スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Footballの不条理 ~CL決勝 バイエルン×チェルシー~

*2012-05-22更新 (アーカイブ記事)





2012-05-22_20-14-57_entry-11257800574_o0512031611987924535.jpg
<Footballの不条理 ~CL決勝 バイエルン×チェルシー~>

今季のCLは誰もが予想しなかったチェルシーの優勝で幕を閉じました。


これで開幕前に『今季の注目はチェルシー(ビラスボアス)』と言ってきた
店長の目に狂いは無かったと・・・敢えて言わさせていただきますww(キリッ!)

(STAFF「コイツ・・・いつかチェルシーファンと王子ファンからフルボッコにされるで。きっと」)


・・・と御託はこれぐらいにして今季フィナーレ(?)を飾る
CL決勝のマッチレビューに移って参りましょう(^^;。



<ベストメンバーを組めない決勝戦>


両者共にサスペンションで大幅な布陣変更を迫られた決勝戦。


両監督がどんなオーダーを並べてくるかは一つの勝敗の鍵を握ってくるはずです。

それでは早速注目のオーダーを見ていきましょう。


2012-05-22_20-14-57_entry-11257800574_o0600041711986643125.jpg


バイエルンは出場停止のCBにティモシュク、左SBにコンテント、
ボランチにはクロースを下げて空いたトップ下にミュラーを置いてきました。


SBに関しては右にラフィーニャを置いてラームを左に回す手もあったのだが、
ハインケスはあまり選手の配置をいじるのは良しとしなかったのかもしれない。

それにしたってこの状況下ですら使われないのであれば
もはやラフィーニャは戦力外も同然だろう。

確かに守備面に大きな課題を残しており、
肝心の攻撃でもロッベンとのコンビネーションが絶望とあれば
ハインケスでなくとも二の足を踏みたくなるところ。


これなら攻撃面では期待薄でも、
ある程度守備に計算が効くコンテントの起用は理に適っていると言えなくもない。




対するチェルシーは右のSHにベルトランドを置くというサプライズ起用を用意していました。

恐らく右に置いたカルーとの左右の守備バランスと
バイエルンの生命線であるラームの攻め上がりを想定した起用だったと思われます。

とにかく大一番での抜擢にベルトランドは献身的に指揮官の要求をこなしている姿が印象的でした。

(*彼の起用については後で詳しく)




<ファイトボールが起こす不条理>


キックオフされた試合はやはり守りをベースに自陣深くブロックを築くチェルシーと
両サイドを基点にその堅守を崩しにかかるバイエルンがボールを持つという鮮明な構図に。


そのチェルシーの守備については試合後、各方面から賞賛されていましたが、
あくまで純粋な戦術的完成度で見ればお世辞にも褒められた代物ではありません。


サッカーにおける守備の優先順位は
まず【シュートを打たせない】⇒【スピードを遅らせる】⇒【ボールを奪う】の順に
達成されていくべきものですが、
チェルシーのそれはシュートorラストパスの最後の局面で何とか凌いでいるに過ぎません。

(つまり守備戦術の達成度では最も低いエリア)


これもよく比較として使われる「モウリーニョ時代」のチームは
サイドのエリアでの迅速な囲い込みから意図して"ボールを奪えて"いただけに
当時の守備と比較してもその差は歴然だ。



但し、普通これだけ深く引いてしまったら後はもうやられっ放しのすき放題にされてもおかしくないのだが、
チェルシーはこの守り方で案外安定してしまうのだから不思議なものだ。


そこには今季一度どん底を経験してきた彼らならではの開き直った強さがある。


「中盤の主導権争い」「ボールポゼッション」「DFラインの押し上げ」


もはやそんな奇麗事に彼らは一切こだわってはいない。


ただ、ただ・・・ゴール前へ入ってくるボールと敵に対して競り合い、


跳ね返し、


時には身体を投げ出す。



まるでフットボールの起源時代に逆行したかのようなファイトボールスタイルだが、
彼らはこのスタイルで時代の最先端を行くバルセロナを倒し決勝まで勝ち上がってきたのだ。


