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『完敗』 攻略されたザックJAPAN ~日本×コートジボワール~

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<『完敗』 攻略されたザックJAPAN ~日本×コートジボワール~

どうも、みなさんお久しぶりです(笑)

多忙につきしばらく更新出来ない間にすっかりシーズンも終わってしまいましたが、やはり4年に一度の集大成となるW杯で
日本代表があのような試合をしたとなればこれは放っておく訳にもいきますまい。
(欧州シーズンのまとめもW杯終わった頃に気が向いたらやりたいですが…(^^;)

という事で本日の更新はもちろん日本×コートジボワールのマッチレビューでございます。


【日本×コートジボワール スタメン】
nihokoto.jpg

まずはザックJAPANから。
アジア杯優勝、W杯予選、コンフェデ惨敗、欧州遠征での手応えと数々の修羅場をくぐりW杯初戦のピッチに立った栄えある11人がこちら。

CBにはやはりドログバ、ヤヤトゥーレという人外のモンスター相手という事で今野ではなく森重を抜擢。
ボランチは「スーパーサブ遠藤」という切り札をベンチに残し、すっかり軸として定着した山口蛍。
そして最後まで核を決め切れなかった1トップは最近の強化マッチでのパフォーマンスからヨザク・・・ならぬ大迫が滑り込んだ。

こうやって改めて見てみるとチームの骨格は既に3年前のアジア杯優勝で固まっていた事が分かる。


対するはコートジボワール
ヤヤトゥーレは確かに怖いが、この名前を聞いて僕らはついつい水色のユニフォームを着てプレミアで無双している姿を連想してはいないだろか? 実際は入れ物が変われば素材の味も変わるのがサッカー。
少なくともオレンジ色のユニフォームを着ている時の彼は「あのヤヤ」では無い。

そしてスタメンで何より意外だったのはドログバのベンチスタートか。
恐らく運動量とスピードが武器の日本相手にドログバをスタートから使ってしまうと守備でのリスクが大きいと考えたのと試合展開に応じてベンチに切り札を残しておきたかったというラムーシ監督の思惑だろう。

その他はほぼ予想通りのメンバー構成。

奇しくも両チーム共に遠藤、ドログバという切り札を隠し持ってのスタートとなった。


<空洞化させられた日本の中盤>

さて、結論から言ってしまうとコートジボワールは非常によく日本を研究してきたと言えるだろう。
それは試合を見ていた人なら誰もが感じたはずだ。

まずオランダ、ベルギーとの欧州遠征で手応えを掴んだ大迫、本田の2トップだったが
このユニットが機能したのは攻撃面は勿論、守備でもファーストプレスが上手くハマったからだ。

オランダ戦の前半30分間こそ2人の連携が上手く機能せずに相手のデヨングを自由にさせてしまったが縦関係になる事で問題を解決。
大迫はオランダ、ベルギーの2CBを1人で上手く追い込めるので本田がボランチをケアしながら機を見て横関係になるという機動力が欧州の大男達相手に上手くハマった。

当然この2試合をスカウティングしたであろうコートジボワールのラムーシ監督は
日本のファーストプレスに対し2CBでビルドアップを行ってしまうと危険と判断。
ボランチを1枚(ディエ)落として両SBを上げ最終ラインを3枚にして日本の2トップを外す狙いに出た。

・・・とまあ大袈裟に書くとこんな感じですが、そもそもこのビルドアップの形って普段欧州サッカーを観てたらもはやテンプレとも言える当たり前の話ですよね?(笑)

ところがザックJAPANはこれに対応する明確な術を持っていませんでした。

それがよく分かるのが日本の各選手のプレーエリアです。
これでザックJAPANに何が起きていたかの一辺が見えくるはず。


【前半 日本のプレーエリア】

borante.jpg

●は各選手が前半45分の間、どこにいたかの平均位置を位置データから割り出したものです。
(●と●と繋ぐ線はパスのラインで太くなればなるほどパスが交わされた本数が多い事を表しています)

注目すべきは日本の2ボランチ、山口蛍と長谷部のポジショニングです。
思わず「あれ・・・?ボランチいなくね?」って思っちゃいそうですが、よく見ると長谷部はほとんど吉田に隠れる形でチラッと見えてます(笑)
そんで山口蛍に至っては完全に森重と被っているので●が一つですが名前が2つあるんですね(^^;

そうです、前半の日本の問題点はボランチの位置がCBとかぶるぐらい「異常に低かった」という事です。

何故こんな事になったのかと言うと先程述べたコートジボワールのビルドアップ対策との兼ね合いですね。
ちょっと図でコートジボワールのビルドアップ時の噛み合わせを確認してみましょう。


【コートジボワール ビルドアップ時の布陣】
3-2-5zukai.jpg

コートジボワールはボランチを1枚落として両SBを上げるのでこんな形。

日本はコートの両SBに香川と岡崎が引っ張られちゃうので、長谷部と山口のボランチもそれに付き合う形で後退。
結果、日本の中盤ラインが低いので2トップとの距離が開き、中盤に空洞が出来るという現象ですね。

では実際の試合からこの中盤の空洞化を検証していきましょう。


maep1.jpg

ハイ、これ前半2分の場面です。

2トップと中盤のラインの距離がこんな事になっているので見事に空洞が出来ている訳ですね。
その上、相手の3枚に対して本田と大迫が2枚でプレスをかけているので、当然3枚目が空いちゃうと。

これに関してはチームとして2トップに前から行かせるなら後ろも連動して押し上げないとダメだし、
逆にこの中盤とDFラインの高さで守りたいなら2トップは行かせちゃダメです。

つまり欧州サッカーシーンでは当たり前になっている現代サッカーのビルドアップテンプレ版に
日本は明確な対応が出来ていないって事が2分でバレてしまったと。

これは試合後の選手達の談話でも明らかなんでちょっとかいつまんでみます。

長友
相手のSBがウイングみたいな形で、(香川)真司も引っ張り出されることが多かった。相手のサッカーにハマったのかなと」
「前からハメようとしたけどハマらなかった。ボランチが(最終ラインまで)下りて、ボール回しに積極的に参加していたこともあってなかなかハマらなかった」

大迫
「(監督からは)いつもどおりやることと、あとはボランチのケアをすることを言われたけど、守備で走らされた感がすごくある。
立ち上がりは前からいこうと話をしていたけど、いったときに(後ろが)ついてきていなかったから、そこは改善しないといけない」


