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『ティキタカとの決別』~バイエルン×ドルトムント~

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<『ティキタカとの決別』 ~バイエルン×ドルトムント~

先週は多くのビッグカードが組まれたおかげで頭を悩ませましたが
戦術的にも多くの発見と驚きがあった「バイエルン×ドルトムント」のカードを検証していきたいと思います。

今季の流れと現代サッカーの最先端を観測していく上で外せない試合となりました。

ではまず両チームのスタメンから

1012スタメン(ドルバイヤン)

バイエルンはいつも通り3バックをベースとした3-4-3気味の布陣。
攻撃時はミュラーが前線に張り出せば3-3-4となります。

王者らしい自分達のサッカーをこの大一番でも全面に押し出してきました。


対するチャレンジャーサイドのドルトムント。
クロップ政権から新監督トゥヘルを迎え、サッカーもリニューアル。

前監督の代名詞であった変態プレス(Gプレス)は封印し、守備はオーソドックスな方に少しバランスを取り直して
昨季相手に引かれると頭打ちだった攻撃はポゼッションで主導権を握る形にも真正面から取り組んでいます。

これに伴い、布陣はヴァイグルをアンカーに置いて香川とギュンドアンがCHに並ぶ4-3-3を基本にしてきました。
しかしバイエルン相手に4-3-3をぶつけた場合、トゥヘルには懸念材料があったはず。

それはバイエルンの攻撃の起点であるアロンソをフリーにしてしまうという事。

【トゥヘルの懸念 (4-3-3をぶつけた場合)】
1012ドルスタメン(通常時)

その上、バイエルン相手に中盤で3対4の数的不利を自分達から作るのは自殺行為に等しいのではないか・・・、そんな疑問が浮かんでも当然な程、今季のバイエルンは開幕から強さを見せています。

そしてもう1点、個人での仕掛けが「人間兵器」とも言えるレベルのドウグラスコスタ。ここを抑えずに勝機は無い。


最終的にトゥヘルはバイエルン対策として4-3-1-2を選択。

【トゥヘルのバイエルン対策】
1012ドルスタメン(実際)

まず人間兵器にはドルトムントの中で最も対人に強いパパスタソプーロスをマッチアップ。
左SBには怪我のシュメルツァーに代わって右SBのピシチェクを回し、CBにベンダーを入れた緊急布陣。

そしてアロンソには香川をマンマークで付けて3バックの両脇アラバとボアテングにも簡単にボールを運ばれないよう2トップをワイドに張らせて対応。

試合後、フンメルスと香川がインタビューでドルトムントのゲームプランについて触れています。

フンメルス「ボールを持った時のボアテングとアラバに時間を与えないこと」

香川「シャビアロンソをフリーにさせるな、と言われていました」

その代償として3バックの中央にはある程度ボールは持たせてもOK!という割り切った戦術を採用してきました。


<先手を取ったトゥヘルとペップの応手>

トゥヘル「アタッキングサードでの仕掛けは結果に結び付かなかったが、最初の20分は悪くない出だしだった」

トゥヘルが言うとおり、結果的にこのバイエルンシフトは序盤、ある程度機能していたように思います。

ではその序盤の攻防からドルトムントの狙いがよく表れているシーンを一つ検証してみましょう。


【バイエルンシフトの狙い】
ハビマル1012

局面は右から左へ攻めるバイエルンのビルドアップから
この日は3バックの中央に入ったハビマルティネスが放置プレーとなります。

アロンソは香川にコースを消されているのを見てDFラインに降りる


ハビマル1012-2

「アロンソ番」の香川は当然アプローチに行くのでハビマルが浮く形に


ハビマル1012-3

但し、先ほども言ったようにドルトムントからするとこれは想定内。

フンメルス「ビルドアップではアロンソとボアテングにロングボールを蹴らせない事を第一とした」

ハビマルティネスはビエルサ時代のビルバオでも見せていたように
基本的には中盤を飛ばしたロングボールではなく左右にグラウンダーのパスを丁寧に散らすタイプのスペイン産レジスタ。
ここでもシンプルにサイドのチアゴ・アルカンタラを選択。


ハビマル1012-4

受けたチアゴから大外で待つドウグラス・コスタの足元へ「中⇒外⇒外」のビルドアップ。

確かにこれはこれでバイエルンの強みではあるんですが、この攻め筋はドルトムント側が誘導したものでもあり、
最後に1対1の勝負となるドウグラスにはその為のパパスタソプーロスをマッチアップさせています。


ハビマル1012-5

トゥヘルの期待通りにパパスタが粘り強く対応して、その間に中盤がゴール前までプレスバック。
ここではドウグラスが上げようとしたクロスをカットしていますが、仮にゴール前まで上げられたとしても人数は充分揃えていて準備万端という按配。

バイエルンは一見ボールは回っているように見えてもトゥヘルの手の内で回させられているだけなので決定機にはつながりません。


これを観たペップが早速、応手に動きます。
3バックの並びを変えて右にハビマル、中央をボアテングに。


【ペップの応手 (ボアテングをフリーにさせる)】
ボアテング1012-1

局面は3バックの並びが変わった事でアラバとハビマルにドルの2トップが、アロンソに香川がマークに付いて中央(ボアテング)がフリーという構造自体には変わりはありません。

しかしボアテングのビルドアップはハビマルとは違い、ドイツらしい中盤を飛ばした長いパスにその持ち味があります。
しかもペップ政権でその精度は目覚しく向上中。

ここでもピルロがよく見せているような中盤を飛ばしての・・・


ボアテング1012-2

レバンドへのクサビをグサッと通してきます。

先ほどの「中⇒外⇒外」と違い「中⇒中」で通されると守備側は中央に絞らざるを得ず、外が空いてしまいます。


ボアテング1012-3

ほら、これだと外で受けるドウグラスがこの高さでフリーになれるので、ボールを受ける前段階で攻撃側が圧倒的にアドバンテージを握れるんですよね。

これが「中⇒中⇒外」の攻め筋が持つ強み。


続いて必殺の対角パスも↓

ボアテング対角1012-1

ドルがボールサイドに寄せているのを見て・・・


ボアテング対角1012-2
現代サッカーのトレンド筋「対角パス」!!

レバークーゼン戦で先制点とったパターンや!

これやられたら守る方はズルズル下がるしかないし、ドウグラスはファーストタッチでペナ内進入出来るから迂闊に足出せん!


