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ザック解任論は是か非か? ~日本代表のコンフェデを総括~

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<ザック解任論は是か非か? ~日本代表のコンフェデを総括~

ブラジル、イタリア、メキシコを相手に0勝3敗、勝ち点0。

これが現在のザックJAPANに突きつけられた現実である。

この結果を「予想通り」と受け取る人もいれば「論外!ザック解任!」と声高に叫ぶ人もいるだろうし、
「結果でなく内容が問題だ」と言いたい人もいる事だろう。

先日、興味本気でコンフェデの組み分けが決まった当時(昨年12月)のサッカーファンの反応を調べてみたら
「ザック逝ったーー!!」「始まる前からオワタ」「どうせなら玉砕覚悟でいって欲しい」「逆にいい経験になる」と様々な声があったが、一つだけ共通してるのは皆3敗を頭のどこかに前提として置いて話しているところ。

ところがいざ半年たってみて本当に3敗という結果を目の当たりにすると
ここまで「ザック解任論」の声が大きいのはなかなか面白い現象だと思う。
(まあ、この記事書き上げるのに時間かかり過ぎて今はだいぶ沈静化してるけどねww)


果たしてザック解任論は是か非か…?

そこで今日はまずコンフェデの3試合で明らかになったザックJAPANの課題を改めて検証し、
本大会までの残り1年という時間をどう使うのがベストなのかを考えてみたい。


<ザックJAPAN コンフェデ総括レポート>

【悪い時間帯を凌ぎ切れない】

コンフェデで得た数少ない収穫と言えば、自分達のサッカーが出来ている=即ち「自分達の時間帯」には世界の強豪相手でも充分勝負になるという事だ。

ブラジル戦の惨敗から見事に立ち直ったイタリア戦やメキシコ戦でもむしろ「日本の時間帯」の方が長かったぐらいである。

問題は自分達のサッカーが出来ない=即ち「相手の時間帯(悪い時間帯)」を凌ぎ切れずに失点を重ねていった事がそのまま3敗に直結したと見る。


この問題と密接にリンクしてくるのが再三述べている通りボランチの守備力だろう。

率直に言って事前の予想通り、このレベルの相手には日本の2ボランチは全くフィルターとして機能しない事が明白になった大会だと思う。

ベスト4に進出したチームのボランチを見てみるとブラジルのグスタボ&パウリーニョを始めウルグアイの泥臭い3センター、
かつての潰し屋からつなぐサッカーへの転進を図るイタリアにしてもモントリーボとデロッシはいざとなれば水準以上の守備力を見せていた。

ここで重要なのはブスケス、デロッシらのように「守れて繋げる」ボランチがいればベストに越した事はないが
そうでないならグスタボやウルグアイの3センターのように「繋げはしないが守りは間違い無い」駒が起用されている点である。

ところが日本の場合、遠藤&長谷部共に「繋ぎ」の方が重視された結果「守れない」2枚でボランチを組んでしまっている。


無論、そうは言っても日本の場合、ボランチの選手層という問題が現実にはある訳で。

となれば現実的な解決策の一つに長谷部と遠藤の後ろに1枚アンカーを置く「アンカー論」は当然の成り行きとして、
最近聞こえてくる声で疑問に思うのが「アンカー起用=岡田JAPANへの回帰」となっている方程式である。

アンカーを置いたからと言って何も岡田JAPANのようにチーム全体の重心を下げたリアクションサッカーに徹しなければいけないという話はどこにもない。

あくまで布陣のオプションとしてのアンカー提起が=チーム全体の戦術と方向性を決めるとは限らないだろう。
アンカーを置きながらチーム戦術としては今の方向性のまま、主導権を握るサッカーを目指したって何ら問題は無いはずだ。

(他にも左サイドの守備は本大会でのウィークポイントとなりえるし、右サイドにしても岡崎の守備力が前提のもので清武を使った場合は大きくバランスを崩してしまう可能性がブラジル戦でも明らかになっている)


…とは言え、恐らくザックがアンカーを起用する事はしないだろうし、遠藤と長谷部の人選も変える事は無いと思われる。


何故かと言えばそれはサッカーでは「ボランチの守備力」という問題だけをチーム全体から切り離して論議する事は出来ないからである。

CBも含め、今大会で批判の的となっている日本のセンターラインについて
「何故アンカーを置かないのか?」「何故、闘莉王を召集しないのか?」といった疑問に答えるには
もう少しザックJAPANというチーム全体のメカニズムを掘り下げていかない限りその答えは見えてこないだろう。


【CB吉田は戦犯か?】

もちろんここであのイタリア戦を取り上げてみれば吉田は間違いなく敗因の一人となるだろう。

仮にあの場面に対応したのが中沢や闘莉王であったならああはならなかった可能性も高いと思う。

・・・が、ここで今一度考えなくてはいけないのは、そもそもザックは何故吉田を重宝してきたのか?という問題である。

改めて振り返ってみると吉田の抜擢はザックが就任早々に初めて行った大きな決断だった事が分かる。
(アジアCUP2011で初抜擢⇒以降完全にレギュラー定着)

