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本田と香川の共鳴 ザックJAPANが勝てない理由 ~日本×オーストラリア~

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本田と香川の共鳴 ザックJAPANが勝てない理由 ~日本×オーストラリア~

祝☆ブラジルW杯出場決定!

事実上、既に99%出場を確保していた日本ですが、それでもこの豪州戦はホームで初のW杯出場を決めるチャンス。

当日は渋谷のスクランブル交差点まで封鎖して日本中が「その瞬間」を待つ中、
ザックJAPANに求められたノルマはキッチリ「引き分け以上」で決めてしまう事。

一部、僕の中の天邪鬼がいっそ負けてしまって日本中のリア充共が肩透かしを食らう中、
夜中に他会場の結果によってヒッソリと出場を決めてしまうのも面白いな…などとよからぬ事を妄想していましたが
どうやらただの非リアによる嫉妬で終わってホッとしました。ああ、本当に良かったね!

という事で今日はこの豪州戦から見えた収穫とW杯本大会に向けた課題、
そして議論の的になっている【ザックの采配ミス(?)】についても検証していきたいと思います。


<オーストラリアは引き分け上等!?>
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回を重ねる度にオーストラリアが日本をリスペクトしてくれる度合いが増していったこのシリーズだが
この試合前には国内で行った世論調査に6割以上の国民が自国(豪州)の負けを予想していただけあって
すっかり腰が引けていたオーストラリア。

戦前はケネディとケーヒルの2トップが予想されていたが
オジェック監督は中盤で日本相手に数的不利になる事を恐れたのか蓋を開けてみれば日本と布陣を噛み合わせる形の4-2-3-1を採用。

試合後の会見で監督本人の口から語っていたように
『正直に言えば引き分けでも御の字だと試合前は考えていた』というのだから両国の力関係も変わったものである。


実際に試合が始まるとオーストラリアはリスクを侵さず1トップのケーヒル目がけて蹴り出すロングボールが攻撃の柱。

さすがにこれは吉田と今野に難なく処理されるのだが、ロングボールを蹴っている間に陣形を押し上げて
こぼれ球を分厚い中盤のサポートで拾い、そこからブレシアーノのゲームメイクで再びサイド攻撃を仕掛けていくという形が目立った。

ただ日本からするとこれならば前線にケネディと2枚並べられた方が遥かに怖さがあっただけに
選手もサポーターも時間の推移と共に「オーストラリアもこんなもんか」という肩透かし感が強かったのではないだろうか。


一方、直前の強化試合(対ブルガリア)では3-4-3を試してみたりと"お遊び"が目立ったザックも
本番となれば当然のベストメンバーを用意してきた。

一番の違いは何と言ってもピッチに"あの男"がいる事だ。


<本田という存在感>

これまで何度も言ってきているようにザックJAPANはあくまで「本田のチーム」なんです。

何故そうなのかと言われれば、ます本田がいる事でパスの経路が変わるから。

具体的に言うと球出しの起点遠藤からのパス経路という事になるんだけども…

【遠藤⇒本田の縦のラインが日本の攻撃の起点】
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↑のようにピッチ中央に本田という絶対的な基準点がいる事で遠藤は躊躇なく中盤でタテパスが出せる訳ですね。

そうすると相手の守備ブロックは一旦、中に絞らざるを得ない為
必然的に両サイドのスペースが空き、日本の強みであるSBの機動力が機能し始めるという好循環。

これが現在のザックJAPANにおける攻撃の生命線になっている事は明らかであろう。


一方、本田がいない場合はなかなか中盤でリスクを負ったタテパスが入らず、
遠藤からのパス経路が両サイドへ直接散らすコースになってしまう。

【本田がいないと遠藤からのパス経路はサイドに】
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これだと相手の守備ブロックを食いつかせていないので陣形に乱れが無く両SBの機動力も死んだまま。

ザックJAPANが苦戦するパターンがこれで、
遠藤のパス経路を見ればその試合の状態が一目で分かると言ってもいいだろう。


もちろんこの試合では本田がいる為、序盤から攻撃で好循環が見られた。

実際の試合から検証してみよう。


【遠藤⇒本田を起点にした日本の崩し】
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局面は中盤で遠藤がボールを持った瞬間。

この時の本田とブレシアーノの位置関係にご注目。

遠藤がボールを持って顔を上げた瞬間はどうしてもブレシアーノも一度ボールの方を確認しなければならない。
この隙を突いて絶妙のタイミングで本田は動き出しを図るのである。


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遠藤がパスを出せる状態になった瞬間に"スッ"とブレシアーノの前に入る本田。

遠藤も本田が得意とするこの動きを予め分かっているので何の迷いもなく中盤でタテパスが入れられるのだ。


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本田がピッチ中央でタテパスを受ける事でオーストラリアの守備ブロックが一度中に絞る。

その事で空いたサイドのスペースに長友が侵攻し、本田からのパスを受けるという一連の流れ。


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で、本田はここからもう一度ボールをもらいに行くとオーストラリアのボランチ、ミリガンがこれを抑えにかかる。

無論、これは本田が仕掛けた罠でボランチを釣り出す為の誘い出しだ。


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本田はミリガンを釣り出しておいてから長友へパスを返す。

この一見意味のないパス受け⇒リターンに込められた本田の意図とは?

無論、オーストラリアのボランチをサイドに引っ張ってく狙いは
日本が誇る「間受けの天才」にバイタルエリアでスペースを与える為である。


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長友から遠藤に再びパスが渡るとボランチのミリガンがサイドに釣り出された事で
バイタルエリアで間受けを狙う香川へのパスコースが空いた!


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遠藤がしっかり注文通りのタテパスを入れると香川は得意の態勢からファーストタッチで前を向くターン!


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香川無双発動!!!