このぐらいから失点の匂いが漂ってきていたドルトムントですが、案の定前半の26分にバイエルンの先制点が生まれます。

↑の2つと同じように起点は構造上、フリーになっているボアテングからの1発のロングパス。
ドルトムントとしては最も警戒していた形ですが何故アッサリと裏をとられてしまったのでしょうか?

【バイエルンの先制点】
ミュラー先制1012

う~む、レバンドフスキを警戒させといて中途半端な位置にいたミュラーがダイアゴナルランで裏を取ってるのね。

バイエルンはこの時3-3-4の並びになっていて左SBのピシチェクには大外のゲッツェというマークがいるので
CBとSBの中間に位置しているミュラーはどうしても浮いてしまった訳です。

ハッキリ言って今季のミュラーはもう、ボールさえ持たなければ「世界一の受け手」です。

DFの背後を取るフリーランは芸術の領域で、ドルの最終ラインとしても対応は極めて難しかったと思います。

【ミュラーが裏を取った瞬間の配置】
バイ図解1012

青丸がそれぞれのマッチアップとマークの意識で、この時ドルの最終ラインとバイエルンの前線は一見4対3に見えて実は4対4でした。

ボアテングがフリーでキックモーションに入れるのを見て、又ドルの最終ラインがボールの出し手と自分のマークに意識が集中するその瞬間を狙ってミュラーがバイエルンの前線を「3」から「4」に変えているので、まあ空いちゃいますよね。


<バイタルエリアの覇者>
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一方、反撃を試みたいドルトムントですがなかなか決定的な形を作る事が出来ません。

今季のドルの攻撃は基本的にブロックの外でヴァイグル、ギュンドアン、フンメルスらが中心となってボールを動かし
相手に横スライドを強いてタテパスのコースが空いた瞬間に香川が顔を出す・・・という形が基本。

しかし香川が守備でアロンソをマークしていたという事は、香川がアロンソにマークされるという事でもあります。
つまり両チームのキーマンがバイタルエリアで覇権を巡る争いを繰り広げていたのでした。

【アロンソの香川封じ】
アロンソ守備1012-1

局面は自陣でドルトムントがボールを奪った瞬間、カウンター発動のチャンスです。

バイエルンからするとこの時、一番避けたいのが香川にタテパスを入れられてターン⇒香川無双発動ですが、ここはアロンソが素早く寄せて真っ先にケア。
絶対にタテパスは入れさせない構えです。


アロンソ守備1012-2

仕方なく一度外に迂回させてからナナメのパスコースを探るドルトムント

アロンソにボールと香川を同一視出来ない状況を作り出しますが、アロンソは守備でも首を振って香川の位置取りを確認。
ボールと香川の間に常に自分が立てるポジショニングをキープしてパスコースを徹底的に寸断し続けます。


アロンソ守備1012-3

ここに揺さぶりをかけたのがカストロでアロンソの背後を斜めに抜けていきました。(ナイスフリーラン!)

ここで中盤の底を1アンカーに任せているチームにありがちなのが、このランニングにアンカーが外に引っ張り出されて
空いたバイタルにクサビを打ち込まれるシーンです。

ダブルボランチなら1枚が付いて行ってもう1枚が絞ってカバーすれば良いですが
1アンカーは文字通り「そこにいる」事が仕事になってくるので常に今、一番ケアしなければならないゾーンとマークを判断し続ける事が重要。

アロンソはここでも迷いなくカストロは後ろのボアテングに受け渡し・・・


アロンソ守備1012-4

自分は引っ張られるどころか逆に前に出てバイタルを明け渡しません。

これでパスコースの無くなったムヒタリアンが逡巡している内にバイエルンのプレスバックが間に合って取り囲んでしまいました。

これが現代サッカーのアンカーに求められる守備で、アロンソは常にボールの次の出所を巡ってギリギリのリスクマネージメントを行っています。まさに「ピッチ上の監督」ですね。
(ちなみにマドリーの試合を観て分かる通りクロースはこのセンスが致命的に欠けている。故にトレードは正解)

おかげでドルトムントはタテパスが出せずに攻撃が停滞。
横パスとバックパスを出しているうちにバイエルンのボール狩りの餌食・・・という悪循環へ。

ならばこっちもボアテングよろしく、タテポン一発で勝負だ!
最前線のオーバメヤンをヨーイドン!させて裏とったるでー!

【ドルトムントのタテポン戦法】
オバメにタテポン1

局面は同じく自陣でボールを奪ったドルトムントから。
やはり香川へのタテパスはここでもアロンソが寄せて封じています。

という事で中盤をすっ飛ばしてタテポン!


オバメにタテポン2

この形でオーバメヤンを走らせたら2回に1回は勝つ!



オバメにタテポン3
残念、そこはノイアー
(コイツの守備範囲も反則だろww)

トゥヘル「八方塞やんけ・・・」


こうなったらドウグラスはいないけどドルも外の攻め筋から仕掛けるぐらいしか手が残されていません。

【ドルトムントの外攻め】
2点目1012-1

4-3-1-2のドルトムントのワイドはSBが使うしかありません。

という事で、SBのピシチェクが縦勝負。


2点目1012-2
アッサリ奪われたー!

やっぱりドウグラスコスタみたいはいかん!個の力に差がありすぎる・・・。


2点目1012-3
逆にSBが上がった裏を使われてバイエルンのカウンター発動!

このカウンターからPKをゲットしたバイエルンが追加点。

バイエルンの攻め筋が次々決まっていくのに対してドルトムントは全てが裏目、裏目。
前半にして勝負の大勢が決まったかに思われましたが、この得点シーンの最中、バイエルンベンチを映したカメラに僕が釘付けとなりました。


2点目1012-4
なにやらラームがペップに駆け寄り戦術の確認を行っていると思わしき一幕が。

一見、全てが順調に運んでいるバイエルンにしてはラームの表情がひっ迫しています。

これはこの試合、まだ何かある-

僕はそう確信したのでした。


<ラームの不安とは?>

ではラームは何をあんなに必死に訴えていたのでしょうか?

