パリはビッグイヤーの夢を見るか? ~PSG×バルセロナ~

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<パリはビッグイヤーの夢を見るか?>


いや~、ドイツ勢強いですね~(^^;

CLは既に準決勝の折り返しまで進んでいますが、
今季ダークホースとして注目されていたチームとしてPSGに触れない訳にはいきません。


イブラ、Tシウバにベッカムまで…。

多額の資金が投入されたPSGは今季どのような戦いを見せ、
そして来季以降 本格的にビッグイヤーを巡る争いに参戦してくるポテンシャルはあったのかどうか?


今日はPSGの今季を振り返りつつ、その集大成となったバルサ戦を検証していきたいと思います。



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<寄せ集め集団にカルチョを叩き込め!>

フランスリーグアンにおけるPSGの立ち位置とは
首都のクラブでありながら長年優勝争いとは無縁なシーズンを送ってきたこともあり
長らく他クラブのサポーターから嘲笑の的になるような、いわゆる"ネタクラブ"であった。

なにせフランスにはこんなジョークもあるぐらいだ。↓


【とあるレンタルビデオ屋にて】


客:「すいません、PSGが優勝したシーズンのビデオって何処にありますか?」


店員:「SFコーナーにございます」



そんなネタクラブが一夜にして変身を遂げたのが2010年の話。

カタールの資本が投下され、約1億ユーロの予算が補強費に注ぎ込まれた。


以降の2年間で加入した主な選手はパストーレ、メネズ、ガメイロ、シリグ、イブラヒモビッチ、
ラベッシ、モッタ、ヴェラッティ、Tシウバ…etc

そしてこの寄せ集め集団をまとめ上げ、ビッグイヤーを獲るチームへ育て上げるプロジェクトを託されたのが
イタリアの名将アンチェロッティ、その人でした。


では、アンチェロッティが実際にどよのうなアプローチでチーム作りを行っていったかを振り返ってみましょう。



【PSG 12/13シーズン(前期)】
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↑が今季開幕当初の基本布陣になります。
(4-3-1-2)


この布陣を見てピンときた方は鋭いですが、
アンチェロッティはまず自身の成功体験を元に一つのテンプレートをチームに当てはめたのだった。


この布陣はそう、02~05シーズンまでアンチェロッティが率いた最強ミランの基本布陣である。


【アンチェロッティ時代の最強ミラン 基本布陣】
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ミラニスタが今見たら改めて泣けてくるメンバーだが(笑)、
とにかくこのメンバーでビッグイヤーとスクデットを獲得している。


ポジションと役割もそのままに、不動のDFラインをベースに
中盤の底(レジスタ)には文字通り「ピルロの後継者」として期待されているイタリアの若手ヴェラッティを置き、
その両脇に汗のかける労働者としてテュイーディ&シャントーメを配置。

トップ下のカカ役にはドリブルとパスで局面を打開出来るパストーレorメネズが抜擢され、
最前線はこのチームの絶対的なエース、イブラヒモビッチが君臨する。


厳しいカルチョの世界で戦ってきたアンチェロッティからすれば
ただでさえリーグアンの戦術レベルは低く、その上任されたチームは完全なる寄せ集めチーム。

まずは型にはめてチームの基本形を作ってしまおうというのは理にかなったアプローチだと思われる。


なによりイタリア人らしさが現れているのが中盤と前線の顔ぶれだ。


普通、大金を投じて補強した花形スター選手イブラ、メネズ、ラベッシ、パストーレ、ネネをいかに共存させるか?からチーム構成を考えていきそうなものだが、
このテンプレートだとピッチに立てるのは3人まで(イブラは固定なので実質2人)で
常時2名はベンチ行きとなる。