時にフットボールはそんな不条理が起こるから面白い-




<ベルトランド起用の真意>


とは言え、ディマテオ暫定監督もバルサ戦での反省点をしっかり修正しようという試みは随所に見られました。

特にバルサ戦ではドログバ1人だけを前線に残して全員が引いた事で
完全に亀になって守るだけだったのが
この日は「やられっ放しではない」という姿勢を明確に打ち出していました。


それがバルサ戦の4-3-2-1から変更されたこの日の布陣です。


このメンバーで一番懸念されるのがこれまで攻撃時ボールを運ぶ推進力に加え、
前残りのドログバとDFラインを繋ぐ役割を一手に担っていたラミレスの不在。


戦力面ではバルサ戦よりカウンターの威力は落ちている状況で
いかにラミレスの損出分を補うか。


そこでディマテオが白羽の矢を立てたのが、先のバルサ戦では空気で終わったマタでした。


この日のチェルシーは守備時、両SHは一度下がるものの
マタは前に残した4-4-1-1が基本の並びなのですが、
2列目の「1」にマタを残したのはここをカウンターの起点とする為。


それでは実際の試合から見ていきましょう。


【マタを残した狙い】
2012-05-22_20-14-57_entry-11257800574_o0600032011986642834.jpg


局面はバイエルンの左サイドからの攻撃。

チェルシーは4-4の2ラインのブロックからマタは外して前残しにしているのが確認出来ます。

バイルンのサイド攻撃は当然リベリー+SBのコンテントが仕掛けていくのですが・・・



2012-05-22_20-14-57_entry-11257800574_o0585034611986642836.jpg

ボールを持ち込んだリベリーからロッベンへのパスがカットされて攻守交替。

チェルシーのカウンターが発動します。




2012-05-22_20-14-57_entry-11257800574_o0591034211986643124.jpg

このカウンターからバイエルンの空いた左サイドのスペースに流れていたマタがボールを受けて
一気に攻撃の仕上げへ。

こうなればマタはドリブルで自ら運ぶもよし、ドログバにラストパスを通すも良し、
一旦キープして味方の上がりを待つもよしと何でも出来る選手。


バルサ戦でマタが空気になってしまったのは
彼をサイドに置いたせいで守備時には自陣の深い位置まで帰らざるを得なかったからです。


つまり、一見サプライズ起用の奇手に見えたベルトランドの抜擢も
その本当の狙いは「マタを守備の負担から開放する事」であり、
実はベルトランド自体にそこまで大きな仕事が課せられていた訳ではありません。


このへんの選手配置をいじって攻守のバランスを調整する感覚にイタリア人監督は秀でており、
まるで九九を暗記しているかのごとくスラスラと最適な解答を導き出してしまう。

(あのマンチーニもこのバランス感覚を活かした配置修正はシティで効果を発揮している)



一部では決勝でのチェルシーの戦いぶりを「アンチフットボール」と揶揄する声も聞かれたが、
そういう方も含めて是非もう一度試合を見ていただく事をお勧めしたい。


試合をつぶさに検証していくと前半終了時のスタッツに意外性は無く、
チェルシーが決してやられっ放しだった訳ではないばかりか、
狙い通りのカウンターも見せており、むしろどちらかと言うとチェルシーペースとさえ言える。



<バイエルンの拙攻>


さりとてチームの完成度、攻撃陣の顔ぶれ、更にはホームアドバンテージまで加わり、
本来圧倒的優位の立場だったはずのバイエルンが攻めあぐねたのには
もちろん彼らの側にも大きな責任があります。


まず生命線の右サイド。

ここは完全にロッベンの暴走で死んだも同然でした。


試合を通じてラームの攻撃参加は数える程で、
ロッベンは強引にシュートを打っては青い壁に跳ね返されていました。


チェルシーの

「ペナルティエリアの外から打たせる分にはウチのSGGKツェフ
(スーパーグレートゴールキーパー)が100%止めてくれる…!!」

事を前提とした飛び込まずに青い壁になる守備も効いていましたが、
ロッベンに切れ込んでからのシュートフェイク⇒スルーパスのようなバリエーションもあれば、チェルシーのDF陣はもっと対応に苦しんだはず。