確かにCBを「相手の攻撃を跳ね返す」という観点で見れば現在でも闘莉王他、吉田以上のタレントは存在するだろう。

しかし今野+吉田というCBペアはCB単体として見るのではなく、明らかにチーム全体のスカッドという観点から逆算して選ばれている。

つまりこのペアが現状、「日本で最もタテパスを発信出来るCBコンビ」という事であり、
ザックが描いているのはまず間違いなく【吉田+今野⇒遠藤+長谷部⇒本田】というチームの背骨を貫く縦のセンターラインだろう。

【ザックが描く日本のセンターライン】
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と言うのも2010年W杯の日本代表が主導権を握れなかった大きな要因の一つに
CBからの展開で中盤にタテパスが入らないという大きな問題があった。

岡田JAPANでCBを勤めた闘莉王、中沢のコンビは相手の攻撃を跳ね返す仕事には長けていても
奪ったボールをSBへと横に展開するか前線へロングボールを蹴り返すのが精一杯だった事から日本の守備時間は増え、
2010年大会では出場国中パスの成功率が最下位だったというデータがある。

この結果を受け当時のサッカーファン&協会が掲げた次の目標が
「もっと主導権を握って世界と戦える日本代表」であり、
ある意味ザックは協会の発注通りに製品作り(チーム作り)を進めてきたと言っても過言では無い。


ちなみに「何故、CBからタテパスが入らないと駄目なのか?」と言うとそれは日本のチーム事情と深く結びついていて、
要するにCB⇒SB⇒SHというサイドへ迂回するパスルートが日本の場合「実は死に筋じゃね?」という話。
(*「死に筋」というのは将棋で言うところの一見有効筋に見えても4手~5手先を読むと決して有効とは言えない手筋の意)

【従来のCBからのパスルート】
cb-sb.jpg

CBからの展開が横へ横へという事になると、どうしてもそこからSBとSHの縦の関係でサイドを突破していく形になる訳ですが・・・。

仮に日本のSHがリベリーとかロッベンならこの展開ルートでもいいんですが(と言うかむしろ正解)
岡崎にしろ香川にしろ清武にしろ、残念ながら個の力で縦に突破してくタイプではないので
彼らSHが敵のSBを背負った状態でタテパスを受けるこのルートは日本の場合死に筋になる事が多いんです。

ちょっと先日のコンフェデ(イタリア戦)から分かりやすいパターンを見てみよう。


【CB⇒SB⇒SHの迂回ルート】
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局面はイタリア戦からの一コマ

CBの吉田からSBの内田へ展開されたところ。岡崎がパスを受けに下がってくる。


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内田から岡崎へタテパスが入るとまさにCB⇒SB⇒SHという迂回ルートでパスが展開される場面。


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一見パスはつながっているように見えても実は岡崎はここで攻撃方向に背を向けた状態でボールを受けた場合、
振り向けないしキープも出来ないのでとりあえずボールをどっかに逃がさなきゃいけない。

という訳でこのサイドの苦しいエリアで寄ってきた本田に「オナシャス!」って感じにボールをはたいてますが
岡崎にタテの怖さが無い事はイタリアも分かっているので本田にはもう2枚が寄せてきている状態。


sb-shy3-2.jpg

パスを受けた本田も困るような状況で結果、岡崎&本田共にサイドの窮屈なエリアに押し込まれて局面が死に筋になっている。

この後実際にボールはタッチラインを割って攻撃は終わってしまうんですが、じゃあどうすればよかったの・・・?という事で局面を巻き戻して別の可能性を考えてみよう。↓


【死に筋にならない別の可能性】
sb-sh4.jpg

実は内田が受けたところでそのままタテに岡崎へ入れるのではなく、中の遠藤を使うと攻撃に別の広がりが持てた可能性が高い。

香川なんかはこの段階で内田⇒遠藤⇒タテパスで自分が間受けという3手先まで頭に描いていたのだろう。
ボールを持った内田に対して中の遠藤を使うよう腕を使ってコーチングしている姿が確認出来る。
(香川はこの形が得意だしね)


では成功例として、実際にSBから中へのパスルートを使った場面も検証してみよう。


【中を使ったパスルートからの攻撃】
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今度はメキシコ戦からの一コマ。

CBの今野からSBの酒井へ展開された後、ここでタテパスを入れるのではなく中の遠藤を経由。


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遠藤から本田への縦のホットラインが繋がり、そこから香川へとよどみなく流れていく日本得意の形へ。



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ボールを持った香川がメキシコのDFを2枚引き付け、更に大外を長友がオーバーラップで仕掛ける事で注意を外に向けている。

これで空いたバイタルエリアで本田がリターンを受ける流れ。


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受けた本田がシュートまで持っていく事に成功。

パスの起点となる遠藤に受けの柱となる本田、そして中に入り込んで細かくボールに絡むのが得意な香川の関係性は言うまでもなく日本の生命線であり、この中央突破の形はザックJAPANには欠かせない武器となっている。

反対にサイドを単純に突く形ではちょっと絶望的なまでに両サイドの突破力の無さがザックJAPANのネックになっているので、それがよく分かる流れをちょっと見ていただきたい。↓


【ザックJAPANのネック (両サイドにおける突破力の欠如)】
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局面は同じくメキシコ戦から日本のカウンターで絶好機の場面。