ちなみに前半45分におけるコートのボランチ、ディエのパス成功率は何と100%です。
いかに日本のファーストプレスが空転させられていたかが分かる数値ですね。


…んで、これに付随する形で狙われたのが「日本の左サイド」であると。

さっきの場面、もう1回出しますけど・・・
maep1.jpg

この時、香川のとこにいる選手がもうちょっと守備の戦術インテリジェンスが高い選手だったら
2トップが高い位置から追い込み始めたのを見て香川も次のパスを狙える高い位置に上がってもいいと思うんですよ。

とは言え、香川はそういう選手じゃないですし、ザックからも4-4の2ラインによるゾーンを崩すなって言われてるでしょうから、ここで自分の持ち場を守るという判断も一定の理解は示せるかなと。

問題はこの後ですね。


mare2.jpg

ハイ、コートジボワールにまんまと空洞化した中盤を使われてボールを運ばれてしまいました。

こうなると「オイ、誰がボールに行くんだ!?」って事になるので、一歩遅れて長谷部が向かう事に。


mare3.jpg

やっぱりね…という流れで長谷部が遅れて出たところをヤヤにバイタルで間受けされてしまいます。

ここで香川の守備センスが求められる場面パート2です。
ここはもう守備の優先順位から言っても外より中のバイタルを守らなければなりません。
なのでここで求められるのは大外のオーリエへのコースを切りながらヤヤへ激しく寄せるアプローチです。

・・・が、結果的に香川は矢印の方向へは動かず、自分の持ち場を必死で守っていました。


mae4.jpg

結果、ヤヤから右へ展開されて長友が1対2の数的不利という窮地へ。

一連の流れを香川の守備貢献という観点で振り返ってみますと
まず2トップに連動して高い位置を取らなかった(理解)⇒バイタル通されたのにまだ持ち場を離れず(疑問)⇒結果、サイドに展開されて後ろの長友が1対2(怒り)

結局、最後までお前は一体何を守っていたのか?と(爆)

持ち場を守っただけで何一つ守備としてはチームに貢献出来ていないのと、
そもそもゾーンディフェンスって自分の持ち場にいる相手をマンマークする守備ではなかったのかと。
最悪、最後まで外のSBオーリエをケアしてた(つもり)なら最後長友が1対2になっているのはおかしいだろうという話。

つまり日本の「左サイドの戦術的インテリジェンスの低さ=脆さ」は完全に狙われていたという事ですね。


<序盤の切り合いから見る優劣>

とは言え、ザックが香川を左SHとして起用しているのはそもそも守備には目をつぶって打ち合い上等!の観点ってのも分かっております。

(そうさ、今季プレミア優勝チームのシルバだってあんなに自由だぞ!ww)

やられたらやり返す・・・倍返しのザックJAPANの真骨頂という事で次は日本の左サイドからの攻撃を検証してみましょう。

【日本の左サイドからの攻撃 (香川の間受け)】
kagawa1.jpg

↑は前半5分の場面。日本のビルドアップ時はコートの前線はほとんど守備をしません。

故にCBの吉田がここまでどフリーでスルスルと持ち上がれてしまう訳ですね。

ここから香川が中に入り込むのと同時に大外は長友を上げて吉田(&今野)のビルドアップ力を最大限活かす!ってのがザックJPANAの生命線であり最大の武器でした。

ここでも吉田が香川へタテパスを入れて・・・


kagawa2.jpg
香川無双発動!!!

見てろモイーズ!これが日本のシルバ・・・もといKAGAWAじゃ!

(ってあれ?香川にボールが渡った時点でジェルビーニョは必死に追うどころかもはや棒立ちで諦めとるやんww)

ところがこの日の香川は絶不調。
バイタルの間受けから前を向いても全く決定的な仕事が出来ません。
(マンUですっかり香川⇒香車に改悪されてしまったのか?www)

それどころか何故か↑この場面でも一番消極的かつ難易度の高そうな本田への横パスを選択して・・・


kagawa3.jpg
かっさらわれた!

ヤバイ!こうなると日本の左サイドは香川と長友を同時に上げているから、
さっき守備を放棄して前残りになっているジェルビーニョが野に放たれるぞ・・・!?


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まやや対ジェルビーニョとかいう絶叫マシーンに全日本人が悲鳴した!!

うーん、どうやらラムーシ監督の狙いは、日本の左サイドで切り合い上等!の覚悟でジェルビーニョには守備免除の前残りって事ですな。


【前半 コートジボワールのプレーエリアとパス経路図】
kotozenhan.jpg

コートジボワールは後方の2CBとボランチのトライアングルでパスルートが太くなっている事と
最前線にジェルビーニョが「前残り」になっている事がデータからも明らか。

こうなると攻撃時の香川とジェルビーニョのクオリティ勝負になる訳で
この試合に限ると左サイドの切り合いで優劣がある程度見えたかな・・・と。


<「持ってる」日本の先制点>
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全体的にはコートジボワール優位で進んでいたかに見えた序盤でしたが、ここで日本に先制点が生まれます。
決めたのは本田△の個人技。

さすが!NHK「プロフェッショナル」で言っていた「次(W杯)で入れる為に今(ミラン)は外しに行ってるんです!」が実証されたぞ!
(ミラニスタ「それが決められて何故アレとアレとアレと…(その他多数)」)

前半15分―
スローインの流れからファーストタッチでゾコラを外し⇒2歩目の右足がもう踏み込みになっており⇒3歩目となるはずの左足でシュートが放たれていた。
ファーストタッチからシュートまで実に1秒弱の早業である。

この得点に乗せられてここからの10分は日本の流れになりかけるのだが、
リードされたコートジボーワルはムキになって同点ゴールを狙わずに、
むしろ試合の流れを落ち着けるようGKと3バックでゆったりとボールを回し、テンポを落とす冷静さ。

構造的には日本のプレスがハマらない課題はそのままなので次第に試合はコートジボワールのペースへ戻っていきます。


<半端なく存在感がなかった大迫>

前半、日本が苦戦した要因の一つにこの日は半端なく存在感がなかった大迫が挙げられます。
攻守両面で全く機能していませんでしたが、まずは守備面から検証していきましょう。

ozako1.jpg

局面はコートのビルドアップに対する守備の場面。

ここでは大迫が上手くボールホルダーを追い込んで・・・


ozako2.jpg
ボール奪取!

よし速攻だ・・・!!


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・・・が、しかし本田へのパスは読まれていてインターセプト

カウンター返しがくるぞー!


ozako4.jpg
日本の中盤が必死に戻っているのにミスした張本人が棒立ち!!!
(クロップ「はい、獲得リストから消し」)

やっぱり本田、岡崎といった欧州経験の長い選手達は攻撃のポジションながら
この場面で瞬間的に守備へ切り換えられるインテンシティを持っていますよね。


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大迫、半端ないって!
だって、本田さんとか長谷部さんがめっちゃ守備しよるのに棒立ちやもん!
そんなん出来ひんやん!普通!



