スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『突きつけられた現実』 ~日本×コロンビア~

20140625-00010004-yworldcup-003-1-view.jpg
<突きつけられた現実 ~日本×コロンビア~>

1分2敗-
これが日本に突きつけられた現実だった。

決して小さくない期待を抱かせたザックJAPANの4年に渡る歩みと目の前の現実との乖離に
試合から2日経った今もまだこの国は冷静に受け止められていないようにも見える。

一体どこで何を間違ったのだろうか?それともこれが日本の実力だったのだろうか?
今こそ冷静に検証し、その現実を見据えるべき時だろう。


<『奇跡』に賭ける一戦>

このコロンビア戦を迎えた時点で日本の勝ち抜け条件は『奇跡』、と表現されていました。
他力に頼る部分もありますが、いずれにしてもこの試合の「勝ち」だけは絶対条件。

前の2戦では試合後、結果以上に日本中が抱いた「これじゃない」感を払拭させる為にも
この90分で「日本のサッカーが見たい」、そんな機運が高まっていた中での一戦ともいえます。
果たしてザックが最後に運命を託した11人は以下のような顔ぶれとなりました。

kornbia-suta.jpg

ポイントはまずボランチに青山が初先発として名を連ねた事。
秘密兵器のまま終わるかと勝手に思っていた隠し玉に遂に出番が回ってきました。

もう1つ、3戦に渡り色々といじくり回してきた前線のユニットは大久保を本来のFWへ戻し、
2列目はザックJAPAN最大の強みとなってきた「本田、香川、岡崎」の3人が並んだ、
まさに原点回帰とも言えるメンバー。


一方のコロンビアと言えば既にグループ勝ち抜けを決めており先発を8人入れ替えてきました。
ただでさえエース・ファルカオがいないというのに、第2FWのバッカが負傷で離脱し、
10番Jロドリゲスもベンチスタート。飛車角どころか王もいないようなメンバーだが日本にとっては朗報である。

*尚、一部一般の日本人とセリエクラスタの間ではコロンビアの2軍に対する認識のズレがあった模様)

日本人「グアリンは長友と同僚か」
日本人「という事はインテル所属・・・」
日本人「要注意だな」
日本人「インテルだもんな」
インテリスタ 「よっしゃ!ラッキー!」

日本人「ん?キャプテンのジェペスもいないぞ?」
日本人「去年までミランにいたDFリーダーも下げてきたか・・・」
日本人「これでDFはガタガタだな」
ミラニスタ 「クソッ!穴がなくなった!」


<青山起用からザックのゲームプランを読み解く>
aoyama0627.jpg

この試合、ザックのゲームプランを読み解くにあたってはボランチに山口でも遠藤でもなく青山を使ってきたところにポイントがあるのは間違いありません。

山口は対人でボールを奪い取る能力、遠藤は細かいパスの散らしでチームのポゼッションを確実に上げる力をそれぞれ持っていますが青山のストロングポイントとは一体何なのでしょうか?

(尚、当日は日本中の「サッカーならちょっと詳しい」的な立ち位置の玄人が
隣の一般人から「ねぇ?青山って誰?なんで遠藤(or蛍)じゃないの?ねぇ?なんで?」と聞かれる事案が大量発生との事)

試合を見たら分かる通り、青山の武器は「縦への推進力」ですね。
4人のボランチの中でも最も得点に直結するタテパスが出せるという事です。
サンフレサポ「ここで使うなら何故、寿人も一緒に呼ば・・・ry」


実際に試合では序盤から青山が岡崎、大久保が走ったDFライン裏へのロングパス、
そして間受けに降りてきた本田へは例えマークを背負っていようが、
ちょっとくらいパスコースが狭かろうが積極的にタテパスを入れていく姿勢が見られました。

これまでの2試合で消極的なゲーム運びから窮地に追い込まれていた日本は
マスコミやファンからも「もっと攻撃的なサッカーが見たい」という声が上がっており
ザックとしても今一度積極的な姿勢をチームに取り戻させたいという意図があったのかもしれません。

但しその結果として前半10分までの間に青山のパスミスから食らったカウンターが4本。
データで見ると前半15分までの青山のパス成功率は何と22%で、前半45分トータルにしても58%という数値。
サッカーで最も多くボールに触るボランチの選手が10本のうち半分のパスをミスしていてはゲームは組み立てらません。
(*参考データとしてコート戦の遠藤のパス成功率は84%、これがシャビ・ブスケスクラスになるとアベレージで95%前後を叩き出す)

確かに遠藤を出せばポゼッションは上がる一方、ゲームはより膠着したものになったはずです。
パス成功率の低さはそれだけリスクを冒したパスを選択していた事の証でもあるので一概に比較は出来ませんが
この試合に限ればその収支はマイナスに出ていたような気が…。

ただ、そもそもザックのゲームプランが前2試合の膠着状態を反省して
この試合では攻守の切り替わりが激しい、いわゆる4年間チームが追い求めてきた「インテンシティ」を問われる展開で勝負しようと考えていたのであれば、その狙いはよく出ていたとも言えるでしょう。


【前2試合とコロンビア戦の各選手パス成功率比較 (どれだけリスクを冒していたのか?)】
内田 78%(コート)⇒57%(コロンビア)
長谷部 90%(コート)⇒78%(コロンビア)
今野 89%(ギリシャ)⇒77%(コロンビア)
本田 73%(コート)⇒78%(コロンビア)
香川 76%(コート)⇒95%(コロンビア)

*数値から見ても明らかなのはビルドアップを担う後ろの選手が「リスクを冒してタテパスを入れる」一方、
敵陣で崩しを担う前線の選手は「よりシンプルなパスを心掛けろ」というのがザックのゲームプランだったと読み取れる。


<時代から乖離したコロンビアの守備>

では一方のコロンビアのゲームプランはどうだったのでしょうか?