にも関わらず中盤でスタメンの座を確保しているのが元からチームに在籍していた
どちらかと言うと地味なタイプのマテュイーディとシャントーメという按配。


だが、これこそがアンチェロッティ流で
まずこのチームにカルチョ流のディフェンスを叩き込むのが第一のアプローチとなったのだった。


攻撃に関してはイブラを筆頭にリーグアンであれば個人技と即興で点は取れる。

つまり、あとはつまらない失点を減らすよう守備さえ整えていけばこのチームは勝てるという算段だろう。


それでなくとも完全にリーグアンを舐めているイブラは全く守備をしないし、
それは王様気取りのメネズ、ネネ、パストーレらも同じ事。


こういう選手に守備を教えていくのは非常に時間がかかる上、非効率的である。

(あのモウリーニョとロナウドの関係を見てもそれは明白だろう)


それならば、最初から守備の計算が立つ選手で後ろを固める方が遥かに効率的なのだ。


この布陣における基本的な守備メソッドは4バックと3センターで作る【4-3】の2ライン。

今やCLや3大リーグでは8~9枚で守備のブロックを作るのが常識である事を考えると
やや時代遅れな感じもするが、実際リーグアンであればこれである程度守れてしまったりする。


そして後ろと前線の王様トリオを繋ぐのはレジスタのヴェラッティによる展開力に一任されている。


ピルロに比べるとまだまだ中盤での余計なボールキープからボールを奪われる場面も目立つヴェラッティだが
確かにその展開力は非凡なものがある。将来が楽しみなタレントだ。

無論、この若きレジスタを両脇でガードするマテュイーディ&シャントーメの両名が
3人分走る運動量で守備のリスクはペイ出来ているのでこの辺も抜かりが無い。


アンチェロッティによるアプローチの成功で
リーグアンでは開幕から4-3ブロックの安定感と前線トリオの破壊力でスタートダッシュが切れたPSG。


このテンプレートがある程度軌道に乗ってきた年明け(シーズンの折り返し)の頃になると
アンチェロッティのアプローチは次の段階に入る。


そもそもリーグアンでは通用していた【4-3】の7枚ブロックだが、
これが欧州の舞台で通用しない代物である事は指揮官も充分に理解していた。

その上、冬の移籍市場を経てチームには新たなる攻撃の切り札としてブラジルからルーカスが加わる事になっている。


そこで新たに採用されたのが↓の布陣である。


【12/13 PSG基本布陣 (後期)】
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布陣はフラットな4-4-2へ。

これでまず守備のブロックを【4-4】の8枚にする事が出来る上、
従来の4-3-1-2ではウイングが本職のルーカスに無かった居場所を確保出来る一挙両得の布陣である。

但し、その分中盤のガード役だったシャントーメがベンチに下がったので各自守備の負担は増している。

必然的に開幕当初は王様気取りだった前線の選手にも強い守備意識が求められる布陣でもある。


能力的にも頭一つ飛び抜けていて守備の貢献は0でも動かせないイブラは例外として、
ここにきてパストーレは随分とアンチェロッティ直伝のカルチョイズムを身に付けつつある。

元々、セリエAからの移籍組であるラベッシと合わせてこの2人は守備でもある程度計算が立つようになってきた故の布陣変更である事は間違い無い。

(代わって、実力の割にいつまで経っても王様気分が拭えなかったネネは放出、メネズはベンチ落ちとなっている)


更にチームは冬の移籍でベッカムまで加えて、リーグアンは首位を独走。


「3年計画でビッグイヤーレース参戦を目指す」と語っていたアンチェロッティだが
ひとまず現段階でどこまで出来るのか?


自チームの実力を測る絶好の相手としてバルセロナに挑む事になった―




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<バルサ×カルチョ 第2ラウンド>


見方によってはミラン戦に続き、バルサは対カルチョの第2ラウンドを迎えたという捉え方も出来るだろうか。

何故ならアッレグリがそうしたように、アンチェロッティが何の「バルサ対策」も無しにこの試合に臨むという事はまず考えられないからだ。


【PSG×FCバルセロナ (1stレグ)】
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PSGはいきなりのベッカムスタメン大抜擢だったが、なるほどこのメンバーと布陣の狙いは上手くハマっていた。


つまりPSGは中盤でバルサのボール狩りに遭うのを避け、
奪ったボールはベッカムからのミドルパスを直接イブラに当てるプランだった。


地上戦でないとバルサのプレスは機能しないという盲点と
イブラの胸から上に出されたボールは彼だけが処理出来るアドバンテージ、
そしてそこへ目掛けてピンポイントのボールが送れるベッカムのキック精度を活かした起用はドンピシャだ。