こうなったら日本の形で、あとはもう何でも出来ちゃうやりたい放題の局面。

(このシーンでは岡崎へのスルーパスを狙うが惜しくも届かず)


余談ですが、ユナイテッドでは遠藤(キャリック)、本田(ルーニー)でこの形を頼んます。モイーズさん。


遠藤に限らず、日本の選手はボールを持ったらまず本田を探しているのですが
何故これ程までに本田に対する信頼が厚いのか。

それは少々出し手のパスに難があろうが、敵のマークを背負っていようが
本田に出しておけばマイボールを失う心配は無いという安心感ですよね。

よくフィジカルの一言で片付けられてしまう本田のキープ力ですが
それを支えているのはボールを受ける際の確かな技術なんです。

ちょっと他の日本人選手とは違う、本田の「ボールを受ける技術」を検証してみましょう。


【本田のボールを受ける技術】
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局面は今まさに本田が中盤でタテパスを受ける瞬間です。

ただ、出し手のパスは完璧とは言えず少し浮いてしまっていてコントロールに時間がかかる類のもの。


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ここでミリガンからのタックルを受けますが、この時発揮されているのが本田の技術です。

ちょっと分かりずらいので画像に強引に書いちゃいますと・・・


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ハイ!この背中-尻-立ち足で作った鉄の壁!!

分かります?

ボールを奪いに来るミリガンの方の側面で、本田が背中-尻-曲げた立ち足で壁を作って
ボールに近付けないようブロックしているんですね。

右の立ち足+右手のハンドオフでブロックしつつ、相手から遠い方の左足でボールをコントロールする同時作業ですが
これがボールを受ける技術で決してフィジカルではありません。

もちろん立ち足の踏ん張りやブレない身体の軸などフィジカルの強さもあれば理想ですが
身長の低いアグエロやメッシらもこの壁の作り方が本当に巧みです。


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本田はボールをミリガンから遠い方へノーリスクで持ち出し・・・


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ハイ、ここで完全にマイボールにしてしまいました。

気付けばミリガンとの距離は人1人分空いてしまっています。
(強引に空けたと言ってもいいですが)


これなら本田へのタテパスはリスクを感じる事なく(つまりストレスなく)出し手も出せるというものです。

ザックJAPANを「本田のチーム」と呼ぶのはこの為ですね。


<香川のトラップ&ターン>

一方で、本田とは違った持ち味を発揮してボールを受ける選手がいます。

「バイタルエリアの王様」こと香川真司ですね。

彼がボールを受ける際に発揮する技術は背負った敵をブロックする壁ではなく
トラップと同時にすり抜けるターンの巧さにあります。

では実際の試合から検証してみましょう。(本田との比較で見ても面白いかもしれません)


【香川の受ける技術】
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局面はPA内で敵を背負いながらボールを受ける香川。

この時の彼の身体の使い方に注目しながら見ていきましょう。


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ファーストタッチの瞬間にもう立ち足を軸に180度ターンをする態勢に入っています。

なので先程の本田は立ち足をドッシリ地につけていたのに対し、香川はつま先立ちになっているんですね。

これはその後に描いている展開の違いで、ちょっと皆さんもその場で立って実際にやりながらイメージして欲しいんですが
立ち足を曲げて踏ん張りを利かす時と立ち足をつま先立ちにしてクルッとターンする身軽さの違いですね。


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ハイ、ファーストタッチのボールの置き所でもう背負っているDFと横並びにしてしまいました。

PA内という事もありフィジカルではさほど強さの無い香川ですが守るDFからすると迂闊に当りに行けない怖さがあります。


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ここから迫ってくるDFの股抜きを狙って入れ替わろうとした香川ですが、
このボールは惜しくもDFの足に当たってカットされてしまいました。

しかし、この様に受ける際に必ず次のビジョンが頭にあってトラップと同時に前を向こうとターンを挟む香川の受け方は守る側に怖さを与えるに充分なものです。

本田や香川の受け方に比べると他の日本選手はまだまだ"ただ何となく"ボールを受けているシーンも多く
これが攻撃にヴィジョンが無い=得点力不足の一因になっていると見ます。


加えて香川の次の次まで狙った動き出しを今ひとつ周りが活かしきれていないシーンも目立ちました。

【香川の意図を活かせないジレンマ】
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局面は長谷部から岡崎へクサビのパスが出るシーンですが、この瞬間に既に香川はターンで裏をとっています。

その意図は・・・・


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勿論、ザキオカさんからダイレクトで落としを受ける「第3の動き」ですよね。

アジアレベルではパスの出し手と受け手にまではマークが付いても、3つ目までの動きに付いてくる事はほぼ無いので
実はこれで簡単に崩せるんですけど・・・


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ああ~っとザキオカは普通にトラップ!!

見えてません!次の次が描けていません!ww


続いてもう一つ・・・


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局面は左サイドでボールを持った香川が長友へボールを預けてパス&ゴー!

一度ボールをはたいて次でリターンを受ける香川の得意な形ですね。


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香川に付いていたDFも完全にボールの方を追ってしまっているのでこれでリターンが出ればフリーで抜け出せるのですが・・・


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ああ~っとインテルは苦しい態勢からシュートを狙ってしまった~!