それを探る為、試合をバイエルンの追加点のシーンからほんの少し巻き戻してみましょう。
バイエルンの追加点が決まったのは前半の33分ですが、その3分ほど前の30分前後に実はドルトムントが布陣を修正していたのです。

香川が封じられた上、ボアテングをフリーにするなど攻守に機能しない4-3-1-2から、より普段着に近い4-2-3-1へ。
並びはオーバメヤンを1トップにその下に香川、左にムヒタリアンで右にカストロ、ボランチがヴァイグルとギュンドアンのコンビになりました。

これでピッチでは何が起こったか・・・?
ラームの不安の種を探っていきましょう。

【ドルトムントの修正】
ラームの不安1

局面は左から右へと攻めるドルのビルドアップから。
SBパパスタソプーロスからSHのカストロを越した一つ奥へタテパスが入ります。


ラームの不安2

この場面では引いて受ける動きをしたカストロにはボアテングが付いていったので3バックの中央は変わりにアラバが入ってます。
ドルトムントからするとこのSHが引いて食いつかせた裏に香川がナナメに出て行く動きは4-3-1-2では出ない攻め筋であり早速4-2-3-1に修正した利点が出ました。

バイエルンからすると香川の稼動域が広がったせいでアロンソのマークも後手を踏み始める危険な流れ。

しかも↑の場面、斜めに抜ける香川にはアラバがカバーに入って対応するので
オーバメヤンをハビマルが見るまではいいですが3バックだと大外のムヒタリアンが空いてしまいます。

なのでラームがこの穴埋めのカバーを行う事に


ラームの不安3

香川へのボールはアラバが先に触るもセカンドボールはギュンドアンの元へ。

バイエルンの守備は先ほどの流れでムヒタリアンにラームが付いていますが、ムヒタリアンは大外で張っているタイプではなく自由に中にも入って来るSH。
(役割的には去年までのシティのシルバと同じ)

バイエルンは1アンカーのアロンソがボランチのギュンドアンに対応しているのでその脇は弱点となるスペース。


ラームの不安4

ムヒタリアンがアロンソの背後で受けて、この試合初の間受け成功。
これを見て香川とカストロが前線でモビリティを発揮


ラームの不安5

ムヒタリアンから香川へのタテパスは間一髪のところでボアテングが跳ね返しますが注目していただきたいのがこの時のバイエルンの守備陣形です。

先ほどまでのドルの攻め筋と違って「外⇒中⇒中」を使われているので全体がギュッと中に絞らされてますよね?

こういう状況でクリアをしてもですね・・・


ラームの不安6

ホラ・・・必然的に外でセカンドを拾うのはドルトムントになるでしょ?
(このスペース、本来はラームのカバースペースなんですがここに到るまでのドルの攻撃のせいで中に絞らされた結果、こういう事態に)

アロンソは急いで両手を広げて全体に横へ広がるように指示していますが、これがラームの感じていた不安の正体です。

ちなみにこの後、ドルは左サイドのピシチェクへ展開してさきほどの2点目のシーンへ繋がる訳ですが、
こう見ていくとバイエルンの追加点は順風満帆の流れで生まれたのではなく実は紙一重だったんですね。

要は守備の時にバイエルンの陣形が崩されているので、狙った形でセカンドボールを回収出来ていない・・・と。
(にしても、ピッチ上にいながらたったこのワンプレーでそれを察知したラームの戦術眼なww)


そしてこういう戦術的要因が元の不安やひずみは必ずピッチ上に具現化されるのがサッカー。
バイエルン追加点の僅か2分後に生まれたドルトムントのゴールはもはや必然と言えるでしょう。


【ドルトムントのゴールを検証】
ドル得点1012-1

局面は右から左へ攻めるバイエルンのビルドアップから。
ドルが4-2-3-1にした事でもうボアテングがフリーじゃなくなってしまいました。
こういう時の頼みの綱はドウグラスコスタという事でパスは外⇒外


ドル得点1012-2

・・・が、中を経由していないのでパパスタがここまで寄せられる&遅らせている間にSHのカストロが戻れる。
これがサイドに2枚置いている4-2-3-1の強みですね


ドル得点1012-3

中盤のこの位置で2対1で仕掛けるのはさすがのドウグラスでもリスクしかないので一旦下げる事に


ドル得点1012-4

しかし下げられたアラバからのパスコースがありません。
ボアテングには1トップのオーバメヤンが、アロンソへのコースは香川が切ってるし、チアゴにも背後からアルカンタラが寄せています。

こういう時のバイエルンは・・・・そう、「レバンド頼んだぞ!」


ドル得点1012-5
・・・おっとそこは通さない。

前線の守備が機能し始めた事でバイエルンのパスコースが限定⇒後ろがインターセプトを狙える好循環。

さあ、ドルのカウンター発動だ!


ドル得点1012-62

奪ったベンダーから、またまた随分中に入ってきているムヒタリアンへタテパス。
アロンソは香川をケアしているので背後から中に入ってきているSHのムヒタリアンはケア出来ません。
従ってここでもまたラームがケアする事に。

そしてラームが食いつかされた事で大外はゲッツェが下がってカバーするしかない状況



ドル得点1012-7

ゲッツェが下げられた事でバイエルンの前線が薄くなり、フンメルスがフリーに
ここからフンメルスがボールを運んで・・・

ドル得点1012-8

フンメルスからの次のパスが勝負の分かれどころでした。
こういう時、フンメルスから香川へのタテパスはデータ的にも最もドルで頻繁に見られるラインです。
アロンソもはやり香川を警戒して前傾姿勢になっていますが、その背後でまたもや自由なポジショニングのムヒタリアンが空いてしまいました。


ドル得点1012-9

ドルの4-2-3-1は攻撃時、右のカストロは外に張っていますが左のムヒタリアンは香川の隣まで入ってきて2シャドーになるのでアロンソがカバーしきれなくなってきていました。

バイタルで前を向いたムヒタリアンと3バックでボールサイドに寄せていたバイエルンの守備陣
大外で空いたカストロからダイレクトで中に折り返したところをオーバメヤンが詰めて前半は1点差で折り返す事に。


結果的にラームの不安は的中してしまいました。
システムの噛み合わせで見ると序盤は4-3-1-2のドルに対して3-3-4気味に前から守備が出来ていたバイエルン↓

【序盤の噛み合わせ】
バイヤン334守備

序盤はラームがカストロとヴァイグルの中間地点から局面によって上手くぼかしつつ1人で2人を見れていました。



【ドルが4-2-3-1にした事でラームに不安が生まれる】
ラームの不安(図)

しかし30分過ぎにドルが4-2-3-1に変えた事で中途半端に中へ入って来るムヒタリアンが捕まえづらくなります。
CBがこれに付いてしまうと最終ラインが2バックになってしまうので難しく、ラームがムヒタリアンに引っ張られる事で
ボールの出所のヴァイグルがフリーになり、時間が作れるようになった事でSBピシチェクが上がってこれるようになりました。

