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【ドイツの時代到来?】バイエルンとドルトムントに見る理想の関係とは

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<ドイツの時代到来か>


「ドイツの時代到来」を世界中に向けて発信したCL準決勝の1stラウンド。


そりゃー2日続けてあんな衝撃的なスコアを見せられたら、
リーガファンはお通夜状態だし、どうしたってそういう論調にはなるでしょうが、だがちょっと待てよ?と。


まだ2ndレグも終わってないのに何もかも気が早すぎやしないだろうか?


確かに確率論で言えば8割がた決勝はドイツ対決で決まりだが
準決勝1stレグの2試合は試合内容を忠実に反映したスコアとは言えるものの
決して両クラブ間の総合的な実力差が表れたものではない。


無論そういった細かい要素の積み重ねによる差が勝敗を分けるのが
CLのベスト4というレベルだと言ってしまえばそれまでなのだが
仮に試合が3日ズレて開催されていれば全く違った内容と結果になった事だろう。

(言わば、少し「大げさなスコアになった」)


要するに何が言いたいのかというとドイツは別に今年に入って急激に力をつけた訳でもないし
リーガやプレミアが急激に力を落としたという事でもないという話。

(そもそもリーガに至ってはCLベスト4に2クラブも送り込んでおきながら「リーガの時代が終わった」って、
そりゃセリエAファンに対して失礼だろうとwwww (爆))


ドイツが力をつけている事は間違いないとしても
それはここ10年におけるドイツサッカーの努力によるものであって決して突発的な事象ではないし、(バイエルンはそもそも昨年のファイナリスト)
リーガは第三勢力のマラガがそのドルトムントをあと一歩のところまで追い詰めた末のベスト8という立派な成績を残し、
プレミアだってユナイテッドにクジ運とシティに経験があと少しだけあれば結果は全く違ったものになっていたはず。

(今季の実力だけで見てもマンUはベスト4の顔ぶれにいても全く遜色は無い)


つまり、今すぐにでもベスト16からやり直せば今度は全く違ったベスト4が出揃うぐらい
競り合ったところで切磋琢磨しているのが現在の欧州クラブシーンと言えるのではないでしょうか。

(だから毎年結果論で「プレミア最強」だの「リーガは終わった」だの「セリエAはダサイ」だのと言ってるのは不毛だと思うんですよねww)


その上で、今回のバイエルンとドルトムントの躍進とその要因を考えていくと非常に興味深い例なんじゃないかというのが今日のお話。



<CLから見る欧州クラブシーンの現在(いま)>


今季のバイエルンが見せている常軌を逸した強さはどこから来ているのか?


それは無論、クロップのドルトムント登場と切っても切り離せない訳で
ロッベンを筆頭にどこか上から目線の傲慢なサッカーがトレードマークだったあのバイエルンが
今じゃどこのクラブよりも走り回って泥臭い守備をしているのも
「打倒ドルトムント」に向けた王者のプライドが発端ですよ。


ドルトムントの挑戦者たるサッカーに触れて、そして実際に覇権を奪われてバイエルンは思い出したんです。


『王者こそ最高の挑戦者たれ』

(「頂上にいるお前が いちばん勝ちに対してハングリーだ」高頭監督(海南大付属バスケ部))



自分が取られたボールを必死の形相で追い掛け回すロッベンを見れば彼らのここ2~3シーズンでの進化が確実に見て取れます。



一方、ドルトムントの側は昨季、欧州の舞台で散々な目にあった事で気が付いたと思うんです。

『あ・・・このレベルでは常に全力全開の挑戦者サッカーだけでは勝ち抜けない駆け引きの領域がある』と。



…で、グループリーグで敗退していく自分達を尻目にファイナリストまで登り詰めた宿敵バイエルンが
どうして毎年欧州でも安定した成績を残せるのか、彼らにあって自分達に無いものは何かを
実際のリーグでの対戦(国内CUPも合わせると必然的にこの顔合わせは多い)などから取り入れていったのでしょう。



その結果、今季の両者のサッカーには面白い現象が起きていますよね?



