異次元のバイエルンとプレミアが勝てない理由 ~アーセナル×バイエルン~

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<異次元のバイエルンとプレミアが勝てない理由

早いもので今季も既に終盤戦を迎えていますが13/14シーズンのこれまでの流れを追って見た時に一つの確信があります。
それは戦術的には「過渡期に入ったな」というものです。

サッカーの長い歴史を振り返ってみても何か新しいエポックメイキングなチームが現れた後は
必ずその模倣が広まり、それが一般化して定着した後に再びこれを打破する新たなブレイクスルーが現れる…という流れの繰り返しなんですね。

そう考えると近年の現代サッカーをその先端で引っ張ってきたエポックメイキングと言えばペップのバルサで間違いないんですが、今や彼らのメソッドである「ポゼッション」「0トップ」「間受け」等は現代サッカーのセオリーとして一部定着しつつあります。

このような観点で今季を見た時に、この流れに乗れたチームと乗り遅れたチームとの二極化は明らかであり、これが戦術的な過渡期に入ったと思う所以です。


そこで今日はこの戦術的な二極化をフォーカスする為に
次のブレイクスルーを担うであろう筆頭候補のバイエルンと今まさに二極化に揺れるプレミアの雄アーセナルとの試合を振り返りながら話を進めていきたいと思います。
(2ndレグも間近に迫っている事ですしねww)


<アーセナル×バイエルン 1stレグ振り返り>
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ではスタメンをさらっと見ていきましょう。

バイエルンはリベリー、ミュラー、シュバインシュタイガーがいない…という事実を一瞬忘れてしまいそうになる豪華メンバーですね。
ラームが右SBに戻っているのはペップにとって唯一この右SBのポジションだけが満足のいく戦術理解度に達していないという事の現れと見ます。
つまり出来ればラームは中盤で使いたいのが本音だけれどもSBにラフィーニャを使ってしまうと全体の機能性が落ちる…という見立てなのでしょう。

対するアーセナルはシティに6点、リバプールに5点をぶち込まれるなどここにきて持病の再発が懸念されていたところにフラミニが復帰。
これで中盤の守備に安定感を取り戻せるかどうか。
それと前線にはいつの間にか飛べない電柱ベン○ナーの他に飛べる電柱サノゴを補強していた模様。


続いて試合を振り返る前に、前日の記者会見におけるペップの預言者ぶりをご覧いただきたい。

ペップ『アーセナルを相手に90分間試合を支配することはできない。それは不可能なことだ。
いいプレーができれば75分程度は支配できるかもしれないが、ゲーム全体を通しては無理だ。
向こうにはクオリティの高い選手がいて、我々にとって常に問題となり得る』


ハッキリ言ってこのコメントでほぼ試合の内容を全て語ってくれていると言ってもいいぐらいの感じなんすが、
実際本当に序盤の15分間だけペースを握ったアーセナルがこの好機を活かせないでいると残りの75分は
バイエルンがいいように試合を支配し続けた…って内容だったんですよね。

改めて試合を振り返ってみるとスタートでアーセナルがペースを握れたのは
守備では前から激しくプレッシャーをかける前プレが
攻撃ではサノゴの空中戦が利いてここからの落としをほとんどマイボールに繋げていた事が大きかったと見ます。

このいい流れの時間態に得たPKを目下絶不調のエジルが痛恨の温いキックでノイアーに難なく止められてしまいました。
(ドイツ代表のチームメイトであるノイアー相手にエジルに蹴らしたのは失敗だったか?完全に読まれていたフシも有り)

結果的にはこれが試合の決定的な分岐点となります。


<ポゼッションする為の現代型ロジック>

とは言え仮にエジルのPKが決まっていて90分間アーセナルが11人で戦えていたとしてもそのまま勝ち切るのは難しかったでしょう。
何故なら試合内容を客観的に分析すればアーセナルがバイエルンと戦って勝てるのはせいぜい10回やって1~2回ぐらいだろうと思える実力差がそこにあったからです。

まずペップの試合前の予言通りに残りの75分間を支配されてしまったのは
PK失敗という心理面での打撃以上にバイエルンにはアーセナルの前プレを外せるロジックが存在した事の方が大きかったと見ます。

このロジックについてですが一つは今ではどこのチームでも当たり前に取り入れられている
ボランチがDFラインまで降りる擬似3バックですね。

まあこれに関しては既に一般化されているので対応策も浸透してきているのですが
バイエルンやバルサ相手に前プレが難しい本当の理由は後ろの数的優位を作る動きに連動して中盤~前線の動きにもしっかりとしたロジックが根付いている事でしょう。


【ゲッツェのトライアングルの中心で受けるポジショニング】
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コレ、このゲッツェの相手ディフェンス3枚のちょうど中間で受けるポジショニングってのはバイエルンの他にもバルサ等、
現代サッカーでポゼッションを武器としたいチームなら一つのセオリーとなりつつあるものですね。

ペップ時代のバルサでもよく見られたこのポジショニングにどのような意味があるのかと言えば
↑の場面のようにゲッツェ自身がパスを受けてもいいんだけれども仮にパスを受けられなかった場合でもチームを大いに助ける事が出来るんです。


【パスを受けられなかった場合】
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ここでも同じようにゲッツェはアーセナルのSB、SH、ボランチで出来たトライアングルのちょうど中心、
いわゆる相手ディフェンスの「三辺の中心」に位置していますが、
アーセナルもここでは中へのパスを警戒してトライアングルを縮める事でゲッツェへのパスコースを消しています。

しかしこれは見方を変えればゲッツェ1人でディフェンス3枚を引き付けている事になり
となればその周囲の選手がどうしたってフリーになるのが11対11で戦っているサッカーの必然と言えるでしょう。