これがドルトムントのゴールが生まれる戦術的な布石になったのです。


<ティキタカとの決別?>

ハーフタイム、今度はペップが修正に動きます。
後ろが3枚じゃ足りていないのとアロンソの両脇が狙われた事で4-2-3-1へ。

【ペップの修正】
バイヤン4231-1012

ラームを右SBに入れてボランチはチアゴとアロンソの2ボランチに。

ドルトムントとすればいい時間帯に1点取れた事で後半は反撃の狼煙を上げたかったはずですが、後半開始早々にプランは脆くも崩れ去るのでした。

【バイエルンの3点目】
バイヤン3点目1012-1

局面は後半、キックオフのボールをノイアーまで下げたバイエルン。
これにスタートから勢い良く飛び出たオーバメヤンが追いますが、これは完全にバイエルンの罠でした。

1トップのオーバメヤンがノイアーに食いついたらCBのボアテングが空いてしまいます。


バイヤン3点目1012-2
そしてフリーのボアテングが持った瞬間の別アングルがコチラ↑

先制点の流れがまだ脳裏に焼き付いているフンメルスは瞬間、ミュラーに意識がいっていました。

この隙を今度はレバンドフスキが突きます。


バイヤン3点目1012-3

ボアテングからロングボールが蹴られると、フンメルスはミュラーに気をとられた分、隣のベンダーのカバーポジションを取る深みが足りずCB間に生まれたギャップをレバンドフスキに突かれてキックオフの流れから失点。

いい流れで前半を終えていただけにこの3点目は痛かった・・・。


それにしてもペップのバイエルンはCBのタテポンで2得点って・・・ティキタカは一体どうしたのか?
象徴的なのはここまでただのオトリに過ぎないゲッツェや脇役のチアゴ、アロンソだって守備面でしか目立っていません。

エンリケのバルサもイニエスタの存在感はますます薄くなるし、これが世界の流れなのか・・??



720p-Pep Guardiola Sebastian Kehl Shut Up
<これがペップの二刀流!>

後半開始早々に1-3となった事でドルトムントは最低でもあと2点が必要になりました。
ここでいつもの4-3-3解禁です。

4141ドル1012

前半から両サイドに個で仕掛けられる駒が無かったのでロイスとヤヌザイの投入で両ワイドからも圧力をかけられる布陣に。
アロンソに消されていた香川と解き放たれたムヒタリアンではどちらをピッチに残すかは明白だったので日本人としては残念ですが致し方ないでしょう。

しかしドルが4-3-3にした事でアロンソのマークは緩くなるはず。
果たしてバイエルンはこの布陣変更にどう出るか。


バイヤン4点目1012-1

局面は左から右へ攻めるバイエルンのビルドアップにドルの前プレ発動。
ノイアーにオーバメヤンが寄せて本来空くはずのアロンソにはロイスとムヒタリアンが寄せて「前プレ」によって守備のウィークをカバーしつつ、ここで奪ってショートカウンターがトゥヘルの狙い。

しかしドルが前プレに出た事でバイエルンの攻め筋がここで一変します。


バイヤン4点目1012-2

相手が取りに来るなら剥がすだけと言わんばかりに2人に寄せられたアロンソはその間を通して続くヴァイグルの寄せもワンタッチパスで回避


バイヤン4点目1012-3

ヴァイグルの二度追いも軽くいなしてワンツーでミュラーへ

ドルはアンカーが剥がされているので・・・


バイヤン4点目1012-4

ミュラーに対応するのはもう最終ラインしか残ってません。
SBピシチェクの寄せも鼻先でパスを裏に通されると・・・



バイヤン4点目1012-5
もう2バックしか残ってない!

バイエルンはGKからのビルドアップで前プレを1枚づつ丁寧に剥がされて最後はCB2枚と2対2の状況を作り出す事に成功。
これを逃すはずもなくゲッツェから芸術的なクロスが出てレバンドが4点目。

相手が中盤に網を張って待ち構えているなら一発で裏を取るし、
取りに来てくれるならいくらでも剥がしますよ?というペップの二刀流・・・恐るべし。

後半は前半脇役だったアロンソ、ゲッツェ、チアゴが主役になり、ドルのプレスをいなす事、いなす事。
象徴的なのは5点目でバイタル進入からチアゴのアシストで最後はゲッツェが決めました。



115917.jpg
<『ペップのバイエルン』は『ペップのバルサ』を超えたのか->

ティキタカの一点突破を芸術の域まで高め、結果と内容を両立させながら頂点を極めたペップのバルサ。

そこからのシーズンは一転してポゼッション迎撃からの一発で裏を取るカウンターが盛り返し、
ここ2シーズンはその年「最高のカウンター」を持ったRマドリーとエンリケのバルサがビッグイヤーを獲っています。

従来のペップのサッカーはこれに見事にハマって大量失点というパターンが続いていました。
相手はペップシフトとして中盤とDFラインを狭くした2ラインでコンパクトな網を張って中央密集、
そこにあえてタテパスを打ち込んで崩そうとするもボールを狩られて薄くなった背後にカウンター⇒失点

【従来の負けパターン】
旧ペップ1012

とにかく「間受け命!」って感じのサッカーで、これに対する相手の常套句は「CB放置」「中央密集」「DFはハイライン」

まあ、相手からすれば待っていればそこに進入してきてくれるので、ここで狩るか
それともバルサが細かいワンツーとメッシ無双で突破するかの切り合いを演じてきたわけですね。


一方、今季のバイエルンは違います。

「CB放置」と「DFはハイライン」を逆手にとって、じゃあその裏を一発でとったらええやん、というカードを持っています。

【今季のバイエルン】
新ペップ1012

これで「CB放置」が出来なくなったチームが前プレを仕掛ければ、ティキタカの香り漂うパスワークで丁寧に剥がして仕留めようという二刀流ですね。

前者のサッカーだとボアテング、アラバ、レバンドフスキ、ミュラー、ドウグラスらが躍動し、
後者のサッカーだとゲッツェ、アロンソ、チアゴ、ハビマルらが躍動するので相手の出方に応じて主役と脇役を入れ替えています。
(ラームはどちらのサッカーでも輝くエクストラカード)


以前よりこのブログでは「いずれCBが司令塔になる時代がくる」と言ってきましたが
この試合ではボアテングが2アシストでドルトムントの得点も起点はフリーになったフンメルスのタテパスからでした。

ペップですら「自分達のサッカー」一点突破ではなく相手の出方によるカードを増やす時代。
ますます攻守は一体化し、前線の守備力やGKとCBの展開力が試合の勝敗を左右するようになってきました。