コロンビアというチームは前節コートジボワールとの試合を見る限りカウンター攻撃の形はかなり完成されている反面、
守備は組織というより個々の能力に任せたかなりアバウトなものでした。

故に試合は”ちゃんとサッカーをする”コートジボワールペースで終始進んでいったのですが
最後はカウンターを決めきる決定力の差でコロンビアが勝利しています。

となれば既に消化試合となっている日本戦ではどんな事になるのか…と若干期待はしていたんですが(笑)、
実際に試合で披露されたのが想像以上にアバウトな守備だったので思わずニンマリ。

【コロンビアの守備陣形】
col4-2-4.jpg

コロンビアは守備時、前線の2トップに加え両SHの戻りがメチャクチャ遅い・・・というより半ば放棄しているので
4枚のDFと2枚のボランチによる「4+2」の6枚ブロックが基本。
なので日本はSBが上がっていけば必然的に両サイドで2対1の数的優位が作れる「両サイド・オーリエ状態」(笑)

ちなみに普段CLなど観ている方ならご存知かと思いますが、
現代サッカーの最先端では「4+4」の8枚ブロックですらもはや戦術的に攻略されつつあるので
今は更に中盤を1枚厚くした「4+5」の9枚ブロックが主流になりつつある時代です。

まあ字で読むより画を見てもらった方が一発なので・・・

【現代サッカーの主流「4+5」=9枚ブロック】
myura4.jpg

↑このように4+4のブロックに1枚前線からプレスバックなどさせて・・・・


myura5.jpg

↑4枚のDFラインと5枚の中盤の合計9枚で隙間なく埋めないと今は間受けでズタズタにされちゃうんすよ。

ところがこの日のコロンビアの守備ブロックは・・・


maenokori.jpg
スッカスカやないかい!wwww
今時、6枚ブロックてwwww


【コロンビア 前半のプレーエリア】
col-1sthf.jpg

↑位置データからも前残りのクアルダード(君…確か守備の国セリエA所属だよね!?www)と
中に入ってきて自由なキンテーロは明らかで実質両サイドの守りはSB1枚が担っている状態。

これは日本にも「奇跡」の目が出てきたか・・・?


<前残りと攻撃参加 その収支>

コロンビアの舐めた守備もあり前半は日本ペースで進んでいきました。
確かにリスクをかけて「前へ 前へ」とボールを進める為、コロンビアのカウンターにも時折ヒヤリとさせられるのですが
少なくともこれまでの3試合の中で最も「日本らしいサッカー」が出来ていた時間だったと言ってもいいんじゃないでしょうか。

そんないい流れで生まれた前半15分のPK事件。
巷ではボールを奪われた岡崎(後に1ゴールで帳消し)とPKを与えた張本人である今野に矛先が集中していましたが果たして失点の原因はどこにあったのでしょうか?

それではコロンビアの先制点の場面を検証してみましょう。

【コロンビアにPKを与えるまでの流れを検証】
oka0626-1.jpg

局面は右から左へ攻める日本、相変わらず4+2で守るコロンビアの守備ブロックはボランチの両サイドがスッカスカや。

当然このスペースで間受けを狙う岡崎という図。


oka0626-2.jpg

んで、長谷部から岡崎へタテパスが出ると、ここへはCBが潰しに出て行くのがコロンビアの守備。

要するにCBの個人的な守備範囲の広さに依拠した守備で、上手く潰せればいいけど
ここで岡崎の位置に入る選手に一発で入れ替わられたり、フリックで流されたら結構リスキー。


oka0626-5.jpg
フン!ザキオカで助かったな!(笑)

まあ、本来この仕事は香川が本業だから岡崎だと致し方ない部分はあるんですよ・・・。

でもって、ここで取られた岡崎を非難するのは簡単なんですが・・・


oka0626-4

そもそも岡崎にタテパスが入った瞬間に後ろで棒立ちの香川と青山はどーなんだ?っていう話。

例えばここで岡崎にコロンビアのCBを食いつかせた状態で落としをもらい、裏へ浮き球⇒大久保メシウマァァ!!っていう展開が何故描けなかったのか?と。

これね…、長谷部をブスケス、岡崎をメッシ、内田がDアウベスで前に張ってる大久保がアレクシスだったら
香川(イニエスタ)か青山(シャビ)が前向きでサポートに入って終わる局面なんですよ。

(どう見てもカンプ脳です。ありがとうございました)


oka0626-6.jpg

・・・で、まあ現実はカウンター食らうんですけど(笑)

ここでポイントその②
このドリブルに対し、ボランチの青山がコロンビアのカウンタースピードを遅らせる事は出来なかったのか?という問題です。

↑の場面を見ても青山の寄せのスピード自体は凄くいいと思うんですよ。
あとはここで縦を切って我慢しつつ前線の戻りを待つ・・・と。
それがボランチの仕事ってもんでしょう!


oka0626-7.jpg
青山⊂(゚ー゚*⊂⌒`つ≡≡≡≡≡≡≡≡≡ズサー!!

いや~思い切り良く行ったね~スライディング(^^;

お陰で見事にサポートに上がってきた選手にボールを拾われた結果

コロンビアのカウンタースピードは加速+青山はピッチに滑り込んだ状態なので立ち上がれず


oka0626-8.jpg

とは言え・・・・実はこの段階においてもまだ4対3の数的優位なんですよ日本は。


oka0626-9.jpg

ラモスにタテパスを出させたところで今野が斜め後方から寄せてサイドに押し出し、
その隙に吉田、長谷部、長友をゴール前まで戻させれば難なく対処出来る局面だ。

それがCBの仕事ってもんだよな!?今野!


oka0626-10.jpg
今野⊂(゚ー゚*⊂⌒`つ≡≡≡≡≡≡≡≡≡ズサー!!(本日2回目

オイオイ・・・Jリーグの守備って一体どーなってんだよ・・・((( ;゚д゚)))

このように一連のプレーを振り返ってみると
まず日本の攻撃が2手先、3手先を読んだイメージがないのでコロンビアの6枚守備に難なくボール奪われてる

ひとたびカウンターくらったらボランチがフィルターとして機能しない

最後のエリアでCBが1対1で耐えられない(イチかバチかの特攻守備でブチ抜かれるかファウル取られる)

・・・とまあ、日本が持つ弱点がコロンビアクラス相手だ丸裸にされた・・・と見た方が妥当じゃないでしょうか?
原因(岡崎)と結果(今野)だけに矛先を向けても根本の解決にはならないと思うのです。

コロンビアの側から見れば6枚守備にして前線は前残しにしておいても
カウンター時に大きなリターンを得られるので収支はプラスになってるんじゃね?って話。

反対に日本から見ると確かにSBが上がれば両サイドは無条件で数的優位なんだけど
カウンター食らった時に後ろのスペースを使われるリスクの方がリターンを上回ってませんか?って話ね。


<脆弱過ぎたフィルターとしてのボランチ>

コロンビアはPKで1点とった後も守備が相変わらずなんで、サイドではボールを持てる日本。
但し、本来チャンスとなるべきこの状態が図らずとも日本が抱える弱点を露わにしていくんですよね。

例えば象徴的な場面がコチラ↓

kaunta0626-1.jpg

↑は右サイドで岡崎が抜け出している場面なんですけどこれに対応しているのはコロンビアのSBです。
んで後ろからカバーに向かってるのが多分ボランチ。


kaunta0626-2.jpg

コロンビアはSBがつり出された分、ゴール前が3対3になっちゃってるんですけど、
この時、本田、大久保、香川は3人とも同じ方向の矢印でゴール前へ駆け込んでるじゃないですか。
でもこれだと岡崎がクロス上げるには個人でこの1対2を突破しないといけないですよね?

