぐるべくこちらも世界最高峰と呼ぶべきバイエルンのビルドアップの攻防を検証していきましょう。


【世界最高峰のビルドアップを巡る攻防】
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局面は既にラームを降ろして擬似3バックで数的優位を形成するバイエルンのビルドアップと
4-4-2の布陣でこれを迎え撃つドルトムントという構図。

ドルトムントは前線の2トップがバイエルンの3バックに上手く対応しつつ、
アンカーのクロースへのコースも同時に切り続けなければいけません。

ボールはラームからダンテへ。


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ダンテへ展開されたところでまずレバンドがこれに寄せて、同時にムヒタリアンはクロースをケアするべく2トップが縦並びに。

ここでセンスが問われるのがSHブラシチコフスキの寄せ方で、SBアラバへのコースを切りつつ巧みにダンテへ寄せる必要があります。

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現代サッカーにおけるポゼッション型チームのテンプレ「擬似3バック」に4-4-2で前プレをかけていく際のお手本がコレですね。

中と縦のコースを切りつつ巧みに追い込んでいく守備です。

さて、これを受けてペップはどう攻略していくのか?


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追い込まれたダンテは無理せずバックパスを使ってGKノイアーを経由しボールは再びラームの元へ。

(ここでGKを11人目のフィールドプレイヤーとして使えるかどうかが今後ますます明暗を分ける時代へ突入していくと見ます。)


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ドルはレバンドが一度ダンテに寄せている為、サイドのスライドが間に合わないので
今度はボールにムヒタリアンが当たって(当然クロースへのコースは消しつつ)
ロイスが一列上がってボアテングにプレッシャーをかけに向かいます。


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すると当然ロイスがそれまでマークしていたSBラフィーニャが空くので
ラームはボアテングを一つ飛ばして裏のラフィーニャへピンポイントの浮き球を送ります。
これでドルの前プレを取り敢えず剥がす事に成功しました。

これを見ればアンカーから中央に降りてくる選手の展開力が重要な鍵を握るという事は一目瞭然で
もしラームが単純に右のボアテングを使っているとロイスのラフィーニャへのコースを切りながら詰めるプレッシャーがもろに効いてきてしまうのですが、ラームが一つ飛ばして裏を狙える事でドルの前プレを無効化する事が出来るんですね。

ペップは明らかに意図して横パスを多用する事でリスク無くサイドのスペースを突くビルドアップと
それが無理な場合は簡単に裏へ蹴り出すロングパスを使ってドルトムントのカウンターチャンスをかなりの割合で削る事に成功していました。

つまりバルサ時代に一度捨てた「サイド」「裏」のスペースに再び目を向けた訳ですね。


とは言えクロップもそもそも最初から「中」も「外」も「裏」も全てをケアするのが不可能だと分かっているから
敢えて「外」と「裏」はある程度捨てつつも中をしっかり固めてきているという事情があります。

これはつまり中から崩されなければ後はある程度対応出来るという自チームの守備に対する自信の裏返しとも言えるでしょう。


勿論バイエルンもバイエルンで守備で穴になりそうなスペースは未然に塞いできていました。
例えばそれは「ロッベンの裏」とかそういう部分ですね。

【ロッベンの裏のスペースを埋めるマンジュキッチ】
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確かに守備時はカウンター用に最前線に残すならマンジュキッチよりロッベンの方が理に適っているので
バイエルンは攻撃時はマンジュが1トップ、守備時はロッベンの1トップとポジションを入れ替えていました。

細かい事ですが、こういうディティールで隙を見せず、かつカウンターの威力を少しでも上げておくという詰めが勝敗に影響するレベルの戦いなのです。


バイエルンが攻守に隙を見せない一方、ドルトムントは端からポゼッションとテクニック勝負で勝てるとは考えていませんから攻撃では手数をかけずに1トップのレバンドフスキへまず当てて、そのこぼれを強奪するというのが基本プラン。

【ドルの手数をかけないレバンド狙い】
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中盤に敷かれたバイエルンの守備網の頭を越して裏のスペース、もしくはレバンドへ縦1本。

一見雑な攻撃プランにも思えますが、ドルトムントの運動量と
なによりレバンドフスキのボールの収まりが異常なので
これはこれで一つの攻撃戦術として成り立っちゃってるんですよね・・・。

なるほど、今季クロップがゲッツェは放出してもレバンドは頑なに出さなかった理由がよく分かります。
(来期以降は大丈夫なんだろうか・・・?)