バイエルンはより挑戦者のサッカーに

ドルトムントはより王者の風格を備えたサッカーに



つまり、それぞれがそれぞれの方向にちょっとずつ寄せてきているんですよ。

(この次は多分、その中間にあるベストバランスのポイントにより近づけた方が覇権を獲るはず)


"お互いが影響し合って切磋琢磨する"


この構図が2強を中心に混戦模様のブンデスリーガを強くしていった末の今季だと思っています。




故に同じような構図が例えばプレミアの赤と水色のマンチェスターでこれから起こっていく可能性は充分にあるんじゃないかと。


まあ、水色の方はマン○ーニにそこまでのキャパがあるかどうかで一抹の不安もありますが(笑)、
ユナイテッドの方は既に今季の香川獲得にしてもシティのシルバという前例があった影響なのは間違い無いですし。


ただリーガの方はここ数年、正直クラシコでしかリーグとしての上積みが出来ていないジレンマ構造を抱えていますよね。

つまり戦力と財源を一局集中(実際は二局か(^^;)する事でオールスターの2クラブは突出した力を持つ反面、
競争相手としてはちょっと(だいぶ?)物足りないのかな・・・と。



かと思えばセリエAにのように独自路線で新たな対抗策を見出す国もあります。


今季にしたって「3バックの復権」など
いつも"新しい戦術はカルチョから"のDNAとプライドを受け継いでいますからね 彼らは。


バルサ対策も先にミランが示したレベルまで
毎年バルサと戦ってるその他大勢のリーガ各クラブは突き詰められない訳ですよ。

(毎年無抵抗のまま0-4、0-5を献上しているクラブの何と多い事か。ビエルサみたいなのは例外中の例外)



ただし資金は無いから、個の力の差ばっかりはどうしようもねえぞっていうところは苦しいですがね(^^;


それはカンプノウの0-4ミランだったり、
ユーベ対策にピルロをどう抑えるかをチマチマ考えていたら
『ピルロ? そんなロートル知らねえよ』ぐらいの勢いでタレント集団がとんでもねえハイスピードサッカーで駆逐していく…みたいな事はどうしても仕方ないんです!


それでも「戦術面」で今だに欧州全体へ向けて発信力があるのがイタリアの関わり方なんだなと。




・・・とまあ今回はですね、準決勝2ndを前に各国リーグの格付けとかはもう止めて
各国リーグというミクロな視点から欧州(CL)というマクロな視点に発展して見ていく事で
CLをより深く楽しむ見方もありますよ?という一つの提案でした。



各試合のマッチレビューはまた次回!

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ドルトムントのサッカーは面白いですからね。
ギュンドアンなんかは、メディアなんかでももっと評価してほしいですね。

あと、以前店長が最高のボランチとして選んだレドンドって,どういった選手ですか??

Re: 住所不定無職さん

ギュンドアンは今、欧州でも5本の指に入るレジスタですよね。

レドンドはとりあえず、まず超絶イケメンです(笑)

ボールを持った時はその王子みたいな風貌の通りエレガントなボール捌きを見せるのですが
守備では一転、アルゼンチン人らしいシメオネばりのユニフォーム引っ張りとか狡猾なディフェンスを見せますが、
何故かシメオネほどダーティーなイメージはなく、審判からもファウルをあまり取られません(笑)
(「*但し、イケメンに限る」の法則発動www)


攻撃時ではグアルディオラ、守備時にはシメオネのようなプレーを見せる最高の1ボランチでした。


> ドルトムントのサッカーは面白いですからね。
> ギュンドアンなんかは、メディアなんかでももっと評価してほしいですね。
>
> あと、以前店長が最高のボランチとして選んだレドンドって,どういった選手ですか??
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