まあ、別に香川をオトリに使ってシュートを狙うという選択肢もあるからいいんですが、
この局面で言えばオーストラリアが完全にボールに釣られていたのと
受けた長友の態勢がシュートを狙うには不十分だったのでスマートに香川に返しておけば…という気もするんですけどね(^^;


このように試合をつぶさに見ていくと誰が次の展開まで描けているのか、誰がそうでないのかが如実に分かってきてしまうんですね。

…で、まだまだ日本の攻撃を見ていると「ああ、そこ見えていなかったか…」というモヤモヤが募るんですが
描けている者同士が絡むと↓こういう理想形が現れるという例を一つ。

【3人が同じ画を描いた理想形の崩し】
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局面は先程と同じように香川が遠藤にボールを預けたパス&ゴーから。

本田がゴール前でこのやり取りを見てピキーン!と共鳴し始めます。


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トップから降りてくる本田と裏へ抜ける香川のコントラスト。

これが2人からボールを持った遠藤に贈ったメッセージです。

この瞬間、遠藤、本田、香川は同じヴィジョンを描く事に成功しました。


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遠藤からのタテパスを本田経由でダイレクトに香川へ。

う・・・美しいハーモニーだ

香川⇒遠藤⇒本田⇒香川と淀みなく流れるボール。

これ、遠藤が本田を経由せずに直接香川に出しちゃうと台無しなんですよねー。


この様にザックJAPANの攻撃ヴィジョンっていうのは現状この3人が描いていると言っても過言ではありません。

ハーフタイムに本田が『真司と話して2人で攻撃をリードしようって・・・』と言うのも頷けます(笑)

岡崎はまだ別ベクトルの動きが最後の抜け出しやこぼれ球への反応に繋がって面白い化学変化を起こす時があるので
ザックも敢えて異分子として置いてるのかもしれませんが前田に関しては全く絡めていない所在無さが気になります。

(どこかマタ、アザール、オスカルの3人に絡めないトーレスを思い出すよね…ww)


つまり日本の得点力不足とは、実はヴィジョンの共有不足であり
今後攻撃に関してはこの3人にいかに絡んでいける選手を発掘するか、もしくは既存の戦力を鍛えていくしか道は無いと見ます。


<ザックの采配ミス(?)を検証する>
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試合は腰が引けたオーストラリアと日本の攻撃の迫力不足もあり0-0で前半を折り返すと
後半は足が止まり始めた豪州が完全に引き分け狙いに移った事もあり試合は膠着状態へ。

引き分けでも出場が決まる日本はこれはこれで一向に構わないのだが
問題はピッチ上の選手にどのタイミングで引き分け狙いを伝えるかだ。

ザックの母国イタリアならば残り30分を守りに入って逃げ切るのも容易いのだろうが
日本の選手はあまり早い段階で守りに入ってしまうと返って守れない事の方が多い。

そこでザックは残り10分を目処に前田に代えて栗原を投入。
ピッチ上の選手達へ引き分け御の字のメッセージを伝えるタイミングとしては理にかなっている。

一瞬、栗原投入という事で「3-4-3かっ!?」とも思ったが
やはりザックは大事な試合で博打は打たない。

布陣は4-2-3-1のまま選手の並びをイジってきた。

【後半34分 栗原投入】
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今野を左に出して長友を一列上げて、本田の1トップへ。

布陣を変えずにメンバーをイジって攻守のバランスに手を加える采配はイタリア人監督の十八番。

同じ4-2-3-1でもより守備力を上げた布陣になっている。
(それにこの布陣はアジア杯決勝でオーストラリアを破ったイメージからも縁起がいい)


・・・で、この直後に問題の失点シーンが訪れる訳だが、
このシーンの流れを見ていくと日本の右サイドで岡崎が振り切られ、内田と競り合いながら入れられた苦し紛れのクロスが不運にも直接ゴールに吸い込まれた失点となっている。

布陣変更で並びをイジった左サイド(長友+今野)を破られての失点ならばまだ議論の余地もあるが、
並びの変わっていない右サイドを破られて川島の判断ミスも加わっての失点となればそもそもザック采配を問う以前の問題ではなかろうか?

ともかく予想外の失点で0-1となれば状況は一変してくる。
日本は引き分けでも御の字だが負けでは駄目なのだ。

となれば再び1点を取る為の布陣に迅速へ移行しなければならない。

すぐさまのマイク、清武の投入は当然でここも議論の余地は無いだろう。

【マイク、清武の投入で攻撃重視の4-2-3-1へ】
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「采配が後手に回っている」「逆なんだよな・・・マイク投入が先だ」というのは単なる結果論に過ぎないだろう。

引き分け御の字の展開で先にマイクを投入する意図はどこにあるのか…?

わざわざ日本までロングボールの蹴り合いに付き合ってみすみすマイボールの時間を削るマイク投入に
0-0の段階で何のメリットがあるのか理解しかねる。

「采配が後手」に回っているのではなく、試合状況に応じて迅速に最善手を打ち続ける棋士ザックの姿を私はそこに見るのである。


確かに監督の中には試合の展開を先読みした閃きの一手、いわゆる「神の一手」を指せる者もごく僅かではあるが存在する。

試合が実際に動く前にこちらが一瞬「?」を浮かべるような一手で未然に蓋をしてしまうような天才監督が。


勿論ザックはそういうタイプの監督でない事はこの3年だけを見ても明らかだろう。
(ウディネ⇒ミラン時代を見ているファンなら尚の事)

だが、モウリーニョら一部天才監督を日本代表に招くのが不可能ならば、
今求められるのは目の前に起きている状況に合わせて最善手を打ち続けられる監督ではないのか?

その意味でザックの評価に未だ揺らぎは無い。


<ザックJAPANが本大会で勝てない理由>
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終わってみればかつてない程順調に突破を決めたW杯予選だった。

それも本田や香川、長友と言った普段アジアとは一つレベルの違う環境で凌ぎを削る選手達と
的確な采配で答えを出し続ける指揮官がいれば順当な結果と言えるだろう。

このブログにも最終予選の組み分けを見た段階で
「どう間違えても2位以内は堅い」と書いたがその予想以上に楽な展開になってくれた。


巷では「持ってる本田」「ザックの手腕に対する疑問」「得点力不足」が議題に上がっているが果たして問題はそこだろうか…?