このように前半はお互いが高度なビルドアップと前プレ、そして一旦攻守が切り替われば当たり前のようにGプレスをかけ合いつつも無駄なリスクは侵さない非常に密度の濃い攻防が展開され、
その結果としてある意味レベルの高い膠着を招いた45分は当然の帰結として0-0で折り返す事に。


<勝負を分けたペップの三手>
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お互いが納得済みの前半0-0。

しかしドルトムントが持てる戦力をフル稼働させ、後半も自分達のサッカーを貫き通すしか選択肢が無いのに対し
(このチームの勝ちパターンは前半に先制して、相手が前がかりになってきたところを伝家の宝刀でトドメを刺す!が理想形)、
バイエルンのペップはまだ持ち駒に金、銀、飛車、角を残している状態。

後半はいかようにもゲームプランを変更出来る余力が残っています。


後半11分―

ドルトムントの運動量とプレスがひと段落したのを見たペップが動きます。
最初の一手はマンジュキッチ⇒ゲッツェへのパーツ交換。

しかしこの一手は単なるCFのパーツ交換以上の意味がありました。

そうです・・・・ここである意味ペップにおける伝家の宝刀とも言うべき【0トップの解禁】です。

マンジュキッチはゴール前に居座る事で空中戦に強さを発揮するクラシカルなタイプのCFですがゲッツェの本職はMF。
バイエルンはこのゲッツェがバルサにおけるメッシのように度々前線から降りてくる事で中盤で数優位を形成するという
1枚カード切っただけで戦術プランそのものを変更出来る強みがあります。

加えてペップは前半はある意味捨てていた「中盤勝負」をより強く押し出す為、
ゲッツェ投入と同時に中盤の並びにも手を加えてきました。

アンカーをハビマルに代えてラームを一列前へ。

【後半の中盤逆三角形の並び】
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ここに前線からゲッツェを降ろす事で・・・


【ペップの初手⇒ゲッツェを投入し0トップへ】
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これで中盤にハビマル-ラーム-クロース-ゲッツェというダイヤモンド型の並びが現れました。

結局ペップはどこまで行っても中盤勝負が本線だったのですね!
(前半はその為の布石に過ぎません)


さて、実際に試合ではこの一手によって何が起きたかを検証していきましょう。

【0トップ解禁で中盤の主導権を握るバイエルン】
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局面は後半、左から右へ攻めるバイエルンの攻撃。

早速ゲッツェが前線から降りてきます。


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こうなるとドルトムントの2ボランチにはそれぞれマークする相手がいて
ムヒタリアンが中盤を助けに来てもバイエルンのダイヤモンドに対し3対4の数的不利になってしまうんですね。


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↑実際の試合でもこのように中盤で1枚空いてしまう・・・と。


ドルトムントは前半から散々裏と横狙いの散らしに走らされていたので
試合の3分の2を過ぎてからいきなり相手が中盤でポゼッション勝負とか180度攻め筋を変えてこられると結構対応がキツくなってくる訳ですよ。

(と言うか普通のチームであれば90分の間にここまでゲームプランを変えられる事はまず無い(^^;)


試合ではこの一手が効いて完全にバイエルンが中盤を支配し始めるんですが
これに感触を得たペップが後半19分、続けざまに打った第二手がボアテング⇒チアゴの交代。

これでまた配置がガラッと変わるんですね。

【ペップの二手目⇒チアゴ投入とCBハビマルでティキタカ無双】
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バルサ直輸入ティキタカの申し子チアゴを中盤に入れて、ハビマルをCBへ。
(これで最終ラインからかなり繋げる布陣に)

ポゼッション主義全開の面子でヘトヘトのドルトムント相手にここでティキタカ無双解禁とか・・・
エグイ、エグ過ぎるぞペップ!(笑)

ちなみに前回対戦時にはスタートからチアゴを4番のアンカーポジションで使った事で
守備時のリスクヘッジが効かず、元気一杯のドルトムントから前プレの餌食にされるという痛い目を見ていたペップ。

まあ、ある意味前回は自身がバルサで培ってきたティキタカという文化と心中した訳ですが、
それを教訓にしてチアゴとティキタカの使い時を見極めてきたところにペップの成長を感じる訳ですね。