この場面ではクロースはラームへのパスを選択


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ラームから再びクロースへボールが下げられますが
これを見ても分かる通りゲッツェのポジショニングによって彼の周囲の選手(ラームとクロース)がスペースを傍受している図になっています。

これをやられるとどうしてもパスの受け手の方にディフェンスの人員が割かれてしまい、
前からボールにプレッシャーをかけられなくなってしまうんですね。
(しかも中途半端にボールを追えば今度はトライアングルが広がって中のゲッツェを使われ出す始末)

これが現代サッカーにおける【前プレ殺し】の一つであります。
実際に試合ではこれでアーセナルが全く前からプレッシャーをかけられなくなってしまいました。


<前プレ殺しからのバイタル蹂躙>

さて、前プレがかけられなくなったアーセナルは仕方なく自陣でセットアップした形からの守備に切り替えざるを得なくなってしまった訳ですが、ここで更に苦しかったのが彼らの守備体系がいわゆる典型的なプレミアの教典4-4-2による3ラインブロックだった事です。

ハッキリ言ってこの守備メソッドは現代サッカー、特にペップのチーム相手にはもはやでしかありません。

ペップはまず相手の前プレを無効化し、自陣でのポゼッションを確保すると
次はいよいよ崩しのフェーズに移っていく…という手順を恐ろしいほど冷静に進めていきます。
(どこまでもロジックにフットボールを突き詰める男やで・・・)

ではペップにとっての崩しとは何かと言えばそれはバイタルエリアの制圧ですね。
バルサ時代のメッシ0トップに始まり、このエリアを制する事がペップにとって勝利への王手となります。


【バイタル侵入 ~間受けオーソドックス型~】
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局面は右から左へ攻めるバイエルンのビルドアップから。

守備時、エジルとサノゴを横並びの2トップにした4-4-2で守るアーセナルの守備形態は
ペップからすると4バックと4枚の中盤の間に出来るバイタルエリアが格好の狙いどころになってきます。


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この場面では最初ラームへのパスコースを意識させておいてから
時間差でチアゴがボランチの門の間に顔を出し、巧みにボールを引き出しているのが分かります。

中盤がフラットな4-4-2は2枚のボランチの背中を取ると剥き出しのDFラインがほぼ無抵抗になるのが泣き所。

ではもう一つ、次はバルサ時代のメッシで御馴染みの形の発展系から。


【バイタル侵入 ~0トップ型~】
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先程と同じようなビルドアップから今度はアーセナルがバイタルで間受けを狙うチアゴをケアしてきたパターン。


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すると今度はゲッツェが前線からスルスルっと降りてきて門に顔を覗かせます。

当然、アーセナルとしては中のコースの方を切らざるを得ないので・・・


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ボールホルダーのボアテングはアーセナルが中を切ったのを見てからの後出しジャンケンでフリーのチアゴへ。

ここには一瞬SBのモンレアルが詰める素振りを見せますが
4-4-2の3ラインで守っている限りチアゴのようなタイプの選手はSHの裏を取りつつ
SBが飛び出すには微妙に距離が離れているという絶妙の位置取りでこれを無効化させてしまいます。


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やはりこの場面でもSBのモンレアルは行き切れず、結果としてチアゴがフリーで前を向けました。

じゃあ、次に守る方が考えるのはトップから降りてくる0トップ役(ゲッツェ)に最初からDFがマンマーク気味に付いちゃえばいいだろうって事なんですが・・・


【バイタル侵入⇒裏抜けへの切り替え】
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もう一つ、同じようにボアテングからのビルドアップの場面。

ここでもゲッツェが既にスルスルと中盤まで降りてきての間受けを狙っています。


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「そうそう何度もやられてたまるか!」って事で今度はSB(モンレアル)が初めから降りていくゲッツェを捕まえようとパスが出る前にDFラインから飛び出していきましたが、すると今度はボアテングがその頭上を越すロングボールを裏に蹴って・・・


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飛び出したSB(モンレアル)の裏をCFのマンジュキッチがサイドに流れて使う攻撃に切り替えています。


もうこうなるとアーセナルからしてみれば何をやってもその裏をバイエルンに突かれるっていう八方塞で
全てが後追いの苦しいディフェンスになってしまい、その結果として前半37分のPK献上&一発退場ですよね。

まあ、このPKはアラバが外してくれるっていうラッキーもあったんですが
11対11でもバイエルンのパス練習みたいになっていた試合が退場者まで出てしまうと
もはやシュート練習と化してしまった残りの50分。

10人になったベンゲルも4-4-1にして何とか耐えようとしたのは分かるんですが
何故この日空気だったエジルをサイドに回してまで90分引っ張ったのかはよく理解出来ません。

2-0の結果は試合内容から言ってもバイエルンの順当勝ちと見ます。


<プレミアの限界?と二極化>
720p-Liverpool v Cardiff City

このように同じくCLベスト16でバルサ相手に4-4-2で挑んだシティも含め
(結果は同じく退場者を出しての0-2。但しこちらは戦力充の個人能力(特に2ボランチとコンパニ兵長)である程度何とかしてはいたが…)
バルサやバイエルンといった現代サッカーのトップセオリーを身につけたチーム相手に
従来のプレミア型守備の限界といったものが近年顕著になってきました。

ペップのバルサ登場と時を同じくしてプレミア勢がCLで勝てなくなったのは何とも象徴的です。

ただ実はこれ、他ならぬプレミア内部でもそれに気付いた一部のクラブがそのアドバンテージを活かし始めた事もまた確かなんですよね。

例えばブレンダンロジャース率いるスウォンセロナの躍進は
従来のプレミアには無かったポゼッション型トップセオリーのアドバンテージを活かした好例で
このメソッドを獲得したリバプールが今季猛威を奮っているのも納得です。