前田のポストプレーからサイドのオープンスペースに展開され岡崎の前に遮る者は無し。
ブラジルのネイマールでなくとも、これは絶対にシュートまでは持っていきたい局面だ。


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ボールを持ち込んだ岡崎はペナルティエリアの手前で進路を中にとってカットインするも・・・


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仕掛けたというよりもメキシコの壁を前に横へ横へカニドリブルのように迂回させられる形になったかと思えば最後は苦し紛れのバックパス。


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受けた香川も苦しい感じで、これでは一度ボールを下げるしかなく・・・


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結局、これをもらった遠藤も一度GKまでパスを下げるって・・・マジかよ!!ww

よもや最初、岡崎が絶好のオープンスペースでボールを受けた時には、まさかここからGKにバックパスになろうとは夢にも思いませんでした・・・!!(爆)


実はこれ、逆サイドの香川も同じで単独で縦に突破する力は持ってないんですよ。

つまりザックJAPANの構造上、単純なサイドの迂回ルートはやっぱり死に筋なんです。
(まあ、日本人が世界と戦う時に抱えるジレンマとも言えますがね)

ザックはそれが分かっているから↓のようなタテパスで中を使う攻撃ルートを生命線に据えている訳ですね。

【ザックが描く攻撃ルート】
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個人でタテに突破出来ない香川と岡崎はむしろ斜めの動きで中に入ってきたり裏へ抜けたりする事で活きる駒で、
むしろ両サイドのエリアを使うのはSBの上下動に任せている構造になっています。


無論ザックは中央突破だけでは手詰まりになる事は分かっているので、ちゃんとサイド突破の形も構築していますよ。

しかもサイド突破の方はかなりオートマチックに錬られていて、誰が出ても機械的に同じ動きをするので注目して試合を見ればすぐに分かるし、それだけザックがこだわっている部分でもあるはず。

【ザックが描くサイド攻撃の形】
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ここでは例として右サイドでの崩しで考えてみよう。

サイド突破でもやはりボランチから本田への中を使ったタテパスが起点になるところまでは全く変わりません。

まず本田が前線から中盤まで降りてくる事で相手のCBを引き付けると
ボランチ(長谷部)から本田へタテパスが入った瞬間、ほぼオートマティックに中へ入っていくSH(岡崎)とその大外でオーバーラップを仕掛けるSB(内田)の動きがセットになっている。

こうする事で相手DF(左SB)に中へ抜ける岡崎へ付くか大外を走る内田へ付くかマークの選択を迫る仕組みだ。

仮に相手のSBが岡崎へマークに付いた場合↓

【岡崎へマークが付くと内田がフリーになる】
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本田からサイドへフリックパスを使う事で内田はフリーで中にボールを上げられる。
これを前田と逆サイドから香川が入ってきて合わせるのが狙い。

ではもし相手のSBが内田へマークについた場合は↓

【内田にマークが付くと裏へ抜ける岡崎がフリーに】
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この場合は攻撃方向に背を向けている本田が直接裏へ出すのは難しい為、ワンタッチでボランチ(長谷部)にリターンを返して、浮き球で裏を取る形になる。


とりあえず百聞は一見にしかずという事で実際の試合からこのサイドで生まれるオートマティズムを確認してみよう。

【ザックJAPANのサイド攻撃】
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局面は前線から降りてくる本田に長谷部からタテパスが入る瞬間。

この時、SH(岡崎)とSB(この試合では酒井)が同時に動き出す。


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ここではメキシコの左SBが岡崎に付いた為、酒井がフリーになっているのが確認いただけると思う。


つまるところこのブログでも繰り返し「ザックJAPANは本田のチーム」と言ってるのはこの為で
サイド攻撃だろうと中央突破だろうとまずは本田へタテパスを入れる事がチームの構造上、大前提になっているのだ。
(無論ザックが本田にこの役割を託せるのも本田の超人的なキープ力という信頼があってのものだが)

故に守備では難があってもボランチには本田にタテパスを通せる遠藤と長谷部が軸となるし、
となればCBはそのボランチに最もタテパスが通せる吉田&今野というロジカルな結論に落ち着くだろう。

つまりザックは日本に「つなげて守れるCB」はいないという事実を踏まえ
であればCBにも「つなげる選手」を優先的に選び、4年間で守備の成長を期待する方向を選んだという事だ。

無論3年たった今、その守備の成長が充分ではないから「吉田を代えろ」と言うのは簡単だが
その場合そもそものチームコンセプト自体を変える=2010W杯終了時に一度回帰するという覚悟を持って言うべきだ。

繰り返すようだが吉田+今野のコンビ以上に最終ラインからタテパスが入れられるCBペアは現状、日本に存在しない。


以上を踏まえてコンフェデの3試合を改めて振り返ってみると優勝したブラジル相手にはスペインだろうと
まともにつないでサッカーをしようとすれば前プレ+ショートカウンターの餌食になるレベルのチームであったのだから、日本が同じやり方で手も足も出ず3失点したのは致し方あるまい。

むしろザックJAPANの3年間の成長振りは負けはしたもののイタリア、メキシコといったクラスの相手ですらボールを繋げるしタテパスも通せるという成果にあったのではなかろうか。