この交代から2分後、右サイドでボールを持ったミュラーから
それまで散々マンジュキッチへ浮き球のクロスが入っていた事でここでもクロスを想定したドルトムントDF陣の裏をかくようにグラウンダーの横パスがバイタルで待つゲッツェに渡って勝負アリ。

ゲッツェが古巣から先制点を奪います。


<ティキタカの使い方>
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最近では本家バルサもあまり試合で使わなくなってきたティキタカ
(*スペイン特有のボール回し。選手間をボールがリズミカルに行き来する様をチックタック⇒スペイン語でティキタカの擬音で表現)

スペイン代表もコンフェデでブラジル相手に痛い目を見ており、来年のW杯本大会でどこまで使うかは微妙なところです。

何故一時は無敵を誇ったティキタカが衰退の方向に向かっているのかと言えば
相手に網を張られて待ち構えられているところにパスを入れた瞬間、
これを剥がすより速いスピードで囲まれた上に屈強なフィジカルで当たられるとボールロストのリスクが非常に高くなってきたからですね。

(バルサ×バイエルン、スペイン×ブラジルのデジャヴ感と言ったらない。)

そう考えると実はティキタカを行う上では相手に取りどころを定められて待ち構えられるより
全力でボールを取りに来てもらった方が遥かにボールは回しやすくなるんです。

この試合でもバイエルンが後半の半ば過ぎに先制点を奪った事で
もはや行くしかないドルトムントがボールを奪いに来るとバイエルンのティキタカが回る事、回る事。

何故ならもうバイエルンは別に攻め切る必要も無いので
なんなら「ボール回しの為のボール回し」を延々と続ける事が出来るからです。


【先制した事で冴え渡るバイエルンのティキタカ】
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局面はバイエルンのビルドアップからここまで深い位置に降りてきたゲッツェへ。


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CBが付いていく訳にもいかず、かと言ってドルトムントの中盤はそれぞれマークすべき相手がいるので深い位置のゲッツェを捕まえる術がありません。


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かと言って攻め急ぐ訳でもないバイエルンは慌てず騒がず。

ラームへのバックパスを経由してボールはクロースへ。
(本来ここに当たりたいロイスは大外のSBラフィーニャをケアしなければならない)


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あかん・・・!これ全然捕まえられへん!(涙目)

チアゴを筆頭に「回すだけ回せ」と言われたら三日ぐらい回しかねないのがペップのチーム。

それもそのはず、普段遥かに狭いスモールコートで鳥かごの練習を延々とやっている訳ですから
ゴールという目的から開放されて68×105Mの広々としたピッチで「鳥カゴ」をやれと言われたら
このティキタカ集団からボールを奪うのは至難の業です。


ペップは1点のリードを最大限に活用し、それでいて単に下がって守備を固めるのではなく、
(意外とサッカーではドン引きの守備固めは追いつかれるリスクも高い)
相手からボールを取り上げる事でノーリスクのまま試合を終わらせにかかるのでした。

(う~む・・・この人、鬼でっせ(^^;)


<ペップの三手目>

ただ、試合ではそれでもドルトムントが最後の力を振り絞って猛攻を見せます。

これを受けたペップは三枚目のカードをラフィーニャ⇒Vブイテンに使ってきました。

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VブイテンをCBに入れ、ハビマルティネスを再びアンカーに戻し、右SBには本職のラームが収まる形に。

これだけ動かしてもそれぞれのポジションに全く無理が出ないあたり「う~む…」と唸るしかありません(^^;

これで中央はダンテ、ブテイン、ハビマルの3枚でドルトムントのパワープレイも想定しつつ、
右サイドはSBをやらせても「世界最高のSB」がキッチリ蓋をする構えです。


すると試合では85分、ドルの総攻撃を受けきったバイエルンがカウンターから前残しにしていたロッベンにボールが渡り、ここからロッベン無双発動。

左サイドを独走して決定打となる2点目を決めると気落ちしたドルを尻目に2分後にはトドメの3点目も決めてしまいます。


【バイエルンの3点目】3tenme1211-1.jpg

局面は中盤で相変わらず数的優位を確保するバイエルンの攻撃から。


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やっぱりこのエリアで3対2の数的優位にしたペップの采配が試合の流れを左右した決定打だったように思います。

↑この場面でもドルトムントの2ボランチは的を絞れません。


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慌てず騒がずのバイエルンはアラバを経由してチアゴへ


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このチアゴにシャヒンが当たりに行くと今度はアンカーポジションから顔を出すハビマルに当たりに行ける人員がもうドルには残っていません。


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フリーのハビマルがボールを運んでからサイドに流れたロッベンへ。


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再びロッベン無双が発動すると対面するDFは飛び込めず、
その脇を世界最高のSBが駆け上がっていくハインケス時代の黄金パターン発動!