【リバプールのポゼッションから崩し】
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では実際に今季のマージーサイドダービーからリバプールの崩しの形を見ていきたいと思います。

局面は右から左へ攻めるリバプールのビルドアップからCB(シュクルテル)⇒SB(フラナガン)への展開。


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今季のリバプールはサイドでボールを持って起点となったSBを中心にトライアングルを形成してパスコースを多く作る事でポゼッションの安定化が上手く機能しています。


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SB(フラナガン)からトライアングルを活かして中を使うと
やはりプレミア型の4-4-2で守るエバートンは青丸で囲った中央の2ボランチがこの位置関係。

4-3-3気味の布陣が基本のリバプールはこの2ボランチに対して中央で3対2の数的優位を作るのがその狙いの一つでもあるんですがここではヘンダーソンがエバートンのボランチの背中を取りつつ、後ろからはジェラードの上がりが次の展開への布石となります。


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リバプールは一度サイドのトライアングルでエバートンの守備陣を寄せてから中を使っているので
ボランチの背後を上手く取れているんですが、こうなるとそのカバーには後ろからSBを上げて使うしかありません。


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ここで利いてくるのがジェラードのサポートでヘンダーソンに食い付かせてからジェラードに落とし⇒SB裏のスペースへ浮き球という見事な繋ぎが素晴らしいですね。


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このパスで相手のDFラインが薄くなったところに更にCBまでをもつり出す事に成功しています。
(中がDFが薄いので非常に得点率が高い状況が生まれている。しかも中で待つのはあのSASコンビという凶悪さww)

つまり、リバプールの好調はスウォンジーでさえプレミアキラーとなっていたロジャースのサッカーに
スアレス、スターリッジ、コウチーニョらの一線級を与えたらこうなった…という好例ですね。

まあ、プレミアにとってのエポックメイキングであるが故、機能させるまでに時間はかかりますが
ハマり出したらアーセナル相手に5点ぶち込むぐらいの破壊力はあるぞって事で
個人的には僕のリバプール優勝予想もようやく実を結ぶのか・・・?と見守っているところであります(笑)

(とは言えDFラインが今の顔ぶれじゃ厳しいんだけど・・・(^^;)


もう一つ、『プレミア殺し』の旗手とも言えるチームの筆頭がマンチェスターシティですね。

このクラブは数年前からシルバの輸入に始まりスペイン産のポゼッションメソッドを持つ駒を集め、
今季は更にそのスペインでビジャレアル、マラガのパスサッカーを築き上げた頭脳、ペジェグリーニを招聘。

明らかに現代サッカーのトップセオリーを意識した「プレミアで勝つ」⇒「欧州で勝つ」のクラブビジョンまで見えてくるクラブです。

このチームなんかはもう露骨にシルバを中心としたポゼッションから4-4-2で守る相手のボランチを食い付かせてその背後を取る形を徹底してやり続けてますよね。


【シティのバイタル攻略】
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これも今季の試合(対スパーズ戦)から4-4-2の3ラインで守る相手のボランチをいかに食い付かせてその背後を取るかっていう攻撃の形を見ていきたいと思います。

局面は左から右へ攻めるシティのビルドアップから。
この背中を向けて受ける餌のパス1本で相手のボランチを食い付かせて・・・


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落としのパスからダイレクトで相手ボランチの裏へ一つ飛ばしたパス


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するとバイタルで待ってるのはもちろんシルバ。
シティは相手ボランチの背後でシルバがパスを受けた瞬間が明確な崩しへのスイッチになっています。


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ここで前を向かれたらディフェンス側が苦しいのはボールとDFライン裏のスペースを同時に見る事が不可能になるからですね。

↑の場面でもCBがシルバにプレッシャーをかけようと前に出た瞬間にその裏をアグエロに走られてゴールに繋がっています。

続いて似たような形をもう一つ


【シティのバイタル攻略②】
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この局面もスパーズの綺麗な4-4の2ラインが見てとれますが今度は横パスでシルバが相手ボランチの食いつかせ役となり・・・


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フェルナンジーニョが相手ボランチの背後で受ける形に。


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そのままドリブルでバイタルを侵攻するとやはりCBがこのケアに向かわざるを得なくなってジェコへのラストパスのコースが空いてしまう…という訳ですね。


このように今季プレミアの優勝争いはプレミア殺しとも言える現代サッカーのトップセオリーに乗った者と乗り遅れた者との二極化が明確になってきたように思えます。

個人的にアーセナルのサッカーは大好きなんですが、それでも優勝候補に推せないのは
このチームは前プレとパスワークが機能している時は最高に美しい反面、
一旦自陣でセットアップした形の守備になった時にトップセオリーの鴨になってしまう一面があるからなんですね。
(この長期政権でベンゲルがそこに一度も手を付けなかったという事はこの先も未来永劫同じだと思います…(^^;)

モウリーニョのチェルシーに関しては逆に「相手にバイタルを使わせない守備」が緻密に構築されているので
シティみたいなサツカーを封じてしぶとく勝ち点をもぎ取れる強さがありますけど
反面、攻撃でのバイタル攻略はイマイチなんで格下に引かれると打つ手がなくなる一面もあります。

(きっとモウリーニョはそれを自覚しているからこそ、
ウェストハムの「アラダイス流ゴール前バス留め戦術」を過敏に非難したんでしょうね)


一方で乗り遅れ組についてはモイモイのチームについては言うに及ばず、
ビラスボアスを解任したスパーズに関しても同じ事が言えるかと思います。

確かにビラスボアスのトップセオリーを意識したサッカーは構築に時間がかかるので
短期的に見ればアデバヨールを2トップに据えた4-4-2に戻す事である程度の数字は見込めるでしょう。