これにイブラからの落としを豊富な運動量で拾えるラベッシと
ベッカム砲が封じられた時にカウンターで長い距離を独走出来るルーカスという組み合わせである。



一方、バルセロナはミラン戦に続き、4-3-3から3-4-3へ変化する可変式システムを使用。
(この試合に至っては開始からほとんど3-4-3気味にプレーしたので、表記もそれに合わせた)


ただ、裏を返せばこれは既にミラン戦でお披露目済のシステムであり、
アンチェロッティがミラン戦のスカウティングからこの試合のプランニングを練ってきた事は想像に難くない。


その答えとしての4-4-2はしかし、一つ疑問が浮かぶ。


ミランは中盤に5枚のラインを敷いた上、時には1トップまで守備に借り出して
常時9~10枚での守備ブロックで何とか凌いでいたのに(それでも2ndは4失点…)
PSGはたった8枚ブロックで大丈夫なのか…?と。


ここ数シーズン単位で振り返ってみてもなかなかバルサ相手に前線に2枚を残して
8枚で迎え撃つ勇気を持ったチームはいなかった。


実際、カルチョイズムの浸透度でもチームの完成度でもミランと比べれば大きく劣るPSGの8枚ブロックは
【バイタル完全封鎖】とはいかず、時折穴を覗かせるシーンが見て取れた。


特にバルサがサイドでボールを持った時
(この試合ではイニエスタ、アレクシス、メッシを起点に主に左サイドで作る場面が多かった)、
PSGは4枚でボールサイドにスライドすると必然的に逆サイドのDアウベスは完全に放置されたも同然だったのだ。


【PSGの4-4ブロックと逆サイドのオープンスペース】
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否、むしろこれは意図的に放置されたと見るべきだろう。


確かにDアウベスはその驚異的な運動量で右サイドを1枚でカバーする事が出来る選手だ。

1対1の守備も強く、ドリブルでボールが運べて1人でクロスまで持ち込めるスーパーなSBである。


しかしバルサの戦術的矛盾点は、サイドからのクロスというアプローチが基本的に存在しない事にある。


つまりDアウベスはいくらフリーでボールを受けてもクロスという目的が消失している。

それでもミラン戦では右CBのピケが後ろからフォローに上がってくる事で
このエリアを2枚のコンビネーションで攻略していく(ピケに預けてのワンツーでDFライン裏までえぐってしまう等)選択肢があったのだがこの試合ではピケのフォローが望めない状態にあった。


何故か?


それはミランと違い、前線に残しているのがニアン(パッツィーニ)ではなく
あのイブラ王だからである。


仮にピケまで上げてしまった後で、もし右サイドでボールロストした場合
裏でイブラがフリーになってしまうリスクを抱える事になる。


【ピケが上がれない理由】
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CBのピケが上がるという事は常にそういったリスクとの天秤になる訳だが
ニアンならマスケラーノ1人に任せられてもイブラを置いてCBが上がるというのは
計算式としてちょっと成り立たない式になってくる。


となると結局Dアウベスはシャビやブスケス、メッシらがこちらサイドに流れてくるのを待っている事になり、
つまりそれはPSGのブロックも一緒に引き連れてくる訳で
パリから見た場合、アウベスは単体で放置してもブロックをスライドさせる時間的余裕が充分にあると踏んだに違いない。


結局、一見4-3-3と3-4-3の一挙両得システムに見えるこの可変式システムの泣き所は
右サイドに本職のウイング(テージョ他)を置けない事である。



パリはこれでサイドが空く場合の問題点は解消されたも同然。

問題はそれでも4枚だとサイドだけでなく中も閉めきれずに時折開いてしまう事だ。

ただ、この場合はバイタルにパスを通された後、神CBのTシウバの個人能力で何とかしてしまえるのがPSGの強みである。
(このシーンは後ほど詳しく)