大迫にはルーニーやリベリーのビデオを見てもらって、精進してもらいましょう(笑)
じゃないと一生ケルンが関の山です。


では続いて攻撃面。
先程見たように前半の半ばまではそれでもコートのバイタルエリアがスカスカだったので打ち合いにもっていけそうな雰囲気はありました。

しかし次第にコートのライン取りが高くなって中盤との間隔がコンパクトになり、このスペースが消失されていくんですがそこには大迫の動き出しが一因になっていたと見ます。


【深さが消失した日本の攻撃】
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局面は日本のビルドアップの場面。
吉田からかなりボランチの位置まで降りてきてボールを欲しがる香川へ。

(元々、香川は攻撃時の自由な立ち回りが武器ですが、前半半ば過ぎから低い位置取りを取る傾向が顕著になっていきます。理由は後述)


oriru2.jpg

香川から山口へボールが渡る頃には本田も降りてきて顔を出す素振り。

そしてコートのラインはかなり高い位置に取っている。


oriru3.jpg
ここがポイント

この中盤からのタテパスに大迫は下がってきてのポストプレーを狙っているのだが、
ゾコラとバンバの2CBもこれまでのプレーから大迫のもらい方は読みきっており・・・


oriru4.jpg

やはりアフリカの2CBを背負いながら正攻法のポストプレーでは無理があります。

ここからコートのカウンターが発動。


orirru6.jpg

当然ここでも長友が上がっているのでその裏をジェルビーニョに走られる形。


そもそも前半、コートのライン裏に大迫が抜け出してロングパスを受ける場面は皆無に近く
これがコートのDFラインが自信を持って高い位置まで押し上げられる一因になったと見ます。

本来、この試合で大迫に求められていたのは・・・


oriru5.jpg

こういう裏への抜け出しで相手のDFラインを引っ張り、広げたバイタルエリアで本田、香川の間受け発動!じゃなかったのか。
本田と香川はバイタルエリアが狭すぎるので低い位置まで降りてきてボールをもらおうとする悪循環に陥っていました。

ここで日本のプレーエリアとパスの経路図をもう一度見直してみましょう。


borante.jpg
注目すべきは攻撃の深さ(奥行き)がほとんど無く、前線でのパスが横パスばかりになってしまっているという点ですね。

以上の事から大迫が深さを作れなかった結果、日本の間受けが激減し攻撃が停滞⇒コートのカウンターが発動しやすい状況が整っていたという訳です。


<プラン通りの遠藤投入は是か非か?>
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結局前半は1-0、日本のリードで折り返す事に。
そして後半、試合の勝敗を決定付ける両監督の采配合戦が始まります。
なんせお互い切り札を懐に持っていますから「いつ切るか?」、そこが問題です―

まずザックですが、これまでなら後半頭から遠藤を投入するのが規定路線だったはず。
それを投入まで5分待ちました。これは何を意味しているのでしょうか?

それは相手もドログバという切り札を持っている事は明確であり、
後半頭からあちらが切り札を入れてきた場合ピッチ上での主導権バランスはどうなっているかを見極めた上で投入したいという意図があったからだと思われます。

ところがラムーシ監督はここでも我慢の一手。ドログバはベンチのまま。
(負けているのに冷静な監督です)

日本は前半の終盤に下がって押し込まれていた事もあり、ハーフタイムで束の間の燃料補給の後、
後半スタートから再び前から取りに行く姿勢を打ち出してきました。

【日本 後半0分~15分までのプレーエリア】
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*前半、後退していた日本の中盤ラインが前線と連動してかなり高い位置まで押し上げられているのが分かります。


一方、後半のラムーシ監督で注目すべき采配はジェルビーニョとカルーのサイドを左右入れ替えてきたという事です。
試合を見ていた時の率直な感想としては「あれ・・・?左サイドでの切り合いやめちゃうの?」という具合。

この慎重策から窺えるラムーシ監督の思惑はハーフタイムで燃料補強を済ませた日本が後半の頭から「守備で前から来る」事、
そしてテンプレの「遠藤投入」で攻撃のギアを上げてくる日本に対し押し込まれる事態を想定していたという事です。

言い換えれば押し込まれている状態でのドログバ投入は守備面でのリスクにしかならないので、
切り札投入のタイミングを窺うために「待った」のです。


「前から行く」日本と「我慢」のコート、当然後半は日本が押し込む形でスタートします。
そしてこれを見て大丈夫だと判断したザックがすかさず遠藤を投入。

ここで気になるのが長谷部⇒遠藤の投入で日本の中盤のバランスはどうなるのか?という点です。
前半、香川&長友の裏を散々突かれていた日本がそれでもかろうじて失点しなかった要因に長谷部の献身的なカバーリングがありました。

【前半25~45分 日本のプレーエリア】
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↑前半の押し込まれている時間帯に長友の裏を長谷部がカバーしていた事が分かります。

これが遠藤になると一抹の不安は残りますが、それでも後半は頭から日本のペースでしたし
何より長谷部は元から90分出せるコンディションにも無かったのでしょう。

結果論でこの遠藤投入を批判するのは簡単ですが、少なくともこの時点では緩手とまでは言えないのではないでしょうか。


実際に試合では遠藤が入った事で香川、本田、長友と組む左サイドの黄金トライアングルが復活し、
前半には見られなかった近い距離感でのパス回しと崩しが見られます。

【日本の左サイド 黄金のトライアングル (後半10分の場面)】
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但し、ここでまたもや冷静だったのがコートジボワール。

まずは遠藤投入を見るやジェルビーニョを元の右サイドへ戻し、遠藤が投入された左サイドでカウンターへの布石を打っておきます。

更にリードされているというのに日本の勢いを感じた彼らは再び3バックでボールをチンタラ回して、
燃料が補給された大迫と本田に追い込まれるとGKに下げる⇒日本の2トップが追う⇒GK蹴り出す を繰り返し行っていました。

結果的には日本ボールになるのですが、彼らの狙いはハーフタイムに束の間補給された2トップの燃料を後半の早い段階でエンプティにする事。

すると後半15分もすると日本の2トップが追えなくなる場面が目立ち始めます。

【燃料切れの2トップ】
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↑は後半15分過ぎの場面。

コートジボワールは徹底した3-2-5の布陣。


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この時間帯になると日本の2トップはヘロヘロで、コートの3バックに横パスで振られてから⇒タテパス入れられると全く付いていけない。