しかし長期的に見ればチームの目指すサッカーが一つ下のランクになっているので
このままだとCL圏内入りも難しいように思えるのですが・・・。
(エリクセンたんがワイドに置かれた4-4-2なんて見たくないんじゃ!ww)


以上がプレミアが欧州で「勝てない理由」になる訳ですが
既に見てきたようにそのプレミア内部でもエポックメイクングが行われており
今後のブレイクスルー組と乗り遅れ組の二極化については引き続き注視していく必要があるでしょう。


<異次元のバイエルンが見据える未来>
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ペップがバルサで撒いたトップセオリーが一般化し定着しつつある今季、
既に次のブレイクスルーへの芽吹きも同時に進行中であります。

その筆頭候補が他ならぬペップ自身が率いているバイエルンで間違いないでしょう。

では再び話をアーセナル×バイエルンの試合に戻して、
これまで見てきた彼らのバイタル攻略の形【オーソドックス型】【0トップ】【裏抜け】に続く【カオス型】を検証してみたいと思います。


【バイエルンのカオス型アタック】
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局面は右から左へ攻めるバイエルンのビルドアップから。

ゲッツェとマンジュキッチが裏を狙う動き出しと同時に・・・


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ロッベンがここに入り込んでバイタルでの間受けを狙う形。

これまでのロッベンのプレースタイルからはあまり見られなかった動きであり、明らかにペップイズムの現れである事が分かる。


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アーセナルからすれば、あれだけのバリエーションを持った攻撃に加えて
ここまで前線にカオスな出入りをされたらちょっとゾーンディフェンスではマークの受け渡しが不可能と言えるだろう。

今、バイエルンで進んでいるのがこの中盤~前線の不規則な規則性を持った流動的でカオスなサッカーです。

これを考える上で今一度ペップ政権下のバルサを思い起こしてみましょう。
就任3年目となる2010/11シーズンにCL決勝(対マンU戦)で見せた一つの完成品とも言えるサッカーから
翌シーズン、セスク加入を切望し更にこれを一度ぶっ壊してからのブレイクスルーを狙った彼の最後となるシーズンです。

そのままの継続路線でも充分タイトルが狙えたはずの当時頭三つ抜けていたバルサのサッカーを
敢えて一度壊すようなセスク加入を望んだペップの目線は更にその先に向けられていました。

彼が見据えていたブレイクスルーがよく現れていたのが同年12月に開催された
クラブW杯決勝(対サントスFC)におけるサッカーです。

【ペップバルサ11/12 クラブW杯決勝のスタメン】

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この3-4-3がペップが最後のシーズンに作り上げたかった本当の形です。

で、実際の試合でこの布陣がどう動くかというと・・・


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このカオス性こそペップが望んだ次のブレイクスルー。
もはや中盤より前にポジションなどあって無きに等しい代物でした。

この未来型サッカーを身をもって体験したサントスFCの監督は試合後、
「あれは4-6-0だ」というようなコメントを残していたのも印象的でした。

ただ、実際にはこのシーズン、セスクをフィットさせるのに予想以上の時間がかかった事やメッシのコンディション、
そして既にタイトルを取りつくした選手達のモチベーション管理や何よりペップ自身の精神的疲労の蓄積もあって志半ばにして次のブレイクスルーは遂に完成を見ずに終わっています。


あれから2年―

ペップがバイエルンで目指すのは間違いなく、あのブレイクスルーの続きに違いありません。
実際、今バイエルンの試合から窺えるペップの未来像はこのようなイメージのはず↓

【ペップバイエルンが目指す未来型カオスサッカー】
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中盤~前線の流動性に加えてSBにもカオス性を加えた進化系がバイエルンの真骨頂。
アラバ、ラームの両SBには時にボランチ、時にサイドアタッカーとしての振る舞いが求められます。

こうなるとCBの2枚以外にほとんどポジションらしいポジションは無く
「2-8-0」とも言える未来型カオスサッカーがイメージされるのではないでしょうか。


<個の能力、選手の進化が及ぼす戦術進化>
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最後に、とは言えサッカー自体も常に不確定要素に満ち溢れたカオスな球技であるという視点の検証をもって締めにしたいと思います。

確かに現在バイエルンが見せているサッカーというのは目を見張るものではありますが
それでも完璧かと言われればサッカーではそんな事は絶対にあり得ません。

このアーセナル戦でも絶好の先制チャンスとなったPKは1人の選手の個の能力が生んでいます。


【アーセナルのPK獲得シーンを検証】
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局面は左から右へと攻めるアーセナルの最終ラインのビルドアップから。

バイエルンは最前線からのチェイシングでアーセナルのCBにプレッシャーをかけた後、
二度追いでパスの受け手であるフラミニを挟み込みます。

(この時、後方の様子を首を振って確認するウィルシャーが後々効いてくるのでご注目)


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フラミニからボールはギブスへ。
予めアーセナルのパスコースをこの1本に絞っていたバイエルンは既にボールへ寄せています。


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ギブスからダイレクトパスで中のウィルシャーへ。

しかしここでも近いパスコースから消していくバイエルンの守備が挟み込みを狙っていました。


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ところがウィルシャーは事前に背後から迫ってくるディフェンスを確認しているので
これを逆手にとって一発で逆を取ってバイエルンのプレッシングを個の能力で剥がしてしまいます。


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こうなると前から人数を投下してボールを奪いに行っているバイエルンは一転して空いたバイタルを使われる大ピンチに。

バイエルンでもここで前を向かれてしまうとボールと裏のスペースとを同時にケアするのは難しく、
ウィルシャーのスルーパスからエジルに裏をつかれて後追いのディフェンスになったところから
ボアテングの遅れたタックルがPKを取られてしまいました。


ちなみに・・・ペップバルサがピークだった10/11シーズンのCL決勝T1回戦で
バルサ相手にホームの1stレグを鮮やかな逆転勝利で飾ったアーセナルの試合を覚えているでしょうか?