その意味で前回のW杯ではひたすら守るだけでパスは全く繋げなかった(最下位のパス成功率)チームを
アジア相手なら無双、世界に出てもセカンドクラスまでなら自分達の時間は作れるというレベルにまで持ってきているザックの手腕には一定の評価を与えるのがフェアな目というものだろう。


<クラブチーム化するザックJAPAN>
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もう一点、ザックが批判される大きな要因となっているのが【メンバーの固定化】だろう。

最近ではお決まりのスタメンと交代パターンに「クラブチーム・ザックJAPAN」などと揶揄する声も聞かれるようになってきた。

しかし実はこの「クラブチーム化」こそザックが就任当初から狙っていた一つの強化プランだったとしたらどうだろう?

元々「個の力」で世界と勝負出来ない日本代表というチームは組織の完成度でアドバンテージを握るより他に道は無い。

既に見てきたようにサイド攻撃のオートマチズムにしても中央突破のライン作りにしてもプレッシングの連携にしても
それこそクラブチームのように同じメンバーで完成度を上げていく事で世界と渡り合っていこうというのがザックの狙いだろう。


勿論、チームである以上「競争」も必要だ。

だが「メンバーの固定化」にしろ「海外組の優遇」にしろ、実は同じ問題に原因は求められる。


それはつまり・・・・




国内(Jリーグ)に使える駒がいないという問題だ。

ザックはそれこそかなりの頻度でJリーグを視察しているが、結果毎度呼ばれるメンバーは同じ顔ぶれが並んできた。

固定化しているメンバーには「連携」というアドバンテージがあるのも事実だが、
つまるところそれが消し飛ぶぐらいの素材をいくらJリーグを視察してもザックは見つけ出す事が出来なかったという結論だろう。

結局のところ「海外組」を軸に足りないポジションを国内組で埋めていくという構図は
実はトルシエ、ジーコ、岡田JAPANの頃から全く変わらないものである。

唯一オシム監督だけは「自分のサッカーを既に熟知している」というアドバンテージからジェフ千葉の選手を中心にチーム作りを始められるという特殊な事情があったものの、
それでもアジアCUPに臨む頃には中盤に中村俊輔、前線で高原と海外組が軸になっており、
それらの周りを固めるのも中村憲剛、遠藤という現在にも通ずるお馴染みの顔ぶれだった。


とは言えトルシエの頃とは比べ物にならい程「海外組」の質も量も向上した現在、
コンフェデでのパフォーマンスからザックJAPANの構成を改めて考えてみよう。

まずブラジルやイタリアら文字通り世界のトップクラスを相手にもいつも通りのパフォーマンスがある程度発揮出来た選手↓

【海外トップリーグの実績者】

香川(マンU) 長友(インテル) 内田(ブンデス中堅でレギュラークラス) 本田(CSKAの中心) 岡崎(ブンデス下位で3年目) 長谷部(ブンデス5年の実績。初戦のブラジル戦は低調もイタリア戦以降はさすがの出来。単に試合勘の問題か?) 

これらの選手は文字通りザックJAPANの主軸中の主軸であり、海外での実績上位者達でもある。


続いてコンフェデではいつも通りのパフォーマンスが通じなかったものの、ザックJAPANでは不動のメンバーを占める選手達↓

【海外リーグの中堅実績者】

吉田(プレミア下位移籍初年度) 清武(ブンデス下位1年目) 酒井(ブンデス下位ベンチ) 細貝(ブンデス2年目) (ブンデス1部1年目) マイク(オランダ1年半) 川島(ベルギー3年目)

つまり何が言いたいのかというと、要するに普段戦っているリーグの環境がより厳しいレベルでより長く在籍している実績を持つ者がやはり世界と戦う上でも計算が立つ選手になっているという事実である。

(若干、本田だけは例外だけど、それだけ普段から環境が求める以上に己に課す意識が高いという事か)


・・・まあ、こんな事を書くと「海外厨のJ軽視」とか「レテッテル厨」「ブランド厨」という反論が来るだろう事は承知の上で(汗)、
それでも敢えて言ってみたのはザックを始めとするプロ中のプロの監督の目で見てもそういう選考になっているからだ。

で、これらに該当しない国内組(Jリーグからの選抜)からは海外組のいないCBというポジション(吉田の相棒)に国内で最もタテパスが通せるDF今野
ボランチに守備では細貝より劣るものの「展開力」を重視するチーム事情から遠藤がレギュラーを占めているのもロジカルな選択だと思う。


そのJリーグ勢については、やはり今大会で見せた遠藤の守備感覚が全てを物語っているように思う。

遠藤自身はJリーグで見れば決して守備面で特別劣った選手では無い。
むしろデータで見ても1試合平均のインターセプト数ではJリーグ全選手の中で常にトップ10に入る実力者だ。

だが逆説的に言えば、遠藤の守備が荒として目立たない環境ではハッキリ言って限界も見えてくる。

CL優勝バイエルンのマンジュキッチ、コンフェデ優勝ブラジルのネイマールを持ち出すまでもなく
世界トップクラスでは前線の選手ですらあそこまでの守備が求められている時代なのだ。