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結果、押し込まれての悲しきかな5バック状態(泣)

こっからノープレッシャーでクサビ入れ放題じゃキツイっす・・・。

これを見たラムーシ監督は「今だ!」とばかりに満を持してのドログバ投入。
これだけ自由に前線へ配球出来る状態になるまで待ったラムーシの忍耐が光る。

そしてベンチから出てくるのは人外のモンスター。

日本の死亡フラグが立ちました―


<狙われた日本の失点パターン 切り札の格が違いすぎた>
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この鬼畜采配の効果は覿面。
日本はドログバ投入から5分と持たずに2失点を喫して逆転を許す事になる。

では失点の場面を検証していきましょう。

【日本の失点シーン (後半64分)】
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局面はコートの攻撃を凌いで日本のカウンター発動のシーン。

ドリブルでボールを運んだ香川から本田へ


shiten2.jpg

だが既に本田は守備に奔走してヘロヘロの状態。
そして日本はカウンターの場面でとりあえず本田に預けて走り出すという傾向も完全に読まれている。

アッサリとボールを奪い返されてカウンター返しの発動


shiten3.jpg

ボールを奪い返したのを見るやコートはジェルビーニョが裏抜けで長友を引っ張る。

日本は香川がトップ下の位置にいるのでSBオーリエに上がってこられるとマーカーが不在。


shiten4.jpg

前半はそれでも何とか長谷部がこのゾーンを埋めていたが遠藤さんの機動力ではこの距離間がヤット・・・ならぬやっと。

クロスの名手オーリエにこれだけ余裕を持って上げさせたらそりゃ失点は時間の問題です。
(中で待つのも獣だらけ!)

ちなみに2分後の2点目もこれと全く同じ形。

更に言うなら先日のザンビア戦もコレ↓

【ザンビア戦 失点場面】
zanbia.jpg

ザンビアのユニフォームがオレンジ色なんで、一瞬コートジボワール戦かと見間違うぐらいのレベルwwww

これはもう完全に日本の失点パターンを研究されたと見るべきでしょう。


<打つ手が無かったザック 最後は自滅のパワープレイ>
zaku.jpg

ザックとしては遠藤投入後の大久保というカードの切り時を窺っていたのだろう。
しかし相手がドログバを投入してから同点ゴールが生まれるまで僅か2分、そこから逆転されるまでが更に2分では動こうにも動けなかった。

しかも本来であれば燃料切れになっていた2トップに大久保で再びエネルギーを注入したかったはずが
香川&遠藤の左サイドが狙い打ちにされていたので守備面での修正に大久保を左サイドへ持っていかざるを得なくなってしまった。

結果生まれたのが、本番までほぼテスト経験のない本田1トップ&香川トップ下。

ザック(試合後の談話)
「選手を交代してパフォーマンスを良くしようと試みた。それにもかかわらず、同じようなプレーが続いた。
私の試みは失敗に終わったということだ。」

3枚目の柿谷を投入するもチグハグな日本の攻撃に光は見えてこない。

象徴的だったのが後半84分に、右サイドから内田が抜け出したシーンだ。

【得点へのヴィジョンが沸いてこない布陣】
usahida.jpg

せっかく抜け出した内田だが、前線が柿谷、大久保、岡崎の横並びでは、
ここから得点へと繋がるヴィジョンも沸いてこなかっただろう。
(結果、迷ったように岡崎へパスを預けてボールロスト)

締めはザックがこれまで「禁じ手」としてきたパワープレイで吉田マヤを前線に上げるものの
ほとんどチャンスらしいチャンスすら作れずにタイムアップの笛を聴く事となった―

(アジアCUPでは安易な守備固めとパワープレイを1回も使わずに長友を一列上げた3-4-3からのサイド攻撃を貫いて見事な優勝を勝ち取ったチームだったのだが・・・)


<貫けなかった「日本のサッカー」 原点回帰を望む>

90分のスタッツはシュート数で21対7、ボール支配率で61対39、クロスも23本上げられた日本の完敗と見る。
(むしろこの内容で1-2はラッキーな部類だろう)

試合を振り返ってみると先にリードしたはずの日本が終始慌てて先に動いたのに対し、
我慢を貫いたコートジボワールは訪れた勝機を逃さなかった。

但し、仮に遠藤投入のタイミングをズラしていたとしても結局ドログバという反則兵器が手札にあったコートの猛烈なギアチェンジには耐えられなかったと見る。

将棋で言えばこちらの持ち駒はせいぜい銀、桂馬といったところだが相手は1枚で飛車角並の機能を備えた駒。
そもそも両チームが抱えていた切り札の格が違い過ぎたのだ。


元々日本は試合の流れに応じて臨機応変に対応出来るチームではなく、先に動いて試合を決めるしかなかったとも言えるが、コートジボワールは90分の中でも「我慢」するところと「勝負を決める」ところのメリハリがハッキリしていて経験の差を感じずにはいられなかった。

ラムーシ監督の日本の生命線である左サイドを突く作戦は、
ザックからすると「日本のサッカーが出来なかった」というよりさせてもらえなかったという感じだろう。

スコア以上に尾を引きそうな敗戦だが、このチームのリバウンドメンタリティを期待したい。

我々に残されたW杯は現状あと180分。
もう一度この4年間やってきたサッカーを思い出し、原点回帰のギリシャ戦を望む。




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No title

失点の仕方はコンフェデのブラジル戦そのまま、サイドバックがドフリー状態で高精度クロス→あばばばば!!!でしたね。

ザッケローニは日本の長年の問題、押し込まれるとボランチがフィルターになっておらず最終ラインに吸収されてしまう問題(結局南アフリカ大会でスナイデルにやられたミドルシュートもこれが原因)を前線の選手の前プレによってまず押し込まれないようにしようとして、解決しようとしたんだと思います。

ただ、バルサにしてもこの1つ前のイングランドイタリア戦のイタリアにしても
前プレしてくるんなら2トップのところに人数割いちゃえばいいじゃんってことで
前プレかわしできるんですよね・・(くしくもイングランドも日本と同じ状態になってましたね。失点の仕方も)

バイエルンのハインケスお爺さんはミュラーとゴメスががCB+ブスケツに食いつきすぎてメッシがフリーにならぬよう2人と後ろの距離が離れぬようにかなり気を払っておりましたが、今まで前プレじゃあ、高い位置で奪うんじゃあって仕込まれてきた
日本の選手は完全に混乱状態に陥っていました。それでもオランダ戦の後半はある程度出来てたんですけどね・・・

ただ、ダブルボランチは前プレが機能してないにしろ、もう少しフィルターとしてボールホルダーの前に立ちはだかってほしかったですね。完全に腰が引けてました。

そして攻撃では左サイドというか香川がプレーの精度欠くと日本オワタになってしまう日本の弱みが出てしまったというか。普段パス成功率90%台をキープする香川はどこに行ってしまったのか。ギリシャ戦は保険として岡崎よりかはまだゲームメイクができる大久保を右に置いた方が良いような気がします。

No title

3バックポゼにプレスがハマらなくなるのはコンフェデのブラジル戦、メキシコ戦でも経験していただけに欠陥として認識されていなかった(orインテンシティが高ければ大丈夫と考えていた?)ことは残念。

ギリシャもコロンビア戦では3バック気味にしていたけど縦に速い選手は少ないからライン上げて欲しいっすね。

ベストイレブン

店長!!