この試合で一躍ヒーローになったのがまだ若きスター候補生だった当時のウィルシャーでした。
彼の個でバルサのプレスを剥がす力がペップを悩ませ、逆転弾を生んでいます。

そしてやはり二年後の再戦でもペップを悩ませたのは彼の個の力でした。

サッカーではどれだけ完璧なロジックを積み上げた戦術でも
それを一瞬で無にするプレイヤーの個の力というカウンターパンチが必ずあり
これらが両輪として時に相互作用し合いながら進化していくものです。

今夜のバイエルン×アーセナルの一戦もスコア的に考えれば8割がたバイエルンの勝ち抜けは堅いとも思われますが、
常にこの競技の本質がカオスである限り、それでも眠い目をこすりながら試合にかじりつく我々の姿がそこにある事でしょう―




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No title

お久しぶりです。いやー読み応えのある内容でした!
バイエルンもいつかバルサの3-4-3やってくれないかなーと思いきや店長の2-8-0には驚愕しましたwww
でもペップならやりかねそうなので期待大ですね
ま~現実的に考えるとハビマルを3CBの中央において、中盤をトライアングル型に置いた3-4-3になりそうですな
ところで来シーズンはレバンドフスキが加入するバイエルンですが、どうなるんでしょうかね?モウリーニョのバイタル封鎖に対抗するためのジョーカーみたいな役割になるんでしょうか?
あるいはレバも陣容に加えた超カオスサッカーやるのかな?

バイエルンファンです。

店長さん更新お疲れ様です!!

いつも店長さんのブログを楽しく読ませていただいております。
自分の中でなんとなくそうかな〜?と思ってたペップバイエルンのメカニズムがきれいに解説されていてスッキリしましたw
来シーズンはレヴァが加入するのでCFを起用した、「WGにDFが食いつかない問題」を解消した3-4-3がペップバイエルンで観られると期待しております!!

今シーズンは当のバルサはインテンシティが落ちたりチーム内の秩序がぐらついてて組織としてまとまってない印象を受けますが、
一方でペップバルサの影響を色濃く受けたチームの躍進がCLや各リーグで目立ちますね。
それと共にフォーメーションの流行りも4-2-3-1から4-3-3に変わってる気がします。
できれば今度みっちり店長さんに4-2-3-1と4-3-3のフォーメーションの仕組みや各ポジションの役割を解説していただきたいです。

バイエルンは去年もアーセナルと戦いましたが、組織的なプレスが効いてる一方でウィルシャーやロシツキーが絡んだ場面では上手くプレスが剥がされてたのを覚えています。
何故1stレグでスタメンじゃなかったのか疑問に思っていますが(多分大エースのエジルを優先する上でサイドの守備を重視したのだと思いますが)、今夜の2ndレグではロシツキーがスタメンでバイエルンがしっかりボールを保持できなかったらヤバイかもと思ってます。

ともあれ今夜の2ndレグも楽しみですねw

No title

間受けってジダンがレアルにいたころも普通にやってたと思うんですが、
現代サッカーっていつごろからのことを言うんでしょうか?

No title

今日も楽しく読ませて頂きました!
個人的な事ですが、私もバイエルンの試合を見た後に
全く同じ並びの2-8-0をfifa14というゲームで組んだので
少しビックリしました。(ゲームですけどね!^^;)
非常に個人的な話でしたが、嬉しかったものでつい投稿してしまいました。

お久しぶりです
マンUとお仲間の時代遅れサポですww

スパーズのアデバ起用はおそらく、短期的でもいいから結果を残し
EL出場権を落とさないことが目的だと思われます
シャーウッドはがんばっていると思いますが、首脳陣は彼に長期を任せるつもりはない様子
すでに、ファンハールやデブールといった、パスサッカーの聖地オランダ系の監督を招聘しようと試みているようです
そう思ってメンツを見直すと、フェルトンゲンと今季加入のエリクセンはエールディビジからの輸入
新加入のキリケシュも足下の技術があり、布石は既に打たれているようにも思います
全く機能していませんが、ソルダードの加入、デフォーの放出もこの点から考えれば整合性は一応あるように見えます
(レノンがいるサイドにわざわざラメラをとったのも?)

ベップイズムを攻略する戦術は、やはりマンツーマンということになるんでしょうかね?(笑)
それともモウナチオか……
あるいはレアルやパリサンみたいなチームが、個の力で戦術を崩壊させるのか

店長は如何お考えですか?
今後のCLの展望も楽しみにしています^ ^

No title

バイエルンは相手が縦ポンで割り切ってきた時、危ないなって感じますね。
特にアラバは守備時でもかなり高く上がってきますから、もう後ろはダンテだけ。
ダンテがもし競り負けたら?ってシーンが多いので。。

シティの圧倒的破壊力を見ると、中盤の中央を制圧できるかできないかが
やっぱ今のサッカーのトレンドなのかなと。
サイドハーフもサイドバックもタッチライン際に張ってしまうような、中崩しの意識が乏しいチームは置いて行かれるのは間違いなさそうですね。
サイドバックにしても大外を上下するだけの選手はこれから淘汰されるのだと思います。

でじゃぶ?

王者バイエルンを相手に、2点を失い、エジルもなんだか調子が悪い。

もはやアーセナルに勝ち目はほとんどなくなったというのに、あいつらの目はどうだ?

「それでも店長なら、店長ならなんとかしてくれる」

そういう目をしている・・・・

そーいえばあの伝説のミラン逆噴射も相手はアーセナルでしたね。(怖)

ちなみに、僕はミラン見る予定ですがなにか?(笑)

No title

いつも予習と復習を兼ねたブログ更新ありがとうございます(笑)このブログのおかげで明日の試合も10倍楽しむことができます!