で・・・当然、この後岡崎はあっさりボール奪われてコロンビアのカウンター発動→


kaunta0626-3.jpg

ここで青山と長谷部の2ボランチがどれだけフィルターになれるのか?これも重要です。

パスの出先に長谷部がアプローチをかけます。


kaunta0626-4.jpg

ベーハセの鋭いアプローチによってグアリンが一瞬グラつきます。

「ここがボール奪取のチャンス!」って普通に守備の嗅覚があれば
香川はここで挟みに行ってカウンター返しの発動なんです、本当は。

ここが日本の弱点その③
「守備センスが乏しい香川の左サイド」が再び・・・!!

香川はこういう時、自分の持ち場から離れないのは先日のコートジボワール戦でも明らかでしたね?


kaunta0626-5.jpg

お陰でフィジカルモンスター=グアリンが体勢を立て直して右奥へナナメのパス。

香川は最後まで棒立ち。
(恐らく背後を上がるコロンビアのSBエリアスが自分の担当だと思っている?)


kaunta0626-6.jpg

・・・で、またもやこっから裏に走られてスルーパス→


kaunta0626-7.jpg
ズサーー!って結局コレかよwwww
(今度はボールに行った正等なスライディングなのでノーファウル)

でもね…、敵陣一番奥のクロスを上げるかどうかのエリアまでえぐった攻撃からボール奪われて→パス3本で自陣PA手前のスライディングによってかろうじてボール回収ってリスク高過ぎませんか?(^^;

要するに日本の構造的な欠陥はこれまでも繰り返し述べてきたように「中盤が全くフィルターとして機能しない」って事なんですよね。

だからこのメンバーであのサッカーを貫くならそもそもボールを簡単に失ったら駄目なんです。
ボランチのパス成功率が6割切るとか論外です。
(やはりこのチームの頭脳は遠藤・・・・)


周りを見渡してみれば優勝を狙う強豪達がデヨング、ケディラ、グスタボをボランチで起用しつつ順当にベスト16へ歩みを進めている反面、ブスケス&アロンソピルロ&デロッシでボールを支配しようとしたチームが敗退しているのは興味深い傾向。

奇しくも4年前、岡田監督が「あかん!ベーハセと遠藤の2ボラじゃ本大会はチンチンにされる!」と決断して
阿部をアンカーに置いた事の正当性やいかに・・・?

(尚、「黄金の中盤()」「自由なサッカー」はドイツの地で木っ端微塵にされた模様)


<外国人(ザック)から見た日本の武器>

じゃあいっそ日本はSBを上げずにジッと耐えてれば良かったのか?というとそういう事じゃーないんですよね。

例えば後半にこんなシーンがありました↓

utida0630-1.jpg

局面はコロンビアの4+2ブロックに対して本田がボールをキープして、その大外を内田の構図。

本田はここから外の内田を使うと、内田へはコロンビアのSBが出てきて対応。
ポイントはここで内田に1対1を仕掛けさせたり、そのままシンプルにアーリークロスを上げさせる事ではなく・・・


utida0630-2.jpg

もう1人(岡崎)が寄って来て局面を1対1から2対2、3対3の複数構図に持っていく事。

内田は岡崎を使ったワンツーリターンで更にもう一つ深くエグり・・・


utida0630-3.jpg

クロスというより狙い済ましたピンポイントのラストパスを大久保へ!
(但し、大久保は~QBK2014夏~)

ギリシャ戦のように単純なクロスで終わるのではなく点と線で合わせるようなラストパスが日本には必要で
その為には崩しに労を惜しんではいけないって事ですね。

そしてこの機動力こそ日本人の武器だとして外国人ザック(&オシム)が「日本のサッカー」を作り上げてきたはず。


これに加えて前半終了間際に生まれた日本の同点ゴールは本田が強調する「同時に個も伸ばす」事の重要性がポイントに。

【日本の同点ゴールを検証】
honda1.jpg

局面は日本のカウンターからコロンビアのサイドが崩せると察知した本田が右サイドへ流れた場面。

長谷部からパスを受けると本田は1対1ならある程度個の力でボールを運べるので・・・


honda2.jpg

サイドに1人でもクロスまで持っていけると。
(中は3対3。岡崎が合わせてゴール)

個でもラストプレーまでやり切る力。これもカウンターを受けない為に大事な要素ですね。

セード○フ「HONDAの右サイドはワシが育てた(キリッ!)」


<明らかに差のあった個のクオリティ>
mmkyodo_wc2014_PK2014062588707002_BI_JPG_00.jpg

結局前半を1-1で折り返すとコロンビアは後半、10番Jロドリゲスらのガチメンを投入。

特にこの10番の存在感たるや、投入されるやいなや明らかにコロンビアのギアが3速は上がり、
たった1人で試合を決めてしまった感もあります。

では後半8分に早速ハメスが仕事をしたコロンビアの逆転ゴールを検証していきましょう。


2ten0627-1.jpg

局面は左から右へ攻める日本の攻撃。本田に間受けのパスが入る場面です。


2ten0627-2.jpg

既に「俺がやったる!」スイッチが全快の△はここでシンプルに内田を使うのではなく
寄せてきたボランチの股を抜いて突破するプレーを選択

(オシム「本田は時にエゴイストになる。それ良い方向に出ればいいが悪い方へ出た時は…。今の内にコレクティブとは何かを学ばせる必要があるだろう」)


2ten0627-3.jpg

ところがファーストタッチが大きくなったところをCBのカバーリングによってかっさらわれるとコロンビアのカウンター発動


2ten0627-4.jpg

右サイドへと運ばれたコロンビアのカウンターを一度はスピードを落として遅攻に切り替えさせる事に成功した日本。

しかしSBエリアスに下げられたボールに対して誰もアプローチに行っていない。
(この隙にJロドリゲスはバイタルエリアを狙っている)

今野がサイドにつり出されているので青山がゴール前のカバーに入ったこの場面。
もう1枚のボランチである長谷部は手前のカルボネロが気になっているのか一向に距離を詰める様子はない
(この世界基準で言うと「遠過ぎるボールへの距離感」は長年日本の課題)


2ten0627-5.jpg

エリアスのドリブルに対し思わずボールではなくパスコースを切ってしまう「ジャパニーズ・ディフェンス」を見せる長谷部


2ten0627-4jpg.jpg

ドリブルで切り込まれてからJロドリゲスへ。

しかしJロドリゲスに許された間受けのスペースは僅か1M四方の極めて狭いエリア。
果たしてここで何が出来るのか・・・?