そんな時代にCBにテリー、ケーヒル、スモーリング、メルテザッカー・・・etcの「跳ね返し屋」を起用しているリーグがCLで苦戦を強いられているのはある意味当然の帰結と言えるでしょう。

昨季、致命的だった「ロッベリー不在時の限界」はこの試合を見る限り完全に克服されています。
果たしてここにロッベリーが戻ってきた時、ペップは一体どんなサッカーを見せてくれるのか。

あの『ペップのバルサ』を完全に超えたサッカーが今季、観られる予感がする-






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No title

お疲れさまです。司令塔が後ろのほうの選手にシフトされてきてるのは何年も前からアヤックス見てて感じてました。プレミアの低迷はそんなとこにもあったんですね!スパーズのフェルトンゲン&トビーは攻撃面に限ればリーグ随一のCBコンビだと思います

更新お疲れさまです

現代サッカー最先端の試合ともなるとこれほどまでに戦術、状況、狙いが目まぐるしく変化していくものなのですね

一つ質問があるのですが、記事に出てきたトレンド筋の対角パスというのはビルドアップの段階で行われるものを指すのですか?
バルセロナにおけるメッシのサイドチェンジや香川のSBへのライン裏を狙うクロスなど崩しの段階でこういったパスが増えてきている印象がありますがこれらも対角パスに入るのでしょうか?

P.S. 前回の記事でネタにされてた(笑)ケディラさんですがユベントスでも活躍してますね
足元のスキルがある選手ではないですけどとてもサッカーIQが高い選手だと感じました
こういった選手のオフザボールの動きほとても感心させられますね

更新お疲れ様です。

試合を見てて痛感したのは、引き出しの数の差でした。やっぱりペップは凄いですね。ただドルトムントとしても、狙っていたサッカーがハマっていた時間帯もありましたし、トゥヘルの戦術がより浸透した後半戦でのマッチアップには今から期待です。

それにしても、ペップのチームを抑えようとするとどうしても枚数が足りませんよね(笑)。ここはやはり、ビエルサばりのオールコートマンツーマンしかないですね……(違

バイエルンファンです。

いつも楽しくブログを拝見させていただいております。
重厚な考察お疲れ様です。

ドルトムントに関しては、もしこの試合の監督がクロップであればここまでの差はつかなかったのかなと思います。
クロップのドルトムントにはバイエルンのパスワーク以上の速さでパスコースを消していきカウンターで大量得点を奪っていくだけのインテンシティと高速パスワークがありましたから。

バイエルンに関しては、この試合をみて今季はペップが就任以来たくさんのフォーメーションを使ってきた恩恵が帰ってくる集大成になりそうだなと思いました。
特に3-4-3の完成はペップの悲願であり、ペップがバイエルンを選んだ大きな要因だったとも思います。
ポゼッションサッカーをベースに縦ポン、サイド攻撃、パスワークによる中央突破とあらゆる攻めの手を持ってますし、前線ではミュラーとゲッツェが、DFラインはラームとアラバがキーマンになって試合中に3-4-3から4-3-3、4-2-3-1、3-4-2-1、ゼロトップとあらゆるフォーメーションにスイッチできるようになりました。
ラインを高くして前線から激しくプレッシングをかけてくるチーム相手にも引きこもってくるチーム相手にも、その時その時で1番ベストな攻撃戦術、守備戦術に変更できるように本当の意味でなったのではないでしょうか。
今ゲッツェが怪我をしてロッベンとリベリーは不在ですが、今季こそCLの正念場の4〜5月に全員が揃うことを祈るばかりです。
不安があるとすれば怪我人に関してはもちろんですが、パスが短かったペップバルサに比べてペップバイエルンはパスが長く、その分プレスも剥がされやすいという点です。
スペインの2チームはもちろん、サンプルはないですがPSGやアトレティコ辺りも突破してくるでしょうし、プレミア勢でもウィルシャーやシルバ辺りは外す技術を持っています。
ここ2シーズンそこが問題になっていたからこその今季のロングボールの増加、サイド攻撃への回帰なのでしょうが、しかしやはりこのパスの短さによるボール奪取と中央突破こそがペップのチームがCLを制す上での最重要のファクターなのでは?と。
その点店長様はどう思われますでしょうか。

いやいやこんなの見れば分かるよと思って見ていたら一転ラームの焦り顔でここまでの状況変化に気付いてしまう店長流石です。このゲーム終始パスうーめーって思い続けてました笑キーパーもあそこまでまでパス上手いとビビりますね笑
このボアテングの縦ポンはドルトの急造CBコンビだから通じたとは思いませんか?

更新待ってました。

いやーもうバイエルン、どうやって対抗したらいいんでしょう。
相手の変化を見抜く眼とその変化に対応できる戦術の幅がすごすぎます。
これに対抗するには、それ以上の幅を持つのか、変化しないで自分たちの強みを信じるのか。そんなチームありますかね?

試合見ながら、他の方も書いてましたが、オールコートマンツーマンで!って思ってしまいました。ノイアーがいる時点で一枚足りなくなるんですが…

案外ロッベリーが戻ったりしたとき隙ができたりする気もしますが。ヴィダルが入ったときとか。

更新お疲れさまです

ラームの戦術眼に気づく店長も凄いです。
ラームの凄さって店長クラスの人じゃないと分からない気がするんですけどどうですか?

No title

バイエルンの用意周到な準備とそれを実行しきれる選手、戦術に差をみせつけられましたね。
ただトゥヘル就任して、まとまった練習が夏合宿だけ(ELプレイオフがあり、公式戦が早かった)のドルではこの時期はまだ難しかったですね。(直前で今季好調で疲労困憊のシュメが怪我離脱も痛かった)

あとこの試合ではないんですけど、ちょくちょくサッカー戦術ブロガーの方のブログやツイで、特に代表戦でですけど、香川にはモビリティー?がなくて、清武にはあるからハリル監督は清武の方が好きそうってみるんですけど、イマイチ私には理解しきれてないので店長のご意見聞かせてほしいです。(あとある方は香川は面で動かすタイプで清武は点で合わせるタイプって意見も見かけました。私は同時に起用してほしいですけど夢物語ですかね)

No title

更新おつかれさまです。

ペップの二刀流は監督として
引き出しはいくつあってもいいですが
やはり美学を貫く監督、チームであってほしいです…オランダみたいな?笑

まあ、なんの美学もなく
ただただ負けましたけどね。笑

私情はさんで すいません。

CBの司令塔化ですか…
フンメルスとボアテングがいるドイツはどうりで強い訳ですね

ビダルさん、空気になってしまったん…?