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ロッベンが得意のカットインからDF2枚を引き付けると(ベーハセと長友がコレでやられたんだよな…)フリーのラームへパス。

深くえぐったラームから中で待つミュラーにラストパスが渡ってバイエルン完勝劇の幕が降りました。


<ドイツの二強が引っ張る現代サッカーの進化>
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とは言え、3-0というスコアは両者の実力を正当に表した数字とは言えません。
スコア以上に内容は均衡していました。

但し、これまではある意味王者バイエルンが持っていた「傲慢さ」をクロップが突いて一泡吹かせてきましたが
そのバイエルンが謙虚にドルトムントに習って「Gプレス」と「高いインテンシティ」を得てしまった今、
なかなか隙の無い絶対王者が誕生してしまったような気もします。

(これでドルとバイエルンの勝ち点差は7。今季のブンデスもほぼ決まっちゃったかな…(^^;)


しかもこのタレント軍団を率いる頭脳があのペップとあればその壁はますます高くなるばかり。

このチームを倒せるとしたらそれこそ戦力と資金力で対抗出来るシティ
ペジェグリーニのパスサッカーを極めてもらうとか、再びモウリーニョにペップ封じを考案してもらうとか…?


本来、戦力とチーム力的に対抗馬の一番手にならなければいけないスペインの二強に関しては今季はちょっとキツイような気もします。

例えばペップ時代のバルサに当時バイエルンから加入してスタメンを取れる選手が何人いたでしょうか…?
(恐らくラーム以外はキツかったはず。まだリベリーも守備をサボっていた時代)

それが僅か2年後、バルサがビラノバで足踏みをしてマルティーノでようやく別の方向を模索している間に
今ではバルサからバイエルンに加入してスタメンが約束されている選手が何人いるのか?という時代に。

ドイツ版クラシコを見ても分かる通り、この極限まで高められたインテンシティが求められる試合で
果たして現在のメッシ、シャビ、イニエスタの使いどころはあるでしょうか?

それはマドリーも同じ話で気が付けばアンチェロッティの「ポゼッションフットボールを目指す」というお題目は
いつの間にか「攻守分断サッカー」のロナウド+ロナウド弟(ベイル)の個人技ゴリ押しサッカーにすり変わっており、
同じように彼ら(ロナウド+ベイル)も、もしバイエルンだったとすると使いどころが見当たりません。


残酷なようですが、これこそがフットボールが日々進化し続けるスピードの速さであり、
バイエルンのフィジカルと豊富な持ち駒、そしてペップの頭脳に高いインテンシティ、
これを打ち破るチームが現れるのも時間の問題なのでしょう―




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非公開コメント

No title

店長さんこんばんは。

素朴な疑問なんですが、ペップやモウって予算が少なく、戦力にもさほど恵まれてないチームでも結果を出せると思いますか?

例えばグイドリンみたいに限られた戦力できっちり仕事をこなすのと、恵まれた環境で理想を追求出来る代わりに、異常なハードルをクリアしなきゃいけないのってどっちがより難しいのかなと、ちょっと思ってしまいまして…(- -;)

変な質問してすいませんm(__)m

因みに、(グイドリンとか言ってる時点でばれてると思いますが)私は涙目になったセリエ厨ですw

更新お疲れさまです。

いやー強いですねバルセロナ・ミュンヘン
初のCL連覇しても誰も驚かないですねこれだけ強いと(^^;

足りないピースがあるとすれば何ですかね?