【ロッベンのカットインシュート】
2012-05-22_20-14-57_entry-11257800574_o0589034411986643342.jpg



ロッベンのカットインからのシュートにチェルシーのDFが4枚引きつけられているので
中と逆サイドでは完全にフリーな選手が出来ているのですがロッベンは一度も使わずに
強引にシュートへトライしては青い壁に跳ね返されていました。



後半になると、ロッベンのみならずムキになって打ちまくっていたバイエルンでしたが、
端からシュートと見切られている攻撃は守る方を楽にするだけです。


『シュートとパス。1つに絞れないから考える。
ディフェンスは後手になる。今度は・・・抜ける。』




バイエルンの先制点がシンプルに逆サイドを狙ったクロスから生まれているのは何とも象徴的ですね。





一方、逆のエリア-

左サイドも苦戦を強いられていました。


リベリーはロッベンと違い、視野を持ったままドリブルが出来るので
突っかけてからパスも出せるのですが、こちらの問題は相棒の方。

コンテントは果敢に上がって行く姿勢は見せるものの、
レギュラーのアラバと違い、ドリブル突破、クロス精度は持ち合わせておらず
実質的には攻撃面で全くリベリーをフォローする事が出来ていませんでした。


チェルシーもバイエルンが左から攻めてくる時は
外と中でダブルマーキングを徹底させており隙を見せません。


【チェルシーのダブルマーキング】
2012-05-22_20-14-57_entry-11257800574_o0592033611986642677.jpg

(*ちなみにリベリーの背後でフラフラしてるのがコンテントですww)


コンテントが頼りにならないとなれば、次第にリベリーも独力で突破を図るシーンが増えていき、
こちらも右サイド同様、機能不全に陥っていくのでした。




<勝負を分けたボランチの差>


生命線となる両サイド攻撃が断たれたバイエルン。

しかし、本当に両者で決定的な差が出たのはセンターエリアでした。


この試合、バイエルンは出場停止のグスタボに代えてクロースを一列下げて
シュバインシュタイガーとボランチと組ませています。

どちらも決してボランチが出来ないという選手ではありませんが
展開力で見れば最強のペアである反面、守備の連携には不安を残す組み合わせでもあります。


対するチェルシーはミケル、ランパードというこちらはバリバリの本職ボランチペア。


結果的に、このセンターペアの差は明らかだったと言えるでしょう。


ではまずチェルシーのボランチコンビが見せる抜群の連携を実際の試合から。



【ランパードとミケルの守備連携】
2012-05-22_20-14-57_entry-11257800574_o0576034811986642674.jpg


局面はバイエルンの最高尾からの組み立て。

ボールを持ったティモシュクにランパードが寄せてプレッシャーをかける動きを見せて
ミケルが後方に残るボランチの基本的な関係が築かれています。


ところがここでシュバインシュタイガーがランパードの背後を狙う動きを見せると・・・




2012-05-22_20-14-57_entry-11257800574_o0586034811986642676.jpg


ランパードはこれを見逃さず一旦引いて、自陣のスペースを埋めます。

この時、ランパードは背後に抜けるシュバをミケルに任せてもいいのですが、
この試合のチェルシーはそういったリスクは一切負わず、
少しでも危険な空気が漂えばまずは引いて自陣のスペースを埋める動きが徹底されていました。



2012-05-22_20-14-57_entry-11257800574_o0580033311986642675.jpg


バイエルンは一度ボールをサイドに展開してから、引いて受けるクロースへ。

すると今度はミケルがこれに寄せてランパードがカバーリングに残ります。

(引いて受ける敵にプレッシャーはかけつつも、リスクは決して追わないというバランス感覚が秀逸)