クロップの新チームも楽しみに待ってます。

No title

更新お疲れ様です。
いつも見させてもらってます!

ドルトムントが4-2-3-1に変更後のムヒタリアンの中へ入ってくるポジショニングは香川が代表でやっていたソレとは違うのですか?それと今回はアロンソにほとんど抑えられていた香川の間受けですが、これはシルバ、メッシなどの選手だと抑えられていなかったと思いますか?また香川はどうすべきだったと思いますか?店長の考えを教えていただけたら嬉しいです。

No title

素晴らしい力作、お疲れ様です。

ペップバイエルン、ハインケス時代の縦、裏、高さに中攻めを加えた万能チームになりましたね、体調管理に気を付ければ名実ともに歴史的チームの誕生となりそうですね。

ところでペップはバイエルン後に、どこへ向かうのでしょうか、ラロハはカタラン的にNGでしょうし噂のシティは練習時間がとりづらいプレミア所属に加え、主力の高齢化と展開力を欠くハートが気がかりですしバルトメウ政権のバルサ復帰もない、店長のお考えをお聞かせください。

No title

バイエルンは最初4バックでしたが、ドルが2トップなのを見て直ぐに3バックに切り替わりました。
3バックから4バックに切り替わったのも、後半からではなくドルが1点取った直後です。

お疲れ様です。
最近の店長の更新のインテンシティの高さっぷりは非常にありがたいですね。

いやぁ、ボアテング、フンメルスの縦パスの精度よ…あんなのプレミアで見たことねぇよww

p.s
アツイチームにアツイ男、クロップがやってきて今後が楽しみです。
まぁさすがにしばらくは我慢が続くでしょうが…笑

コメント御礼

>Bearさん

アヤックスのCBは必ず展開力に優れた選手が置かれてますよね。
(Fデブール、キブ、フェルトンゲン、モイサンダーetc)

プレミアだと本来そのアヤックスDNAのFハールのチームがそういうサッカーをやりたいはずなんですが・・・(^^;



>マルさん

対角パスは勿論バルサのやつや今季の香川のもそうです。
ボールサイドに密集する現代サッカーの守備を破る一つのトレンドですね。

ケディラについては何故リーガなんかにいるの?とずっと思ってました。
プレミアやセリエAなら絶対重宝されるタイプなのに(笑)



>にわかロマニスタさん

「ビエルサ対ペップ」の再戦は一体いつになるのか?
待たされれば待たされるほどファン待望のカードになってきますよね(笑)

ただオールコートマンツーだとドウグラス、ロッベン、リベリーが1対1になっているので無理ゲーの可能性が・・・ww



>von Braunさん

本当あとは怪我ですよねー。今年は万全の戦力でCLを戦うバイエルンが見たいです。

仰る通りバイエルンのボール狩りは個で剥がされた時に後ろが数的不利なのでそういうタレントは天敵ですよね。
でもそういうタレントは自分達で獲っちゃうっていうのもバイヤンの常套句ですがww

ウィルシャー、ベラッティ、カソルラあたりは天敵タイプです




>フルトンゲンさん

バイエルンのタテポンは今季ブンデスで何度も崩しているパターンなのでドル以外にも効果は実証済みだったりします。




>ぴぼーてさん

そうなんですよ、ノイアーがいるのでマンツーにしても10対11になっちゃうんですねー。
ロッベリーの合流とビダルという異物がプラスに出るのかマイナスになるのかは未知数です。




>ミロさん

いやいや、ラームレベルの凄さはさすがに世界的に認知されている・・・はずですけどバロンドールの候補に入ってないのを見ると意外とそうでもないのかな?(笑)




> yorusakuさん

香川と清武にそこまで大きな差があるとは思いませんけどねー。
強いて言うなら香川の方が一瞬のスピードで勝負するタイプかと。

それより香川と清武の間には決して後天的なトレーニングで培う事の出来ないレベルでの「同じ画を見れる」能力があるので、それを活かさない手はないと思うんですが・・・




>ルイス・ガルシアさん

ペップも幅が広がったというか柔軟になりましたよね。
まあ変態的観点で見ればやわになったとも言えますが・・・(^^;




>名無しさん

クロップのリバプールは絶対に取り上げないといけないトピックですね



>Deutscherさん

ムヒタリアンのあれは香川の代表と同じ原理です。
シルバとメッシについてはやってみなければ分かりませんが、そこの個別のマッチアップの要素よりチームとしての総合力の方が大きく関係してくるかと
(そもそもいいボールが出てこない限り輝かない3人ですので・・・)



>ヒョードルさん

①カンプノウへの帰還
②プレミアへの挑戦
(チェルシー or シティ or マンU)
③選手時代ローマ⇒ブレシアでプレーした経験を活かして・・・ry



>名無しさん

修正のご指摘ありがとうございます。





No title

 前々回の記事だったか、レバークーゼンの記事の最後に「コンディション万全の時を見たい」とおっしゃっていましたが、これがバイエルンを攻略する一つの手ではないかと思いました。

 つまり、「発射される前に潰す」ということとあとそれを「先制点を取られる前にやる」ことが重要なのだと思いました。
(取られてからでは読まれやすい行動になってしまいますから)

 いずれにしても

 チェルシーにそういうCBが来たらどういうサッカーをしていくのか楽しみです
(モウリーニョは間違いなく欲しがっていると思っているので……まあそれどころじゃないんですが…ウェイトオーバーとかマジで勘弁して下さい)

No title

返答ありがとうございます。

最初の質問で書き忘れていたので、また書かせていただきます。すみません…
ムヒタリアンの中に入ってくるポジショニングは代表での香川のソレと同じだと守備でのリスク、ケアーは大丈夫だったのでしょうか?
それと間受けを狙っている選手には良いボールを出せる味方が必要という事ですが、そういう選手が味方に恵まれていない場合で輝くにはどうすれば良いと思いますか?

バイエルンずるいなぁ・・・テクだけでは無く頭の良い選手が揃ってて、しかも縦ポンとパスサッカーの二刀流ですか。
しかし、現代のサッカー選手は大変ですねw
ポジションは関係なく何でも出来る選手じゃ無いと生き残って行けないわけですからね。
メディアでもサッカー店長さんみたいに具体的に解説してくれる人は居ないものでしょうか?
とゆうかサッカー店長さん、テレビで解説して下さい!w
やべっちFC出演キボンヌw

返信ありがとうございます。

でもやっぱりSBって言うと身体能力が優れてる選手の方が素人目に見ると凄いって感じがすると思います
アウベスとかの方が人気な気がしますし!笑

No title

更新お疲れ様です
ラームとペップが言い争っていたのは確かに気になっていました
まさかそんな背景があったとは、ラーム恐るべし
話は変わるんですが大好きなビダルがこんなことになるなんて…笑
何故ペップ?バイエルンはシュバイニーを放出してビダルをとったんですかね笑
店長の言う二刀流に関係ありそうですか?