2ten0627-6.jpg
完璧なファーストタッチで前に運びDF3枚を引きつけてから冷静にラストパス・・・だと!?

ワールドクラスの技術高過ぎワロタwwwww

世界のトップはあれだけのスペースがあればゴールに繋げる仕事をするってか・・・!!

う~む・・・さすが市場価格60億円超えのトップ下と
無料でミランに移籍したトップ下とでは格が違うのか・・・(^^;


さて、試合ではこれで後がなくなった日本が尚も攻撃の色を強めるも
どちらかというと拙攻になってしまう悪癖も再び。

【香川の間受け】
mauke0627-1.jpg

逆転には2点必要になった日本の総攻撃。
日本がどうしても点が必要な状況に置かれると攻撃陣が自然と中へ中へと入ってきてしまう悪い癖があります。

ここも元からその仕事が期待されている香川が中にいるのはいいとして
全員がペナルティ幅で守るコロンビアの守備に対し、日本も中へ寄り過ぎちゃってますね。

だけどここは多少強引でもJロドリゲスよろしく、こちらも名手・香川の間受けに全てを託すしかない・・・!!


mauke0627-2.jpg

・・・あかん、コロンビアの守備陣が全く横に広がってないから
この密度の中を正攻法で崩していくのは今の日本じゃ無理や!!

(香川、アッサリ倒される=勿論ノーファウル)


mauke0627-3.jpg

結局、香川に託してもコロンビアのカウンターにしかならない八方塞り感。

日本はコート戦に続き、この試合でも本田が失ったところからのカウンターで2失点。
香川も終始カウンターの起点となってしまい、本来日本の武器であるはずの二枚看板
本大会では全く通用しなかったのがザックにとっても痛すぎる誤算でした。

攻め手を失った日本はもはやサンドバックでしかなく結局1-4の惨敗でブラジルの地に別れを告げます。


<ザックJAPANの本大会を総括>
nihon0627.jpg

さて、その時他会場ではギリシャがコートジボワールを劇的な勝利で下したというニュースが入ってきました。
つまり日本はこの試合に勝っていれば「奇跡」が起こる条件が整っていた事になります。

そのせいか尚更この試合の惨敗が悲観的に映りますが、そもそも反省すべきはそこでしょうか?

否、この組を勝ち抜けなかった原因はコートジボワール相手に勝ち点1を
ギリシャ相手に勝ち点3を取りきれなかった事の方にあるはずです。
それはそもそもこのC組の組み分けを見た時には誰もが共通認識として持っていたはずですが・・・。


では何故日本は勝ち点4を、グループリーグ突破を決め切れなかったのでしょうか?

それは、残念ながらそれが現在の日本の力だから という他ありません。

ハッキリ言ってしまえばこのC組は戦前の予想通り、
コロンビアだけが10回やって9~10回勝ち抜ける力を持っている他は
残りの3チームに関しては10回やったら10回違う組み合わせになる力関係でした。

そもそも日本がコロンビア、ギリシャ、コートジボワールと3試合して2敗1分は悲劇でもなければ想定外でもなく、
厳しい言い方をすれば「順当」です。

勿論、今すぐC組をやり直したら日本が2位になる可能性も充分ありますが今度は3敗する可能性だってあります。
三つ巴の2位争いがロスタイムまでもつれたように3者の実力はコンディションや運で左右されるレベルの差しかありません。

だから2敗1分は”順当”なのです。

我々から見て韓国、ロシア、ベルギー、アルジェリアのグループHで
ベルギーが3勝、韓国が1分2敗だった事にほとんどのサッカーファンが違和感を抱かないように
この組でコロンビアが3連勝して日本が1分2敗だった事に日本人以外は別段、驚きはしません。

しかし言い方を変えれば、コンディションや試合のちょっとしたディティールが違えば
日本はW杯でもベスト16を”狙える”国になった事も間違いないのです。
(上手くハマればイタリア、オランダ、ベルギーと打ち合いだって出来るチームです)

但し、ベスト16が”当然”と言われるカテゴリーとはまだまだ差があったというだけの事。
これは今後の糧にしましょう。


最後に、感情論と結果論に流されている今は
この結果をもってザックJAPANの4年間をあたかも全て無駄だったように切り捨て
南アの戦い方ならさもベスト16は保障されていたかのような声も聞こえてきますがそれは幻想です。
感情に流されて極論に走っては答えは永遠に見えてこないでしょう。


そう言えばザックが就任会見以来、事あるごとに口にしてきたキーワードがありました。


今、我々に必要とされているもの―


ザック「勇気とバランスこそが重要だ」





*「クソ長いけど最後まで読んでしまったじゃないか…!」という暇な貴方はクリック(爆)↓

海外サッカー ブログランキングへ

関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

店長更新お疲れ様です。

今回のW杯で代表クラスでもゾーンディフェンスをきちんとできていないって言われてますが、日本の指導者(A級ライセンス等)の認定の必須科目には入ってないんですかね?
香川が守備センスのなさで、かなり戦犯扱いされてますが、守備しろって指導するよりも、ドルトムントみたいに明確にボールを奪取せよって言われた方がいいんですかね?ただボール奪取=スライディングみたいになるのは危険ですけど。

また決定力不足の永遠のテーマとして攻撃の形、崩しのイメージが共有できてないって言われてますが、相手のディフェンスの動きと味方の動きを予測してスペースに動くことができてないのですかね?

No title

初めまして、店長さん。
質問なんですが以前店長さんはケディラを使ってるようでは
このサッカーに未来はないとか言ってたような気がするんですが、
やっぱりそれはいまでもそれは変わらないですか?
それともケディラとかみたいなボランチが”未来”になったんですか?

今の寿人もセットでなんて思ってる広島サポなど1%もいないと思いますけど…
普段からJは見てらっしゃらないなら仕方ないですが…

分かりやす過ぎる、てか、オモシロく書き過ぎでしょコレ?! 何故か頭ん中で、
エンマサが「はい、ココ止めて下さい!」で、タッチペンで画面に「ズサーーー!」→倉敷サン笑い止まらず・みたいなシーンが出て来ました。
店長、パクられますよ?