最後にこの試合で見えてきたもっと別の課題から、
当ブログでは「このままではザックJAPANは本大会で勝てない」と冷水をぶっかけて締めにしたいと思う。

(決して渋谷で盛り上がっているリア充達に対する嫉妬ではない)


私がザックJAPANで危惧しているのは得点力ではなく、むしろ守備力の方である。

オーストラリア戦で見られた問題となるシーンを提起してみよう。


【日本の守備の距離感】
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局面は日本がオーストラリアのカウンターを受けている場面。

DFラインを高い位置に上げて1トップのケーヒルをオフサイドポジションで殺しているのはいいとしても
ボール保持者のオアーに対して遠藤の寄せが甘過ぎはしないだろうか?

結果、この距離感ではオアーに自由にルックアップを許しており、中のクルーズの走り出しを確認されている。


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するとみすみす高い位置までDFラインを上げた事で生まれた裏のスペースへ楽にスルーパスを通され・・・


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ここはクルーズがトラップをミスしてくれたので大事には至らなかったのだが本大会ではどうだろう?


続いてもう一つ↓



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これもオーストラリアのカウンターを受ける場面だが、オアーに対する内田の距離感が問題。

現代サッカーでは「攻めている内から守備の準備」というのが当たり前になってきているが
日本が攻めている段階で内田はカウンターの受け手であるオアーに寄せている必要があったように思う。

つまり・・・


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この距離感で詰めろ!!

SB(ピシチェク)は相手のSH(リベリー)がボールを受ける際、絶対に前を向かせない!という距離まで詰めているのが世界だ。


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…ほら、内田の距離感だと簡単に前向かれちゃうでしょ?


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そのままオアーに中までドリブルされるも、ここでもまだ遠藤の寄せが緩い。

さっきと同じように裏へ抜けるクルーズを楽にルックアップで確認されちゃってます。


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当然、スパーン!と裏へスルーパス1本通されて・・・


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「川島ナイスセーブ!」言ってる場合ちゃうてwww


よろしい、これを間近に迫ったコンフェデに置き換えて考えてみましょうか。

仮にドリブルで持ち込まれたオアーをネイマールに、パスに抜け出たクルーズをカカと想定すると
確実に飛び出た川島の頭上を冷静に抜かれて失点してますよね?コレ(笑)

アジアでは川島のドヤ顔で済んでも本大会では確実にやられると僕は思うのです。


・・・で、守備で寄せが甘いのは先程攻撃で散々褒めた人達だったりするから困るんですよね~(^^;

【サイドの守備では香川も寄せが甘い】
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いや~、これは是非ユナイテッドでファギーに鍛えて欲しかった部分!

マンUのSHとしてレギュラーを争うならここはもうひと伸びが必要な香川か?(^^;


以上をまとめるとですね・・・

要するに守備では4年前と同じ問題にぶち当たるんですよ。

何故かってボランチが4年前と変わってないからです(笑)


岡田監督は4年前、当初は遠藤と長谷部のダブルボランチで本大会に臨むつもりだったんですが
直前のテストマッチで「この2枚じゃ世界相手には守れんわ」という結論に達し、
10番中村をベンチに下げてまで長谷部と遠藤の後ろに守備専門の阿部を置く決断をした訳ですよ。

翻って、現在のザックJAPANでも遠藤のプレーヴィジョンは攻撃では絶対に欠かせないピースになっています。

しかしながら守備は・・・残念ながら4年間をJリーグで過ごしたツケを感じずにはいられません。


もはや世界の最前線ではCFのマンジュキッチがあれだけ守備をする時代です。


ザックはボランチをこの2枚でいくなら、チーム全体でそれなりの整備が必要になってくるはず。

コンフェデがそこら辺のさじ加減を見極める最後のチャンスだろうと思うので
これはまた本大会中のマッチレビューでも検証していきたいと思います。


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非公開コメント

2ちゃんで宣伝ですか

埼スタに見に行って来ました!!
香川、本田がボールを持つと会場の雰囲気も変わるんだなと改めてその凄さを感じました( ^ω^ )
生の香川の間受けを見て部活に対するモチベーションもかなり上がっています\(^o^)/

コンフェデ、どうなるかわかりませんが、今から楽しみで仕方がないです!

日本がいい形で攻めているなと思っていた矢先、オーストラリアにころっと先制されて思わずベンフィカ対チェルシーの展開を思い出しました(笑)

店長が日本の問題点を守備にあると挙げたとき、「そういえば最近の(昔もそうなのかもしれませんが)サッカー界は守備という言葉を悪い意味で扱っていることが多いな」と思いました。(雑誌などでも)

実際に守備が上手ければゴールの危険も減り、またボールを奪えればカウンターも出来ますからね。モウリーニョのチェルシーのように。(CLのバルサ戦での凄まじいカウンターは忘れられません)


最後にあの試合の評価をするのはおこがましいと思っていますが、とりあえず解説は0点だと言い切ります(笑) 
点を決められたときだったか「いいよ、あとで点とるから……」とふて腐れたときは大爆笑しました。
(このあたりが一番世界との差になっているのではないでしょうか……)

試合終了後の放送で3バックにしたと言ってましたが

ホンダのキープところは拡大してちん○トラップをみせなきゃだめすよ。わざとトラップ浮かしてのちんトラ。あれができないと世界でたたかえましぇん

ホンダのキープところは拡大して股間トラップをみせなきゃだめすよ。わざとトラップ浮かしてのちんトラ。あれができないと世界でたたかえましぇん

ザックが就任してから守備のポジショニングが細かくなったってマスコミで言われていますが、具体的にはどういうところですか?

私は主導権を握りに前プレをやるようになったなと思ったんですけど、一人ひとりの距離感が遠くてあれが世界で通用する気がしないんですよね。

店長はどのように思いますか?

2ちゃんで話題になってたけど守備の考察が甘すぎでしょう

 まーザキオカさんに足元でショートパスつなげというのは無茶な要求かもしれませんねw 裏に走らせとけばいいんですよ・・・
 
ところで寄せの厳しさというのは運動量やポジショニングの問題なのでしょうか? それとも選手・組織としての意識が重要なんですかね?