No title

店長!更新おつかれさまです!今季ドルトムントは調子の良いサッカーを展開していただけにこの粉砕は大きいですね…
このバイエルンの凄さは基本的に選手交代無しでシステムを変更できるところにあると思います。通常のチームがギアを入れ替えたりアプローチを変えるときは選手を変えると思うのですがこのチームのバックスはユーテリティが高く羨ましい限りです。
翻って日本代表ですが、ザック時代は4-2-3-1か3-4-3かで騒いで結局変更は諦めたり、選手固定の弊害がどうのと騒がれていましたがクラブチームとはいえこのレベルのチームが存在していること、そしてさんざん騒いでいたその頃より日本代表のサッカーの歪さが確実に増しているという事実をきちんと受け止めなくてはならないと思うのです。更新お待ちしております。

返信感謝です

店長様、返答感謝です。
私も香川と清武は同時に起用してこそ力を発揮できるタイプだと思うので、最近代表だと同時起用ないのでもどかしいですね。
でも二人を使うにしても結局そこまでにいいパスを供給できるかにもよりますし、難しいですね。

正直、SBにも頭脳派がいてほしいので内田カムバックを待ってますが、怪我の具合で毎度サイドを駆け上がるのが厳しくなるなら、ラーム同様に内田のボランチっていうか中央での起用も考えてみてほしいですね。ピッチにいれば4バックと3バックの両立も夢ではないですしね。ただ中央での視野やボールの持ち方に内田が慣れてくれないとだめですけどねww

店長の次の更新も待ってます。ドルさぽなのでバイエルンの店長による逆噴射を期待しつつ、でもこんな進化した凄いチームをみれることにも感謝してます。

初めてコメントさせてもらいます。
毎回素晴らしい分析で楽しませてもらっています。

それにしても今年のバイエルンは楽しみですねー。
個人的に来年以降のペップよりもペップがいなくなったあとのバイエルンがどういうチームになっていくのかが気になるところです。アンチェロッティなどが後任候補としてあがっていましたがこのチームを引き継いでどうしていくのでしょうか。店長さんはペップが去ったあとのバイエルンについてどう思いますか?

コメント御礼②

> わさび唐辛子さん

モウリーニョのCB基準って「まず跳ね返せる事」かなーと思ってるんですけどね、個人的には。
インテル時代キヴがSBで使われたりしてましたし・・・(^^;

モウリーニョサッカーではフンメルスとかは逆に「軽いCB」とかいって干されてそうな予感も・・・?




>Deutscher さん

SHムヒタリアンのリスクについては2点ビハインドを負った時点で割り切ったと思いますトゥヘルは。

間受けタイプが個で輝くなら自分でターンしてメッシ無双発動させるしかありません。でもそういう選手は世界でも10人いるかいないかですが・・・(^^;

故にとんでもない高値がつきます




>パンパローチさん

やべっちよりはすぽるとで平井りおと競演するのが長年の夢だったんですけどねー(笑)




>ミロさん

でもアリアンツアレーナに観に行った時にはラームのユニフォームを着た若いお姉ちゃんとか結構いましたよ!ww




>ユベンティーノのルーキーさん

ペップのサッカーって実は年齢制限があると思っていて(アロンソみたいなチートは特例)要求されるインテンシティからいってもシュバイニーはちょっとキツくなってきましたよね90分は。

そこでヴィダルにペップイズムを叩き込んだ方が伸びしろがあると見たんじゃないでしょうか




>グーさん

仰る通り3枚しかない貴重な交代カードを切らずに戦局を変えられるのはそれだけで大きなアドバンテージです。

まあ、そんなチームは世界でも稀なので日本はまだそのレベルではないでしょう。
ただオランダ人が伝統的にこれが出来るのはまさにこの国の育成が深く関係しているので、日本でも意図的にベースアップが出来る分野でもあるんですけどね




>yorusakuさん

内田ボランチ案面白いですね。意外と遠藤の後継者になったり?(笑)

バイエルンの逆噴射・・・とりまアーセナル戦で何かが起こる・・・?




>まつもとやまがさん

ペップ後のバイエルンはなかなかむずかしいと思いますよ?
あの変態サッカーを継続出来る監督が世界でも希少ですから。
おそらく従来のドイツサッカー寄りに戻すためにドイツ人かなー・・・と思ったり。

それこそクロップ、シュミットあたりとかどうでしょう?(笑)


数的優位

重厚なレビューをありがとうございます。

僕の中のペップバルサ1番の衝撃は、数的優位の概念を変えたことでした。
それまで一般的な数的優位=「相手の守備陣形が整う前に早く攻める」ということだと思っていたのですが、味方の人数が揃うまでパスを回して両翼張らせて相手のDFラインをもコントロール下に置いて中央に人数かけてを崩す。

バイエルンでは変幻自在のフォーメーションと選手の動きでノイアーはどこまでも前に出てくるしもはやポジションとはなんぞや?的な感じでイタリア馬鹿としても目が離せないところです。

ペップバルサは最も美しく、ペップバイエルンは最も恐ろしい、といった感じでしょうか。

個人的には、最恐ペップに変態アッレグリがどう対応するのか見てみたいところです。

記事開いて最初にバイヤンのDF、MFに目が行くと、ペップだなと感じさせるこの布陣。理屈を理解できても、実際にヤるのはやはりペップ以外にいないでしょう。バルサの時よりDFラインの攻撃力が上がっているながポイントです。ピケ1枚の時はチグリンスキー取った事が思い出されます。MFもバルサに見劣りしませんし。。FWは奇しくもMSNを彷彿させますが。。 しかしDFとアンカーに高精度ロングレンジは、ポゼッションで上回り守備させないと。。と思っていたところでピッチにラームアロンソの頭脳は反則ですね〜。ラームアロンソがコンディション落とさないとブンデスはキマリな感じがします。

No title

この記事を見て完全にビルドアップを潰されたイラン戦を思い出しました。中盤で起点が作れないのなら、いっそのこと裏を狙うと言うのが日本代表も目指す場所になってくるかもしれないですね。それにしてもすごい分析ですね。レベルが高すぎて、ブンデス日頃からフィールドの中でどんだけすごい攻防してるのって思ってしまいました。ラームの戦術眼、ナルトのサスケ並みですね、かなり面白かったです、すごい勉強なりました。