各リーグのベストイレブンの選出まだぁ(´Д` )

店長の渋いベストイレブンが待ちきれないですよ!
よろしくお願いします!

No title

 二点目を決められたときに頭を抱えて倒れ込みました(笑)


 更新ありがとうございます



 ドログバはやっぱりドログバでしたね。
(そりゃ、こんなバケモノがいるならモウリーニョも中盤無視してボールを放り込みたいと思うのも頷けます)

 日本としては遠藤投入で二点目を取りたかったところでしたがコートジボワールが冷静でしたね。 
(なぜ負けている段階で十五分もドログバ投入を待ったのか、その理由がわからず悶々としてました)
 
パワープレーに対する守備ならドログバでもOK、というか最強という算段があったのかもしれません。(はじき返す姿を見る度に絶望しかなかった)

守備の出来る遠藤を待ちたいです(あと香川も)

 とりあえずギリシャ戦、楽しみにします。(W杯はお祭りみたいなものでもあるので)

待ってました~♪

って、まずはスペインの関係者に謝罪するところから始まるんじゃなかったんですか?(爆)


日本はボランチ2枚と本田・香川の距離感が生命線なのに試合を通して悪いままでしたね。
終始押し込まれていただけに、個人的には今野を左SBに入れて長友を1列上げてるのもありだと思っていました。

さらに、アジアならまだしも、このレベルが相手だと今の日本は相手の交代を見て臨機応変に対応なんて出来ないのですから、ドログバ登場する前に大久保投入してラムーシを考えさせてほしかったです。


あと、前プレ行っては剥がされてスカスカのバイタルに縦パス→そこからサイドに展開もなんとかしないと厳しいですね。

まぁ、どこが相手だろうと撃ち勝つしか方法はないと思うので、恐れずに戦ってほしいと思います。
ギリシャ戦は柿谷を予想しています。

久々の更新お疲れ様です!ほぼ1日で仕上げてしまうなんて店長の本気半端ないです(笑)

マッチレビュー拝見して、もやもやが少しすっきりした気がします。

交代策については巷で話題になってるほど問題だとは思っていませんでしたが、個人的に先発は柿谷選手で裏抜け+遠藤選手でポゼッションの守備リスク度外視で打ち合い上等じゃこらぁ!と想像していただけに残念でした…

店長は遠藤選手ベンチはどうお感じになられましたか?

あとやはり中盤のラインはどうしても上げられなかったのでしょうか?

メンタリティといえばオシムさんも日本人の強国に対する恐れが悪影響しないか懸念されていたようで・・・・

感想戦お疲れ様です。
前プレで深追いはせずにセンターライン付近に網を張って
両SB&ヤヤがボールを受けに下がった所を狙えばいいのにと
試合中ずっと思ってました
で、裏のスペース突くなら柿谷でしょうと・・・(結果論)
これがチームの理想に反する消極的な戦い方という訳でも無いと思うのですが
前田やマイクがFWの時代が続いた分、このやり方が選択肢に無かったのも
致し方ないといったところでしょうか・・・

日本のW杯が終わってしまう前に。

始めてコメントいたします、ツバメと申します。

大変勉強になりました。
ここまできちんとした分析をしているブログ(サイト)は他にはないですね。

ひとつ質問があります。

>日本のサッカー
>4年間やってきたサッカー

とかかれていますし、それは選手も口にしていることなのですが
具体的にはどのようなサッカーなのでしょうか?

できれば、それを整理して書いていただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。

No title

インテン‥なんとか?溢れる更新ありがとうございます。

難しいことは分からないのですが、本田と香川の「遠藤さんもいないし、俺たち同士しか信じられない」感は半端無く伝わってきました。

素人の幾多の疑問のうち、以下3点、お暇なときに応えて頂けると嬉しいです。

①玉砕覚悟で‥じゃなかった、自分たちのサッカーを信じて、
遠藤先発では駄目だったのか?

②とにかく、今までやってきたことやん、死ぬ気でDFラインを高く
してみては、駄目だったのか?

③左が攻略されてるのなら、右から攻めてみたらどうなのか?
ウッチー個人の攻撃能力に期待出来ないのなら、酒井ゴリで。
前が岡崎なのが辛いけど、本田が使ってあげれば、いいのでは?

No title

見ている分には分からなかったのですが、
実際、雨って影響してたんですかね?

No title

久々の更新お疲れ様です。
失点シーンは香川がザックの「スタートポジションはサイドに張れ、ボールを回してる内に中に入るのは構わない」という指示を無視してきたツケが回ってきた感じでなんとも言えませんでした。ポジションバランス崩しすぎて守れる個の力がある守備陣じゃないっていうのに。。。
まあサイドにはりっぱははりっぱで香川の良さが出ないので難しいところですが。
ザックはこのまま香川と本田のWトップ下で心中するつもりなのでしょうか。
店長さんのご意見を教えてください。

No title

待ってました!
モヤモヤが解消されました。負けるべくして負けたとうことですね。
あと、質問なのですが、岡崎ワントップだった方が良くなかったでしょうか?

No title

店長さん!更新ありがとうございます!
待ってました!

改めて、監督の力って大きいですねー。
今後日本はどう修正したらいいんでしょう?