と言いつつも、僕の予想では前半10分以内にバイエルンが1点決めて、早々にアトレティコとミランの試合を見ることになりそうですが。



No title

バイタルエリア、ホールに縦パスを通して崩すことや、流動的かつ不規則なポジションチェンジは20年前から当たり前に行われていますが・・・・笑
それが最近のエポックメイキングて・・・・笑

ミス訂正

すいません
中盤をトライアングルと書きましたが正しくはダイヤモンド型ですね・・・
ていうか4人のMFをどうやったらトライアングルにするんだよwという話なんですが・・・

分かりますよ
私には分かる
このタイミングでこの試合を始末してしまえば大半の読者は明日このブログを読む前にこのカードの結末を知ることになるので、店長の逆フラグ力を気にすることなく試合に臨めるというわけですね

さらに「散々バイエルンを持ち上げたけどアーセナルが勝てないとは言ってないよ」という念の押し様。これでほぼ敵はいなくなります。まさに現代サッカーにおけるバイエルンのような無双っぷりです。

ところで、私は最近ようやくアンチェロッティのレアルが頭角を現し始めて来たと感じております。この前のマドリードダービー、多少荒れはしましたがあれこそまさにダービーゲームだと思いました。

勿論そのマッチレビューはして下さるのでしょうが今ここでシャビアロンソについてだけ軽く話を聞かせて頂ければと思います。

ダービーは両チームの持ち味を十分に見せてくれたと思います。そこで改めて感じましたが、本来の実力を発揮し始めたモドリッチに最近だと攻撃時の仕事を奪われているシーンが多く見られると思うのですが今後のレアルの未来においても彼は重要な存在になり得られるのでしょうか?個人的には合わなくなるのではという気さえしていて大変不安です。

更新お疲れ様です。
まあたしかに、バイエルンの試合ではよく解説が「どの選手もすべてのポジションができるようにしたいんでしょうね」って言うってたのがすごい印象的でした。
まあ今回はあまり触れてないですけど、ペップバイエルンはノイアーという化け物GKがいてこそだと個人的には思ってます笑
他の選手の成長ぶりもすごいですが、このままいけばもうノイアーに届く現代的GKは現れないんではないでしょうか笑 彼の守る範囲って自陣ハーフコートを制圧しているような威圧感が感じます笑 ハートとは違うのだよハートとは!笑

中盤のカオス化はたしかに予兆している節がありました。これを守るには、超マンマークの時代が訪れるかも!!!笑

とても面白かったです。ペップバルサの登場によって、ゾーンのチャレンジ&カバーの守り方ではバルサの攻撃を抑えきれないことがはっきりしたことによって、バルサに続くチームが増えてきましたね。そして、 バルサ時代に毎シーズン変化を加えてきたペップが来シーズンに今のバイエルンにどんな変化を加えるかが早くも楽しみです。それと、モイーズのユナイテッドがどうなるのかも同じくらい楽しみです。

家長とかいうのが言っている20年前ってアメリカW杯の頃か。

イタリアのガチガチの4-4-2が全盛でブラジルまで中盤からファンタジーを消してスペインに至っては代表チームがイタリアとイングランドを足して2で割ったような脳筋サッカーをやっていた時代にどこのチームが当たり前にカオスフットボールをしていたって?

まさかヴェルディ川崎とでも言いたいのか?笑

いつもありがとうございます。
アーセナルに勝ち目が薄い試合だと思っていただけにエジルのPKミスはリアルタイムで観戦してて痛かった。戦術技術で劣るなら少なくとも精神的には優位に立ちたかった試合でした。
ところでペップはどのくらいのメンバーならあのサッカーを構築できるのでしょうね。もちろんレベルは下がったなりの形は創り上げるのでしょうけど、例えば今のインテルやマンU、はたまたエバートンやらマインツとかでキープレイヤーを2、3人入れ替えればCL16くらいはデフォルトかと思ったりしてしまいます。
そのあたりペップに組成の条件みたいのを聞いてみたいです。

超マンツーマンと言えば

「勝負あった。監督の差だ」

「やはりペップを倒さずしてCL制覇はないのだ」

「スーパー革命児・ペップを倒せるのは」

「ビエルサたん!お前しかいない」

No title

正直、バイエルンがチート過ぎてブンデスの他のクラブがかわいそうに見えますね。
バイエルンを筆頭にこの新たな戦術に対応する守備ってどんな風にやればいいのでしょうか?私はサッカー素人なので、プレミアの守備が上手くいってないのは分かりますが、他のクラブ(バルサ、バイエルン等)とどう守備の仕方が違うんですか?

No title

全く同感です。
ペップのやっている事を一言で片付けるとしたら、トータルフットボールですよね。
70年代のオランダ、クライフ時代、ペップバルサ時代から更に進化、あるいは極みのトータルフットボールをやろうとしてるんじゃないでしょうか。
CB2人、下手したらCB1人以外は全員が流動的で各ポジションのプレー・動きを理解しているチームが今後登場すると思います。
このバイエルンかも知れませんし、未来のどこかのチームかも知れない。
でも、それを成し遂げるには超ハイレベルの止める・蹴る・見るができないといけない前提があると思います。
もはら電柱キャロルとか縦にしか抜けれないドリブラー、クロス一辺倒のSBとかはどんどん需要がなくなっていくでしょうね。