<されどもメッシ>

このように試合は序盤からPSGが4-4のブロックでよく守っていたのだが、
それでも先制点はメッシの左足からもたらされている。


セットプレー崩れの流れからメッシが一瞬の隙を突いて裏に抜け出し
そこにDアウベスから技ありのパスが出てバルサが先制。

流れの中ではシステマチックに上手く守っていたPSGだが
CKのこぼれ球でゴール前がゴチャゴチャしているところをメッシに上手く突かれてしまった。


これはメッシの抜け目無さを褒めるべきなのだろうが・・・・とは言えである。


得点の場面意外でほとんど仕事をしていないメッシは
守備の場面でチームの足を引っ張っている点は見逃せない。

PSGが自陣深くで奪ったボールをベッカムを経由して好き放題に展開出来ていたのは
バルサの前プレとボール狩りの圧力がPSGレベルの相手を抑えるには不十分だったからである。


【バルサの前プレ失敗例】
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局面はTシウバのパスカットに対し、バルサがすぐに前プレで囲ってボール奪還を目指すシーン。

ボールを持ったTシウバにシャビ、ビジャが寄せてマクスウェルへのバックパスを誘っているが
その傍らでメッシは既に棒立ちである。


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ボールを受けたマクスウェルをDアウベスが追い込むのだが、
ここで絶対に切らなければいけないのがマクスウェルからベッカムへボールを逃がすパスコースである。

これは最初の段階でメッシが前プレに参加し、僅か数歩動けば消せたパスコースなのだ。


ところがこれをメッシが怠った事で・・・



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簡単にベッカムにボールが逃がされ、ここから高精度のミドルパスが前線へと供給されてしまう。

これではせっかくのビジャ、シャビ、Dアウベスの運動量が水の泡である。


個人的には今季、シーズンを追うごとに「とにかく得点さえ決めてくれればいいから…!!」というメッシへの
歪んだ依存戦術が非常に気になるのである。


この試合、パリがベッカムを使った展開で上手くハマっていたのもメッシの省エネプレーがその一因であろう。


それでも攻守で差し引きプラスに出るという計算の元、
メッシは全試合で外せない文字通りの王になっていく・・・。



<セスクは「メッシの代役」なのか?>

ところが前半も終わる間際になってそのメッシ王にアクシデント発生。
足首の負傷によりハーフタイムでの交代を余儀なくされる。


代わりに入ったのはセスクで、これで完全にバルスペイン代表でいけばいいはずなのだが
カタルーニャのユニフォームを着てプレーしている彼らに話はそう上手く運ばない。


実際の試合からセスク投入後のバルサのプレーを検証してみよう。


【セスク投入後のバルサ (後半)】
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局面はシャビからバイタルエリアで間受けを狙うセスクへタテパスが通されるシーン。

パリは4枚だとどうしても中央のコースも時折開いてしまうのはこういうところで確認出来る。



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ところが攻撃方向に背を向けてパスを受けたセスクはこのボールをダイレクトでシャビへ返してしまう。

仮にこれがメッシであれば、100%⇒方向のターンで前を向いてのメッシ無双発動となっていた事だろう。

この差がメッシ不在での迫力不足につながっているのだが、
セスクはセスクの持ち味があるので、まだこの段階ではそれも良しとして続けて見ていきたい。



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ボールが展開される内に一度セスクは中盤まで降りてきて再びイニエスタから横パスを受けようというところ。

この一度はたいて降りてきて⇒再びボールを受けるという動き自体はメッシにもよく見られるもの。



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で、パスを受けてからドリブル突破を狙うのだが・・・・




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メッシと同じプレーをしても、セスクだとアサッサリ引っかかってボールを奪われてしまう。


これがメッシ依存システムの泣き所で、
代わりに入ってきたセスクにメッシと同じ役割を期待しても当然上手くはいかないだろう。

デスボスケはスペイン代表でそうならない為のシステムを構築しているが
バルサの型でプレーしてるチームではセスクもメッシの代役を意識してしまうし
周囲もそれを期待しているフシがある。

(シルバがいないのも意外とバルスペイン代表のサッカーが出来ない理由だったりする)



↑は攻撃方向に背を向けた局面を見てみたが、
なら攻撃方向を向いた状態で間受けに成功したらさすがに崩せるのではないか?