欠点が露呈した以上、ギリシャはまだしも
ペケルマン相手には・・・

勝利のイメージが浮かびません・・・。
はあ。

clのまとめ記事も待ってます。
改めて更新ありがとうございました。

更新待ってました。
勝負なので負けたことは、悔しいけど仕方のないことですが、消化不良にならない負け方ではありませんでしたね。ギリシャ戦は、もちろん勝つことを望んでますが、仮に負けるにしても消化不良にならない試合を期待します。
話は変わりますが、今のオランダ代表やアルゼンチン代表の前半のシステムはどう思いますか?フォワードもしくはウイングの選手を一枚削ってセンターバックの枚数を一枚増やす布陣です。個人的には、とても残念です。オランダはスペインに大勝したのでスポーツ面では正しいのですが娯楽面では…
正直、ウイングのいないオランダなんてオランダじゃないって思ってしまいますww

なんで2トップがボランチを見なかったのか疑問

いつもTwitterとブログを見て楽しませていただいてます。

一つ質問したいのですが、どうしたらこのような分析ができるようになりますか?戦術眼というやつですかね
高校の部活の監督にもサッカー偏差値が低いと指摘されます。

もしなにかあれば、ぜひ教えていただきたいです!

日本はGKとCMFとCBのレベルがアップするまではガス欠大量失点覚悟のライン上げをやるしかないと確信した
前で勝負されてズルズル下がるより裏へ独走を許す方が遥かにいい
サイドに流れてモタついてくれる最高な選手もいるしね

更新ありがとうございます。
この日を待っていました。
でも、その日が日本完敗記事だったとは…
麻也のパワープレーを見て、4年間がガラガラと崩れていくのを感じました。
あと2試合、楽しみたいです!

No title

待ってました!

ほぼ、毎日更新されているか確認していましたから、嬉しい限りです。

世間(ネット界隈だけ?)では、この敗戦のように、いつもの様な見事な掌返しに憤慨していました。

相変わらず、流石の分析力ですね。

ザッケローニ監督が、ずっと強調してきた「バランス」と言う物も結局本大会入ってからも見れず残念です。もしかして開幕直前の試合は情報戦をしかけているのかと、一縷の望みを持っていましたが、最後まで守備の問題点を修正し切れませんでしたね。

遠藤選手の、リードしている時点での途中交代には、かなり批判的に見ていたんですが、この記事を読んで自分の視野の狭さに気付かせて貰いました。

ギリシャ戦も是非更新してください! 楽しみに待っています。

店長!更新を待ちに待ちましたよw
長らくお世話になっていましたが、初コメですw

ジェルビーニョ、カルーの裏抜けを恐れてか最終ラインも下がってしまい、縦の距離感が広がる。
SBを上げているため、そこをどう対応するのか迷って?横の距離感も広がる。結果間が空き放題、通し放題で、フィルターなしにCBとマッチアップが何度もありましたね。
ラインを押し上げる以外にも、いっそリトリートする。山口、本田が下がって4-1-4-1の守備ラインに→大迫が片方のサイドに追いやる→サイドで奪う。や、本田が下がって4-5-1で守る等あったような…。
後半になっても対応できていなかった?のは残念でした。ザックはどうしたのか…
結局失点も遠藤、香川の対応が遅れた、お粗末だっただけで、脅威的な選手はいれど、驚異的な攻撃はなかったような(^^;;

また、まだ1度しか見れていないのですが、なぜ攻撃があれほどまで空転したのか、なぜパスミスが多かったのか、ここが疑問です。コートジボワールの守備も決していいとは言えず(もちろん個人のフィジカルは恐ろしいが…)楔に定評のあるはずのCB2人へのプレッシャーはほぼありませんでしたし、バイタルエリアも結構空いていましたよね?
ボールが入ってからプレスに来る、完全に後手の守備だったような…。
香川の絶不調、大迫の裏抜け以外にも要因は多々ありそうですが、どうなのでしょうか?

なーにが「アフリカとは相性がいい(キリッ」だよw
なーにが「アフリカ人は集中力と組織力がない(ファサッ」だよw
全然日本より上じゃねーか!!

そうそう、なんかインテル長友があんな形のSB見たことないみたいなこと言ってたんですがセリエって両SB上げてくるチーム無かったですけ?まぁそれでも確かブラジルは上げてきて同じようにやられてた気がするし日頃「世界」とやらを語るインテル長友170が見たことない筈がないので勘違いでしょうかね。
ところでやはり一発勝負の代表監督には変に頑固でコンディションの見極めには定評のないザックさんは致命的なのではないでせうか?と改めて思いました。代表であんな明確な目指すスタイルに固執してるチームも他にあるのかな?なんか協会がベスト8いかないと大赤字とか凄い賭けにでたことしてるっぽいんで次はもの凄く心配です(>_<)


まぁこのように↓
【フッサ】トルシエ、オシム、岡ちゃん(小声)→成功
【ハッゲ】ジーコ、ザッケローニ→あっ…

なので個人的には次はフサフサがいいですね!!あ、でもコンテみたいなのは未知の領域なのでNGです!!

No title

今回後半、CF削って、アンカー今野で一点まもりきるとか、左サイド香川にかえて、大久保いれるとか、本田ー内田ー岡崎で、オランダ戦のように右で攻撃の起点を作るとかできなかったのかなあと思うんですが。裏をねらうのも、、。

あと、ギリシャ戦もたぶん日本の左サイドをねらってくると思うのですが、ギリシャ人背が高いのでヘディングうまいし。カウンターしか攻撃の戦術はないですが。

香川だと、クロスあげられてしまいそうで。怖い。

店長さんだと、ギリシャ戦どういった布陣にします?

No title

個人のパフォは既に各所で言われているので割愛。とりあえず、全体の機能不全っぷりのみで

試合頭からオランダ戦を見ているようでしたよ。前二人の無駄プレスっぷりは
オランダ戦では結局、遠藤がアンカーへプレスをかけることで修正できました。二度と同じ手続は踏むまいと思っていたのですが、いや~笑えましたわ。あまりにも酷くて。しかも後半になって修正どころか、前半に輪をかけて酷くなっているという

最初からビビってどうするんだと。何しにきたんだと。落選した選手達はさぞガッカリしたでしょうね。こんなチキンどもに負けたのかと

勝つしか無いギリシャ戦。開始直後が一番の見ものだと思っています

No title

岡崎が入った5バックは流石に酷いと思った。
長谷部いないから、ゲームコントロール出来なかったってことでしょうかねぇ。

山口のボランチをまじめに見たのは初めてでしたが、カバーリングのポジションってこんなんでいいの?これが今のトレンドなの?1対1のフォローでそんなに近づいたら、二人一緒にぶち抜かれてピンチにならんの?と思いました。

店長さんは負けた試合も何回も見返すんですか?
私は一回だけ見直しました。疲れました。

ブロック

やっとスリーラインで守る基本的な守備ができるように、岡田時代から前進したんですが、バランス崩されたや自ら崩したときの応用までは構築出来ませんでしたね。
だからこそ、香川辺りにはそれを補う攻撃力で上回ってくれれば、ということかと。