No title

ご指摘の香川の守備ですが、グアリン→エリアス→クアドラードと展開されるのを予測してのポジション取りですね。詰めにいったところでグアリンがちょんと戻せれば簡単に最終ラインまで展開されませんか。

高い位置での相手を先読みするポジション取りと連動してのプレスは「本来は」香川の持ち味と思います。

今大会ではそれでも詰められない場面も目立ったのも確かです。
試合を見ても、この試合の走行距離のスタッツを見ても明らかに本来より走れていません(走れていなかったのは彼だけではありませんが)。
本大会直前からのパフォーマンスを見るに、チーム全体としてピーキングでしくじったように見えますね。

理由が何にせよ、守備面でも中盤のフィルターが機能していなかったことは全く同意です。中盤でフィルターがきかなかったら日本はノーチャンスですよ。

No title

ザックが就任当初口を酸っぱくして言っていたサイドの幅取り
それが完遂できていた試合はありませんでしたね(敢えて名前は出さないが香○)
はっきり言って、あれを放置し続けた時点で試合をやる前から勝負が決まっていましたな

代表戦を観る→またかよ!→ま、まだ諦めない・・・→代表戦を観る→またかよ!→以下ループ

わしは諦めた。それを指摘しないOBやら解説者にも諦めた

こんばんは
いつも楽しく読ませて頂いてます(^^)

店長さんが日本代表の監督ならどんな戦術・選手を選びますか?
日本人が外国のモンスター達に立ち向かうにはどうしたらいいと思いますか?

No title

 残念ながら負けてしまいましたが「相手に研究されて負ける」レベルまではきたのかなと思っています。
(初戦でドログバがスタメンで無いときに、あれ、これ研究されてるんじゃね・・・と)

日本の守備に直接関係する話ではないのですが、以前モウリーニョのコメントで「もし、わたしが欧州のチームを率いるなら選手に(クラブチームでの疲労を考慮して)バカンスを、アジアのチームを率いるならハードワークを課す」と言っていたのを思い出しました。

一度守備の意識向上のためにモウを呼ぶのもありかもしれませんね(どーなるかは知りませんが・・・笑)


話は変わりますが、店長はペップ・ビエルサ・スアレス記者、この三人のうち、サッカー談義するなら誰にしますか?

No title

遠藤の信頼はなぜここまで下がってしまったんでしょうか?w
青山のストロングポイントももちろんあるにせよ
4年間やってきたサッカーって遠藤抜きにしては再現できないし
点を多く取って勝たなきゃいけない試合のはず…
(そこへん今までのサッカーをやるんだって繰り返し言う選手と監督の溝を感じる)

青山ポジショニング悪いし、そこ遠藤ならスルーパス出してますからっって場面でも
出せなかったり
まぁでも個人を責める気はないんですよ別に
青山にしても、長友をサイドで一人にして預けてなぜか中に入ってしまう大久保にしてもw
彼らは自分の役割を全うしようとしただけで。
むしろそういう経験の少ない選手をなぜ中心に据えてしまったザックちゃん。

サッカーって難しいもんで
遠藤を外す→守備力アップや!!ってことにならないんですよね
結局ザックはしきりに言う「バランス」をとろうとした結果「バランス」を崩してしまい
チームがバラバラになってしまうっていうワールドカップだったと思います。

あ、あと余談ですが香川は前半30分くらいですでに膝に手をついて休んじゃってますwPKもらった前の長谷部の判断の遅さや本田の動きの少なさを見ても
もう精神的にも肉体的にも始めから勝ち目なかったかなーって試合でした。>コロンビア戦

No title

まーなんですね。これまでも一喜一憂してきましたが、これからも4年ごとに浮かれたり凹んだりするんだなあとしみじみと思いました。

今回もかなり凹みましたが店長のブログ読んでちょっと元気になったので、まだまだ諦められないですね!代表は!
これからまた4年16年とブログ更新お願いします!(笑)

ああでもJリーグ発足20年でここまで来ましたが、世界の壁を破るためにはさらに思い切ったことする必要がある気がします。ボランチの守備の課題を見ると・・・
個人的に未だに根に持ってるのがコパアメリカ辞退です・・・正直世界との真剣勝負の場が4年に1回だけというのはキビしいですよね?
なんとかEURO拡大するときに日本が入りこめないですかね~ 無理か・・・!

日本サッカーの未来

こんばんわ、コロンビア戦もコートジボワール戦の後半同様つり出し作戦にはまってしまった感がありましたね。後半頭のハメス・ロドリゲスの投入で、中盤の動き出しがはっきりしてきたのと、対する日本は、マークばかりに追われて、何もできなかったのではというのが、僕の正直な思いですね。先発のキンテーロの時は、中盤の動き出しの役割がはっきりしていなかったのですが、ロドリゲス投入で、彼の統率力が出て、中盤での動き出しがスムーズになったと思います。

対する日本は、中盤での動き出しが一歩遅くなってしまったどころか、横パスが多くなってしまって、三点目、四点目と立て続けにくらったというのが僕の正直な感想です。日本の課題は、決定力+統率力のある選手をもう一枚用意することが国際戦線で必要なんだなと思いましたね。勇気とバランス、これが次のロシア大会に出場するための最大の課題だと僕は思いますね。

コロンビアのモーションのフェイント

いつも、興味深く読ませて頂いております。
あなたのブログは、
自分が見ていて気付かなかった点が書かれていることもあり、
おもしろいです。
コロンビア戦は、
コロンビアの選手が、
要所要所で、わかりやすいフェイントではなく、
細かいモーションのフェイントを入れていて、
それに日本の選手が引っかかっていたような気がするのですが、
その点は、どうでしょうか?