でもうちのモウリーニョ&チェルシーがドン引きカウンターできっと勝ってくれるはずです…(震え声)

No title

この試合のバイエルンの前半の試合運びから後半の選手交代はぷよぷよみたいでしたね!
前半はぷよを積んで積んで(ドルを疲れさせて)後半選手交代をスイッチにぷよを連鎖で消化していって最後にお邪魔ぷよが大量に降ってきてばたんきゅ~
ペップバイエルン激辛です。

No title

店長こんばんは!
更新おつかれさまです。

「豊富な資金力」「究極のボゼッション」と、ミラニスタである自分からすると、羨望と嫉妬のまなざしを向けずにはいられません・・・(涙目)

そこでグループステージ突破を記念して、ボール支配率36:64、シュート数3:23とアヤックスに圧倒されながらもドM根性を発揮してなんとかスコアレスに持ち込んだCLミラン戦を取り上げてもらえたらな、と思います。

もし時間がありましたらよろしくお願いしますm(__)m

No title

店長更新お疲れ様です.前回GKについての質問に答えて下さってありがとうございます.ヴァイデンフェラ―とノイアーとの違いを見る上で参考にしています.さて,やはりこの試合は外せませんよね…少し長くなります.すいません.

この試合リアルタイムで観戦しましたけど,ゲッツェが決めた瞬間「あ,これ負けるわ」と絶望したのを覚えてます.あれでゲッツェは古巣に対する負い目を吹っ切ったように見えました.

試合ではノイアーが思いのほかビルドアップに貢献してたと感じました.プレスを仕掛けてもノイアーに戻されて無駄骨だったのが何回もあったように思います.一方こっちはソクラティスはともかくフリードリヒがやはり馴染み切れていなかったかなーと.ゲッツェが入ってからもチャンスは何回かありましたが決められず,そこはこちらも問題があったなと試合後に思いました.というかノイアーさんちょっと仕事し過ぎ…何本チャンスつぶされたか…

ただ怪我人が多い中,CLブロック1位で通過できたのは本当に不幸中の幸いでした.何とか本選も勝ち進んで,怪我人皆帰ってきた状態でのドルが見たいです.

ところで店長,ソクラティスのプレーはいかがでしたか?ギリシャ代表とW杯で当たりますが,個人的には彼のビルドアップ能力はそこそこあると思っているのでザックがどう対応するか楽しみにしています.

ペップすげー

ペップの中盤攻略があまりにも鬼すぎて溜息しか出ませんでしたwww
マクレスターUはよく見とけよ~といいたくなりますね・・・(戻ってきてもええんやでshinji・・・)

あと本田選手が「ミランの10番」を背負うことになりましたが、大丈夫ですかね?
まあ今のミランの中盤ならトップ下の即スタメンはカカがいるから厳しそうですけど、インサイドハーフならスタメンになれると思いますがどうでしょうか?

No title

前回のコメントで店長の趣味丸出しでいいです。と書いたら本当についていけそうにない記事が来てしまいました(笑)

ここまで来ると本当に相手が何を考えているのか読みきった方が勝つのですね。
(まさに将棋そのものですね。ちょっとでも読み違えればあっというまに形勢は逆転してしまうところも……)

この人の思考力に対抗できる監督はごく少数なのでしょう。

最後にチェ○シーのようなドン引きも使う目的や場面をきちんと押さえれば立派な戦術として蘇る気がしたのですがどう思いますか?(意味のあるドン引き、例えば選手交代や数的有利な状況を作るための動きを無駄にさせるみたいな)

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

大急ぎでスズメバチ×肉屋の試合を見た

俺『ふむふむ、店長もまだまだだな。』

仮想嫁『何が?』

俺『レバンドフスキをレバンドと略すのはイイ。しかし、レバと略しても全員が違和感なく読める』

仮想嫁『どっちも一緒でしょ?』

俺『違うな、インティンシティを極限まで高めたブログでは、その、たった二文字が生死を分けるのさ』


・・・劇終 

スミマセン。なんとなく店長のブログのクオリティを落とさずインティンシティを高めるために文字数を節約して頂きたいと思っただけです。



最近は442(或いは451)ドン引きゾーンディフェンス 対 バルセロナ という形になってましたが、『442も451も(ドン引きも前プレも)出来るバルサ並のテクを持ったバイヤン』というアホ過ぎるチームによって戦術・・・というか、サッカーそのものが進化していくのが楽しみです。

まぁ、最終的に勝つのはドンドン引きのミランですがね(泣)

酔っ払ってて何を書いているのかよく分かりませんが、今回も楽しく読ませて頂きました。酔がさめたらもう一度復習します(爆)


追伸
年明けになると思いますが、本田ミラン10番企画も楽しみにしてます。(これでエアーだったらもう自作の10番本田ユニ着てサンシーロ行きますw)