ところがそういう場合は先程少し触れたTシウバ(神)の登場である。



【バイタルエリアで前を向けた場合】
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局面はイニエスタから今度は半身から前を向ける状態でセスクにボールが渡るところ。

(ミランと比べると特に後半のPSGは結構ルーズになってきてるんだよね(笑))



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前を向いて突破を図るセスクには、まずCBのアレックスが当りに向かうが
これを見たセスクはDFの鼻先でビジャにパス。



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となればCBが1枚飛び出した状態で余ったCBがFWと1対1という普通のチームなら究極にヤバイ状況に。



だが・・・・慌てるな。



ウチにはまだ神がいる。


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ここでTシウバは冷静にシュートコースを消しつつ、ビジャのドリブルコースを
アレックスとジャレが戻ってくる方向へ巧みに誘導。


普通、こういう状況で並のCBだと無謀に飛び込んでかわされたり、
逆にズルズルと後退するだけで無様にシュートを打たれたりといったシーンも目にするが
Tシウバの飛び込むでもなく、かと言ってシュートコースも開けない絶妙の位置取りとドリブルのコース誘導を見ていただきたい。


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Tシウバの誘導によってあっと言う間に1対1が1対3になってしまったビジャは
ここから一旦サイドのアレクシスへボールを逃がす。



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だがビジャをこちらのコースに誘導しながらも空いたアレクシスを視野で確認していたTシウバは事前にこの展開を想定済。

ビジャを誘導している途中からむしろ、アレクシスに出た後の準備へと身体の向きと重心が移っていたので
そのままの流れで1人、ここもボールの出先へ向かっている。

(しかも超絶スピード!)



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ズサーーー!! ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡

完璧なスライディングで綺麗にボールだけ狩ったかと思うと、ここから攻撃に繋いでいきましたとさ。


それにしてもビジャとの完璧な1対1からSBの裏のスペースまで1人でカバーしちゃうとかどんだけ~↑


もう、DFラインはTシウバの1バックで守れるんじゃね?www



確かにPSGにはミランのような完成度と緻密さは無いが、後ろにTシウバ(神)がいる!


結局後半はメッシ不在で機能不全を起こしたバルサがPSGの個の能力にやられ始めると2点を失い2-2のドローで終了。
(バルサはPKで加点)


パリはイブラ、ベッカム、ルーカス、ラベッシ、マテュイーディがそれぞれの持ち味を発揮していたのに比べると
左に入ったパストーレがただの守備要員としてDアウベスと駆けっこをやらされていたのが痛かったかもしれないですね。

確かに守備はするようになったんだけど、これじゃただの便利要員だし
悪い意味で攻撃面での王様っぷりも消えてるんだよなー。

リーグアンだと攻撃時だけトップ下に入ってくるシティのシルバみたいな動きをするんだけど
バルサ相手のカウンター1本槍プランだとこの選手の輝きどころが無いわ・・・。



それでもこの試合を見る限り、PSGはまだまだ発展途上のチームで、
アンチェロッティがこのまま攻守にカルチョを叩き込んでいくとすると末恐ろしいチームが出来上がる可能性もあり、来季以降も目が離せません。



・・・そうか分かったぞ!


PSGの駒ミランの完成度を持つチームを作ればいいんや!

(アンチェロッティの仕事を待つのが早いのか、それともミランのオーナーがアッレグリにまともな補強費を渡すのを待つのが早いのか?wwww)



とか考えてたら既にその2つを併せ持つチームがドイツにいたわ・・・エ。←



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非公開コメント

T.シウバってすごいですね(笑)

ところで、最近ピケが叩かれているのをよく聞きますけど、どういうところがまずいのですか??
あと、いいディフェンダーとそうでないディフェンダーはどこで差がつきますか??
教えてくださいm(_ _)m