だが日本には「守れる遠藤」「タテパスが出せる細貝」もいないのが実情だ。

故に我々は【帯に短し襷に流し】の駒の中から何かをとるには何かを捨てる覚悟でメンバーを選ばなければならない。


現在、Jリーグで飛びぬけた活躍を見せている選手にしても東アジア選手権ならそのまま通用しても
ブラジルやイタリア相手に同じようなプレーが出せるとは到底思えないのが現状だ。

例えば左SHには香川(スタメン)乾(控え)という明確な序列があるが、
今回東アジア選手権のメンバーにはこのポジションにJリーグの好調ぶりを買われて横浜Fマリノスの齋藤学が選ばれている。

「和製メッシ」とも言われるキレ味鋭いドリブルは今季のJリーグでも手がつけられない暴れっぷりであるが
例えば乾はJリーグでの無双時代を経てドイツへ渡りブンデス開幕初期はブレイクを果たしたものの、
今は対策を練られて一つの大きな壁にぶち当たっている段階だ。

つまりまだJリーグ無双で春を謳歌している斉藤とは2ステップから3ステップ先にいるのが現在の乾でましてやレギュラーはあのマンチェスターUの香川である。

果たして今回の東アジア選手権で斉藤がどれだけ活躍したところでザックJAPANのレギュラーもとい、ベンチメンバー争いにすらどれだけ絡んでこれるかはかなり怪しいところだと言わざるを得ない。

(斉藤に関してはロンドン五輪に臨んだ関塚JAPANで結局ベンチメンバーのまま大会を終えている)


そしてこれは何も左SHだけに限った話でなく、その他全てのポジションで似たり寄ったりの状況と言えよう。


<ザックJAPAN 進化の道を探る>
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ここまで書いてきたところで「オイオイ前田の話はスルーか?」と思った方もいる事だろう。

先ほどのザックJAPANのメンバー構成で敢えて前田を外したのには訳がある。

これに加えて実は攻撃のルート図でも前田が全く絡んでいなかったのにお気づきの方はいただろうか?

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要するに今の状態だと1トップではなくトップ下の位置で本田のポストプレーが中心になっているから前田意味なくね?って話。

余談だけどザックが3-4-3を捨てきれないのはもしかすると
「どうせ1トップの前田が遊んでる状態ならいっそ本田を1列上げてCFに持ってきちゃえばポストプレーがゴール前で活きるんじゃね?」っていう算段があるんじゃないかと個人的には思っている。

【3-4-3で本田のポストプレーをゴール前に持ってくる妥協案】
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要するに本田を一列上げたらそのまま3-4-3にいけるよねっていう妥協案なんだけども・・・。(^^;


・・・おっと、話が横道に逸れたので本題に戻ります。
何で前田をスルーしたのか?っていう話の続きですね。

現在、ザックJAPANの1トップはボールの収まりと献身性という点で前田がマイクを頭半分リードしている状況だが
このポジションに関しては恐らくザックもまだ納得がいっていないはずだ。

イマイチ活かし方が見つけきれないマイクと攻撃で香川+本田+遠藤ら中盤の連携に全く絡めない前田が担う1トップは現状ザックJAPANの足枷になっていると言っても過言では無い。

つまり他のポジションとは違い、「CF」だけはまだ横一線に近い競争状態にあるという事だ。

ザックが描く理想の攻撃形は仮に1トップにボールが収まって、
2列目の香川らと有機的に絡める選手がいたとすると飛躍的にその機能性が向上すると考えられる。

つまりボランチや両SH&SBから本田を飛ばして1トップにクサビを打ち込めるとなれば
この落としを本田が前を向いた状態で受けられる事を意味するからだ。(しかもバイタルエリアで)

【ザックが描く理想の攻撃形 (進化ver)】
0718honda.jpg

ここで本田が前を向ければそれこそやりたい放題なので攻撃のバリエーションは無限に広がると見ていいだろう。

前田とマイク以外の手札は「高さ」の豊田、「裏抜け」の佐藤寿人、「テクニック」の柿谷という事になるが
やはりチームの構造上「裏抜け」ではなくポストプレーが絶対基準となってくる以上佐藤の選考外は致し方無しか。

そこで個人的には柿谷に期待したい。

彼については足元のテクニックでは既に申し分の無いものを身につけているので
あとは90分間の中でどれだけコンスタントにボールに絡めるのかを東アジア選手権で見ていく事になる。

具体的にはボールが逆サイドにある時でも絶えずCBの視野から消える駆け引きが出来るのか?
又、Jリーグではファーストタッチの技術だけでポストプレーが成立してもオーストラリア、韓国相手に同じようにボールが納まるのか?