本田辺りが下がって、大迫に左右に走り回らせるから。サイドハーフに運動増やして前後と中のプレス増やすか…此はスピードも技術もある選手が現状いないとザッケローニは考えて、岡崎と香川で濁したかと。
後は、ボランチが前後に運動増やして潰すか、上に書いたことを指示できる戦術眼を持てればいいんですがチームとしても個人も持てなかったのが敗因。

8年後を見据えて、守備に関するコーチングの技術者をどれだけ増やして、底辺の技術の底上げができるか…。課題です。
技術もスピードもあるサイドハーフや戦術眼がある守備的ボランチは日本では生まれづらいので、チームとしてとや草の根で母数を増やす為に8年必要だと思います。
アンダー世代から構築出きればいいんだけど、日本の協会がイタリア見たいに、しっかり計画建てて遣るとは思えないので現状のようにjリーグと地域の連携を守備的分野にもどれだけ広げられるか…jリーグの守備戦術の底上げがどれだけできるか…
残り2選ザッケローニは、守備でどうするか、ワールドカップ後のレポートに守備の発展が書かれるか、興味深い。

訂正…左右に走らせるから
ではなく、左右に走らせるか。です。
本田も含めて今回のように二人で連携して走るのでもいいんですが、今回コートジボワール戦に関しては決定力と繋ぎにも使える本田が下がり気味が良かったかと。結果論ですがね。

No title

失点シーン以外にも前半38分あたりと42分あたりの香川の守備もやばいですww
笑えますwお前、いけよ!とwww
欧州サッカーあまり見てないのですが
Jでは仕方ないとしてあれだけ守備下手となるとドルでは香川は守備免除だったのでしょうか?
マンUで試合出れないのもそれが理由?

大迫起用は結果的に失敗でしたかね。
彼は一人で裏に抜けて走るようなタイプではないので
前プレが効かなくて取りどころが下がってしまう状況だと
いいところが出ませんね。
それでも釣る動きは必要でしたが。
かといって柿谷を起用すると
遠藤香川柿谷という守備できない三兄弟になってしまうわけですがwww
ザックはザンビア戦でもヨウイチロウの動きに激おこでしたしwww

あ、あと本田圭佑って選手はすごいですね。あらためて。
チームの状態が悪かろうと自分たちの狙い通りに行かなかろうと
得点をとれる
こんな選手は今まで日本にいなかったように思います。

No title

あのドルトムントが守備免除なわけないでしょうがwwww

メンタル...

コンフェデ初戦同様フワフワのガチガチ...ここぞ!という時にビビってしまうチキンさ具合。失点後に必要以上に恐怖を感じて慌てる国民性。

少ないながらも強豪国との試合も重ねてきて、メンタルの弱さも大分克服できたかと思ってたのに。本当に残念です。

やるだけやって負けるならまだしも、選手、監督、サポーター皆が何だか分からん内に終了!では本当に何のための4年間か分からんし。
それも含めて実力なんだけどね。

育成ももちろん必要ですが、日本人にとってメンタルトレーニングはさらに重要かと思った試合でした。

なんかこんな記事が出てますよ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00000001-tospoweb-socc
※貼るのNGなら申し訳ない

まぁでも案の定というか、当たり前のようなこと言ってますけどやはり彼等から見ても気になった部分だったのですね…。気持ちの強さって大切ですけど元々彼等の芯の強さってどうやらそこまで強くはない。本田に関しては親御さんが実際そう述べてますし。表面上と中身にはぶっちゃけ毎回大なり小なり差があって今回はその差が大きくなり過ぎたことで混乱が生じたように思います。
今まで彼等自身「ビックマウス」によって助けられた部分は沢山あったでしょうが今回はそれに苦しめられたということでしょうか?

テレビも新聞も彼等には常に「負けられない戦い」を強いてますし、それに煽られてか国民もかなり日本の本来の実力からかけ離れた見方をしてるのが現状です。ブラジルならまだしも日本がそれしちゃうとかなり息苦しくなるし選手達だって国民ですから絶対に影響されちゃいますよね。

まぁでも現実、マスコミや国民が日本を下げるようなこと言うとまだまだ周りの風当たりが強いのがこの国の現状です。「日本は慎ましい、おしとやかな国」なんてのは一部の幻想。選手達も国民も冷静にその時々に合った代表への見方ができ、少しずつ目標を定めることができればキチンと前進できるのかなと思います。かなり難易度が高い理想論ではありますがね

ザックも期待をし過ぎたみたいなコメントを残していましたし、岡ちゃんも変に便乗してしまった。多分国民の期待が実力に反して低過ぎると思ったからこそあんなこと言ったのでしょうが実際のところ、表面上はともかく全然低くなかったと思います。前監督が言うのはやはり影響力は全然違います。期待の大きさに答えられる、答えてくれると思ってた周りと答えられなかった代表チーム。可哀想とは言いませんけどもう少し暖かい目で見てあげてれば良かった。
まだ終わってないので間に合って欲しいと願うばかりです

No title

本田はどっちかと言うと勝たなきゃいけない、と言うより日本の実力なら十分勝てる力はある、と言ってるだけ。負けるとしたらいつも通りの力を発揮できない時。

コートジボワール戦は必要以上に慎重になったことで前線から中盤への距離が異様に間延びしてたのは店長のおっしゃる通り。だけど相手のSBが高い位置を取るってのは、相手サイドの後ろには広大なスペースがあることの裏返しなんだからそこを積極的に使って欲しかった。そうすれば相手もあんなに好き放題上がれなかったんだよね。

それこそ後半から長友を一列上げてみるって言うのでも良かったかもしれない。

コートジボワールの中盤と、ドログバ投入

初めまして。正直、コートジボワールの中盤が少し少ないなというのは、前半開始から僕も感じていたんです。恐らく、サイドを封じ込め、チーム全体を走らせて体力をザックジャパンから奪い、ドログバ投入は、50分過ぎないし60分辺りでじゃないかと感じました。

戦術分析の画像を見たら、やはりと思いました。あんなことをされたら、いくら長友とて、手におえませんよね。ストロングポイント対策を徹底されたら、いくら長友や香川でも挽回は無理です。これは、コートジボワールの研究勝ちと感じましたね。

精神論に走る悪い癖

こういう困難な状況を、知略でなく、精神論で乗り越えたがる心理、
いつの時代になっても日本人は変わらないんですかね。

ドイツW杯のデジャブを見る事になるのか、新たな希望を掴みとれるのか、
ザックの知略と代表の底力を信じています。

コメント御礼

>aceさん

ボランチはあれで前に出ちゃうとバイタルが空いちゃうんでザックは「待て」の指示でしょうね。
香川はコンフェデでも2戦目のイタリアで復活したのでそれを期待しましょう。同じブラジルの地なので!