Re: 住所不定無職さん

ピケは恐らく最近のクラシコではもうロナウドにカモにされている印象が強いのかな~と(^^;
確かにスピード勝負の1対1では苦戦していますが…。

いいDFかどうかはまず単純なミスをしない事を前提に、その上で個でボールを奪える選手ですかね。
ただし、インターセプトも多いけど、裏を一発で取られる事も多いというDFは除外します。

俯瞰で見ていて"読み"が利いている選手は素晴らしいかなと。


> T.シウバってすごいですね(笑)
>
> ところで、最近ピケが叩かれているのをよく聞きますけど、どういうところがまずいのですか??
> あと、いいディフェンダーとそうでないディフェンダーはどこで差がつきますか??
> 教えてくださいm(_ _)m

初コメです。機械音痴でコメントのやり方がよくわからなかったのですが、スクデット店長の復活があまりにうれしくいてもたってもいられずコメした次第です。
そしてもう山ほど書きたいことがあって先ほど1時間以上かけてコメを書いたのですがあろうことか戻る押してしまい、もう一度書くのはきついので短めのコメにします^^;

スクデット店長の記事は本当に勉強になって、さらに自分が考えていたことがスクデット店長の記事になってると「自分もちょっとは戦術の事詳しくなったのかな?」と自身にもなります。最近はかなりわかるようになってきてより試合を見た後の分析がスクデット店長の考えに近くなってきて非常にうれしいです。

前置きが結局長くなってしまいましたが、質問があります。スクデット店長のシルバの評価ってどんなもんでしょうか?
そりゃだれだってワールドクラスの選手だと思っているのは当然だと思いますが、自分は近年バロンドールの候補3人によく選ばれてるイニエスタと比べても遜色ないプレイヤーだと思っています。
個人的には世界の2強はレアルとバルセロナでさらに世界最強はバルセロナという構図がすきなので、シティは出さないと思うのですが、出来ればバルセロナに行ってもらいたいです。
またシルバがイニエスタやチャビと同等の評価を得ないのはなぜとお考えでしょうか?もちろんプレーやポジション、所属チームの違いがあるので一概には言えないのは重々承知ですが、出来る範囲でコメントをお願いしたいです。

最後になりましたがブログは更新するだけでも大変でしょうしさらにこんな完成度が高いブログですとなおさら大変でしょうが、体にも気を付けながら続けてもらいたいと思っております。結局文章が長くなってしまい申し訳ないです><

いつでもガナに帰ってきていいんだぞ

1legまでですが、2legのマッチレポートはまた別にやるのでしょうか?

途中からのメッシ不在によってメッシ依存が顕著に浮き彫りになりましたね。
セスクがあそこで前を向けても苦し紛れのロングシュートで手一杯...
相手が神CBなのでしょうがないっちゃしょうがないですがw
バルスペインに転換できなかった理由とはなんだったんでしょうか?
間受けの枚数ですか?

最近更新が多くて嬉しいです。バイエルンとバルサのマッチレポート楽しみにしてます!

Re: ハートさん

一度消えてしまったにも関わらずわざわざありがとうございます。

一時間かけた大作コメントも凄く読みたかったので残念ではありますが・・・(^^;


シルバに関しては多分バルサにいればシャビ、イニエスタらと同等の評価を得ていたと思いますが
バレンシア⇒シティという経歴だとCLでの実績でやはり「世界の主役」という扱いからは一歩引いたところに落ち着いちゃうのは否めないかと。

個人賞レースはその年のタイトルにどれだけ絡めたかもかなり重要なので…。


ただ、プレミアでああいうプレースタイルの有効性を示せたという意味で
後の香川、カソルラ、マタらの移籍につながっていると考えると彼の存在意義も大きいんじゃないでしょうか。

Re: mさん

2ndレグはどうしようか今、考え中です(笑)

バルスペインに転換出来なかった理由としては前半45分をすでにメッシがいた状態で戦っていた事、
それと今季のバルサはスペイン代表とは真逆の方向、つまり「メッシの存在ありき」にどんどん傾いている事などが主な原因かと思われます。

これがペップ時代のバルサであれば、もう少しすんなりとバルスペインに移行出来たと思うんですけどね・・・。
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