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貴方が死ぬ前に一度は見なければいけない試合 【ボカ×リーベル】

*2011-06-27更新 (アーカイブ記事)









今朝、地球の裏からにわかには信じがたいニュースが飛び込んで来ました。
【アルゼンチンの超名門クラブ『リーベル・プレート』が1901年のクラブ創設以来初めての2部降格決定】



降格決定となった昨夜のプレーオフの試合では

終盤、いよいよリーベルの降格が現実味を帯びてくると

サポーターが暴徒と化し、遂には放水車が出動⇒試合は残り1分を残して打ち切り。



大きな驚きと悲しみに包まれたブエノスアイレスでは

翌朝の一面に【信じられない。しかし現実だ】の一文が掲載された―




いや~、あのリーベルが降格ですか~。


時の移ろいを感じずにはいられませんね。




しかし、この降格で何よりも重大な事実は

これであの【スーペルクラシコ】が消えてしまった・・・という事なんじゃないでしょうか?




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<死ぬ前に一度は見なければいけない試合>



言うまでもないですが【スーペルクラシコ】とは

アルゼンチンで・・・・いや、世界で最も熱狂的なサポーターを持つ2大クラブ、

ボカとリーベルが戦う試合の事ですね。



イギリスの新聞オブザーバー紙が選出した

『貴方が死ぬ前に一度は見なければいけないスポーツイベント50』では

「スーパーボウル」や「W杯決勝」「オリンピック」などを抜いて

見事1位に輝いたのが【ボンボネーラで開催されるスーペルクラシコ】だったんですよねぇ。




店長もこのスーペルクラシコだけは

死ぬ前に絶対一度は生観戦する!と心に決めています。



それと言うのも

一度ボンボネーラでリベルタドーレス杯準決勝を生観戦した時の体験が

僕のサッカー観を根底から覆すセカンドインパクト級のカルチャーショックだった事に由来しています。



「W杯」「EURO」「チャンピオンズリーグ」「現地でのクラシコ体験」など、

これまでフットボールにおける色々な試合を現地で体感してきましたが、

それらが「フットボール」という枠の中で出力される最大級の芸術作品だとすると、


ボンボネーラで見た”それ”は



もはやフットボールを超越していました。



試合を観ながら、僕の頭の中では自然と

かの偉大なる監督ビル・シャンクリーが残した名言が思い出されたものです。


『フットボールは生死に関わる問題だと主張する人々がいるが、

ハッキリ言って私は彼らの姿勢に失望を禁じえない。』



『・・・何故なら、フットボールは

人の生き死によりも遥かに重要な問題だからだ』




試合を観たのは4年も前の話ですが、

今でも克明に覚えているものですね~。



・・・・さて、

そこで今日は2008年の店長メルマガに掲載した

『店長のボンボネーラ観戦記』を本ブログにて初公開。
(まあ、正確には店長が「店長」になる前の話なんですがね・・・(笑))