2012-05-22_20-14-57_entry-11257800574_o0600034611986642833.jpg


ミケルに寄せられたクロースはそのまま後ろにボールを下げると再びボールはサイドのラームへ。


すかさずシュバインシュタイガーがラームの前で「門」になっているパスコースに顔を出しますが
これにはしっかりとランパードが反応。

そして注目すべきは、このランパードの反応に連動して、
もうミケルがその穴を埋める動きを見せている事。




2012-05-22_20-14-57_entry-11257800574_o0589035111986642835.jpg


結局ラームは前へのパスは諦めて後ろにボールを下げるしか選択肢がありません。

このように終始ランパードとミケルは抜群の連携を見せて
バイエルンに中へのクサビを全く許しません。

一見何気ないボランチで言えば基本中の基本とも言える連携のように見えますが
こういう連携をさり気なくこなせるコンビというのは実はそうそういるもんじゃあありません。


では続いてバイエルンのボランチコンビの連携を見ていきましょうか。


【シュバイニィとクロースの連携】
2012-05-22_20-14-57_entry-11257800574_o0574035011986643341.jpg


局面はチェルシーの中盤での組み立てから。

ボールを持ったミケルに対し、シュバが寄せるような素振りを見せます。



2012-05-22_20-14-57_entry-11257800574_o0577034611986643340.jpg


ミケルからランパードへ展開されると、これに猛前と寄せるクロース。


あれ・・・? 


でもこれだとボランチ2人が同時に寄せちゃってるんじゃ・・・・




2012-05-22_20-14-57_entry-11257800574_o0600033611986643374.jpg


ランパードから再びミケルを経由されて2人の間を通されると
当然両ボランチが飛び出したバイタルエリアはポッカリ状態\(^o^)/


グスタボがいればお互いの役割もハッキリするんでしょうが、
この2人では攻撃でもお互いの持ち味が被ってしまい、消し合っている印象。

試合ではその恩恵を受けていたのがマタという関係でした。


こう見ていくと両サイド、中央、
共にチェルシーが互角以上に渡り合っていたので拮抗した展開は必然だったと言えるかもしれません。



<勝敗を分けた采配?>


不在ポジションを埋める「配置変え」で後手に回った感が否めないハインケスでしたが、
それ以上に苦しいかったのが手持ちのカードの歴然とした差でした。


切り札(?)トーレスを始め、スピードでかき乱せるスターリッジに
一度展開を落ち着かせたければロメウ、
中盤に運動量が欲しければエッシェンと豊富な手札を持つディマテオに対し、
ミュラーを先発で使ってしまっているハインケスは持ち駒0の将棋です。

(今季のオリッチに試合の流れを変える力はもはや無し)



ではここで、試合後話題になった交代策を考えてみましょう。


後半38分、ミュラーが先制点を挙げた直後に両監督が打った交代策がそれです。



攻めるしかなくなったチェルシーは当然、直後に切り札のトーレスを投入。

対するハインケスは殊勲のミュラーを下げてCBのファンブイテンをピッチに送り出し、
まずクロースを本来のトップ下に戻して、シュバの相棒にボランチが本職のティモシュクを一列上げる。
そして空いたCBにファンブイテンをもってくるという守備の狙いが色濃い一手である。


しかし、この交代の僅か一分後、
チェルシーに劇的な同点弾が生まれてしまう。


この一連の流れから
「ハインケスの守備固めが同点弾を生んだ」という見方が出るのは当然だとしても、
果たして本当にそうなのだろうか?



何度か一連の流れを繰り返し検証してみた結果、店長の出した結論は
「交代と失点の因果関係は限りなく薄い」というものです。


まず、失点そのものが生まれたCKについてはバイエルンの守備より
ドログバの執念とヘディング技術の高さを褒めるべきでしょう。

(ニアで反らしたヘディングシュートが名手ノイアーの腕をはじく勢いとか…www)


そしてCKが生まれるまでの流れに
バイエルンの交代で影響を受けた選手はほとんど絡んでいません。


むしろ、ギクシャクしたボランチペアの連携を解消させるこの交代策は
0-0の段階のもっと早い時間帯で行ってもよかったぐらいで、
結果的に延長戦では本職のボランチに戻ったティモシュクの守備が効いて
バイエルンの攻守のバランスは格段に向上しています。

加えてファンブイテンはドログバとの競り合いでも良い勝負を見せるなど
何ならスタートからこの布陣で良かったのでは…と思うぐらい
戦術的には何ら問題の無い一手だったと見ます。



失点の要因を探るのであれば、むしろチェルシーの交代策・・・

いやもっと言ってしまえば、ベッカムの跡を継ぐ「プレミア屈指のイケメンクロッサー」
トーレスのドリブルがそもそもの起点となっている事を見逃してはいけません(笑)