守備もそうですが攻撃に関しても単純に個の問題で片づけてないで、もう少し連携を高めてもらいたいものです。特に前田と香川のポジションがよくかぶっていたのでちゃんとコミュニケーション取ってくれと叫んでしまいましたw (香川×本田だけで喋るなww)

面白い考察ですけど、川島セーブの場面はクローズについてたのは遠藤で、パス出したのはホルマンですね。
あとホルマンは直前に出血でピッチ外に出てましたので、ピッチに入るタイミング次第では内田での対応は無理だったと思います。

突破乙であります

個人的には川島サンがココ数試合、三連発の珍ゴールを食らってる事がツボでした(笑)


とりあえずコンフェデでカウンター耐性をつける修行をして欲しいですね(^_^;)

本田△の指導注入で全員ワンランク上へ進化する事を期待(笑)


あ、そうそう、プレミアやリーガの成績表、楽しみに待ってます。 リーグも終わりましたし、検証系ではなく妄想系のコラムが増えてくると予想ww そういえばガチサッカーばかりでAKBとかアニメ系がご無沙汰な気が・・・(・∀・)

守備の考察が意味不明ですね
本当に試合見てたのか?
せめて考察するなら状況と選手を間違えないで下さい

http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/eleven/1370490987/
ここで色々話題になってたよw

コメント御礼

>マンチェスター香川さん

あの激戦のチケットを取った時点で勝ったも同然ですねww

やっぱり香川、本田が持った時は現場でも期待感が違いますか。
臨場感溢れるレポありがとうございました。


>わさび唐辛子さん

そうです、サッカーの基本は守備です!

解説に関してはそれぞれの担当キャラがありますからねーww
個人的にはMTKは憎めなくて好きですww


>パロップさん

本田のちん○トラップに関しては実は全く同じ事を考えていたんですが僕のスキル不足です・・・。ゴメンナサイ(^^;


>ぶすけつさん

ザックは守備練習でかなり細かく個々のポジショニングも指示しているみたいですよ。

前プレが上手くハマっている時はいいんですが、ドリブルで剥がされた時に全体的にパニックに陥るのは気になりますね。


>1さん

出来ればこのコメント欄で色んな人からの色んな意見を聞いて洗練させていけば理想的かなと思っているので、よかったら具体的にどこが甘いとかご指摘いただければ幸いです。


>メヒーシャさん

寄せの甘さは単純に個々の意識だと思うんですけどねー。

あの距離感で実際に痛い目を見ないと(この間のブラジル戦みたく?)なかなか身につかないのかもしれません。


>i18i さん

ご指摘ありがとうございます。

内田に関しては実際にボールが出てからもズルズル下がるだけなのが気になったんですよねー。
1対1で取りに行ける力と勇気を持ったDFがいないと世界で厳しいかな…と。


>北国のミラニスタさん

いやー某総選挙も近いしどっかでブッ込みたいんですけど、最近は読んでくださっている方のサッカー濃度が強すぎてヲタ陣営は息をしているのか…?とwww


>名無しさん

ええーっ!?2ちゃんに晒されてるじゃないですか・・ww

どうりで今日は色んなところから来客があった訳ですね(笑)

教えてくださってありがとうございます。






寄せの距離ですが、指導の現場からすると1対1に絶対の自信がない選手は世界のトップレベルのような距離では寄せません。相手が後ろを向いた状態でも左右へのフェイントで交わされて前を向かれる(最悪ターンして抜かれる)のが恐いんです。無理やりやらせたこともあります。実際抜かれると本人も「だから自信ないって」と涙目になります。
この1対1の執念は少年期からの積み重ねではないかと思います。
欧州はどこも1対1が基本で簡単に抜かれるやつは使い物にならないと考えられていると欧州でプレーしている選手が軒並み発言しています。だからバイエルンやドルには下地があってチーム、個人が意識して徹底すれば実現可能だと思います。

ボランチに関して、個人的には長谷部→細貝をスタメンから変更して欲しいです。
長谷部が上回ってるのは守備面でしたが、今は2人とも遜色がない。しかし、攻撃面を考慮すると無難でふわふわっとした緩いパスしか出さない長谷部より細貝の方がパスが速く、縦へもサイドチェンジもボールが速い。
そして本人も終了間際の途中交代にイライラが募っているように見えます。短い時間でも必死さが伝わります。

最後に本田を1トップにし二列目を左から乾、香川、岡崎でいいんじゃないかな。
その方が足元の技術は今より差が埋めれますから、ワンツーや3人目の動きが見やすい。そして本田は自由人だから空いたスペースに他が入れ替わり立ち替わり、カオスを生み出すとかwww
もしくはザキさんトップにして二列目を左から香川、本田、清武か。ザキさんの足元は…なので、前で裏を狙う役と囮、になってもらう。二列目の足元技術は安心クオリティー。

相変わらずおもしろく、わかりやすいレビューでした!
ザックの采配については色々な解釈があったと思いますが、
店長の解説が一番理にかなったものだと思います。(^^)

これは自分の意見なんですが、本田香川にうまく絡めない前田を
ポストプレーのうまい大迫に代えてもいいと思うんですが店長はどう思われますか?

自分は2ちゃんであなたのサイトを見つけたものです。
ちょっと聞きたいんですけど、左サイドにボランチとかもよってて右で攻められたとき内田しかいない場合、内田はどのように対処したらいいんですか?
(てか、基本は左に偏りすぎてる感じがあるんですけど・・・守備的MFなら、長谷部より潰し屋専門細貝をスタメンにしてもいい気がします)
シュートコースをつぶすか、クロスを上げさせないようにするかのどっちかですか?
あと、前線が守備失敗してるから、内田が一人で頑張らないといけないんですよね?
内田一人の責任ではなく、みんなが戻ってこないのも原因の一つではないかと・・・
ほかの国はみんなが戻ってきますよね? カウンター弱すぎセットプレー弱すぎな印象があります。

あと、内田が速い縦パスで攻撃参加する作戦はどう思いますか?
個人的にはありだと思うんですけど、前田レベルだと速いのは取れません。
(結果論ですが、ロストしてしまいますよね)

ご無沙汰です!