そして守備についても最低限、前田と同等の献身性は見せて欲しい。

これらの基準をまずはアジアの舞台でクリアしない限り、世界への挑戦権は回ってこないと思っていいだろう。


・・・さて、以上が僕が考えるザックJAPANが積み上げてきた3年間の全貌と未来の展望だが、
それでも「ザック解任論」を唱える意見があるのは当然だし、あるってしかるべきだとも思う。

ただ、その根拠となるべきものが単なる「3連敗」に起因する感情論だったり、
誰か特定の選手をチームという枠組みから切り離した無意味なシステム論だったりメンバー選考論だったりするのはフェアな評価軸とは言えないだろう。

仮に今からザックを解任して4年前と同じように「守り」を優先したチームを組めばある程度失点は軽減出来る事も事実だ。

しかしそれは「攻撃機会の激減」「ポゼッションの放棄」「神頼み(セットプレー頼み)の得点力」と背中合わせである事も充分認識すべきだろう。
(グループリーグ3試合でFKから2得点という神業の再来を宝くじを待つようにして眺める他ない)


W杯本大会まで残り1年-

ザックJAPANの進化に賭ける道も、3年前に時計の針を巻き戻す道も我々にはまだ残されている。


今一度問う。"貴方はそれでもザックを解任したいですか?"


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こんちには、毎度楽しく拝見させてもらっています。ザック解任論には論外の立場ながら、今の停滞ムードはちょっと気になります。
東アジア選手権が始まりますね、誰得日程やらマンU来日損やら耳にしますが、個人的に楽しみにしております。
今のスタメンにはレベルは劣ってるかもしれませんが、面白パーツが揃ってるかと。
これまでザックに焦らしプレイされてきた選手が、ちぐはぐな連携ながらも、時折ギラつくプレイが見られればと期待してます。
個人的には森重、青山、山口あたりに、センターラインの代表争いに食い込む活躍を、クローザー高橋に5分以上の時間を願っていますw

Re: 徹子ジャパンさん

> こんちには、毎度楽しく拝見させてもらっています。ザック解任論には論外の立場ながら、今の停滞ムードはちょっと気になります。
> 東アジア選手権が始まりますね、誰得日程やらマンU来日損やら耳にしますが、個人的に楽しみにしております。
> 今のスタメンにはレベルは劣ってるかもしれませんが、面白パーツが揃ってるかと。
> これまでザックに焦らしプレイされてきた選手が、ちぐはぐな連携ながらも、時折ギラつくプレイが見られればと期待してます。
> 個人的には森重、青山、山口あたりに、センターラインの代表争いに食い込む活躍を、クローザー高橋に5分以上の時間を願っていますw





コメントありがとうございます。

東アジア選手権については正直、完全に寄せ集めのチームでどこまでのノルマを課していいやら見る側も微妙なところですが・・・(^^;

(ザックJAPANというより完全に原JAPANという感じ?)

とは言えコンフェデには見劣りするものの、アジアで見れば結構いいグループ(顔ぶれ)と3連戦出来るのでベンチメンバー争いには食い込める選手が出てきて欲しいですね。

えっ

いつ乾がJリーグで無双したんですか?

無双なんてした時なんて一度もありませんし
それどころか海外移籍前はベンチ温めてたんですけどねぇ。



えっ

遠藤の守備がJリーグで問題がないってのも間違いです。
J2ですら弱点です。試合見たらすぐ分かることですよ。

いつの間にか移動なさってたんですね。アメブロ時代から拝見させて頂いてます。
相変わらず分りやすい解説をありがとうございます。ご移動されてから今日までの分を晩酌の時の楽しみに仕事を頑張ります(´・ω・`)。スゴくスゴく勝手ですがシーズンが迫ったらの店長さんのマンU、バルサ、バイエルン、ユーベの話をまた聞きたいです。そうでなくても、今日見つけたからにはどんな記事でも楽しみです。お体にお気をつけて頑張ってください。

ぶっちゃけ店長さんって海外のトップクラブと比べてJリーグ見きれてないっすよね

更新ありがとうございます!

店長さんの解説を見させていただいてまた新しい試合の見方が出来そうです!!
ありがとうございますm(_ _)m

日本の1トップは一年後誰になるんですかね??このままなのか、新星か。
寿人が呼ばれない事に疑問を感じる人がいますが、店長のおっしゃる通り今の代表チームとしてのファーストチョイスには異なると僕も思います。
ただ試合後半の一つのオプションとしての寿人ってのもやはり難ありなのでしょうか??

ハーフナーの成長に少し期待しつつも、少し見てみたい気もします…
素人目線かもしれないですがすみません(ーー;)

うん、さすが。店長、やっぱりすごいわ。素直に、そう思いました。
東アジア選手権、いろんな意味で楽しみにしています!

店長、渾身の力作お疲れ様です。
早速、揚げ足取りのksコメントが舞い込んでいますが、代表を批評するのはいろいろと面倒くさいですな~。^^;

CBの展開力の重要性、サイドの突破力不足…知っていた様で知らなかった事をきちんと理解出来た気がします。

店長さんの分析を読んでると、なんだかバルセロナに似ているな~と思いましたね。
理想主義的というか、中央に拘る感じとか、キープレイヤーに依存するところとか、どことなく停滞感のある感じも含めて。(てか、本田が怪我したらオワタですなwww)

いろいろな意見があるんでしょうけど、私としては現有戦力に戦術オプションを付与していって、少しでも勝つ確立を上げていって欲しいなと思います。
3バックやアンカーも良いですし、時には香川をトップ下にしてイケイケな前プレサッカーしたり、守備に難のある遠藤はスーパーサブ的な使い方をしても良いんじゃないかなと。

アジア仕様の勝つサッカーから、世界仕様の負けないサッカーに、どうシフトチェンジしていくのか。
ザックの手腕に注目したいです。

相変わらず適切な解説で、楽しく読めました!