初めて読む人はモチロン、

当時のメルマガ読者の方も懐かしついでに読んでいただければ幸いです。




<『店長のボンボネーラ観戦記』>


~~~~~前回までのあらすじ~~~~~~~~~~~~~~


突然の思い付きで、地球の裏、南米大陸縦断の独り旅へ出発した

”日本が誇るサッカーバカ”がアルゼンチンのブエノスアイレスに降り立った。


目指すはモチロン、あのスタジアム―!!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


いち日本のfootballファンの眼から見て、
実際にアルゼンチンの地を歩いてみて分かった事。

それは・・・ボカ人気の凄さ。


日本ではアルゼンチンのサッカークラブと言えば


「ボカ・ジュニアーズ」と「リバープレート」(リーベル)


の2大クラブが伝統的に凌ぎを削っている。


おおよそ、そのようなイメージではないでしょうか?



しかし、実際にアルゼンチン、いや南米大陸を回ってみると”ボカ圧勝”である。



ブエノスアイレスでも、

リーベルのお膝元=ちょっとコジャレた雰囲気の郊外まで行けば
リーベルのユニフォームを着ている人を見かける事はままある。



しかし、ボカのユニフォームを着ている人々の数は圧倒的だ。


ブエノスの街中はもちろん、
アルゼンチンのどこにいってもまず見かけるのはボカだし、

驚くべき事にブラジルやベネズエラですら
ボカのユニフォームを見かける事がある。


"ボカのユニフォームを着たブラジル人"


これはちょっとした衝撃映像だった。



さて、ボカの魅力といえば何と言ってもそのHOMEスタジアム"ボンボネーラ"。
実はこの南米の旅の大きな目的の一つとして

「死ぬまでに行ってみたい、いや行く スタジアムベスト3」の一つ。


ボンボネーラでのサッカー観戦があった。



中学の頃からボカがTOYOTACUPで来日する度に
TVの特集番組で流れるボンボネーラの映像は

僕の"footballの血"を熱くたぎらせてきたのである。



”あの熱狂の渦中にこの身を置きたい・・!”



観戦する試合も飛びっきりのカードに狙いを付け、

苦労しながらも現地のボケンセ達と列に並んで何とかチケットを確保。




そして試合当日―



 "サッカー観戦の醍醐味"


それは人それぞれが持っているものだとしても、
僕は駅からスタジアムへ向かう道中の高揚感もその一つだと確信しています。


それが異国の地ともなれば格別。



コパリベルタドーレスカップ準決勝第2戦―


in ボンボネーラ



試合当日のボンボネーラ周辺の雰囲気はボケンセ達の高揚感と、

ほのかに漂う危険な香りも隠し味。



その場で焼いてくれる露店のハンバーガーがおいしくて
僕はキックオフまでに3個も平らげてしまった。
(是非、国立競技場前にも欲しい!)



さあ、いざボンボネーラの中へ―



スタジアムに入った瞬間のあの感覚を何と表現すればいいだろうか。


ちょっと言葉が思い浮かばない。


EUROもW杯も欧州サッカーも、どれも熱気がありすごかった。



しかし、南米はケタ外れだ。



今、地球上で一番熱い場所がここだと確信出来る。



10代の頃、TVで見て憧れた僕の予感は間違いでは無かった。


サッカーという窓口が自分をこの地に導いてくれた事を感謝せずにはいられない。





スタジアムが揺れている。




金網によじ登って半狂乱のようにボカの旗を振まくっている男、
二階席の屋根から身を乗り出して半分落ちかけながらも必死の応援を続ける男。








・・・・おい、まだ試合前だぞ?www




とにかく、超満員のスタジアムはボカ一色であった。


このスタジアムで公平なジャッジを行える人間がいたら、まともな神経の持ち主ではないだろう。
もしボカに退場者でも出そうものなら、ちょっとここから無事に帰れる気はしない。



試合前のウォーミングアップの為にまずはアウェイチームが姿を現す。


途端に耳をつんざくような8万人の大ブーイング。


シュート練習している彼らに向かって、ありとあらゆる敵意、憎悪が向けられている。


トイレットペーパー、携帯電話、花火、爆竹、発炎筒が投げられ、
ついには「これではアップは無理」と判断したのか
早々に彼らはベンチに引き返してしまった。



してやったりの8万人。




続いてボカの選手達がアップの為に姿を現した。


打って変わって一気に沸き立つ8万人



ゴール裏の超ドデカ横断幕
(ゴール裏エリアを全て覆いつくすデカさ!)


恒例の紙ふぶき(大量)、トイレットペーパー、発炎筒


半裸で金網を揺さぶるサポーター達




THIS IS SUDAMERICA(南米) !!




これぞ南米。



これが観たかったのだ。



これを体験したくて、わざわざ地球の裏からやって来たのだ。



今なら確信出来る。


例えどれだけの人に「バカ」と呼ばれても、自分が選んだ道は決して間違っていなかったのだ― と。





キックオフがこれまたすごかった。


選手が散らばり「さあキックオフ!」という時になっても、アウェイチームのGKがポジションに着けないでいる。
何故なら、彼の背中に向ってゴール裏から色々な物が飛んでくるからだ(笑)



哀れ、ボカのゴール裏スタンドに最も近い位置に立ち続けなければいけない彼は、
90分間の拷問を受ける囚人である。


そんな中、構わずキックオフしてしまうのがまた南米らしいのだが(笑)、
アウェイチームのキックオフで始まるこの試合。



センターサークルぎりぎりの位置にボカの選手が4人、
獲物を狙う猟犬のような姿勢で、キックオフの笛を今か今かと待っている。


予想通り、キックオフの笛と同時に一斉に4人がボールに飛び掛かかった!


たまらずDFラインまでボールを下げるアウェイチーム。


しかし、ボカの選手達もお構いなく4~5人の選手がボールめがけて猛ダッシュ!


「勘弁してくれ!」
と言わんばかりに慌ててロングボールを大きく前に蹴り返したDF。



が、そのボールを蹴り返したDFに向かってボカの選手3人が、勢いそのままにタックル敢行!!


某サッカー漫画「キャプ○ン翼」のように吹き飛ぶDF。





もちろん・・・・・





ファウルは無し!www




南米サッカーは一味違うゼ・・・・。


その後も相手選手を吹き飛ばす度にスタジアムは大盛り上がり。



結局、試合を完全に支配したボカが3-0で勝利。
(審判をも巻き込んだスタジアムの空気の勝利)


見事決勝へ駒を進めました。



ちょっと、この日のスタジアムで、アウェイチームが勝利する光景は想像しがたいものがある。


(現在の最強バルサでも厳しいのではないか・・・?(^^;)




尚、この日を境に日本に1人、
『にわかボケンセ』が誕生したのは言うまでもない―



====(メルマガ原稿 終わり)==========


・・・いかがだったでしょうか?(^^;



我ながらまだ20代の勢いと青臭さが文章からかもし出されていて

正直こっ恥ずかしさがありますね(笑)


(・・・え? 今もたいして変わっちゃいないって?)



とにかく、この観戦記で伝えたかったのは

自分が愛するチーム、そしてフットボールに人生の全てを捧げる―


そんな人々が作り出す”ボンボネーラの空気”そのものでした。



この先、映像配信技術がどれだけ進歩しようとも、

 あの日、 あの場所で 僕が感じた"何か"は絶対に現地でなければ得られないものでした。




その"何か"を僕自身が再び確かめる為にもスーペルコパの復活を願うばかりです。


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