No title

前回と今回合わせて
「闘い方を固定」した2大会だったと言えますね。
2010パラグアイ戦の「ビビり」と、
2014コロンビア戦の「突貫」

ほんと、求められるのは「勇気とバランス」で
それはザックにも選手にも求められた事だったと思います。

内田が言うように
「パッと集まってパッと結果出す」のが代表だ
という前提に立ち戻り、
個人個人が局面の戦術理解と経験値を積み、
引く時は引く、攻めるときは攻めるっつー
柔軟性を監督選手双方が共通理解のもと
試合に臨むというのを目指したいですねぇ

W杯限定サポーターが「ザック糞!岡田の方がいい!」とかヤバい事を騒いでるけどザックは歴代ダントツで良い監督だった
サッカー協会がザックが作ったこのはじめの一歩を発展させてくれることを願いますわ

名前を変える程酒が不味い

この3試合を観ると、プレーの判断力、その速さ、正確性においてかなりの距離が世界とあったように思いますわ。
攻撃の部分で特に。わたしはこのチーム、守備に多少目を瞑っても攻撃で食い下がるチームという認識でいたので、本番で横パスJAPANを見せられたのが一番ショックでしたわ。
この判断力の差は中々埋められそうにない気もするが、バルサの久保くんとレアルの中井くんに次のW杯は何としても出ていただき(17才と15才ならイケるべw)、初老に夢を見せて欲しいな。なんだか黄昏ちゃって。

No title

>>南アの戦い方ならさもベスト16は保障されていたかのような声も聞こえてきますがそれは幻想です。
保障されていた、という意見よりも、
今回の戦い方が南アの時の戦い方より進化しているとは思えないという意見が多いです。
私もその一人。今大会は選手に過剰な期待を寄せてグダグダになってしまったのでは?
ダメだった時のゲームプランも用意していない。(コートジボワール戦の香川問題)
準備不足は明らかです。

No title

南アから凄い成長したと思います。
(アイコンタクトとかフラットスリーとか、そんな時代もありました。)

今の子供達のサッカー熱は凄いから、2022か2026あたりに期待しようかと思います。

店長、更新ありがとうございます。
お疲れ様です。

正直、コロンビアは序盤から舐めまくってたと感じます。前半はロングボール主体、そしておっしゃる通りバイタルもサイドも空き放題。ここで得点できないのが厳しいかなと。
後半、ロドリゲスを入れてからプレイスタイルが一気に変わり、あっ勝ちに来たな…と誰もが思ったはずです。
戦術としては、時代の流れに乗っていると感じますが、如何せん幅がないかなぁ…と。まずはショートカウンターを狙い、前線から激しくプレス。奪えなければリトリート。そしてバイタルを狙うポゼッションに移行する。個人的にはこういうサッカーをして欲しいな…と。守備ブロックをしっかり作って欲しい…。
また、個の能力向上が第一でしょうね。以前も書き込みさせて頂きましたが、戦術的なインテリジェンスさも含めて…。

<追記>
スアレス馬鹿野郎!!!

No title

だんだん的確な戦術ブログじゃなくなってきてしまいましたね。
2chに読まれてること前提な記事になったようで残念です。

No title

ありがとう店長・・・(;Д;)
ザック監督への感謝の気持ちだけ強くて、
惨敗の結果分析ができず、感情的な世論に抗弁できないことにモヤモヤしてましたが、
これで理性的に前を向けます。
あやうく「ラン&ガンで優勝するんや!」みたいになるところでした。

打ち合う戦いはやっぱできないですよね。というかそこまで開き直るに至らなかった。監督も選手たちも。
個人的には、ギリシャ、コロンビアのあと一歩の足、身体を投げ出しての守備にパスやシュートが何度も引っかかるのを見て、その点での大きな差を感じました。ヨーロッパでやってる選手が増えてもまだベースが世界標準ではないのではないかと。

No title

更新お疲れ様でした 

 ボランチもセンターバックも果敢に縦パスを入れるがたびたび奪われてカウンターを受け続ける―4年間積み上げてきたもんは現状こんなもんだぞ!―と見せつけられる試合でした。しかし、最後の最後でブレなかったからこそ観ることができた、「日本代表の現在地がわかる試合」であったとも言えます。
 
 私なりにこの4年間の日本代表を総括すれば、一つの方向性に向かって努力しその成果を試すことができた初めてのW杯である、といえると思います。ディテールをもう少し詰められなかったのか、との不満もありますが、いずれにせよ監督も選手も「正当な」批判は大いに受け止めて欲しいと思います。

 さて、日本代表の敗退を受けてリア充ども(笑)は去り、いよいよ私たちのW杯がはじまるわけですが、近いところでは明日のブラジル×チリ戦が楽しみです。店長さんがおもわず筆をとりたくなる神試合を期待しております

残念でした

更新ありがとうございます。

個人的にこの3戦はやることなすこと裏目に出て変えたことが全部悪い方に出た、ような気がしています。
ザンビア戦(ザックお怒り)→(ヤヤドロ怖い守備固めよう)コート戦逆転負け→(左サイド狙われる香川代えよう)ギリシャ戦1点が遠くドロー→(勝つしかない。玉砕あるのみ)コロンビア戦マジ玉砕。

あとはまぁ、コンディションですかね。

日本が100%を出しきって初めてGL突破できるかどうかというところなのに、なんかアメリカ以降ずっと全体的に重そうでしたし、そもそも今シーズン「本田、香川→ベンチ、長谷部、内田→怪我、吉田→ベンチから怪我、岡崎、長友→クラブと代表で役割違いすぎ、柿谷、今野→絶不超、遠藤、川島→いつも通り」というスタメンの悲惨な状況。

まぁ、層の薄さも含めて実力なんだとは思いますけど。

自分達の力を100%出し切れないまま何も残せずに散ったのが負けたことよりも残念です。
個人を非難するのは好きではないんですけど、とりあえず香川を使わなかったモイーズと本田が来ると同時に去って行ったアッレグリのせいにしておきます!(爆)

No title

本当にただただ香川の酷さを思い知った大会でした

No title

個人的には、
点を取りに行く→入れ込む
バランスをとる→ビビる
に見えました。


ザックのコメントで、

過去に戻れるなら戦術などよりメンタルのケアを優先する。

みたいなことを言っていたことが印象に残りましたね。

山王戦の出だしみたいな、
メンタルで望めればもう少し可能性高かったのになぁと。

組み合わせ的には、比較的確率の高いグループだったのに…
勿体無いなぁ。

No title

日本はこれからもう少しロストの形とか、ロストする位置というものを真剣に
考えるべきと思います。縦パスは縦パスでも相手選手に引っ掛けやすいグラウンダーパスが多く、危なっかしいロストをしているのに、これをチャレンジなどと言っていいものか。チャレンジしたんだからしょうがないと言っていいものか。

相手のディフェンダーを相手のゴールの方に走らすような、そういうパスなら
奪われてもそう怖いカウンターを受けないはずなんですよ。

ハイプレスをかけ、ショートカウンターを狙う形なら、陣形の押し上げが完了すれば柿谷に直接パスを出すシンプル攻撃でも、失ってからの柿谷の前プレからのショートカウンターも狙えますし、こっちのカウンターリスクはそうないはずです。