アンカーを置く=守備的になる
という構図が自分の中で勝手にできてしまってたので、
その布陣で今のスタイルを目指せばいいという発想がなかったです(^^;

rage30さんと意見は同じで、僕も現有戦力にオプションをつけていくという強化の仕方をしてほしいですね。
せっかくここまで築いてきたものを崩すのはもったいないですし、何より方向性は間違ってないと僕も思ってます!(^^)

その意味でも柿谷には注目ですね!

素晴らしい考察ですねー。
僕もザック解任には反対ですね。むしろこの3年間の使い方、そしてコンフェデ杯惨敗を含む展開はこれ以上ないものだと思います。一つのチームを作る上で。

僕はサッカーにおいてテンポが非常に重要だと思っています、総合力の戦いだと思っていて、事前の力関係だけでは当然どうなるかわからないけど、最終的に勝ったチームにはその要素が必ずあるわけです。


柿谷のマッチングが日本の攻撃にもたらすメリットは大きいでしょうが遠藤の守備意識はそれで変わるでしょうか?

本田は前プレするでしょうか?


まだまだ我が国は難しい課題を残していると思いますが、「今の攻撃力をなるべく損なわないように守備を改善する」をテーマにすべきだと思いますね。

個人的にはチームモデルはドルトムントなんですが難しいですかねー?

コメント御礼

>え さん

乾についてはJ2時代に香川とのコンビがチームをJ1に押し上げる原動力(47試合20得点)になり、香川移籍後も清武、家長らと攻撃を牽引していたと記憶しています。

ちなみにウィキペデイアによると
>>特に前年香川と共に得点を量産した乾が香川移籍後にようやく調子を上げ、チームの柱として活躍。 (J1.2010年シーズン)

とあります。
これがブンデス移籍へ繋がったと考えるのが自然ではないでしょうか?



>お さん

遠藤の守備については例えばG大阪の試合を見続けているサポーターや遠藤のファンの方に意見を伺うと当然違うものが出てくるかと思うので主観だけで語るのは難しい部分があります。

そこで客観的データであるインターセプト数を持ち出した訳ですが、500人以上が在籍するJリーグでトップ10に入る数値を叩き出す選手を「守備に難がある」としてしまうとそれより下の選手はどうなるのか?という問題があると思います。

もちろん守備はインターセプトだけではないのですが、守備に関するデータ全体で見ても遠藤より凡庸な数値の選手が数百人といるだけに「弱点」とまで言ってしまうとかなり見る側のハードルが高いような気もします。


>玉蹴りピルロさん

引越ししましたので、今後ともヨロシクお願いします。
シーズンプレビュー的な記事もやりたいですね(^^)



>ななしさん

仰る通り、このブログでも何度も言っておりますがJリーグに関しては全然見れていません(^^;

そんなJリーグ素人から見たザックJAPANに関する一意見という事でご了承下さい。


>Gさん

1トップに関しては東アジア選手権次第でしょうね。
ザックの発言からも柿谷に対する期待は高いようですし。
ちなみにマイクについては個人的にはもう諦めてますwww


> onelove2pacさん

今夜の中国戦はツイッター実況しちゃおうかなww



> rage30さん

本田が怪我した場合は、2002年W杯のフランス代表状態になります(爆)
ジョルカエフ=中村堅剛って事でwww

遠藤についてはスーパーサブという訳にはいきません。本田が活きなくなってしまうので(^^;
あくまで遠藤スタメン起用を前提の上で守備を何とかしなくてはならないのが日本代表が抱える事情ですなー・・・。



>dynaさん

アンカーで言うならバルサもブスケスをアンカーに置いているので、ああいうサッカーも出来るといういい見本ですよね。
イコール守備的という話にはならないんですが、どうも日本だとシステムと戦術をイコールで語ってしまう傾向が・・・




>トムさん

遠藤は年齢的に考えて今から激変する事はないと思います(^^;

なので遠藤はああいうプレイヤーだという事を前提にチームをくみ上げていくしかありません。

ドルトムント型のサッカーにする場合はトップ下の本田と遠藤も当然外す必要があるので、現実的ではないでしょうねー。

中盤もスピードと起動力を優先して選ぶメンバーになるのでガラッと変わっちゃいますから。



更新お疲れ様です

こうなったらアンカーを入れて本田にトップ下とCFをやってもらうしかない(笑)

それか12人で試合すれば……

世界は遠いなあ とか チアゴ・シウバはバケモンだなあ とか今回のコンフェデ杯で痛感させられました

佐藤が呼ばれないのにはそんな理由があったとは。

得点力は魅力ですが、チーム戦術が第一ですもんね。

店長のわかりやすい解説いつも楽しみにしてます!

