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『サッカーが上手い』とはスコールズの為にある言葉である 【引退に寄せて】

*2011-06-10更新 (アーカイブ記事)









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<"サッカーが上手い"とは・・・?>



『サッカーが上手いって どういう事なんでしょうかね・・・?』




それが 例え昨日からサッカーを見始めた人の無垢な問いかけだろうが、

20年以上サッカーを見続けてきた人からの深い追求だろうが、


僕ならその問いには一言  こう返す事でしょう。










『それならば スコールズのプレーを見ればいい』







<スコールズという男>




また1人、サッカー界から偉大な選手が去りました。



"ポール・スコールズ"




あのジネディーヌ・ジダンをして



『彼のプレーはほぼアンタッチャブルだ。彼のプレーを見るのに、飽きたことはない。
完全なフットボーラーに出会うことはほとんどないけど、スコールズはそれに限りなく近い存在だ』


『後悔していることの一つは、キャリアの中で彼と一緒にプレーする機会がなかったこと』



ここまで言わせる選手は他にいない。




他にもスコールズを賞賛するコメントを後を絶たないが、

とりわけ彼は同じプレーヤーから評価の高い選手だった。


反面、ファンやメディアからは「世界で最も過小評価されている選手」でもある。




確かに彼は派手なフェイントや華麗なテクニックを試合で披露する事はまずない。


メッシのような「ごぼう抜き」の個人技も

Cロナウドのような派手なパフォーマンスも皆無だ。



そもそもパスを受けて3タッチ以上ボールに触れる事すら稀なので当たり前なのだが、

反面、彼のプレーには一切の無駄がない。




フットボールからあらゆる無駄な要素をそぎ落とした 一つの完成形とも言うべきプレーヤー



それがポール・スコールズという男である。




常に味方の一番いて欲しいポイントを見逃さないポジショニング、


ピッチ全体を見渡す広い視野、


短く刻むパスと広く展開する絶妙のサイドチェンジ、


時折見せる極めて効果的なドリブルと鬼のように正確なミドルシュート。


守備でもひとたび危険を察知すれば深いタックルを見舞い、チームを鼓舞する熱い魂。





いつだってユナイテッドはスコールズがいるだけで別のチームに生まれ変わる。




走・攻・守をこれだけ高いレベルで兼ね備えた選手が

毎年、バロンドール候補のトップ3にすら入らないのであれば、

もはや「バロンドールとは何なのか…?」という疑問すら沸いてきてしまう。





<スコールズの代名詞>


月並みですが、個人的な彼のベストゴールは

やはり08/09シーズンのCL準決勝「対バルセロナ」戦で見せた決勝ゴールですかね。


(↑の画像のやつですね)



あそこにボールがこぼれてくるだろうという彼ならではの予測と

あの距離からミドルを枠の隅に飛ばせる技術の高さが光った素晴らしいゴールだったと思います。




ただ、あくまで彼の代名詞であり真骨頂と呼ぶべきプレーは

決して弾丸と称されるあのミドルシュートではありません。


(ユーチューブなどでもスコールズの動画を探してみたが

ほとんどがミドルシュートのゴール集だったのは残念(^^;)



店長がスコールズのプレーの中で一番のお気に入りであり、

且つ彼の真骨頂とも呼ぶべきは世界一の「パス&ゴー」にこそある。



これまた地味なスコールズらしく

言葉で説明するのも「大変伝わりにくい」ワンプレーなのだが・・・(^^;




要するに、センターサークル付近で横パスを受けたスコールズが

それをダイレクトでCFの足元へ向け「ビシッ!」と音の出るような

強烈なグラウンダーパスを送り、同時に自らは「パス&ゴー」!



CFからの落としを再び"前を向いて" "フリー"で受けたスコールズ。


ここからはもう何でもありの「スコールズタイム」だ。



そのまま鬼ミドルをぶっ放すもよし、

再びワン・ツー・スリーのダイレクトタッチで裏へスルーパスを送るもよし、

一旦、サイドに展開して深くえぐるもよし。




つまり、自陣で横⇒横⇒とパスを展開していたリズムから

スコールズが一転、ピッチ中央を切り裂くようなタテパスを送る事で

一気に攻撃のギアを上げ、相手チームを置き去りにするこのワンプレーこそ彼の真骨頂であると思う。



一見、非常に地味に見えるこのプレーは

敵陣で確実に数的優位を作る為のこれ以上ない効果的なプレーであり、


横パスの連続でチームの攻撃が停滞しかけると

必ずスコールズが顔を出してこの世界一の「パス&ゴー」を見せてくれたものだ。




FWに送るタテパス1つとってもヨーク&コールから始まり

ファンニステルローイを経てルーニーに至るまで

受ける選手によって微妙にパスを調整するというニクイ心遣いまで・・・・。



ああ・・・・それにしてもスコールズのタテパスを受けてきたFWの顔ぶれを見ていくだけで

ユナイテッドの歴史を語れてしまうなんて胸熱だなぁ・・・(しみじみ)





特に思い出深いのは


ロイ・キーンからの横パスを受け⇒ニステルの足元に鬼パスをぶつけ⇒リターンを受けると右のベッカムへ展開⇒ベッカムの美しいクロスから再びゴール前へと走りこんだスコールズの頭へ・・・!!





もうね、こんな1シーンが見られた日にゃあ、




「お母さん!今週はゴハンのオカズいらない。

僕、このスコールズがあれば1週間これで生きていける・・・!!」




そんな心境になったものですよ(笑)





(変態でしょうか? ・・・いいえ、店長です。)






そのスコールズが自身のラストマッチとなったCL決勝の試合後、

真っ先にピッチ上で”あの男”と交換したユニフォームを着て

戦友のギグスと話し込んでいる後ろ姿を店長は見逃しませんでした。


(まあ、身体のサイズが違いすぎるので、バルサのユニがピッチピチだったのを見て吹いてしまったんですがww)





今となって見ると、あれはきっと自身が17年のプロ生活で追求してきた

”フットボーラーの完成形”への夢をヤツに託したのではないかと・・・・




そう思ってしまうんですよね。







だって、きっとそれを託すなら世界に"ヤツ"以上の適材はいないでしょ?




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ギグス (ピッチピチやんけ・・・・・)

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