しかし本田のところで失ったら、せっかく陣形押し上げてハイプレスの準備整えても全てパーになる訳で。。。

相手が前を向いた状態でカウンタースタートになるようなロストを極力しない、
もっと言えばそういうリスクを背負うようなパスを選択しないうに心掛けないと・・・

世論がフィジカル重視に動くことを恐れます。
アジア人はフィジカルでは勝てない。
スペインやメキシコみたいなサッカーをやるしかないんだ。
お手本としたいのが、なでしこ。
アメリカやドイツといった圧倒的にフィジカルに差がある相手に、パスを回して互角に渡り合える。
あとは、俺たちのバロンドール=澤さんみたいな選手が生まれるのを、50年ぐらい待つ、みたいな。

自国リーグのレベルアップ

サッカー店長様、詳細な分析お疲れ様でした。
反強制に近かったマッチレビュー、シンドイ作業だった事でしょう。

今回のW杯までの代表を総括すると、サッカー店長がことあるごとに指摘するように、日本代表に起こる問題はJリーガー及びJリーグで育った選手の質に起因している、このことにすべて集約されていると思います。

代表監督の首を何度すげ替えたところで、この根本的な問題は消滅するはずもなく、何かの拍子にまたデジャブとして我々の前に顔を出し続ける事でしょう。

はたして、サッカー協会がそこまで考えて育成強化を進めているのかは甚だ怪しいものですが、Jリーグの一サポーターとして、選手のプレイの質を高める方向に声援を送ることのみがサポーターに許されていること。そのことを地道に積み上げていきたいと思っています。

No title

店長さん初めまして。
読み始めて1年程いつも楽しく拝見させていただいています。

怒涛のW杯3連戦。分析&更新ありがとうございます。


少し気は早いですが、新しい代表、中でも本田選手に対して店長さんのご意見をお伺いしたいと思います。

前回の記事で本田選手に関して「日本のジダン」に成りえなかったという記述があり、非常に納得して読ませていただきました。
今大会遠藤選手不在の時間帯が多い中、本田選手中心・起点のサッカーにした結果、完全に狙い所にされて逆に相手カウンターの起点になってしまっていました。

現状、本田選手以上の選手が望めないという問題もありますが、①本田選手を代表に選出すべきか?
②また、選出した場合どのポジションで起用すべきか?

という点をお聞かせ願いたいです。

私自身は本田選手を選出すべきでないと考えています。本田選手を選出した場合、どうしても本田選手中心のチームとなり、現状からの変化が期待できないように思えてしまいます。

No title

はじめまして、店長様。
いつも拝見させていただいてます。

後悔先たたずとは言いますが、我々が忘れてはならないのは、ザッケローニがチャレンジし続けていた3-4-3というオプションを、選手、メディア、サッカー関係者が(サポーターもかな?)徹底的に否定して放棄してしまったということ。
テレビ等で、3戦の総括として「チームとしての攻撃、守備のオプションが少なすぎた。」という解説やコメントを聞くと腹立たしく思います。

戦術の国「イタリア」をこよなく愛するものとして、今大会でザッケローニが退任してしまうのが残念でなりません。

No title

ブログ長すぎます

No title

店長!今回も素敵なレポートありがとうございます!

>(尚、「黄金の中盤()」「自由なサッカー」はドイツの地で木っ端微塵にされた模様)
と文中にありますが、1点質問です。

ドイツ大会では、世界のナカータの相方として、福西を守備的なボランチとして起用していました。
店長の中では、「福西?福西の守備では脆弱すぎるわ!」という評価なのでしょうか?

当時のJでは、黄金期のジュビロを支えたボランチでもあったし、
ジュビロでもリベロをやったことのある選手なので、
当時は「黄金の中盤」を捨てて、最低限の現実路線に入ったなと個人的には思っていたのです。

No title

⊂(゚ー゚*⊂⌒`つ≡≡≡≡≡≡≡≡≡コメントズサー!! ww

前半15分で、青山の放り込み&跳ね返されるを見て、
1、2戦で日本のやりたいサッカーを出来なかったのに、やりたいって言ってたのに
放り込みすんのかよ ٩(๑`^´๑)۶
って、ふて寝しようと思うも、寝るに寝られず、
ベッドで横になりながら観戦しちゃいました。。

まぁ青山は、やりたいことが出来なかったからこそ、何かを変えなきゃいけない象徴として、パワープレイと同意語に捉えていますが、如何せんピッチに立てるレベルでは無かったと。だったら遠藤でイイじゃん。。

大迫、大久保も良いけど、柿谷は?
とか、今までやってきたことを徹底するのか、
諦めて縦ポンに徹するのか、ハッキリした方がまだマシでした。
中途半端にやって、結果が出ず。
敗戦するにしても戦利品を持ち帰って来る位して欲しかったです。
下手に突破の希望がチラついて、哲学に殉じる心意気が見たかった私は、
カンプ脳でしょうか?

まぁ南アフリカの時みたいにドン引きして勝つと変に勘違いもしてしまうものかもしれませんね。よく考えて見ると得点もラッキーなフリーキックに随分助けられたという感じで流れの中で得点する、ガチ試合でどう崩していけるか、そのやり方に悩んだ今大会だったと思います。相手も日本をよくリスペクトした戦い方をしてくれましたし。
勿論自信になったという意味で南ア大会はとても重要な大会でしたがね。

その点今回はちゃんと真っ向から攻めたことで、強豪とまともに戦ったら今の時点だとどうなるかということが痛感できた。代表でスタイルを確立させたいなら一大会目でいきなりとは流石にならないですよね。四年間は長いですが大会期間は1ヶ月程度、一カ国の試合数は二桁もない。「20数年でここまでいけた」ことを誇るよりも少しずつ確実に成長することが大事だと思います。

せっかくこの四年間この路線でいったのなら次にやり方をバッと簡単に変えないである程度は継続させるべきですね。日本人が出来ることなんて人種的にそんな多くないですから

でも確かそれの記事もありましたけど他国(特に同組のチーム)の待遇見てると日本の自国チームへの投資量考えて、ベスト16はマストだったのでは…(小声
まぁ実力のないチームに勘違いしてアホくさい博打した奴らが悪いな

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント御礼

>yorusaku さん
日本のライセンス所持者でゾーンディフェンスを理解していない人はいない・・・と思いたいですが、理解しているのと実際に選手に落としこめるかどうかには大きな開きがある訳でそこはまた別問題ですよね。