色々見させて貰いましたが、日本代表ネタ、大盛況ですね(笑)

サッカー以外のネタも楽しみにしてまーす!

良サイトですね

せっかくいいブログなのに某個人オタクうざすぎ。

攻撃に関しては非常に面白い記事だと思います。これからもこういった記事どんどんお願いします。
守備はもっと前の段階でのピッチ全体の関係がわからないと一概に言えないと思います。
テレビに映っているのはピッチ上の極一部ですから。

今回も面白いレビューありがとうございます
香川や本田は前田や岡崎ともっとイメージを共有して欲しいです
言えば前田なんかは技術がしっかりしてるし献身的だしできっちりこなしてくれると思うんですが

遠藤はドリブルしてる相手を後ろから追っかけてるのに、どんどん離されてくシーンがあったので気の毒な気はします
でも、キャプのシーンで後ろにフォローがいるのに詰めないのはいただけないですね

このサイトおもしれぇな!
参考になるし図解ってのがいい!

店長ブログが、たくさんの人に読まれるのは、とてもいいことですね。
店長、これからもヨロシク〜(^_-)

なんか凄いことになってますね笑

攻撃の連携で岡崎はまだしも、インテルでプレーしている長友もあの三人の絡みについていけないのはなぜでしょう?? カッサーノや以前はスナイデルともプレーしてたのに・・・

あと守備の問題点はザックもわかっていると思うのですが、なぜよくならないのはやはり意識の問題ですか??

コメント御礼②

>ABCさん

若年層の指導方式にも一因があるという現場からの貴重なご意見ですね。
あまり小さい頃からディレイ癖と何でも数的優位を作ってからの組織守備を覚えさせてしまう弊害のようなものもあるんでしょうか?

最近の長谷部については僕も同感で、ちょっと本大会でベスト8を狙うチームとしてはボランチの能力が長谷部レベルでは厳しい気がします。

本田の1トップについてはチームの為に本田に犠牲になってもらう選択は僕としてはあまり本意じゃないなぁと。やはり彼をベストポジションのトップ下で使えて尚且つチームとしての最大値が出るような布陣があればいいんですが・・・。



>dynaさん

大迫は最近Jリーグファンから評価が高いようですね。
僕が生観戦したマリノス戦では正直存在感がイマイチだったので実はあまり覚えていません・・・(^^; 



>名前無しさん

>>ちょっと聞きたいんですけど、左サイドにボランチとかもよってて右で攻められたとき内田しかいない場合、内田はどのように対処したらいいんですか?

考え方は色々あって、あそこで距離を詰めすぎてぶち抜かれるリスクを考えたらこの距離感でディレイは当然とするのも一つの見方ではあります。

ですが、世界で勝つには1対1だとまず抜かれたリスクを考える方向ではなく
あそこで内田が寄せてボールを奪ってしまえば波状攻撃に繋がる…という攻撃的な考え方にきていると感じます。

バルセロナやドルトムントの守備になった瞬間に前で潰して⇒波状攻撃というのは
1対1で抜かれるリスクを考えていたら成立しません。

味方のフォローがなくても高い位置から1対1で潰せるDFを切望します。



>青葉のインテリスタさん

改めて日本代表の関心度の高さに驚いておりますww



>名前無しさん

>>守備はもっと前の段階でのピッチ全体の関係がわからないと一概に言えないと思います。

そうですね、展開の切り取りはどこから切り取るか、また画面の構図はどうか?等今後も改善の余地がまだまだあると思っています。


>onelove2pacさん

あれ?お久しぶり・・・でもないですっけ?(^^;
これからもヨロです!


>住所不定無職さん

長友に関してはそれは一言で言えば「使われる」選手だからです(笑)

なので本田⇒香川で崩して大外を回る長友を使うだけ…という展開だと彼は活きます。
インテルでも長友がカッサーノを使うというシーンはほとんどありません。
(全部逆の関係です)

守備に関してはこの試合に限れば本田のコンディションがイマイチで試合後に本人も語っている通り、彼の守備の貢献度はほとんど0でした。

で、前プレが機能していないと後ろが1対1で耐えられないのが難点です。


ふと思った

単なる阿呆の戯言と思って聞いてください

店長がサッカー解説と同程度のクオリティーで総選挙を解説したらどうなるんだろう?
と、総選挙初観戦予定の僕が呟いてみる(笑)


とか思いつつ・・・今やってほしい記事は

『モウリーニョのマドリー総括』
(最後に微妙な雰囲気になったのが残念でした)

『FCシメオネが珍しくマドリーに勝った(笑)』
(いつも勝ってないイメージでしたが・・・違いましたかね汗)

『さよならファギーじいさん』
(後任監督サンの解説もお願いしますm(__)m)

『今だからフィオレンティーナを語ろう!』
(アクセス数が心配ですが汗)

『コンフェデで戦うチームの現在地』
(強いか弱いか知りたいですね(笑))

時間があったらお願いします(^O^)ノシ

Re: 北国のミラニスタさん

残念ながらAKBの知識はまだまだニワカクオリティなので(笑)


『モウリーニョのマドリー総括』 ⇒これは元々やるつもりでした。
(最後に微妙な雰囲気になったのが残念でした)

『FCシメオネが珍しくマドリーに勝った(笑)』 ⇒これはやりませんww
(いつも勝ってないイメージでしたが・・・違いましたかね汗)

『さよならファギーじいさん』 ⇒後任の方メインで一度やろうかな…
(後任監督サンの解説もお願いしますm(__)m)

『今だからフィオレンティーナを語ろう!』⇒個人的には凄くやりたい
(アクセス数が心配ですが汗)