>名無し さん

まーギリシャは引いてくるでしょうから自然とラインは上げられる・・・と思います。



>太郎さん
ハッ・・・!それもやらないとですね!



>わさび唐辛子さん

守備の出来る遠藤・・・山口蛍があと3年かけてその領域までいけるかどうか(^^;



> ぴる朗さん

スペインは前回大会と同じスタートで視界良好です!ww
アジア杯再び・・・で長友のSHはぜんぜん有りでしたねー。
ただここ数年使ってないだけに戸棚がさび付いていたのでしょうw



> メヒーシャさん

遠藤ベンチスタートについてはここ最近の強化試合を見ればまー順当な線ですよね。
中盤のラインはあくまでDFラインとセットの4-4なんでザックは動かしませんよ。




>しゃちほこダッチマンさん
日本のトヨグバはその時スタジオだった・・・OTL



>ツバメ
一口に日本のサッカーをこれだ!と表現するのは難しいですが、これまでとの試合の比較でコート戦に疑問を憶えたところがあったらそれは「日本のサッカーとは違った」という違和感なのでそこから逆算すると見えてくるかもという逆説法。



>きゅうさん

遠藤先発はここ数試合の勝ちパターンが崩れるので無し です。

DFラインは今野⇒森重の影響も多少あるのかな・・・と

左で崩して⇒右 を突き詰めてきた代表なのでむしろドツボです。

僕の所感としてはこんな感じかと・・・(^^;



> 名無しさん

サッカーの敗戦理由に「雨」はありえません。
少年レベルから代表まで(笑)



>アンディさん

8割心中するのでは・・・と思っていますが2割は香川だけ外す可能性も微レ在



>名無しさん

ザキオカの1トップはコンフェデのテストで無しの結果が出ましたww



>RASKさん

今からやれる修正などたかがしれてるので、メンタルを切り替えるぐらいでしょう。
CLまとめは・・・前向きに善処しますww



> blueさん

今更5-3-2とかひより過ぎ。
今大会のオランダは見るに値しないww


>名無し さん

本田さんの気合が入り過ぎてボール取りたい症候群と予想



> U17さん

こればっかりは数を見る事と試合を流してみない事ですね。
ノートをとらないまでも気になったプレーはスロー再生で確認するクセをつけるところから僕は全てが始まりました。



>名無しさん

元からこのチームは「行く」しかないですよねぇ


>onelove2pacさん

あのパワープレイは事実上の敗北宣言でしたよね



>: おーふぇるまるすさん

大変長らくお待たせしてしまいました。
ギリシャ戦もがんばります!



>レッズサポさん
3-2-5には4-1-4-1が基本ですね。同意です。


>ビックノーズ(仮) さん

>>フサフサ その観点はなかったwwww



> 待ってましたさん

守りきる・・・という試合をした事がない奇跡みたいなチームでしたからねザックJAPANは。
ギリシャ戦は基本同じでいいと思ってますよ。



>名無しさん

落選した選手・・・・細貝がいれば・・・とか思わないでもなかったり?




>音さん

勝ち負け関係なく見るべき試合は何度でも見返しますよ!
でも最近は1回見直せばほぼ事足りるように脳と眼が進化してきましたww



>応用発展さん

守備に関してはあのアズーリですら近年ボヤけてきてCBの育成がおろそかになっていると言われていますから下からの見直しが必要ですよね。
そもそも現代サッカーに必要とされるCBはいかなるものなのか?からとことん考え抜くべきだと思います。





コメント御礼②

>ジョンカビさん

△に関してはミラニスタに言わせるとまた違った選手になるんでしょうが・・・ww
香川に関してはドル時代は香川のやりやすい守備のタスクになっていましたよ
さすがクロップです



>残り試合もぜひ さん

ドログバ投入時のビビリようが・・・(^^;



>名無しさん

サイドのスペースは引っ張られるは放置して前残りになるかという判断の難しさですかねー



>アーバンさん

アフリカのチームがここまで日本を研究してくるとは意外でした。
4年前のカメルーンは無策だったのに・・・ww



>通りすがりのサッカー店長ファンさん

まあ、僕も最初に精神論もってくるのは逃げだろうと思うクチです。
まずはロジックありきで次に精神論という順番が大事かな・・・と

No title

岡崎の守備のまずさにはノータッチか

No title

いつも楽しく拝見させてもらっています!しばらく更新が無かったので、私の楽しみが一つ無くなるのか、と心配していました笑

ドイツW杯からスペインのパスサッカーがすごく好きで、部活でもそれを目指して頑張っているのですが、信じられないことにそのスペインが敗退してしまいました…

お願いです!いつになってもいいので、スペイン敗退の原因、そして、スペインを破ったチリの戦術の何が良かったのか、をブログで取り上げてもらえないでしょうか!
目標がテレビの前で崩れてしまってすごく落ち込んでいます。どうかよろしくお願いします。

No title

香川の守備批判してるけど、あれは相手のSBが上がって来てるから仕方ない
仮にプレスにいって交わされて長友が数的不利になったら香川が叩かれるだろうな
その後ヤヤトゥーレに寄せられないのも仕方ない
ヤヤトゥーレに寄せるか、サイドのケアの2択を迫られてるし、ディレイでも仕方ない
長友が1対2の状況になってるのはおかしいと言いますが、香川だって1対2の状況になってますよね
数的不利ではディレイが基本
それを香川個人の責任には出来ないと思います

先日、このブログ発見しました。解説や語り口おもしろい!

店長ギリシャ戦の解説はよお願い(笑)

名無しさん
コートジボワールの組み立ては3枚ですので、前線は7枚。
対して日本は前線2枚の2列目が下がってしまっているので後ろは8枚。数的には優位ですよ?
それは遠藤と香川の関係性が問題なのではないでしょうか?
また、基本的にはサイドよりも中(バイタルエリア)のチェックが重要でしょうから、状況にもよりますがヤヤトゥーレに当たるべきではないでしょうか?
すなわち、香川は状況判断に難があるのでは?

No title

基本的に長友はジェルビーニョ見てたから
オーリエが上がったら香川がチェックしないと局地的に数的不利になるんだよ

逆に右サイドは常に数的有利だったから岡崎は引いてばかりじゃなくてもっと前にプレス行くべきだった
プロフィール

soccertentyou

Author:soccertentyou
年間300試合観戦のサッカー馬鹿によるサッカー馬鹿の為の戦術分析ブログ

【メールアドレス】
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