>赤い悪魔さん

今大会ではまだケディラにも居場所があるサッカーでしたが、あと10年もすると絶滅危惧種になっていると予想します。
CLではすでにその兆候はありますし、グスタボは代表じゃ主軸ですがCLで優勝を争う舞台に出れる選手ではないかと



>名無し さん

スイマセン、普段からJ見てない人が図星です!(汗



>msbさん

パクリ大歓迎ですww



> KKさん

前で奪い切る守備はどこかで必ずリスクをかけてとりに行くので、グアリンのあれはまさにそのタイミングだったと思いますよ。
挟んで展開させなければ、あとはどこで誰がフリーになってようが関係のない話ですし。

まあ、日本代表が全体的にあまり走れていなかったのも間違いないですよね。




>名無しさん

ザックは就任当初から4-4のブロックの作り方に相当こだわってましたからねー。
ある意味、最初のアルゼンチン戦が一番美しい4-4のブロックが出来てたような・・・




> フットサル課長さん

選手はともかく戦術はブラジル戦のチリみたいなサッカーで、とにかく前からいかせますね。
ドログバがいようがハメスがいようが、そいつらまでボール渡さない前プレ勝負で。



>わさび唐辛子さん

その3人を全員呼んで座談会も楽しそうですが、誰か1人というなら変態一択ww



> ジョンカビさん

遠藤はなまじ後半投入が欧州遠征で上手くいっちゃった事ですよねー
いきなり青山ってのはちょっと荷が重かったかなと



> メヒーシャさん

一番理想的なのはジャパンマ○ーの力を使ってコパと何故かEUROも出ちゃう事ですww
世界で一番儲かってる協会なんだから金はあるはずなんですけどねー






コメント御礼②

>アーバンさん

キンテーロとか全然たいした事なかったのでこれはイケル・・・かと思ったんですがあの10番はモノが違った・・・・OTL




> 初めて発言するものですさん

南米の選手は全てのプレーにそういう駆け引きを入れます。
Jやアジアではそういう選手はいないのでどうしても慣れてないんですよねー我々は



> FKさん
パッと集まっただけでは不安で仕方ないのがまだまだ日本人のサッカーなので、そういう部分も含めた「個」の向上かな・・・と。



>名無しさん

僕も歴代ではザックとオシムがベストだったと思いますね。



>ダイヤモンドサッカー初老さん
遂に日本代表のスタメン紹介の時に所属クラブでバルサ、レアルが出てくる時代が・・・!!




>あ さん

仰るとおり、プランBがなかったのは痛恨でした・・・




>音さん

規律と自由とかねww
懐かしいですww 一歩一歩着実に成長はしてますよね



>レッズサポさん

コロンビアは10番入れた瞬間、別チームになりましたよねー(^^;
まさかスアレスはこの段階でリバプールに迷惑かけるとか斜め上っすねww



>超小型巨人さん
確かにザックのやりたかったサッカーって「ラン&ガン」と言えなくもないですなww



>今回はねさん

なんていうか日本は全部フルパワーでがんばるけど、コロンビアとかはここぞ!という時だけガッ!と来る感じなんですよね、上手く言えないけどww



> hi-liteさん

ブラジル×チリは期待以上の神試合でした!


>ぴる朗さん

3戦とも相手のタイプが全く違うので、その試合で修正したポイントが必ずしも次の相手にはマッチしないという現象が起きてましたよねー。



>名無し さん

香川はマンUでの2年間が・・・・




>僕的には…さん

それこそちょうどいい「バランス」がなく、両極端になってしまうのが日本らしいといえばらしいんですがね(^^;



>aceさん

確かに奪われ方が悪すぎましたが、本来、間受けは常にそういうリスクと背中合わせなので高い技術が必要とされる面もあるんですよね



>onelove2pacさん

男子に澤さんレベルが出るのは一体あと何年・・・・



>通りすがりのサッカー店長ファンさん

まあ、いうてもまだJも20年ですから、世界の中でみても有望株ですので期待は出来ますよ!




>マーボーさん

僕個人としては本田は当然選出すべきだと思いますが、あくまで本田のチームというより自分達のサッカーの中で彼が一番活きる役割を与えるのがベストだと考えますね。ポジはトップ下で問題ないかと。



>バケラッ太さん

3-4-3・・・まだ日本には早すぎたのか・・・OTL



> ブッチャーさん

長いのが一つの持ち味なもんで・・・(汗



>メソさん

福西は本来、相方に守備専おかないといけない方のボランチだと認識してますがww




>おにゅうたいぷさん

カンプ脳上等ですよ!理想がなければサッカーなんてクソですww



>ビックノーズさん

確かに投資額から考えたリターンと言われると・・・OTL

コスタリカとかそう考えると凄いっすねww






No title

こんにちは
いつも楽しく読ませてもらっています

ボランチがフィルターになっていなかった、という部分に反論させてください

守備が計算できず、ポジションを空ける香川をサイドに置いている以上、ボランチはバルサの6秒ルールのように、まずファーストディフェンスで潰すぐらいの意識をもっていないと、ラインがずるずる下がって象牙戦の二の舞いになってしまうと思います

ディレイしても、香川サイドに展開されて押し込まれた挙句、SBにフリーで上げられるシーンが簡単に想像できます

そういう意味で、この試合の青山の寄せの早さは、試合で日本がコンパクトにラインを保つ上で鍵になっていたと思います
パスは全然繋がっていませんでしたが、全体としてパス成功率が上がったことを考えれば収支はプラスではないでしょうか

チームとしてバランスをもった守備をするなら、本当に香川の守備をどうにかしないと

No title

店長!お忙しい中、返信ありがとうございました!

たしかに、ジュビロでの相方も守備の服部でしたね。
また1つ勉強になりました。

今後も更新を楽しみにしています!

No title

なんでマドリーがバイエルンにどうして勝ったのかは書かないの?自分の理論が破綻してたの認めたくないの?

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
プロフィール

soccertentyou

Author:soccertentyou
年間300試合観戦のサッカー馬鹿によるサッカー馬鹿の為の戦術分析ブログ

【メールアドレス】
wowow_2000(あっとまーく)yahoo.co.jp

サッカー店長のつぶやき
最新記事
最新コメント
カテゴリ
読んだ記事が面白かったら1クリックをお願いします↓
サッカーブログランキング
更新カレンダー
07 | 2017/03 | 08
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
マイベストサッカー本10選
広告リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。