『コンフェデで戦うチームの現在地』 ⇒情報がさして無いのが問題ww
(強いか弱いか知りたいですね(笑))




> 単なる阿呆の戯言と思って聞いてください
>
> 店長がサッカー解説と同程度のクオリティーで総選挙を解説したらどうなるんだろう?
> と、総選挙初観戦予定の僕が呟いてみる(笑)
>
>
> とか思いつつ・・・今やってほしい記事は
>
> 『モウリーニョのマドリー総括』
> (最後に微妙な雰囲気になったのが残念でした)
>
> 『FCシメオネが珍しくマドリーに勝った(笑)』
> (いつも勝ってないイメージでしたが・・・違いましたかね汗)
>
> 『さよならファギーじいさん』
> (後任監督サンの解説もお願いしますm(__)m)
>
> 『今だからフィオレンティーナを語ろう!』
> (アクセス数が心配ですが汗)
>
> 『コンフェデで戦うチームの現在地』
> (強いか弱いか知りたいですね(笑))
>
> 時間があったらお願いします(^O^)ノシ

>味方のフォローがなくても高い位置から1対1で潰せるDFを切望します。

1対1で寄せに行って抜かれて失点はつい最近見た気がします。

訂正します
>つい最近
ではなくヨルダン戦は2~3ヶ月前でしたね失礼しました

岡崎を使うなら 清武のほうが 香川とマッチすると思うのだが・・・

Re: 名無しさん

> >味方のフォローがなくても高い位置から1対1で潰せるDFを切望します。
>
> 1対1で寄せに行って抜かれて失点はつい最近見た気がします。



ヨルダン戦の吉田のシーンですかね。おそらく。

あれは寄せに行ったから抜かれたというより、寄せ方自体があまりに悪かったかと…。

いずれにせよ1対1で「寄せたら抜かれる」という前提のDF陣では世界とは戦いようがないかと思われます。

Re: だんごさん

> 岡崎を使うなら 清武のほうが 香川とマッチすると思うのだが・・・


香川との相性を考えるなら当然、岡崎<清武となります。

ですが、それだと中盤が全員「出し手」となってしまい、裏に抜ける奥行きが無くなってしまうので
足元のテクニックには多少難がありますが岡崎は敢えて異分子としてチームに組み込まれている気がします。

足元でもらってパスが出せるMFは多いですが、岡崎のようなタイプはある意味日本には稀少なのです。

>1対1で「寄せたら抜かれる」という前提のDF陣では世界とは戦いようがないかと思われます。

何年たっても世界のFW相手に1対1で潰せるDFなんて日本人にはそうそう出てこないと思います。
日本で大型SBともてはやされ期待の高かった選手も欧州では結局レギュラーを掴むことは出来ませんでした。
あと一年で劇的に状況が変わるとは思えません。もうすでに無い物ねだりをする時期は過ぎたのです。
今後は今いる戦力でどうやって互角に戦えるかを考え、その精度を高めていくことこそが重要なのではないでしょうか。

日本人には日本人にあった戦い方が必要です。
だからこそ俊敏さを生かした常に2対1の数的優位の戦術徹底をザックは指示しているのです。
「味方のフォローがなくても高い位置から1対1で潰せ」論は観る側の理想でしかありません。
試合をしている選手達は現実を戦っています。

Re: 名無しさん

コメントありがとうございます。おおむね納得で、正論だと思います。

「現実的」にはそういう側面がある事は僕も頭の中に置いた上で、こういう意見もあるというスタンスで回答させていただきますね。


>>何年たっても世界のFW相手に1対1で潰せるDFなんて日本人にはそうそう出てこないと思います。

僕はそうは思いません。
つい2~3年前までCLで日本人対決、インテルでレギュラー、マンUでハットトリックというのは夢物語でした。
サッカーでは進歩のスピードは目覚しくこれから数年の内に起こる事は我々の予想を簡単に超える可能性があると思います。


>>あと一年で劇的に状況が変わるとは思えません。もうすでに無い物ねだりをする時期は過ぎたのです。

「あと一年」と考えるか「まだ1年ある」と考えるか。
吉田選手は今年1年でプレミアの激しい当たりにも慣れ大きく成長しました。
個々の意識次第でサッカー選手は1年あれば大きく飛躍する可能性を秘めていると僕は考えます。


確かに僕の見方は現実的な観点よりも希望的観点に寄っている事は事実ですが…。(^^;

それでもメイドインJAPANのSBは今や世界中で高く評価されているポジションです。
体格やスピードで勝つのは難しくても読みや粘り強さやコーディネーション能力で1対1を制する事は可能だと思います。

現に前プレの本家バルサのイニエスタやブスケスは決して当たりの強さやスピードの速さを武器に守備をしている訳ではありません。


ザックはもちろんあと1年というリミットを考えた「現実的」なプランを練っているでしょうが、
選手個々は先日本田選手が言っていたように「個の力を高める」意識を持って残り1年を過ごして欲しいと願っています。




> >1対1で「寄せたら抜かれる」という前提のDF陣では世界とは戦いようがないかと思われます。
>
> 何年たっても世界のFW相手に1対1で潰せるDFなんて日本人にはそうそう出てこないと思います。
> 日本で大型SBともてはやされ期待の高かった選手も欧州では結局レギュラーを掴むことは出来ませんでした。
> あと一年で劇的に状況が変わるとは思えません。もうすでに無い物ねだりをする時期は過ぎたのです。
> 今後は今いる戦力でどうやって互角に戦えるかを考え、その精度を高めていくことこそが重要なのではないでしょうか。
>
> 日本人には日本人にあった戦い方が必要です。
> だからこそ俊敏さを生かした常に2対1の数的優位の戦術徹底をザックは指示しているのです。
> 「味方のフォローがなくても高い位置から1対1で潰せ」論は観る側の理想でしかありません。
> 試合をしている選手達は現実を戦っています。