感想


更新お疲れ様です!
バイエルンとドルトムントが国内では2強ですが、CLでは、ほかのドイツ勢も強いですね。決勝トーナメントへ全チーム進出w
CL枠が4つに増えたのは、正解だったと思います

ドルトムントは、怪我人が帰ってきたら、もっと激しいGプレスが可能ですよね。そうなるとまたクラシコ楽しみですwこのチームは、人間の限界突破をしようとしているw
でも、怪我人もでることで、新たなニューウェーブが排出されますよねそれも楽しみですw(ホフマン、サール、ドゥルムなど)

てか、ビエルサ閣下は素晴らしいですねwビエルサ閣下が育てたマスチェラーノ、ハビマルは、どっちもCBもボランチもできるという、素晴らしさw

個人的には、バイエルン対アトレティコの試合を準決勝くらいで見たいですわw

チェスときたので話は逸れますがアマ将棋六段の自分が選手を棋士に例えてみたい…

カガー:谷川…終盤の詰みが早見えする才覚で“光速の寄せ”で一気にゴールするの事が定番の代名詞である

ガチャピン:中原…力戦型のひねり飛車で極限まで守備を簡素化した“中原王”で桂馬の不規則な動きを利かせながらの超攻撃的将棋が最大の魅力の戦法が印象的だった

本田△:舛田…数々の創造的な戦法を世に繰り出し、“舛田式石田流”に代表されるように強力なセットプレーに老若男女誰もが魅了された

長友:加藤…超ベテランではあるが早見えの実力は衰えを知らず間髪入れずに次々に指し手繰り出し、尚且ついまだに非常にパワフルな怪物

質問です


分析のコツを教えてください。
どういう所を観ているのでしょうか。

店長さんこんにちは。
昨シーズンCLでバイエルンが無双していたのはむしろ守備だったと思います。攻撃なら同等以上のチームもいくつかあったけれど、あの守備陣を崩せる気がしなかった。

今年、攻撃信者を自認するペップに変わり、ゾーン的でなくなり、少し守備の固さは後退しましたが、メンバーは殆ど変わっておらず、またクロップもペップの守備からの影響を幾度も口にしていることもあり、やはり今回のドル戦については、バイエルンの守備についてもぜひ書いていただきてかったなあお思いました。今後とも楽しみにしております。

店長さんはじめまして(^^)

バイエルンは選手層の厚さはもちろんですが、複数ポジションを高いレベルでこなせる選手が何人もいるのでなかなか穴がないですよね(^_^;)
これでシュバインシュタイガーにリベリーなどがいるなんて…

ベップをはじめ選手やファンは最高の状態のドルトムント相手に素晴らしい結果を出したいと考えているはずですから、バイエルン側からすると主力DFが離脱している今のドルト相手にはこれくらいの結果は当然だとか考えていそうですね(^_^;)

これからも店長さんの記事を楽しみにしています!
頑張ってください(^^)



ちなみに自分は先日、CLで内弁慶ぶりを存分に発揮してくれたあるチームのファンでして、今のサッカーのトレンドの最先端のチーム同士の試合を見ていてセリエ復活はまだまだ遠いなぁと考えてました笑
まあEL決勝ホームで優勝を決めてもらえばまだ救いはあるのかなぁ…と考えるのも何か虚しい気がするのですが笑
決勝トーナメントの突破の目処が立ったからビダルと契約更新して、続いてピルロやポグバともって感じを個人的には感じているので、冬や来夏が不安です>_<

No title

ラームとかアラバとかハビマルとかポリバレントすぎてズルい。ペップにこんな食材あたえたらアカン……。せっかくドイツに住んでるのにまだペップバイエルンを見ていないのは勿体無いなあと思いました。
ドルも選手も戦術も良いとこどりされる厳しい世界で頑張ってますよね。ここを乗り越えてクロップがドルトムントを真のビッグクラブに出来るか楽しみです。

お疲れ様です!