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返信ありがとうございます

セリエAを取り上げるなら今やってるナポリ×フィオレンティーナという好カードをリクエストしてみたり…


ペップのチームはWGが強力なんで相手は最優先でそこを消しにかかるものの変幻自在に変化して結局後手を踏み続ける
変幻自在の最終章がロングボールで一発なのかなぁと感じます
ペップのサッカーはインフルエンザウイルスですね
ワクチンが出来た!と思った次の瞬間には変化してしまってる
いやいや恐ろしい

No title

店長、こんばんは。

マッチレビューおつかれさまです。
この試合はブンデスのクラシコということ、我らが香川が出場していることもあって、注目度は高かったですね。
このコメント欄を見てもそれが伺えます。

さて、今更ですが、コメント失礼します。
店長のレビューを見ながら試合を見直すと、とても面白いですね。

バイエルンでレギュラーを張るくらいなので当たり前っちゃ当たり前ですが、化け物の集まりですね。

ペップの変態戦術に対応するだけの適応力とそれを実現するだけの技術。

(PKも多いですが)得点量産しているミュラーを天文学的な移籍金でユナイテッドが獲得を目指した理由がよく分かりました。そして断固として放出を拒否したバイエルン首脳陣はやはりミュラーは非売品と考えているようですね。ああいう神出鬼没なポジショニングってのは、やはり先天的な能力なのでしょうか?

それから、2点目を奪った直後のラームとペップが戦術の話をしているシーン。
ラームが危険を察知していた、というのはもちろんですが、そもそもあの瞬間をカメラが捉えていた、というところにヨーロッパの観戦力の高さを感じます。

ああいう場面を捉えてくれている、というのは画面でしか見られない側からすると有り難いですね。

話は少し逸れましたが、ペップはかねてからティキタカは嫌い、と言っていますよね。それはただ漫然とパスを回しているだけのプレーを指しているのだと思いますが、ドイツに来て、ドイツの良さを取り入れて、明らかにバルサ時代とはまた違ったスタイルになっていると感じます。

ボアテングのロングフィード然り、サイドにウイングタイプ(ロベリー、ドグラス・コスタ)の選手を配置しての1対1然り、カウンター然り。

中央をパスで崩しきる、という強迫観念とさえ言えるようなバルサ時代とは違い、何枚あるんだよ、ってくらいのカードの数。

加えて、戦術理解度の極めて高いプレーヤーを多数擁するバイエルン。
(この辺は鶏と卵の関係で、どっちが先って話ではないとは思いますが。)

ということで、このチーム、負ける要素が見当たりませんね(笑)

メルテザッカー使ってても勝てるんですwww
いつも更新お疲れ様です。いつも楽しく拝見してます。
是非次はアーセナル対バイエルンでお願いします。

コメント御礼③

>ぴる朗さん

僕も「美しさ」という点ではペップバルサの方がまだまだ上だなーとは思います。
まあ、これは個人の主観によりますが・・・(^^;

アッレグリがバイエルンとやるなら去年のCL決勝みたいなアプローチじゃないでしょうか。
いずれにせよやすやすと負けてはくれないでしょう




>おにゅうたいぷさん

チグリンスキー懐かしいですね(笑)
ペップのDF像が垣間見える補強でした、確かに

ブンデスに関しては既に決まった感もあるという圧倒的強さ・・・(^^;




>九州のにわかモンスターさん

というより相手にコンパクトにされたら裏もあるよ・・・という二刀流で守り方を惑わせないと駆け引きになってないですよね、代表の場合は(^^;



>ユベンティーノのルーキーさん

個人的にはアンチェロッティの起用法がガラリと変わったイメージはないですね。
単に主力選手が強制的に入れ替えられただけで。




>マルさん

ナポリ×ヴィオラは候補の一つですね。どちらも好調ですし




>名無しさん

相手の出方を見て「後の先」をとるような戦術的な意味でのカウンターカードをもっているのが大きいですね。
そして監督だけでなくピッチ上の選手達がそれを判断出来るインテリジェンスを持った集団ときたもんだ・・・





> F9Tさん

仰るとおり、あの得点の瞬間にあそこを抜けるフットボールリテラシーこそ、僕等のような変態からすると畏怖するべきですよね。

ペップの著書を読む限り1年目で色々とドイツサッカーのストロングに気付いて2年目からかなり柔軟に取り入れるようになったようです。

でもこういうチームがコロッと負けたりするのがまたサッカーの面白さでもあるんですがねww




>絵里推しラブライバーさん

相変わらず対ペップには謎の強さを発揮するベンゲル
ガナーズ強過ぎんゴwwwww

これはマッチレビュー有力候補ですな

いつも興味深く拝見しております、
歓喜のグーナーですm(_ _)m
最強バイエルンに勝った謎のベンゲルの解析も是非お願いいたします。

ただ単にバス停めのロングカウンターなのか?それともセリエ並みの細かいディテールが存在したのか?

ただ、個人的にはアーセナルの良さよりバイエルンの弱点が気になります…

No title

店長の逆フラグ力なんなんですかね…
Twitter含めてもうあらゆる発言が全部逆になってるじゃないですか
サッカー界の東原亜希なの?

ブログお疲れ様です。ラームの不安にはとても興味深いですね。
そんなキーマンのラームやシャビ・アロンソも年齢だけ見ると終焉も遠くはないのかと思ってましたが、店長の解説見たらまだまだ世界トップレベルということが分かります。w
このバイエルンにまだビダルロッベンリベリーがいることを考えると、末恐ろしいです。

お願い

今度1度Jリーグも取り上げていただけないでしょうか?

個人的にはビダルに期待してます。
ペップイズムを身につけて、本来の激しい守備で個で剥がしてくる選手を潰す姿が見たいです

No title

すいませんガラリとはいいすぎでしたね。なんというかミラン時代とかでもピルロの両脇にセードルフとガットゥーゾみたいにハードワークのできる選手たちをいれたりバランスを取るみたいなことをしてたと思うんです。
レアルの1年目もディ・マリアをインサイドハーフにいれたりしてバランスをとっていたのにディ・マリアとシャビ・アロンソいなくなったとはいえ、2年目にはケディラやイジャラメンディの起用が減ったりしていたので気になったもので。
話は変わるんですが次のブログクロップ対モウリーニョを検証してもらいたいです、良かったらお願いします

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