そして、ペップチームの攻略法ですがやはり「個」だと思います。
極端な話、相手チームの両翼に昨シーズンのロッベン、リベリーでいいのでいるだけでしんどいと思いますね。
また中盤ではウィルシャーやバネガなど、相手が来ているのを感じれる(事前に見ておける)選手などがペップシステムを破壊できると思います。
ペップバルサもそうですが、ペップバイエルンも攻撃・守備の際、機械的な部分が多々あります。
そこでボールを奪えてしまえばいいんですが、1人抜かれた、ファーストタッチでシュート打たれた、スルーパス出されたなどになると
一気に後手に回ります。それをなし得るには圧倒的な「個人技」だと思います。
わかりやすい例で行くと昨年のCLのユーベ対バイエルン。鉄壁の守備でもロッベン一人に全部破壊させられたユーベは最高の例です。

つまりファッションと同じだと思うんですよね。
これだけ守備も攻撃も機械的に整備されても、それを破壊する個がいれば太刀打ちできる。
それって70年代、80年代じゃありませんか?(^^:)すると、その個を潰す為に今度はマンツーマンを・・・・となるかも知れません。
すると本当にファッションと同じで、時代は巡り巡り、ぐるぐる回ると予想します。個人的に。

No title

バイエルンはラームのスタートポジションで、その試合の本気度が分かりますね。
来シーズンは右サイドバック補強してくんのかな~。

バイエルンのカオス型の図、矢印多すぎて訳わかめです。
サッカー選手ってすげぇw

No title

 なんかもうぐちゃぐちゃですね(笑)

 ただこういう緻密なものほど縦ポン一発でぶっ壊れることもありそうですね。
 
 でも縦ポンではバイタルを攻略できないし(というか無視しているし)、勝つということは難しいんだなと思わされます。
 (ひょっとしてこれはジャンケンなのでは?)

 
 話が変わりますが、ようやくチェルシーも組み立てが安定して二列目に良いボールが供給できるようになったと思うのですがどうでしょうか?
(個人的にはマティッチが出れない試合をどうすんの? というくらいすでに重要な選手だという気がします)



あと、本田の現状について
「トンネルを抜けるとトンネルだった」
という捉え方でいいでしょうか(笑)

コメント御礼

> zuraさん

レバの使い道・・・スパーサブだったりしてww
でもレバならペップが望むCFの動きもマスター出来そうですけどね。



>von Braunさん

4-3-3と4-2-3-1の差はやっぱりボランチの位置でしょうかねー。
1アンカーになる4-3-3は結構ここに高い能力が求められるんで
(2枚の組み合わせでごまかせない)やっぱりバルサなんかだと
ブスケスを休ませてソングを起用した時の劣化ぶりが半端ないとww

4-3-3と言いつつその実4-1-4-1で守備専にしたいなら
モウリーニョみたくミケルを置く割り切りもアリですが
自分達がイニシアチブ握りたいならここにソングやミケルじゃキツイっすww



>あさん

トップ下の選手が個人の能力とプレースタイルで行っていた90年代と
そこからアンカーの登場やバイタル封鎖が進歩して
チーム戦術としてコンビネーションで間受けを狙う現代との違いですかね。






> ryo さん

TVゲームであのシステムの成果がどうだったのかちょっと気になりますねww





>: スパーズ推しさん

スパーズに関してはそろそろ駒も揃ったし腰を据えて長期的なチーム強化に乗り出すなら「今でしょ!」と思ってたのでちょっと残念なAVB解任劇でした・・・。

カオス封じは守備もカオスにしたマンツーマンがかなり鍵を握ってくると思われます。




> aceさん

タテポンされてもダンテ&ハビマルがアンカーにいるとここも結構磐石な気も・・(^^;

ただアラバの裏からえぐってファーに流したクロスをラフィーニャorラームに競り勝って決める・・・というのが一番ペップからしたら嫌でしょうね。




>ぴる朗さん

ミラン戦 乙であります!www






> HBKさん

むしろアトレ×ミランの方が先に決着がついた気もww




>家長 さん

トータルフットボールも70年代から言われていますが未だ完成系を見ずに進化し続けているのと同様にイメージで言葉が生まれるのと実際にピッチ上で具現化されるのには大きなタイムラグがあるものだと思いますよ。





>ビックノーズ大先生さん

アロンソとモドリッチは共に偉大な選手である事に疑いの余地は無いわけですが
かといってペアとしての補完性はどうかというとこれは全く別の話で現在静観中です。

アロンソ&ブスケスのペアがスペイン代表で今ひとつなようにランパード&ジェラード同様、そういう事はままありますからね。






>りばぽふぁんさん

ノイアーは今季、満を持して「世界ナンバー1GK」になったと思います。
CL連覇でこの称号を不動のものとするかもしれません。




> blue さん

>>モイーズのユナイテッドが来期どうなるか

まさかの続投!?(爆)





>うーんさん

エバートン&マインツだとさすがにCL16は微妙でしょうね(笑)




> 超小型巨人さん

ビエルサ×ペップがCLで見たいです!






>ダプさん

バイエルン、バルサ、ドルあたりに共通して言えるのは守備で相手にバイタルを使わせないバイタル封鎖が非常に上手いです。
それとそもそもGプレスで相手に余裕を与えない使い分けも巧みです。




> 照り焼きボーイさん

ユーベは今季もロナウド&ディマリアの個の力 にチンチンにされてしまいましたね(^^;

現代の前からいく守備は個で網を破られると一気に瓦解する一面がありますから、次はプレイヤーの能力が進化する番かもしれません。
それとマンツーの復権はもうかなり近いところまできている気がします。




> rage30さん

間違いなく右SBは補強対象でしょうが、マーケットにペップのおめがに適う人材がいないのもまた事実・・・。



> shomaさん

カオスっぷりを表現してみましたww




>わさび唐辛子さん

マテッチが早くも重要戦力過ぎますなww

本田については完全同意ですww


コメント御礼

> zuraさん

レバの使い道・・・スパーサブだったりしてww
でもレバならペップが望むCFの動きもマスター出来そうですけどね。



>von Braunさん

4-3-3と4-2-3-1の差はやっぱりボランチの位置でしょうかねー。
1アンカーになる4-3-3は結構ここに高い能力が求められるんで
(2枚の組み合わせでごまかせない)やっぱりバルサなんかだと
ブスケスを休ませてソングを起用した時の劣化ぶりが半端ないとww