あと1年を残すところで、監督交代はリスキーだと思いますので、解任には反対です。ただ方向性や目指すところはどこなのか、ザック自身はブレていないのかもしれませんが、現実的にある程度ポゼッションができないと、指向するサッカーはできないのではないでしょうか。翻って、コンフェデでは、死に体のイタリア戦のみ、それができていて、あとはできなかった、これが現実です。W杯で、日本よりも格下の相手はまずいないわけで、その相手に対し、どうポゼッションするのか、言い換えれば、どうボールを奪うのか。ボールを奪うための組織的なプレーができあがっているか?というと今のところ、疑問を感じざるを得ません。前プレは、世界レベルでは機能しないかなと。そうなると、よく言われる「自分たちのプレー」は、あきらめなければならなくなると思うのです。極端な話をすると、玉砕覚悟でスタイル重視でいくのか。ある程度、守備的にシフトして、そこそこの成果を得ようとするのか。勝つためには、シフトチェンジせざるを得ないところもあるでしょう。レアルマドリードでさえ、バルサ戦では、相手の良さを消すためのサッカーを選択せざるを得なかったという事実をどう考えるのか。
話は変わりますが、代表のクラブチーム化は、短期的に見た場合は、悪くないかと思いますが、誰か欠けたらそこまでというリスクがつきまといます。また、それを推し進めても、いまから、どれほどの上積みがあるのかと、ほぼ完成しきっているとなると、本大会では…などと考えてしまいます。
まあ、うん十年前からすると、贅沢なことだとは思いますが。

お返事ありがとうございます。

僕は日本人のフィジカル面を考えると、世界で戦う上でどうしても悲観的になってしまいます。そしてそれはあながち間違った見解ではないと思います。

今の形からシフトチェンジは現実的ではないと思いますが、日本人はドルトムントのサッカーを目指すべきだと思うんですけどねー。番狂わせを起こしうる戦術だと思うので。

目標が「勝つ」ことなのか、今のメンバーに「合わせる」ことなのか。無論後者が前提になるのはわかるんですが。難しいですねー。

Re: わさび唐辛子さん

> 更新お疲れ様です
>
> こうなったらアンカーを入れて本田にトップ下とCFをやってもらうしかない(笑)
>
> それか12人で試合すれば……
>
> 世界は遠いなあ とか チアゴ・シウバはバケモンだなあ とか今回のコンフェデ杯で痛感させられました



本田があと3人ぐらいいると全て解決なんですがね・・・www

Re: よういち○こさん

> 佐藤が呼ばれないのにはそんな理由があったとは。
>
> 得点力は魅力ですが、チーム戦術が第一ですもんね。
>
> 店長のわかりやすい解説いつも楽しみにしてます!


まーでも僕個人としてはマイクに一枠割くぐなら佐藤でもいいんじゃないかと思ったり…?(爆)

Re: anonymousさん

まずW杯本大会は間違ってもブラジル、イタリア、メキシコなんていう鬼グループに入る事は100%あり得ません(笑)

これがコンフェデ惨敗をそのままW杯のグループリーグに当てはめられない大きな理由になります。

過去の例を見ても明らかに格上のAクラス(ブラジル、アルゼンチン、オランダ)+欧州のセカンドクラス(クロアチア、デンマーク)+日本と同格か格下(ジャマイカ、カメルーン、オーストラリア)という内訳が現実的です。

よって、もし僕がザックの立場だったらAクラス相手にだけアンカーを入れたオプション布陣で臨み、あとの2試合は現在の方向性で真正面からぶつかればいいと思いますが、いかがでしょう?



> あと1年を残すところで、監督交代はリスキーだと思いますので、解任には反対です。ただ方向性や目指すところはどこなのか、ザック自身はブレていないのかもしれませんが、現実的にある程度ポゼッションができないと、指向するサッカーはできないのではないでしょうか。翻って、コンフェデでは、死に体のイタリア戦のみ、それができていて、あとはできなかった、これが現実です。W杯で、日本よりも格下の相手はまずいないわけで、その相手に対し、どうポゼッションするのか、言い換えれば、どうボールを奪うのか。ボールを奪うための組織的なプレーができあがっているか?というと今のところ、疑問を感じざるを得ません。前プレは、世界レベルでは機能しないかなと。そうなると、よく言われる「自分たちのプレー」は、あきらめなければならなくなると思うのです。極端な話をすると、玉砕覚悟でスタイル重視でいくのか。ある程度、守備的にシフトして、そこそこの成果を得ようとするのか。勝つためには、シフトチェンジせざるを得ないところもあるでしょう。レアルマドリードでさえ、バルサ戦では、相手の良さを消すためのサッカーを選択せざるを得なかったという事実をどう考えるのか。
> 話は変わりますが、代表のクラブチーム化は、短期的に見た場合は、悪くないかと思いますが、誰か欠けたらそこまでというリスクがつきまといます。また、それを推し進めても、いまから、どれほどの上積みがあるのかと、ほぼ完成しきっているとなると、本大会では…などと考えてしまいます。
> まあ、うん十年前からすると、贅沢なことだとは思いますが。

サッカー店長様
コメントありがとうございました。GLの組み合わせに関しては、仰るとおりだと思います。
メキシコの実力をBクラスと見るかどうか、というところはあるかと思います。メキシコに限定する必要はないのですが、メキシコ相手の試合でも、疑問符が…、という内容を見ると
心配の種は尽きないというところでしょうか。
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