先月のドルトムント対アーセナルの記事見たときはGプレス最強や!脳ミソまで鍛えれば世界一や!と思いましたが、このバイエルンの無敵感はなんでしょうかね。

バルセロナのときもそうでしたけど、このチームもいずれ攻略される日がくるとは本当に信じられません。

読んでたらシュバ・リベがいないことなんか忘れてました。
怖い怖い怖い。笑

No title

ますます香川にこのペップ・バイエルンを攻略してほしいと思いました。(ドルに帰ってきてくれー)
確かに、クラブの格やにわかでもわかるビッククラブに日本人が挑戦するのはいいと思いますが、短い選手人生で自分自身が最も輝けるクラブで過ごすこともアリだと感じています。
香川とクロップにCLを制覇してほしいな(今のところ一番CL制覇の可能性があるかな ただ某マンチェスターでは不可能だと思いますが)

店長、更新おつかれさまです。
スコアほど差のないゲームでしたね。
でも、サッカーって決定力が大事なんですね。
ゲッツェのゴールで、ゲームが大きく動きましたね。
2点目で決まっちゃったかな。
それにしても、ノイアーがうま過ぎて感動しました。

No title

2冠獲った年のドルトムントのメンバーなら、ペップ相手でも点数的にも拮抗したサッカーができたと思うんですよね。。

普通はCL準優勝した去年の方が国内タイトル2冠の年より強いはずだって思う人が多いと思いますが、ギュンドアンがなじみ始めて連勝街道に入ったドルトムントはショートカウンターだけのチームではなかったですからね。

「バルサのサッカーつまんねぇ、あんなサッカーやらされるくらいならテニスやってるわー」とか
言ってる割にはクロップは足元上手い選手やポジショニング上手い選手をコレクションするところがありますね。

No title

更新お疲れ様です!今回も楽しく読ませていただいてます!
ペップの戦術もそれを実現する戦士たちの実行力もおそろしいデス。

今月のサッカークリニックにビエルサたんが載ってますね~
記事をパラ読みした瞬間、店長の顔が浮かんで速攻で買いました(笑)

No title

バイエルンの進化は止まりませんね
スタイルを変えつつも先シーズンまでの蓄積もしっかり生かせる万能さ

何でもできる選手が求められる時代になりましたが
何でもできるチームが生まれつつありますね

ペップが築いた史上最強ともいわれるバルサを越えるのはやはりペップのチームなのでしょうか
しかもこんなにも早くそれを予感させるなんて、ペップのキャリアがすごすぎて既についていけません
なんなんすかこの人!?

いつも楽しく拝見させて頂いております。

この試合を見て、ルーニーにバイエルン移籍して欲しいと思ってしまいました。

このバイエルンの進化の鍵というか、完成へのゴールはゼロトップとワントップの切り替えにあると思ってます。

ゼロトップの選手はどうしてもMFよりになってしまうので、セットプレーなどの局面では不利になりますし、事故で再び点を取る必要が出た場合にパワープレイが出来ない制約があります。

だからこそのマンジュキッチとゲッツェだと思いますが、もしこれがルーニーなら、その両方を兼ねることが出来ると思ってます。

試合の中でワントップとゼロトップを流動的に切り替えて、どちらも高いレベルで使ってくるチーム。

そんな夢のチームを見てみたいです。

コメント御礼

>jyotisさん

現代サッカーではビッグクラブとプロビンチャとで問われる監督の資質が全く違いますよね。
どちらかでは成功を収めても環境が変わった途端、全く上手くいかなくなる例もめずらしくありません。
どちらか難しいというより単なる資質の違いによるものなので、クラブも自分達に合った監督を探し続けている現状なのではないでしょうか。




>ブルーズさん

恐らく因縁大好きのUEFAがCLのどこかでモウ×ペップは組み込んでくれる事でしょうww





>もかさん

ぷよぷよ激弱の僕はその前半の「溜め」が打てない初心者でした・・・。





>GATTUーゾさん

今やミランはイタリアに残された唯一希望の星ですからね!(笑)






>ロイスたんさん

ソクラテスは初見でしたが好印象でしたよ。
控えにああいうCBがいるとチームが安定しますよね。
一方、ザックJAPANの控えCBは・・・・ry




>zuraさん

本田に関しては恐らく冬の移籍で取るからにはカカの控えではなく即戦力として使ってくるでしょう。
クリスマスツリーの2シャドーが現実的な気もしますがインサイドハーフでも、もちろんいけると踏んでいます。




>わさび唐辛子さん

「戦術トレンドはファッションのようなものだ」と言ったのはかのオシム名将でしたが
要するに移り変わりする流行りのようなもので完全に廃れるものは一つもないという意味でしょう。