ハインケス『何故・・・トーレスがそこにいる・・・!?』



今季、チームの新たなエースとして得点力が期待されていたはずが
気が付けば何故かサイドのエリアから、これまた何故か良質なクロスを提供するウイングに目覚めた王子。

(チェルシーサポーター『いや・・・お前がクロスに合わせなくてどうする・・・』)


まさか今季の最後の最後にこれが活きてくる伏線だったとは・・・。


その後もゴール前で不器用なシザースを挟んで妙に落ち着きがあるところを見せたかと思えば、
一転軸足にボールをひっかけてつまずきかけるなど


「コイツ・・・余裕があるのかテンパってるのかどっちなんだよ・・・」


と敵味方、果ては視聴者までをも惑わすプレーを連発。




う~む・・・もしかすると我々は王子の手の平の上で踊らされていただけなのかもしれん。



<フットボールの道理と不条理>

試合は1-1のまま突入した延長前半に
ペナウティーエリアでリベリーを倒したドログバのプレーがPKをとられるも
ロッベンがこれを外してジ・エンド。

このようにチェルシーの守備は実はかなり深いところで守っているのと
ドログバのように守備が本職でない選手までもがここまで下がって守備に参加する為、
ゴール近くでのFK、そして下手をするとPKというリスクを常にかかえていたんですよね。

それでもFKにスペシャリストのいないバルサとバイエルンには効果的でしたが、
他のチームに通用するかは微妙なところ。


一方、バイエルンのPKですが、ロッベンがキッカーとて向かった段階で恐らく多くの人が

「あ・・・これは外すな」 「完全に死亡フラグ」 「何故、誰も止めない?」


とPK失敗を確信したように、これも一つのサッカーが持つ道理かと。

むしろ、こういった現場の空気感を感じ取れなかったハインケスにはちょっと残念でしたね。

同じようにこの大舞台でゴメスが師匠になるのも試合前から分かりきっていた仕様でした(笑)



それにしても未だに何故チェルシーが優勝したのか、
これまでの道のりを振り返ってみてもそこに「道理」が導き出せない僕がいる訳ですよ。

優勝したチェルシーサポーターの多くだって、
きっと自分たちが今、欧州で最強チームだとは思っていないように
『最強だから勝つのか、勝ったから最強なのか』
の禅問答に答えはないのですね(笑)



一つ確かなのは、モウリーニョ就任以降続いてきた
チェルシーというチームの一つの時代は確実にこれで終焉という事です。

ビラスボアス解任からの開き直りと、
「経験」という財産がことごとく大一番(CL決勝、準決勝、FA杯)で生きたチェルシー。

このチームでの最後の一蹴りとなったドログバの落ち着き払ったキックに
これまで彼らが歩んできた長く険しい道のりを思わずにはいられません。


きっと来季は全く別の顔をしたチームがそこにいる事でしょう。



片やバイエルンは泣き崩れるシュバインシュタイガーの傍らに
このチームの輝かしい未来を予感させる宝石達が横たわっていました。

むしろ、このチームは”これからのチーム”と言えるでしょう。


「ロッ○ン」を外し、経験を積んで更に一回り成長したクロース、ミュラーらを中心とした
新たなチームの方向性が僕に輝かしい未来を確信させるのです。



黄金時代を謳歌していたはずのバルサが壊れ、
チェルシーが優秀の美を飾り、多くのレジェンド達がチームを去った今シーズン


この決勝は「一つの時代の終わり」と「新たな時代の到来」、

そして”フットボールでは何が起こるか分からない”という不条理を

改めて僕らに教えてくれた・・・ そんな試合だったのではないでしょうか。


関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

soccertentyou

Author:soccertentyou
年間300試合観戦のサッカー馬鹿によるサッカー馬鹿の為の戦術分析ブログ

【メールアドレス】
wowow_2000(あっとまーく)yahoo.co.jp

サッカー店長のつぶやき
最新記事
最新コメント
カテゴリ
読んだ記事が面白かったら1クリックをお願いします↓
サッカーブログランキング
更新カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
マイベストサッカー本10選
広告リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。