4-3-3と言いつつその実4-1-4-1で守備専にしたいなら
モウリーニョみたくミケルを置く割り切りもアリですが
自分達がイニシアチブ握りたいならここにソングやミケルじゃキツイっすww



>あさん

トップ下の選手が個人の能力とプレースタイルで行っていた90年代と
そこからアンカーの登場やバイタル封鎖が進歩して
チーム戦術としてコンビネーションで間受けを狙う現代との違いですかね。






> ryo さん

TVゲームであのシステムの成果がどうだったのかちょっと気になりますねww





>: スパーズ推しさん

スパーズに関してはそろそろ駒も揃ったし腰を据えて長期的なチーム強化に乗り出すなら「今でしょ!」と思ってたのでちょっと残念なAVB解任劇でした・・・。

カオス封じは守備もカオスにしたマンツーマンがかなり鍵を握ってくると思われます。




> aceさん

タテポンされてもダンテ&ハビマルがアンカーにいるとここも結構磐石な気も・・(^^;

ただアラバの裏からえぐってファーに流したクロスをラフィーニャorラームに競り勝って決める・・・というのが一番ペップからしたら嫌でしょうね。




>ぴる朗さん

ミラン戦 乙であります!www






> HBKさん

むしろアトレ×ミランの方が先に決着がついた気もww




>家長 さん

トータルフットボールも70年代から言われていますが未だ完成系を見ずに進化し続けているのと同様にイメージで言葉が生まれるのと実際にピッチ上で具現化されるのには大きなタイムラグがあるものだと思いますよ。

コメント御礼②




>ビックノーズ大先生さん

アロンソとモドリッチは共に偉大な選手である事に疑いの余地は無いわけですが
かといってペアとしての補完性はどうかというとこれは全く別の話で現在静観中です。

アロンソ&ブスケスのペアがスペイン代表で今ひとつなようにランパード&ジェラード同様、そういう事はままありますからね。






>りばぽふぁんさん

ノイアーは今季、満を持して「世界ナンバー1GK」になったと思います。
CL連覇でこの称号を不動のものとするかもしれません。




> blue さん

>>モイーズのユナイテッドが来期どうなるか

まさかの続投!?(爆)





>うーんさん

エバートン&マインツだとさすがにCL16は微妙でしょうね(笑)




> 超小型巨人さん

ビエルサ×ペップがCLで見たいです!






>ダプさん

バイエルン、バルサ、ドルあたりに共通して言えるのは守備で相手にバイタルを使わせないバイタル封鎖が非常に上手いです。
それとそもそもGプレスで相手に余裕を与えない使い分けも巧みです。




> 照り焼きボーイさん

ユーベは今季もロナウド&ディマリアの個の力 にチンチンにされてしまいましたね(^^;

現代の前からいく守備は個で網を破られると一気に瓦解する一面がありますから、次はプレイヤーの能力が進化する番かもしれません。
それとマンツーの復権はもうかなり近いところまできている気がします。




> rage30さん

間違いなく右SBは補強対象でしょうが、マーケットにペップのおめがに適う人材がいないのもまた事実・・・。



> shomaさん

カオスっぷりを表現してみましたww




>わさび唐辛子さん

マテッチが早くも重要戦力過ぎますなww

本田については完全同意ですww

いつも楽しく記事を読ませていただいてます!

4-4-2のブロックだとバイタルをいいように使われてしまうんですね…
では逆にCLでも勝ち続けているバイエルンやマドリーなどはどのようなブロックを形成しているんでしょうか?

David Moyes is a football genius

前節、香川が途中出場したWBA戦でモイーズは何を思ったのでしょうか?
凡人の私にはモイーズが理解出来ません。

モイーズにもようやく「詰めろ」がかかった模様ですww

セードルフも次で「詰めろ」かも‥

No title

今年から読み始めた新参ファンです

試合観るのが楽しくなりました。

ところで
ザルツブルグ 対 バイエルン
のフレンドリーマッチが今年の初めにあり
前半で試合が決まる形に、

FC Red Bull Salzburg FC Bayern Muenchen ServusTV 18.01.14
ツベにあるので、是非お暇なときに

このブログを参考にザルツブルグの強さを探っています

人工地震 不正選挙

周りに拡散して下さい、お願いします

12・16ユダヤ金融資本のための不正選挙
リチャード・コシミズ【検索】ブログ動画
不正選挙のつぎは日中戦争 核戦争=純粋水爆
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日中戦争阻止、みんなが知れば阻止できます。

ユダヤ裏社会のテロ予告のコピペ2014
また大きな地震来てゴミ共が(日本人が)
たくさん死ぬと良いですね!
また大きな地震来てほしいです!
3年前の地震の時スゲー楽しかったですね!

2014年日本テロ  AK47無差別テロ?
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911内部犯行  ユ敵の日本人を粛清テロ
米大統領=ケネディとレーガン以外ユダヤ人
ヒットラーはユダヤ人 ナチスはユダヤ機関

No title

シティのビルドアップで非常に嫌らしいのは4-4-2で2列目サイドがシルバで、
シルバが中央に絞っても、本来シルバをマークすべき相手のサイドバックが
シルバにマンマークできないところなんですよね。

何故ならそれをすれば相手の2トップに対して最終ラインが3人になってしまうから。こうなるとトップ下かトップの選手をボランチのごとく中盤で守備で働かさないと詰んでしまいますね。

間受けを狙う相手に対してはどう守ればいいのですか?教えてください。

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過渡期ですか!

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