その意味でドン引きカウンターも未だ有効な戦術の一つだと思いますよ。
(一大トレンドにはならないと思いますが・・・・(^^;)





>Kさん

そうですね、確かにドルのサッカー自体は元々クロップの中にあったものでした。
どちらかと言うと時代がポゼッション賛美に流れたが故に、そのカウンターパンチとして彼の戦術が「時代にハマった」という感覚の方が強いかもしれません。





>大雪国のミラニスタさん

このブログのインテンシティを高める戦術までご教授いただき誠にありがとうございます(笑)その発想は目からウロコでしたww

本田ミランの記事はもちろん後々UP予定ですので。





>りばぽーふぁんさん

ドルトムントは無名だけどいい控えがいますよねー。ホフマンは掘り出し物でした。

アトレチコのカウンター対ペップも面白そうですねー。

コメント御礼②

>キョロさん

せっかくの力作なのに将棋クラスタ訓令兵見習いの僕には的確なツッコミが入れられません!残念!(爆)

今後将棋の知識ももっと精進したいと思います!




>名無しさん

分析のコツですか・・・。

僕の場合は基本的にどちらか一方のチームに肩入れせず客観的な視点で試合を追っていきますね。
その上で両チームのゲームプランをビルドアップの仕方や前プレのラインをどの高さに張っているかから読み取って、後は特徴的な動きをしている選手や試合に決定的な影響を与えるようなプレーに注目していく…って感じでしょうか。




>ティムさん

ペップの「ボール狩り」守備はその強さを支える大きな特徴ですよね。
一応、守備面については前回バイエルンを取り上げたシティ戦のマッチレビューでかなり取り上げた部分だったので今回はティキタカの方に焦点を絞ってみたつもりです。




>伝説のセリエ・カーさん

コメントありがとうございます。
CLベストにイタリアの貴婦人がいないのは寂しいですよ全く。
今季はイタリア代表としてのユーベに注目していたんですが、逆フラグになってしまったかな・・・・?(^^;

ポグバについてはW杯での活躍次第では来年の夏の段階で残すのが難しくなってるかもしれませんね。




>ナムルさん

ドイツ在住だったのですか!それなら見に行かないと勿体なさすぎですよ!
今こそドイツの時代なんですし。羨ましい限りです・・・・。





>Shomaさん

>>シュバ・リベがいないことなんか忘れてました。

書いてて途中で僕も忘れてました(笑)
恐ろしや恐ろしや・・・・。





>ダプさん

日本人のCL決勝出場は夢ですよねー。
クロップがまだ長期政権をドルで築くようなら香川の復帰も全然アリだと思います。





>onelove2pacさん

ノイアーは神ージャスに変わって来年のW杯で「神GK」の座を受け継ぐかもしれませんね。






>aceさん

個人的にドルについてはプレス強度とカウンターの精度は今年の方がさらに進化しているようにも感じています。

まあ、クロップはあの熱い性格ですからバルサのある意味無機質なサッカーよりロックなサッカーを志向したいのでしょうね(笑)





>超大型小人さん

>>今月のサッカークリニックにビエルサたんが載ってますね~

マジですか!(゚д゚)
早速チェックしたいと思います(笑)





>名無しさん

ペップはミケルス、サッキ、クライフらに続いて確実にサッカー史にその名を永遠に刻む名将の一人になると確信しています。




>名無しさん

確かにルーニーは1トップと0トップの要素を1人で持っていて、局面によってスイッチを切り替えられる稀有な存在ですよね。

勿体ないのが代表でもクラブでもその才能を完全に活かしてもらえていないという境遇が・・・(涙目)






店長さん、更新お疲れさまです。

僕は、今回のゲームはバイエルンの圧倒的戦力にあ然とするしかありませんでした。
店長さん視点の分析にもまた脱帽です。

店長さんはなるべく客観的に各チームを分析されてるようですが、お気に入りのクラブはありますか?
既出の質問かもしれませんが気になりまして。まさかの、マクレスガーなんちゃらですか?

ちなみに僕はにわかの典型と言いますか日本人選手のクラブを応援してしまいます。
日本人的な判官贔屓と三枚目選手好きな性格でザキオカのマインツと、ナガトーモんインテルですね。

風邪を引かないよいに気をつけなさいね
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soccertentyou

Author:soccertentyou
年間300試合観戦のサッカー馬鹿によるサッカー馬鹿の為の戦術分析ブログ

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