早速のコメントありがとうございます。

ご存じだとは思いますが、ザックは攻守の戦術を細かい所まで徹底させるのを基本としています。
少しでも守備をサボったり緩慢な動きをすると怒ります。
そもそも自分の戦術に合う選手しか呼びませんし、呼んでも練習で指示する戦術を理解、行動出来ない選手は試合に出ることすら許されません。

「常に2対1の数的優位の戦術徹底」を指示しているのに、周りのフォローもないまま連携を無視して1対1で潰そうとするDFなど怖くて決してザックは使わないでしょう。
実際あのシュートを打たれたピンチの場面はその後、逆サイドの長友に守備に戻って中へ絞れと再度基本戦術のの徹底を指示しています。

個の力をあと一年でそれぞれ上げていくのは当然のことですが、それとザックの戦術の話とは別物です。

これまた正論ですみません。

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

Re: 名無しさん

確かにザックはリスクを嫌うタイプの監督ですよね。

ただ、「数的優位」は原則としながらも状況によっては(例えば後ろが少人数の状態でカウンターを受ける時など)
選手個々の判断によって臨機応変に対応するしたたかさも世界で勝つには必要かなとも思います。

日本代表が世界相手に失点する場面で目立つのは全員が「ディレイと数的優位」の概念に囚われて
ズルズルと後退しながらも誰もボールに当たりに行かず打たれるorラストパスを出されるというシーンです。

アジアやJではその距離感が致命傷には至らなくても、いつも世界では(スナイデルのミドル、ロナウドのミドル他)これでやられている気がするのですが、そのへんはいかがでしょうか?

その意味ではザックの戦術もあくまで「原則」に過ぎず、常に順守しているようでは逆に脆さがあるというのがサッカーの奥深さかなと。




> 早速のコメントありがとうございます。
>
> ご存じだとは思いますが、ザックは攻守の戦術を細かい所まで徹底させるのを基本としています。
> 少しでも守備をサボったり緩慢な動きをすると怒ります。
> そもそも自分の戦術に合う選手しか呼びませんし、呼んでも練習で指示する戦術を理解、行動出来ない選手は試合に出ることすら許されません。
>
> 「常に2対1の数的優位の戦術徹底」を指示しているのに、周りのフォローもないまま連携を無視して1対1で潰そうとするDFなど怖くて決してザックは使わないでしょう。
> 実際あのシュートを打たれたピンチの場面はその後、逆サイドの長友に守備に戻って中へ絞れと再度基本戦術のの徹底を指示しています。
>
> 個の力をあと一年でそれぞれ上げていくのは当然のことですが、それとザックの戦術の話とは別物です。
>
> これまた正論ですみません。

Re: 履歴書の挨拶状さん

> とても魅力的な記事でした。
> また遊びに来ます!!


コメントありがとうございます。コンフェデが開幕したらそっちメインの内容になる予定なのでよかったらまた遊びに来てください。

>ザックの戦術もあくまで「原則」に過ぎず、常に順守しているようでは逆に脆さがあるというのがサッカーの奥深さかなと。

まずザック戦術の守備には周りの選手との連携が何より必須で、尚且つその連携の仕方は事細かく指示され徹底されているということが前提です。
そこに臨機応変という名の無鉄砲守備がどこまで許されるのかは全て監督次第なのでファンには分かりかねます。
フォローがなくとも1対1で潰せというのはファンの勝手な願望であって、監督はそんな守備はそもそも望んでいないかもしれません。
ですからこの議論ははっきり言って机上の空論なわけで、どこまで行っても平行線のような気がします。

ファンにとって見れば、あーなって欲しい、こうなって欲しいと期待値を上げてしまうのは致し方ないことですが
ただ忘れてはいけないことは、日本代表はレギュラーだけを見れば確かに強くなりましたが
控え以下を見渡すと決して1対1で潰して欲しいと願うのがはばかられるようなレベルのままだということ。
そして今なお、体格で勝る相手とは不要な勝負をせずに日本が得意な戦術をとザックが指示していること。

代表全体の底上げなしに戦術変更はないと思われますので、あとはどの選手がどの程度本番で無鉄砲守備が許されるかは、神のみぞ知るといったところでしょうか…。(^^;

Re: 名無しさん

まあ、そうは言っても僕自身も基本的にはザックの戦術も方向性も支持してるんですけどね(笑)

それと日本代表の控えとレギュラーの格差は確かに過去一番広がっているような気もしますね。

このへんはレギュラー固定の裏の側面なので難しいとは思いますが・・・。



> >ザックの戦術もあくまで「原則」に過ぎず、常に順守しているようでは逆に脆さがあるというのがサッカーの奥深さかなと。
>
> まずザック戦術の守備には周りの選手との連携が何より必須で、尚且つその連携の仕方は事細かく指示され徹底されているということが前提です。
> そこに臨機応変という名の無鉄砲守備がどこまで許されるのかは全て監督次第なのでファンには分かりかねます。
> フォローがなくとも1対1で潰せというのはファンの勝手な願望であって、監督はそんな守備はそもそも望んでいないかもしれません。
> ですからこの議論ははっきり言って机上の空論なわけで、どこまで行っても平行線のような気がします。
>
> ファンにとって見れば、あーなって欲しい、こうなって欲しいと期待値を上げてしまうのは致し方ないことですが
> ただ忘れてはいけないことは、日本代表はレギュラーだけを見れば確かに強くなりましたが
> 控え以下を見渡すと決して1対1で潰して欲しいと願うのがはばかられるようなレベルのままだということ。
> そして今なお、体格で勝る相手とは不要な勝負をせずに日本が得意な戦術をとザックが指示していること。
>
> 代表全体の底上げなしに戦術変更はないと思われますので、あとはどの選手がどの程度本番で無鉄砲守備が許されるかは、神のみぞ知るといったところでしょうか…。(^^;
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